「新・投資信託にはだまされるな!」(著者 竹川美奈子)を読んで

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「新・投資信託にはだまされるな!」(著者 竹川美奈子、ダイヤモンド社)

tousi_takegawa

「新・投資信託にはだまされるな!」を読んでみました。著者は、先日紹介した、「個人型確定拠出年金 iDeCo 活用入門」と同じく、竹川美奈子氏です。

前半は、高金利定期預金とセット販売の投資信託、毎月分配型、通貨選択型など、買ってはいけない投資信託の説明、そして、アクティブ型とパッシブ型の比較、インデックス投資を使った分散投資・長期投資の勧めみたいな感じで進んでいきます。最後は、世代別の投資信託の活用法、そしていくつかのQ&Aで締めくくります。

証券会社の投資信託ランキングを見ると、相変わらず、毎月分配型やハイイールド債券のブラジル・レアルとか、良く売れているみたいですね。確かに、騰落率数十%のなんてのもあり、そこだけ見たら買ってしまう気持ちも分からないではないですが、問題は、そのリスクをちゃんと理解して買っているかどうか。

仕組みが複雑であればあるほど、「頭のいい人たちが、良く分からないけど何かスゴイ事やって、絶対儲けるような仕組みを考えているんだ」って思ってしまうんじゃないかな。

また、高金利定期預金と投資信託とのセット販売、「しんたろう」も昨年、退職者優遇金利定期預金を預けに、いくつかの銀行を回りましたが、必ず勧められます。「ノーロードのインデックス投資信託しか買わない主義です。」って言うと、それ以上、しつこい勧誘はなかったですけど、大切な退職金を、高い購入時手数料・信託報酬のファンドに突っ込んじゃう方もいるんでしょうね。勿論、これも納得されて買ったのであれば問題ないのですが。

本書で最も共感できたのは、

・お金がたくさんある人は無理に運用しなくてもOK

・リタイア後は毎年「低率で」引き出すしくみをつくりましょう

そう、十分老後資金を持っている方が、わざわざリスクをとる必要ないと思います。「しんたろう」のように、お金がちょっと足りないから、その分をリスクをとってまで投資するのであって、もし、「しんたろう」も、これで十分と思える資産になったら投資をやめます。(少しは楽しみと・ボケ防止もかねて残すでしょうけど)

だけど、実際は、お金持ちほど、もっと増やそうと投資しているのかもしれませんね。

それと、低率で引き出す方法が正しいかどうかは、未だ「しんたろう」にはわかりませんが、出口にまで言及している点は素晴らしいと思います。

一方、ちょっと気になったのは、(この本に限った話ではないですが)

各アセットクラス、及びそれらを組み合わせた場合の資産価値の推移のグラフが記載されているのですが、基準点が1969年。さすがに1969年から見れば、どのアセットクラスも大きくプラスリターンになっています。ただ、ここ15年ぐらいは伸び悩んでいるのも事実で、ここにも言及して欲しかったかな。

要は、これから日本・世界経済が成長していくと思えば投資する、そう思わない方は投資しない方が良いと。

いずれにせよ、これから投資信託を使った投資を始めようと思っている方、特に退職金などの大金を持って銀行に行かれる方、銀行に行く前に是非読んで欲しいお勧めの一冊です。

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