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【インデックスファンド評価・解説】eMAXIS NYダウインデックス。(つみたてNISA対応)

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米国の株式に投資するインデックスファンドeMAXIS NYダウ・インデックスについて解説します。

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*本記事は基本的に2019年5月10日時点の情報に基づき記載しています。
[最終更新日:2019.5.10]初版

eMAXIS NYダウインデックスの基本情報

eMAXISシリーズは、三菱UFJ国際投信が運用するインデックスファンド・シリーズで、「幅広い品揃え」と「低く設定された信託報酬」を特徴とします。2017年2月のeMAIXS Slimシリーズ登場により、信託報酬は割高となってしまいましたが、eMAXIS Slimにはラインアップされていないインデックスも多く「幅広い品揃え」という点では未だ価値ある存在です。

今回解説するのは、米国株式に投資し、NYダウとの連動を目指すeMAXIS NYダウインデックス。尚、NYダウeMAXIS Slimシリーズにはラインアップされていません。

先ず、eMAXIS NYダウインデックスの基本情報をまとめます。

運用会社 三菱UFJ国際投信
設定日 2013年8月7日
運用形態 インデックスファンド
投資形態 ファミリーファンド
ベンチマーク NYダウ[ダウ・ジョンーズ工業株価平均](配当込)
購入時手数料
信託財産留保額
信託報酬(税込) 0.648% 
実質コスト 0.696%
純資産総額 87.96億円(2019.5.9時点)
(マザーファンド) 純資産総額 174.7億円(2019.1.28時点)
分配金実績
つみたてNISA 対象商品(*)
SBI証券ポイント還元年率 0.10%
(対象投資信託1,000万円以上保有で0.20%)
楽天証券ポイント還元年率 0.048%

(*)つみたてNISAでは指定インデックスとしてNYダウが認められていない為、アクティブファンドとして認定されています。

 

投資対象

ベンチマークNYダウ[配当込]で米国株式に投資します。

*2019.7よりベンチマークは配当込となります。

*インデックスファンドのベンチマークは[除く配当]と[配当込]の2種類ありますが、[除く配当]だからといって(過去において)運用成績が劣るという事はありません。詳細は下記記事を参照して下さい。
参考記事インデックスファンドのベンチマーク、配当込、配当除くで実際の運用成績は異なるか?

ただ、運用報告書などに記載されているベンチマークとの乖離を見る時は注意して下さい。ベンチマークが配当を含んでいませんので、通常はファンドの方が騰落率が高くなります。
参考記事【インデックスファンド】運用報告書でのベンチマークとの乖離の見方、乖離0だから単純に素晴らしいファンドとは言えません。

 

NYダウ

NYダウは、ダウ・ジョーンズ工業株価平均、ダウ平均株価とも言われる米国株式を代表する指数です。

株価平均型の指数で、ニューヨーク証券取引所やナスダックに上場し、米国を代表する優良企業(ブルーチップ)30社から構成されています(輸送・公益事業を除く)

NYダウの詳細は下記記事を参照してください。

 

投資銘柄

投資している銘柄は下表のようになります。(組入上位10銘柄)

eMAXIS NYダウインデックス

画像引用:eMAXIS NYダウインデックス 月次レポート(2019/3)

ボーイング、ユナイテッドヘルス・グループ、3M、ゴールドマン・サックス、ホームデポ、マクドナルド、アップル、ビザ、IBM、ジョンソン&ジョンソンと各業種で米国を代表する企業に投資しています。

投資銘柄数は30社で、保有株数は各社同数です。

 

手数料(信託報酬、実質コストなど)

eMAXIS NYダウインデックスの信託報酬は0.648%(税込)

実質コストは0.696%(税込、2019.1.28時点)

*実質コストは固定されたものではなく、毎年変動します。

購入時手数料無料(ノーロード)、信託財産留保額は無です。

 

他社 NYダウ・インデックスファンドとの信託報酬・実質コスト比較

NYダウをベンチマークとする他社のインデックスファンドと比較します。

(低コスト)NYダウ・インデックスファンドの信託報酬・実質コスト比較
ファンド 信託報酬
実質コスト
iFree
NYダウ・インデックス
0.2430%
0.288%
たわらノーロード
NYダウ

0.2430%
0.443%
SMT
ダウ・ジョーンズ
インデックス・オープン
0.5400%
0.568%
eMAXIS
NYダウインデックス
0.6480%
0.696%

ここにあげた4本の中ではeMAXIS NYダウインデックス信託報酬は最下位、最安値のiFree NYダウ・インデックスに対し0.4%も高くなっています。

実質コストでも概ね同等の差がついています。

 

信託報酬の変更履歴

eMAXIS NYダウインデックスは、設定以降、信託報酬引下げの実績はありません。

 
引下げ日 信託報酬(税込) 備考
2013/8/7
 0.648% 新規設定。
??? ???  

