ファンド比較、運用状況、決算

【先進国リート(REIT)インデックスファンドの評価】2019年人気(資金流出入額)ランキング、運用成績の比較。

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S&P先進国REIT指数との連動を目指す先進国リートインデックスファンドについて、純資産総額、資金流出入額、運用成績(騰落率、ベンチマークとの乖離)を調査します。

*<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンドも同時に評価しますが、本ファンドだけはベンチマークが新興国を含むS&Pグローバルリートインデックスとなります。
*原則、3カ月毎に更新します。

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[最終更新日:2019.4.19]2019年3月末日時点の情報に更新

S&P先進国REIT指数って何? 先進国ってどこの国?っていう方は下記の記事をご覧ください。
参考記事【外国REITインデックスファンド】各インデックス(指数)、そして先進国、新興国ってどこの国? 

*本記事は2019年3月末日時点の情報に基づき記載しています。

先ず、各ファンドの純資産総額、及び、月次資金流出入額から人気のファンドを調べます。

さらに、各ファンドにより実質コスト(信託報酬+α)は異なりますが、それがちゃんとファンド騰落率に反映されているか、そしてベンチマークとの乖離(トラッキングエラー)を確認します。

 

比較した先進国リート(REIT)インデックスファンド、その信託報酬・実質コスト・純資産総額

比較したファンド、及び、その信託報酬・実質コスト、設定日、2019年3月末日時点の純資産総額を下表にまとめます。(信託報酬の低い順に並べてあります)

NewseMAXIS、SMT、三井住友・DC、iFree実質コスト更新。

ファンド 信託報酬
(実質コスト)
設定日 純資産総額(億円)
Smart-i 先進国リートインデックス 0.216%
(0.603%)
2017/8/29 4.6
たわらノーロード先進国リート 0.2916%
(0.502%)
2015/12/18 45.5
三井住友・DC外国リートインデックスファンド 0.2916%
(0.771%)
2016/9/23 29.3
<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド 0.2916%
(0.475%)
2013/12/10 60.7
iFree 外国REITインデックス 0.3348%
(0.519%)
2016/9/8 2.0
野村インデックスファンド・外国REIT[Funds-i] 0.594%
(0.669%)
2010/11/26 33.4
SMT グローバルREITインデックス・オープン 0.594%
(0.663%)
2008/1/9 166.9
eMAXIS 先進国リートインデックス 0.648%
(0.782%)
2009/10/28 100.2

*三井住友・DC外国リートインデックスファンドは2018.11.22より信託報酬0.3024%から0.2916%への引下げを行いました。

信託報酬最安値はSmart-i 先進国リートインデックス。2位以下を大きく引き離してのトップです。但し、1回目の決算を迎え実質コストが判明しましたが、0.603%と信託報酬以外のコストが非常に高くなっています。また純資産総額も4.6億円と大きくありません。

実質コスト最安値はたわらノーロード先進国リート。尚、ベンチマークが異なり新興国も含みますが<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートの方がさらに低くなります。

純資産総額トップはSMT グローバルREITインデックス・オープン。設定から10年を超える歴史のあるファンドです。

尚、3期目の決算を迎えたiFree 外国REITインデックスですが、実質コストが0.519%と2期目の0.606%から大きく下がっています。

最新の信託報酬・実質コスト等は下記記事を参照して下さい。


資金流出入額 [先進国リート(REIT)インデックスファンド 人気ランキング]

直近3カ月(2019年1~3月)の月次資金流出入額合計(*)、及び2018年の累計(1~12月の1年間の合計)を見てみます。

直近3カ月の資金流出入額の大きい順にならべてあります。

どのファンドが多く購入されているかの人気ランキングになりますが、純資産が増える事は、それだけ安定した運用にもつながりますし、繰上償還のリスクも減ります。

ただの人気ランキングとしてではなく、ファンド選択の重要な指標の一つとしてみて下さい。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出。
例えば、3月5日の日次資金流出入額は
(3月5日の純資産総額) - (3月4日の純資産総額) x (日次騰落率 + 1)で計算し、
これを1カ月分足して月次資金流出入額としています。

