確定拠出年金(iDeCo)

【イオン銀行】個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を徹底解説。SBI証券、マネックス証券とも比較。

投稿日:2017年6月28日 更新日:

2017年7月3日より取扱いが始まったイオン銀行個人型確定拠出年金(iDeCo)を解説します。

SBI証券マネックス証券楽天証券松井証券とならび運営管理機関手数料が無条件で無料となります。

無条件での運営管理機関手数料無料化は、銀行としてはイオン銀行が初めてとなります。

[最終更新日:2018年7月30日] 比較として記載しているマネックス証券で取扱っているeMAXIS Slimの信託報酬引下げを反映。

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イオン銀行の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)

イオン銀行は「受付金融機関」として、みずほ銀行(運営管理機関)と提携して運用する形態になります。

以下、iDeCo加入者数業界1位(2017.12末時点)SBI証券、及び本サイトが最強のプランとしておすすめしているマネックス証券とも比較しながら解説します。

手数料・受給制度の比較

各種手数料、及び受給制度をまとめます。

*手数料は税込み表示。

  イオン銀行 SBI証券 マネックス
証券
加入者年間
手数料合計
2,004円
2,004円 2,004円
運用指図者
(*1)
年間手数料
合計
768円 768円 768円
個人型
加入時
手数料
2,777円 2,777円 2,777円
他の金融機関
への変更時
無料 4,320円 4,320円
還付手数料
(*2)
1,461円 2,109円 1,461円
[給付]
一時金と年金
の併給
可能 不可 可能
(10%刻み)
年金給付 5~20年
(1年単位)
5,10年
の選択
5~20年
(1年単位)
記録関連
業務
JIS&T SBI
ベネフィット
システムズ
JIS&T
商品数
(元本確保
型含)
24 67 22

年間手数料は、SBI証券、マネックス証券と同様、最低額の年額2,004円です。
*運営管理機関手数料は無料ですが、どこの金融機関でも国民年金連合会、信託銀行への手数料として年間2,004円は必ずかかります。

手数料に関しては、他の金融機関への移管時手数料が異なる程度で、他は概ね同じです。

もはや運営管理機関手数料無料は当たり前、有料の金融機関に加入する意味はないと言っても良いでしょう。

受給関連は、記録関連業務がJIS&T(マネックス証券、楽天証券、野村證券等と同じ)で、併給も可能など自由度の高い受給制度になっています。

以上、手数料・受給制度に関して、イオン銀行は全く問題ありません。

 

インデックスファンドの信託報酬の比較

手数料とならんで重要なのが商品(ファンド)の信託報酬。
*信託報酬とはファンドを所有している間、常にかかる手数料で、当然低い方がお得なファンドという事になります。

インデックスファンドの信託報酬を各投資対象(アセットクラス)毎に比較してみます。

*各アセットクラスで最も信託報酬が低いものを赤字で示しています。

  イオン銀行 SBI証券 マネックス
証券
国内債券 0.1512% 0.1296%
0.1296%
国内株式
(TOPIX)
0.1674% 0.1728%
0.1674%
先進国債券 0.1836% 0.2268%
0.1836%
先進国株式 0.2160%  0.20412%
0.11772%
新興国債券 0.5616% 0.5616%
0.2376%
新興国株式 0.5886% 0.594%
0.20412%
国内REIT 0.2700% 0.2700%
0.2700%
先進国REIT 0.2916% 0.3024%
0.3024%
バランス型
(8資産均等型)
0.2376%
0.2376% 0.17172%

殆どのアセットクラスで信託報酬最安値のマネックス証券には負けますが、SBI証券とは概ね同レベルと言って良いでしょう。

イオン銀行のインデックスファンドの信託報酬は、最安値ではありませんが、十分低い部類になります。

 

イオン銀行iDeCoの取扱商品

商品の一覧を表にまとめます。
*2018.2.22より7商品が追加されました。

資産クラス ベンチマーク 商品名 信託報酬
インデックス型
国内債券 NOMURA-BPI総合 たわらノーロード 国内債券 0.1512%
国内株式 TOPIX DIAM DC 国内株式インデックスファンド 0.1674%
先進国債券 FTSE世界国債 たわらノーロード 先進国債券 0.1836%
先進国債券 FTSE世界国債 たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり> 0.2160%
先進国株式 MSCIコクサイ たわらノーロード 先進国株式 0.2160%
新興国債券 JPモルガンGBIEM 三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド 0.5616%
新興国株式 MSCI EM DIAM新興国株式インデックスファンド<DC年金> 0.5886%
国内REIT 東証REIT たわらノーロード 国内リート 0.2700%
先進国REIT S&P先進国REIT たわらノーロード 先進国リート 0.2916%
バランス 株式30% マイバランス30(確定拠出年金向け) 0.2376%
バランス 株式50% マイバランス50(確定拠出年金向け) 0.2484%
バランス 株式70% マイバランス70(確定拠出年金向け) 0.2592%
バランス   たわらノーロード バランス(8資産均等型) 0.2376%
アクティブ型
国内株式   ひふみ年金 0.8208%
国内株式   フィデリティ・日本成長株・ファンド 1.6524%
海外株式   ピクテ・グローバル・インカム株式ファンドDC(愛称:グロインDC) 1.05732%
海外株式   フィデリティ・米国優良株・ファンド 1.6092%
海外株式   フィデリティ・欧州株・ファンド 1.6200%
バランス   イオン・バランス戦略ファンド(愛称:みらいパレット) 0.9504%
バランス   投資のソムリエ(ターゲット・イヤー2035) 0.8100%
バランス   投資のソムリエ(ターゲット・イヤー2045) 0.8964%
バランス   投資のソムリエ(ターゲット・イヤー2055) 0.8964%
コモディティ
国内株式   iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし) 0.5038%
元本確保型
元本確保   イオン銀行iDeCo 定期預金5年 0.05%

