50代からの資産運用について考える。投資って必要なの? その前に自分のキャッシュフローを作りましょう。

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50歳を過ぎると、サラリーマンであれば定年退職も間近、そろそろ老後資金について真剣に考えなければいけない時期です。

かといって、焦って投資するのは禁物。最悪、老後破産、下流老人にまっしぐら、なんて事にもなりかねません。

官民一体となって「貯蓄から投資へ」という動きがありますが、その流れに安易に乗るのではなく、本当に投資が必要なのか、それによるリスクを負う必要があるのか十分に考える必要があります。

その為には、先ず、自分の資産を把握し、そして老後に必要な資金を計算する事から始めましょう。

キャッシュフローの作成

bunbougu_dentaku

最初にやるべき事はキャッシュフローの作成です。

キャッシュフローといっても、そんなに難しく考える事はありません。エクセルなどの表計算ソフトで、各年(年齢)の収入・支出、そして資産残高の見込額を書いていくだけです。

若い方と違い、会社からの退職一時金、企業年金、そして将来受給できるであろう公的年金額も、ある程度予測がつきます。そして、子育て、マイーホームなどの大きな支出も見通しがつきます。

かなり精度のあるキャッシュフローが作成できる筈です。公的年金は「ねんきんネット」に登録すれば、いつでも将来の支給額を確認出来ます。

このキャッシュフローで資産残高が0になった時、それが、今のあなたの資産で生活出来るであろう年齢です。これが80歳にも満たなかったら、さすがに不安ですよね。90歳、いや100歳ぐらいまで資産が残れば安心です。

インフレを考慮する

収入がなくなった時、怖いのはインフレです。

例えば、インフレ率2%だとしましょう。今1万円の支出で済んでいるものが、20年後には1.5万円に、35年後には2倍の2万円にもなります。

勿論、年金もインフレ率に応じて受給額が上がっていけば問題ないのですが、マクロ経済スライドにより、年金額はインフレ率からスライド調整率を引いた分しか上昇しません。

年金額 = 現時点での受給見込み額 x ( 1 + インフレ率) x ( 1 – スライド調整率)

詳しくは、↓の記事を参考にして下さい。

本当に必要な老後資金(1) ~インフレを考慮した年齢別の必要資金~
老後資金って一体いくら必要なのでしょうか? ネットで検索すると、3,000万円必要とか、いろいろな情報が溢れています。しかし、どれもインフレ...

さて、最初に作ったキャッシュフローに、インフレ率を入れてみましょう。(インフレを考慮していない)毎年の支出額に対して、n年後の支出は、(1+インフレ率)nをかけた値になります。

そして、公的年金の見込額についても、上記式でインフレ、及びスライド調整率を見込んだ受給額にしましょう。

勿論、その時点で保有している資産に対しても、運用利回りを考慮する必要があります。運用利回りもインフレ率に応じて変わっていきます。取りあえず、投資などは考えず、定期預金などの利回りを入れてみてはいかがでしょう。

ここで、インフレ率、スライド調整率、運用利回りをいくつにするのか迷うところですが、これだけは、誰にもわかりません。あなたが納得できる数字を使うしかありません。

因みに、「しんたろう」の場合、インフレ率 2.0%、スライド調整率1.3%をベースに計算しています。インフレ率、スライド調整率を変数として、ここに入力する数値を変えれば、シート全体に反映されるようしておくと便利でしょう。

*さらに言えば、年金受給時の税金なども考慮する必要があります。

資産運用

さて、ここからが本題の資産運用の話です。

その前に、キャッシュフローを作ってみて、あなたの老後資金はどうでしたか?

90~100歳まで生活できるだけの十分な資産があるという結果になりました? 

それとも80歳前に資産が底をつくような結果?

