個人型確定拠出年金(iDeCo)、信託報酬の高いファンドに注目。同じアセットクラスで複数のインデックスファンドは不要!

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個人型確定拠出年金(iDeCo)、今まで何回かの記事に分けて各金融機関の比較を行ってきましたが、いつも、比較の対象としたのは、各アセットクラスの中で、最も信託報酬の低いファンド。

今回は、ちょっと視点を変えて、逆に信託報酬の高いファンドを比較してみます。

比較した金融機関は、こちらに記載した全11金融機関。「しんたろう」が独断と偏見で選んだものです。

*以降のコメントは、インデックス投資家としての「しんたろう」から見た個人的な意見が多く含まれている事に注意して下さい。
*以下のデータは全て2017年1月9日時点のものです。

各社の商品数(元本確保型除く)

先ず、各社の(元本確保型を除く)商品数を見てみます。

*インデックス・アクティブ・バランス型の分類は「しんたろう」が独自に行ったものです。
*バランス型にも、厳密にはインデックス型・アクティブ型が存在しますが、ここでは複合資産から構成されるファンドを、インデックス・アクティブにかかわらずバランス型に分類してます。

  全商品数 インデックス アクティブ バランス コモディティ
楽天証券 27 10 8 8 1
SBI証券 59 27 16 14 2
野村證券 18 8 4 6 0
大和証券 26 9 12 5 0
岡三証券 33 11 13 9 0
りそな銀行 31 9 10 12 0
みずほ銀行 10 8 0 2 0
スルガ銀行 30 8 14 8 0
三井住友銀行 14 7 2 5 0
日本生命 18 8 6 4 0
第一生命 23 8 7 8 0

断トツで商品数が多いのが、SBI証券。全てのタイプでトップです。

これを、豊富なラインアップで選択肢が多いととるか、あるいは、多すぎて分かりにくいと思うかは、人により様々でしょう。

ただ資産配分やスイッチングを指示をするとき、これだけの中から商品を選択するのは大変そう。

逆に、商品数が少ないのは、みずほ銀行や三井住友銀行。

これも厳選された商品だけと見るか、あるいは選択の余地が少ないと不満に感じる方もいるかもしれません。

各社の全商品の信託報酬

各社の全商品の信託報酬を、金融機関、及びファンドの種類別にプロットしてみます。

*以下、信託報酬は全て税込みです。

ideco-all-product-cost_20170109

商品数トップのSBI証券、信託報酬も最も低い0.1296%から、最大で2.0972%と幅広く分布している事がわかるかと思います。

商品数の最も少ないみずほ銀行。(バランス型を除いて)アクティブファンドはラインアップされておらず、インデックスファンドの信託報酬は0.1620~0.3780%とコストの低い商品のみで構成されています。(一般的に信託報酬の高い新興国のファンドが無いのも低コストの理由)

信託報酬の高さ、トップ(?)10は?

信託報酬の高い方からトップ(?)10を見てみます。

全商品

最初に、全商品の中から信託報酬トップ10を見てみます。

当然ですが、(コモディティーが1つある以外は)全てアクティブファンドです。

Ranking 金融機関 ファンド 信託報酬
1 SBI ハーベスト アジア フロンティア株式ファンド 2.0972%
2 スルガ JPM・BRICS5・ファンド 2.0520%
3 SBI シュローダーBRICs株式ファンド 2.0304%
4 大和 大和住銀DC外国株式ファンド 1.9656%
5 岡三・スルガ JPMインド株アクティブ・オープン 1.9440%
5 スルガ 朝日Nvestグローバルバリュー株オープン 1.9440%
5 日本生命 DCニッセイ/パトナム・グローバル・コア株式 1.9440%
8 SBI・大和 ダイワ/RICIコモディティ・ファンド 1.9049%
9 第一生命 DIAM 外国株式オープン< DC 年金> 1.8792%
10 岡三 フィデリティ・グローバル・ファンド 1.8684%