 

インデックスファンド

主な資産クラスのファンドは揃っています。

強いて言えば、日経平均株価や米国株式に特化したインデックスファンドはありませんが、日経平均株価はTOPIXで、また、先進国株式(MSCI Kokusai)のうち60%以上が米国株式ですので、得にこだわりの無い方であれば問題ないでしょう。

信託報酬は、前述のように比較的低コストのファンドが多く、特に国内株式(TOPIX)は、最低水準のDIAM D C国内株式インデックスファンドをラインアップしています。

 

たわらノーロード バランス(8資産均等型)

国内・先進国・新興国の債券、株式に国内・先進国のリートを加えた8資産に均等に配分するバランスファンドです。

バランスファンド8資産均等型

 

8資産均等型は、多くの運用会社から販売されていますが、その中でもたわらノーロード バランス(8資産均等型)は、信託報酬0.2376%と比較的コストの低い部類に入ります。(マネックス証券のeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)の0.1728%には負けますが)

1本で、多くの資産に分散投資できる、とても便利なファンドです。

 

マイバランス・シリーズ

インデックス型バランスファンドです。株式比率に応じた3種類の商品があり、信託報酬は0.2376~0.2592%と低コストに抑えられています。

投資対象は、国内債券(NOMURA-BPI)、国内株式(TOPIX)、先進国債券(FTSE世界国債インデックス)、先進国株式(MSCI-KOKUSAI)となっています。

  信託報酬 株式
比率
国内
債券
国内
株式
先進国
債券
先進国
株式
マイバランス
30
0.2376%
30% 55% 20% 15% 10%
マイバランス
50
0.2484%
50% 40% 30% 10% 20%
マイバランス
70
0.2592%
70% 20% 45% 10% 25%

若干、国内の比率が高くなっていますが、シンプルな4資産、信託報酬も十分低水準で、使いやすそうなバランス型インデックスファンドです。

 

 

イオン銀行 iDeCo 商品ラインアップのまとめ

インデックスファンドは、主なアセットクラスのファンドをラインアップしており、その信託報酬も比較的低コストとなっています。

バランス型インデックスファンドも、低コストのたわらノーロード バランス(8資産均等型)マイバランス・シリーズ(野村アセットマネジメント)があります。

アクティブファンドでは、人気のひふみ年金をラインアップしています。

そして、何気に嬉しいのは、定期預金金利が0.05%と他の金融機関より高めに設定されている事。プレスリリースにも、"定期預金金利を高水準に設定"と謳っています。但し5年定期と長期である事に注意して下さい。

中には、個人型確定拠出年金(iDeCo)所得控除だけが目的で、運用は元本保証の定期預金でという方もいらっしゃるかと思います。そういう方にとっては有難い商品です。

商品ラインアップとして、多すぎず、少なすぎずの商品数、比較的低コストの信託報酬と申し分ないものになっています

 

ロボアドバイザー SMART FOLIO<DC>

みずほ銀行が提供するロボアドバイザー、SMART FOLIO<DC>が使用できます。

ご自分の年齢、収入、金融知識など簡単な質問に答えるだけで、最低なポートフォリオ(商品の組合せ、配分)を提案してくれます。

上表のようにイオン銀行のiDeCoでは、殆どが低コストの商品ですので、間違って地雷を踏む(高コストの投資信託を購入してしまう事)可能性は少なく、安心して利用できます。

初めて投資する方は、ロボアドバイザーが提案するポートフォリオを参考に、自分の好みに応じたポートフォリオに変えていけば良いでしょう。

 

申込方法

ウェブサイトからの申込になります。

イオン銀行公式サイトに移動し、"iDeCoお申込み"をクリックし、所定の項目を入力、そして印刷後、署名・捺印して郵送するだけです。

 

まとめ

運営管理機関手数料が無条件で無料、かつ低コストの商品ラインアップと十分魅力ある個人型確定拠出年金(iDeCo)プランです。

個人型確定拠出年金(iDeCo)は、SBI証券楽天証券マネックス証券松井証券、そしてイオン銀行の5強と言っても良いでしょう。

その中で、証券会社はなんとなく怖い、抵抗があるという方にとってお薦めなのがイオン銀行
(本当は証券会社、怖いところではありませんよ!)

みずほ銀行との提携で運用するイオン銀行のiDeCoなら、安心して申込めるのではないでしょうか?

そして、iDeCoでもう一つ重要なのは、金融機関だけでなく、その記録管理運営管理機関です。イオン銀行のiDeCoは、確定拠出年金で多くの実績(りそな銀行、みずほ銀行、野村證券、楽天証券、マネックス証券など)があるJIS&Tが管理しますので安心です。

公式サイトイオン銀行のiDeCo

なお、徹底的にコスト(信託報酬)にこだわるなら本文中にも記載したマネックス証券がお勧めです。
公式サイトマネックス証券 iDeCo

 

SBI証券マネックス証券楽天証券イオン銀行松井証券をより詳しく比較した記事が↓になります。
参考記事[完全版] 個人型確定拠出年金(iDeCo) SBI証券、楽天証券、イオン銀行、マネックス証券、松井証券 徹底比較。

 

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