投資信託を初めて購入しようと考えている方へ(2)

スポンサーリンク

スポンサーリンク

シェアする

前回の記事(↓)に続き、初心者の方でも理解できるよう投資信託について説明していきます。
投資信託を初めて購入しようと考えている方へ(1)

基準価額

基準価額というのは、その投資信託時価です。

個別銘柄の株式はリアルタイムに変動しますが、投資信託の場合は1日毎に変わります。

投資信託では、口数という単位を使用します。株式でいう株数の事です。

1口=1円のものもあれば、1口=10,000円のものもあります(多くは1口=1円です)。そして基準価額は、1口=1円のものであれば10,000口あたりの価額で表記されます。

<<注意>>
同じ先進国株式に投資する二つのファンドA、ファンドBがあったとします。ある日の基準価額がファンドAが15,000円。ファンドBは8,500円。ファンドAの成績が良いんだな、と勘違いしないでください。ファンドの基準価額は、設定日(運用が開始された時)を10,000円としてスタートします。例えば、リーマンショックで株価が大暴落する前に設定されたファンドは、株価が高いところでスタートしますので、現在の基準価額は低くなります。一方、大暴落した後で設定されたファンドは、現在の基準価額は高くなります。
投資信託を選ぶ際、その時の基準価額が高い、低いは全く気にする必要はありません。

投資信託の手数料

投資信託には手数料がかかります。

購入時手数料

購入時に支払う手数料です。前回も書きましたが、購入する証券会社・銀行により購入時手数料が異なる場合がありますので、注意しましょう。

高いものでは3%代ぐらいでしょうか。購入時手数料3%の投資信託を100万円購入すると、いきなり97万円になっちゃうわけです。

最近では、購入時手数料無料(これをノーロードと言います)の投資信託が増えてきています。特にインデックス型の投資信託をネット証券で購入する場合、その多くがノーロード、すなわち手数料無料で購入できます。

当然、購入時手数料は安い方が良いですし、ノーロードが一番です。同じ投資信託を手数料の安いネット証券で買うのも、高い銀行で買うのも、その後の運用成績に差がつくなんて事はありません。買ってしまえば同じ商品です。

信託報酬

これは運用管理費の事で、投資信託を保有している間ずっとかかる費用です。

購入時手数料のように、はっきりとわかる形で取られるのではなく、日々の基準価額から信託報酬(運用管理費)分が差し引かれていることになります。

信託報酬は高いもので2~3%(年率)ぐらいでしょうか。安いと0.1%代(国内債券インデックス)のものもあります。

当然、アクティブ運用型投資信託の方が高めに設定されます。前回の記事で、アクティブ運用は平均を上回るよう運用すると説明しましたが、既に信託報酬の差分だけ平均点からマイナスのところからスタートしなきゃいけないんです。これが、アクティブファンドインデックスファンドに勝つことが難しい理由の一つでもあります。

投資信託は預貯金と違って価格変動が大きく「良い時は年利数%、あるいは10%以上も上昇したりするんだから、これぐらいの差気にしなくても」と思うかもしれませんが、折角、定期預金で増やした0.1%の利息を、こんなところで無駄にしたくないですね。長い目で見ると信託報酬のわずかな差がジャブのように効いてくる事になります。

後、信託報酬は各投資信託目論見書(商品のパンフレットです)などに明記されていますが、実際には、この他にも手数料がかかります。これは決算毎に発行される運用報告書に記載されています。これを含めた実質の手数料で比較する必要があります。

信託財産留保額

通常は、売却時にとられる手数料です。(一部の投資信託では購入時にかかる場合もあります)

但し、手数料といっても、その投資信託を保有している方の資産となるもので、運用会社や販売会社に取られるわけではありません。

どなたかが投資信託を解約すると、運用会社は株や債券を売却する必要があり、その時に経費がかかります。その分を、(保有している人に迷惑が掛からないよう)解約する人に負担してください、というのが信託財産留保額です。

信託財産留保額は無しのものから高いもので0.数パーセントでしょうか。

短絡的には無しの方が良さそうに見えますが、どうでしょう?