NYダウとの連動を目指すインデックスファンドは、ライバルが少ないこともあり、先進国株式(MSCI Kokusai)のような激しい信託報酬引下げ競争は起きていません。eMAXIS Slimが参入してくれれば良いのですが・・・。

 

 

eMAXIS NYダウ・インデックスの運用状況

資金流出入額 & 純資産総額 (人気は?)

月次資金流出入額純資産総額から、eMAXIS NYダウインデックスの売れ行き・人気を見てみます。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出した概算値になります。

eMAXIS NYダウインデックス

資金流出入額は2013年8月の設定以来、+10億(流入)~-6億(流出)と月によって大きく変動しており安定した資金流入とは言えません。比較的短期で売買する方が多いのでしょう。

純資産総額は設定から4年近くで約90億。小さい額ではありませんが、2016年設定のiFree NYダウ・インデックスの純資産総額がちょうど100億(2019.5.9時点)ですので、これに負けています。

 

運用状況は?

インデックスファンドでは、ベンチマークとの乖離が小さい事がファンド評価の重要な要素です。そして、乖離がなければ、そのコストに応じた騰落率になる筈です。

下図は、2019年4月末日時点の実質コストに対する1年騰落率を複数のファンドでプロットしたものです。

eMAXIS NYダウインデックス

グラフの左側(コストが低い)、上側(騰落率が高い)にあり、そしてグレーの点線上にある(乖離が少ない)ファンドが優秀なファンドという事になります。
*多くのファンドがコスト起因以外でのベンチマークとの乖離はないだろうという前提で評価。

eMAXIS NYダウインデックスは、この1年間騰落率で見て(コスト要因以外での)ベンチマークとの乖離が殆どなく安定した運用である事がわかります。ただ、コストが高い分、騰落率でiFree NYダウ・インデックスなどに負けています。

 

まとめ

NYダウとの連動を目指すインデックスファンドeMAXIS NYダウインデックスは、決して超低コストとは言えませんが、運用自体はコスト要因以外のベンチマークとの乖離がない安定した運用となっています。

そして、つみたてNISANYダウに投資したい方にとっては、eMAXIS NYダウインデックスが唯一の選択肢となります。

ただ、いかんせんコストが高すぎます。

iFree NYダウ・インデックスなみに信託報酬を引き下げるか、eMAXIS SlimシリーズにNYダウを新たにラインアップする事を期待します。
(仮にeMAXIS SlimにNYダウが追加されたとしてもアクティブファンド扱いになり5年間はつみたてNISA対象とはなりませんが。)

尚、NYダウにこだわりがなく、米国株式に投資したいという事であれば、S&P500やCRSP USトータル・マケットとの連動を目指すeMAXIS Slim米国株式(S&P500)楽天・全米株式インデックス・ファンドなども検討されては如何でしょう?

 

購入先

eMAXIS NYダウインデックスは下記の金融機関で購入出来ます。

販売会社SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券松井証券岡三オンライン証券GMOクリック証券(多くの証券会社・銀行で取扱っています。)

楽天証券なら楽天カード(クレジットカード)で投資信託を積立購入する事が出来ます。勿論ポイント還元があり事実上1%割引で購入出来るようなものです(上限5万円/月)。さらに、そのポイントで投資信託を購入する事も出来ます。
公式サイト楽天カード

尚、つみたてNISAでは、SBI証券楽天証券 マネックス証券の3社で購入できます(2019.5.10時点)

 

 

ライバルとなるファンド

iFree NYダウ・インデックス

たわらノーロード NYダウ

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド)

 

他の(NYダウ以外も含む)米国株式インデックスファンドとの比較、最新の人気・運用状況は下記記事を参照して下さい。

 

インデックスファンドの信託報酬、実質コスト、純資産総額の一覧は下記記事を参照して下さい。

 

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