【インデックスファンド】信託報酬引下げ競争 0.001%の差について思う事。

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先日、ニッセイアセットマネジメント<購入・換金手数料なし>シリーズの信託報酬引下げを発表しました。

参考記事ニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズ 5本の信託報酬が引き下げられます。全て最低水準の信託報酬に!

この引下げられた<購入・換金手数料なし>シリーズは、全て現時点で業界最安値の信託報酬となります。

但し、競合他社との差は0.001%(税抜き)。

それでも、ニッセイAMの最低水準の信託報酬を実現するという強い意気込みを感じられ、(すいさんさんも仰られているように)何より、<購入・換金手数料なし>シリーズを保有している方にとっては、今回の引下げが大きな安心感にもなった事と思います。

すいさくさんの記事ニッセイさんは3度の信託報酬率引き下げで「ブランド」を築いた!?

一方で、今回の0.001%刻みの信託報酬争い、それって意味があるのか、「しんたろう」が思う事を取り留めもなく書いてみました。

まあ、たいそうな事ではなくただ興味があった事を計算しただけですが。

信託報酬 0.001%争いの意味について。

以下、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドを例にとり計算してみます。<購入・換金手数料なし>シリーズでは最も純資産総額の大きなファンドです。

0.001%引下げにかかるコスト

今回の引き下げに関して、(勝手な推測ですが)ニッセイAM内でも他社と同レベルとするか、0.001%でも低くするか議論があった事と思います。

この0.001%の差で生じる損失(運用・販売会社側からみた損失・コスト)はいくらになるのでしょう?

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの純資産総額は65,100百万円(2017/10/13時点)

これの0.001%なので65万円です。

年間65万円のコストで、最安値の称号・ブランドを手に入れる事が出来、これで今後の販売額が伸びるのなら、たいした額ではないですね。(内、ニッセイAMの負担は半分)

勿論、ファンドは他にもありますが、<購入・換金手数料なし>シリーズで現在運用されている9本のうち、純資産総額では、その半分以上を外国株式が占めていますので、全て合わせても100万円程度の負担です。

0.001%って基準価額にするといくらになる?

0.001%といえば、ちょうど都市銀行の普通預金金利と同じですが、これが、その分、我々投資家の年間リターンに上乗せされる事になります。

この差がどれだけ基準価額に上乗せされるか計算してみます。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの基準価額は14,691円(2017/10/13時点)

仮に純粋な運用によるリターンが0、そして信託報酬以外のコストも無しとして計算すると、1年後の基準価額は、信託報酬分だけが引かれる事になります。そして、0.00108%(税込)の差は、基準価額にすると0.16円の差にしかなりません。

例えば、iFreeの0.2052%、ニッセイの0.20412%で比較すると、それぞれの基準価額は、14660.85と14661.01になり、その差0.16円という事です。小数点以下四捨五入すると同じです。

通常、基準価額は1円単位(1万口)でしか表示されませんが、1年間でも、この0.001%の信託報酬の差は、(1円単位の)基準価額には見えない程度の差しかないという事です。

尚、信託報酬は日々引かれるわけで、日々の基準価額の差はさらに微々たるものになります。実際の計算方法がどうなっているのかは知りませんが、最終的には、ちゃんと(投資家から見て)0.001%得する事になるのでしょう、きっと。

ただ、0.001%の差というのは、その基準価額の小数点以下の端数を気にしなきゃいけないレベルだという事です。

以前、計算した金額指定購入時の端数の取扱いにも通じるところがあるかな?
参考記事100円からの投資信託購入、実はものすごくお得なんです。金額購入時の端数処理に注意。

これが悪しき前例になりやしないか? そして信託報酬引下げも終焉?

今回、ニッセイAMが0.001%だけ他社より下げた事で、今後、例えば、最低水準を目指すと公言している(保証はしていませんが)eMAXIS Slimも、さらに0.001%だけ下げれば良い事にもなりかねません。その為のコストは前述のように大きなものではありません。

そして、著名なFPであるカン氏は下記の記事で「最終局面」と表現していますが、

参考記事ニッセイアセットマネジメントが再度、信託報酬を引き下げ!(低コスト競争はいよいよ最終局面に)

これで、信託報酬の引下げ競争も事実上終わりになるのかもしれません。

既に先進国株式インデックスファンドでいえば0.20%(税抜)を割るところまで来ていますので、後は、運用会社の統合、そして巨大な純資産額を持つファンドの登場がなければ、これ以上の引き下げは難しいのかもしれません。

以上、「しんたろう」は、0.001%刻みの引き下げ競争より、実質コストの削減、そして何よりインデックスにそった安定した運用を期待します。

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