各ファンドの詳細までは調べていませんので、何もコメントはしません。単に、信託報酬に見合うパフォーマンスを安定して残していれば良いだけの話です。

インデックスファンドのみ

次に、インデックスファンドのみを抜き出して、信託報酬トップ10を見てみます。

Ranking 金融機関 ファンド 信託報酬
1 大和 ダイワ投信倶楽部外国株式インデックス 1.026%
2 SBI DC外国株式インデックスファンド 0.8640%
2 SBI 日経225ノーロードオープン 0.8640%
4 岡三・スルガ インベスコMSCIコクサイ・インデックス・ファンド 0.7560%
5 SBI MHAM TOPIXオープン 0.7020%
5 大和・スルガ ダイワ投信倶楽部外国債券インデックス 0.7020%
5 岡三 PRU海外債券マーケット・パフォーマー 0.7020%
8 大和 DC・ダイワ・トピックス・インデックス(確定拠出年金専用) 0.6696%
9 岡三 DC新興国株式インデックス・オープン 0.6264%
10 岡三・りそな・スルガ トピックス・インデックス・オープン(確定拠出年金向け) 0.6156%

正直、この結果を見て驚きました。え、なんで、国内株式等のインデックスファンドで、こんなに高いの?と。

同じ金融機関で、同じアセットクラスのインデックスファンドが複数必要なの?

一例としてあげますが、

SBI証券の日経平均株価に連動するインデックスファンド4本もあります。

DCニッセイ日経225インデックスファンドA 0.2052%
ニッセイ日経225インデックスファンド 0.2700%
朝日ライフ 日経平均ファンド 0.5400%
日経225ノーロードオープン 0.8640%

同じアセットクラスでありながら、0.2052~0.864%と信託報酬は大きく違います。

りそな銀行でも同様。TOPIX連動型で、折角、0.1944%と信託報酬の低いファンドを持ちながら、別に0.6156%のファンドもあります。

何故に、同じアセットクラスで、信託報酬が大きく違うファンドを、いくつもラインアップする必要があるのでしょうか?

勝手な推測ですが、SBI証券は、10年以上確定拠出年金を運営しています。その間、信託報酬の低いファンドが登場すると、それを追加する、しかし、以前からある高信託報酬のファンドも、既に所有している顧客の事を考えると簡単にラインアップから削除出来ない(あるいは運用会社との関係など?)、そして次第にファンド数が膨れ上がってきたのでしょう。

初心者でもわかりやすいプランにするには商品の絞り込みも必要。

しかし、ここまで増えてきてしまうと、特に初心者にはわかりにくくなります。

これから個人型確定拠出年金(iDeCo)を始める方、信託報酬という言葉すら知らない方が多いかと思います(寧ろ、知っている方が少数派)。そんな方が、このラインアップを見て、正しい選択が出来るでしょうか?

同じ投資対象のインデックスファンドでも、信託報酬が高いほど良いパフォーマンスを上げるのだと勘違いされる方もいる事でしょう。

楽天証券とともに手数料で競合他社を一歩リードし、期待しているSBI証券だからこそ言います。

「もっとラインアップを絞って、初心者にも分かりやすいプランを!」

新しいプランとして別途、新設するか、あるいは、信託報酬の高いファンドの新規積立を中止するとか、何か方法はないのでしょうか?

今、初心者にお勧めなのが、みずほ銀行 (インデックス投資に限れば)

銀行の投資信託販売というと、あまり良い印象がありませんが、個人型確定拠出年金(iDeCo)に限っては、みずほ銀行の商品の絞り込みは見事だと感じます。

これなら初心者でも、間違って地雷をふんでしまう事はありません。

ちょっと残念なのは、特に初心者の方に人気のバランスファンド、インデックス型のバランスファンドがありません。それと新興国が無い事。

 みずほ銀行 iDeCoの商品ラインアップ
投資のソムリエ<DC年金>リスク抑制型 0.6372%
投資のソムリエ<DC年金> 1.1880%
たわらノーロード 国内債券 0.1620%
DIAM DC 国内株式インデックスファンド 0.1674%
たわらノーロード 先進国債券 0.2160%
たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり> 0.2160%
たわらノーロード 先進国株式 0.2430%
たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり> 0.2430%
たわらノーロード 国内リート 0.3240%
たわらノーロード 先進国リート 0.3780%

まとめ

今まで、各アセットクラスで信託報酬の最も低いファンドのみを選んで、金融機関の比較を行ってきました。

しかし、信託報酬という言葉すら知らない、これから初めて投資する方を考えたとき、必ずしも、信託報酬の低いファンドを選ぶとは限りません。

そこで、今回、各金融機関の信託報酬の高いファンドに着目し、比較してみました。

少なくともインデックスファンドに関しては、同じアセットクラスで、信託報酬が大きく異なるファンドを複数ラインアップする事は、初心者にとって親切なプランとは思えません。

初心者でも、誤って地雷を踏むことが無いよう、ある程度の商品の絞り込みも重要だと感じます。

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