老後資金が全く足りない方

binbou_man

資産運用を考える前に、収入を増やすか、支出を減らすかの検討をしましょう。

足りない分を資産運用で増やそうなんて考えはリスクが大きすぎます。労働に勝る資産運用はありません(「人生一か八かと考える方を除く)

60歳で定年退職ならば、再雇用制度、あるいは、他の仕事に再就職など、定年後も収入を得る手段を考えた方が現実的です。

そして支出。可能な限り削るのは良いのですが、削りすぎて非現実的な質素な生活になってしまっては、決して幸せな老後生活は送れません。

老後資金は十分所有していると判断された方

money_toushi_seikou

無理に、投資などリスクのある資産運用をする必要はないと思います。

まあ、それだけの資産を築き上げた方でしたら、それなりの金融リテラシーをお持ちでしょうし、「しんたろう」なんぞか、コメントできるような立場ではありません。

今の資産でも質素な生活ならなんとかなるが、もう少しゆとりのある老後生活を送りたいという方。

特にサラリーマンを長くやっていた方、老齢厚生年金も支給されますし、多くの方が、ここに属するかと思います。「しんたろう」もその一人です。

こんな方こそ、資産運用が重要になってきます。

最低限の資産は安全資産(元本確保資産)で確保する

先ず、最低限生活できるレベルの資産を定期預金等の元本確保型資産で運用します。

投資関連の本の中には、「預金バカ」なんて刺激的なタイトルのものもありますが、バカで結構

勿論、定期預金といっても、近所にある銀行やメガバンクに預けるのではありません。本サイトでも紹介していますが、年利0.20%以上の銀行・信用金庫がたくさんあります。

手間を惜しまず、高金利の定期預金に預ける事が一番です。また、キャッシュバック・キャンペーン狙いの個人向け国債でも良いでしょう。

そして、こうやって、常に高金利の定期預金を渡り歩いていけば、今までの実績ではインフレに負ける事はありません。

定期預金はインフレに負けるのか? 答えはNo! データでお見せします。
最近、"これからインフレになったら銀行に預けたって実質目減りするだけですよ。”という言葉をよく聞きます。投資を勧めるセールスのうたい文句にな...

ただ、中野晴啓氏が、その著書「投資信託はこうして買いなさい」で書いていますが、

物価が上昇する一方で、金利がほとんど上がらないという、経済の教科書ではありえないケースが、これから起こることも十分に考えられます。

これだけは、ちょっと心配ですが。

+αのゆとりを目指して投資する、そして投資を楽しむ

最低限生活できる資産を確保した上での投資ならば、リスクを必要以上に恐れず、より豊かな生活を目指して投資を楽しむ事が出来ます。

最悪のケースを考えた時、その最低限の生活でも仕方ないと思える方は、よりリスクをとる事が出来ます。最低限の生活は避けたいと思えば、リスクを抑えた投資を行うべきでしょう。

投資を始める前に、最初にリスクについて理解する必要があります。

投資における期待リターンとリスクの考え方
投資する場合、リターン(利益)に対して、どれだけのリスク(損失)があるかを十分に理解しておく必要があります。投資におけるリターン・リスクの基...

リスクを抑える方法は、投資対象だけに限った話ではありません。余裕資金のうち投資にまわす金額を抑える事でもリスクを下げる事が出来ます。

総資産額のうち投資にまわす比率を考える。投資資金と安全資産。
投資する上で最も重要なのは、そのリスクに耐えうるだけの余裕資産があるか、言い換えれば、リスクによる損失を許容できる範囲内で投資するという事で...

リスクは抑えたい、だけど債券には投資したくないという方であれば、投資資金を減らした上で、それを全額、株式にまわせば良いのです。

「しんたろう」の投資スタイルは、株式、特に先進国株式を中心としたアセットアロケーションとし、これだけ見ればリスクは高いのですが、その分、実際に投資する資産は、余裕資金の一部とする事でリスクをコントロールしています。

そして、仮に大暴落が来たとしても、それを楽しむことが出来るように、投資準備金も確保しています。

投資には必ず終わりがある。リタイア世代にとって、○○ショックが来るかもしれないと思えば一括投資は出来ない。
「しんたろう」は、サラリーマン時代、確定給付型企業年金から確定拠出年金への制度変更があったため、確定給付型の資産が移行され、(「しんたろう」...

あくまで、+αを目指す投資であって、投資に人生を賭けている訳ではありません。

50代からの投資は、これで一儲けするというより、楽しむ事に主眼を置いて、あわよくば豊かな老後生活を得られるかな、というぐらいのスタンスで行ってみてはいかがでしょう?

勿論、初めて投資を行う方は、先ずは少額の投資から。

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