先進国REITインデックスファンド 資金流出入額
直近3カ月(2019年1~3月) 2018年累計
順位 ファンド (億円) 順位 (億円)
1 eMAXIS 先進国リートインデックス 5.6 8 -7.2
2 たわらノーロード先進国リート 5.2 2 15.9
3 三井住友・DC外国リートインデックスファンド 4.2 3 11.9
4 <購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド 1.5 4 9.2
5 SMT グローバルREITインデックス・オープン 1.3 1 19.9
6 iFree 外国REITインデックス 0.1 6 0.2
7 Smart-i 先進国リートインデックス -0.2 5 4.6
8 野村インデックスファンド・外国REIT[Funds-i] -0.6 7 -0.5

直近3カ月の1位はeMAXIS 先進国リートインデックス。但し、2019.3.29の1日だけで5.3億円を集めており安定した資金流入があるわけではありません。

2位が(ニッセイを除き)実質コスト最安値のたわらノーロード先進国リート。こちらは比較的安定した資金流入となっています。2018年累計でも2位です。

信託報酬最安値のSmart-i 先進国リートインデックスは、直近3カ月で資金流出と伸び悩んでいます。

 

リターンの比較。実質コスト(信託報酬+α)が騰落率に反映されているか? ベンチマークとの乖離(トラッキングエラー)は?

2019年3月末時点の各ファンドの騰落率を見てみます。

*騰落率は各ファンドの基準価額から「しんたろう」が独自に計算した結果です。
*実質コストに対する騰落率を見ていきますが、期中に信託報酬の変更があったファンドは、その期間に応じて按分した実質コストを用います。

騰落率とコストの関係は、理想的にはインデックス騰落率から決まる傾き、切片の直線になります。ただ、外国リートの場合、配当課税を適切に考慮したインデックス騰落率がわかりませんので、管理人の主観で、図中グレーの点線を引いています。

 

3カ月・1年騰落率

実質コストに対して3カ月、及び1年騰落率をプロットします。

先進国リートインデックスファンド

先進国リートインデックスファンド

*3カ月騰落率には<購入・換金手数料なし>ニッセイもプロットしていますが、ベンチマークが異なりますので参考値です。また、この短期間のデータだけでベンチマークの優劣をつけられるものでもありません。

3カ月、1年騰落率ともコストとの相関があまり良いとは言えませんが、それでも、実質コストが低いたわらノーロード先進国リートiFree 外国REITインデックスの騰落率が高くなっています。

信託報酬最安値のSmart-i 先進国リートインデックスは、実質コストの高さに加え、コスト要因以外でのマイナス乖離が発生している可能性があります。

 

まとめ & おすすめファンド

以上、先進国REIT(リート)インデックスファンドについて、純資産総額、資金流出入額、騰落率、さらにベンチマークとの乖離を評価しました。

信託報酬最安値はSmart-i、実質コスト最安値はたわらノーロード

安定した資金流入はたわらノーロード

総じて、先進国リートではコストと騰落率の相関があまり良くなく、ファンドによりコスト以外の要因でベンチマークとの乖離が生じる事が多いように感じます。(過去のデータも踏まえて)

 

先進国リート(REIT)インデックスのおすすめファンド

本サイトが選ぶ現時点でのおすすめファンドは、

たわらノーロード先進国リート

期待するファンドとしては、

圧倒的に信託報酬が低いSmart-i 先進国リートインデックス、そして実質コストが下がったiFree 外国REITインデックス

Smart-i は現時点では販売会社が5社に限られています(2019.4時点)。もっと多くの金融機関で扱うようになれば、より純資産も増え、安定した運用にもつながると思うのですが・・・。

*「おすすめ」というのは必ず利益が出るという意味ではありません。他の類似ファンドに比べ、同等以上の成績を残すであろうと管理人の主観・推測で選んだものです。最終的なファンドの選択はご自身の判断で行ってください。

たわらノーロード先進国リートSmart-i 先進国リートインデックスの両方を取扱っている金融機関は下記の5ネット証券のみとなります。(2019.4時点)

販売会社 SBI証券楽天証券 マネックス証券松井証券岡三オンライン証券

尚、先進国リート・インデックスファンドはつみたてNISAでは購入できません。つみたてNISAで先進国リートに投資したい場合はバランスファンドを購入する事になります。

また、個人型確定拠出年金(iDeCo)では、SBI証券(セレクトプラン・オリジナルプラン)、楽天証券、マネックス証券が三井住友・DC、松井証券、イオン銀行がたわらノーロードを取扱っています。

 

 

 

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