頻繁に売買を繰り返す人、長期で保有する人、信託財産留保額が無しという事は、結局は、頻繁に売買を繰り返す人にかかった経費を、長期で保有する人が負担するという事でもあります。

主なインデックスファンドの信託報酬、信託財産留保額については↓の記事にまとめてありますので、ファンド選びの参考として下さい。
参考記事インデックスファンド・コスト比較

またアクティブファンドでも、最近低コストの商品が出てきています。これらのファンドをまとめたのが↓の記事になります。
参考記事低コスト・アクティブファンド徹底比較 ~インデックスファンドに勝てるのか?~

分配金

投資信託の中には、毎年、半年、あるいは毎月分配金を出すものがあります。

分配金、もらえるとうれしいですよね! 特に、毎月の定収入が無い方にとっては。それに、分配金って、運用して利益が出たからもらえるんだな、と思いますよね。

だけど、必ずしもそうとは限りません。

あなたが出した元本の中から分配金をだす場合だってあるのです。これを特別分配金と言います。要は、自分で出したお金を、ちょっとずつ戻してもらっているだけなのです。しかも信託報酬という名の手数料を取られながら。

分配金あり、特に毎月分配型投資信託を購入する場合は、どういう分配金なのか、ちゃんと確認しましょう。

また、これから資産を築き上げていこうと思っている方にとっても、分配金は有難迷惑なものです。分配金を出すぐらいなら、その分を資産に組み入れて投資してもらった方が、税制上も有利になります。なぜなら、分配金を出した時点で、それに対して税金が徴収されるからです。(特別分配金には税金かかりません)

投資信託のメリット・デメリット

メリット

  • 100円と少額から日本全体、あるいは全世界、そして、あらゆる資産(株、債券、不動産など)に分散して投資する事が出来ます。
    これが投資信託の最大のメリットと言えます。
    個別の株式投資や債券投資で世界中に投資しようと思ったら、巨額の資金が必要となります。
  • 自分自身で、あまり勉強・研究しなくても専門家が運用してもらえます。そして初心者とベテランとの差がないのも魅力と言えます、
    *しかし、最低限の知識、自分なりの方針、損失のリスクを背負う覚悟は必要です。
     損したからと言って、販売会社や運用会社に泣きついてもどうしようもありません。すべて自分の責任です。

デメリット

  • 保有するのに手数料がかかります。
    だからこそ、購入時手数料信託報酬の安いものを購入しましょう。
  • 個別株取引のようにリアルタイムに売買は出来ないですし、指値(値段を指定して買う事)での売買も出来ません。
    もし、何か株価等に影響を与えるであろう大きなニュースがあった時でも、すぐに売買する事が出来ません。
    しかし、長期積立投資を行っている方にとっては、これはメリットでもあります。日々の小さな動きに惑わされることなく積立できます。また、本業の仕事にも専念できますし。

最後に

どうでしょう、だいたいご理解いただけたでしょうか?

とにかく、重要な点は、

どんな投資信託を購入するにしろ、絶対儲かるなんて事は決してありません今まで、これだけの利回りで運用できてますよ、と言われても、それは過去の話です。将来を正確に予測することは誰にも出来ません。

最後は、ご自身の責任で判断してください

投資のリターンとリスクについて↓の記事で解説しています。リターン・リスクの把握、そしてアセットアロケーションこそが投資する上で最も重要な事です。
参考記事投資における期待リターンとリスクの考え方
参考記事投資におけるアセットアロケーションとリターン・リスク

そしてインデックスファンドの選び方については↓の記事も参考にして下さい。
参考記事初心者のインデックスファンドの選び方。~初めてインデックス投資を行う方へ~

またバランス型インデックスファンドは↓の記事にまとめてあります。
参考記事バランス型インデックスファンド徹底比較

投資信託を購入するなら、100円から投資が可能で、楽天スーパーポイントでも投資信託が購入できる楽天証券がお勧めです。

 

また、初めて投資、特に投資信託で投資する方は、個人型確定拠出年金(iDeCo)を利用するのも良いでしょう。所得のある方なら(所得税・住民税を納めている方)、その税金が拠出額に応じて還付されます。お勧めは手数料が安い、マネックス証券楽天証券イオン銀行SBI証券です。

マネックス証券 公式サイト マネックス証券 iDeCo
楽天証券 公式サイト楽天証券 確定拠出年金
イオン銀行 公式サイトイオン銀行のiDeCo
SBI証券 公式サイトSBI証券 個人型確定拠出年金

スポンサーリンク
アドセンス336
アドセンス336

応援お願いします。
にほんブログ村 その他生活ブログ 資産運用へ にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ にほんブログ村 その他生活ブログ 家計管理・貯蓄へ

シェアする

フォローする