確定拠出年金(iDeCo)

インデックスファンドの信託報酬、一般の口座と個人型確定拠出年金(iDeCo)を合わせた比較・ランキング。

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かつて確定拠出年金にラインアップされているファンドは、一般に販売されているファンドに対してコスト(信託報酬)が低いと言われていましたが、つみたてNISAの影響もあり、今や、一般販売のファンドの方が低コストのケースが多々あります。

*ここでは特定口座・一般口座・NISA(つみたてNISA含む)などを一般の口座、そこで購入できるファンドを一般販売のファンドと呼びます。

そこで、個人型確定拠出年金(iDeCo)、一般販売のファンドを合わせて、その信託報酬を各アセットクラス毎に比較してみます。

個人型確定拠出年金(iDeCo)以外にも投資する方の場合、加入している個人型確定拠出年金(iDeCo)のファンドの信託報酬と、一般販売のファンドとを比較し、個人型確定拠出年金(iDeCo)・一般の口座で、購入するアセットクラスを使い分けるアセット・ロケーションも考える必要があります。

[最終更新日: 2018.5.23]最新の情報に更新

個人型確定拠出年金(iDeCo)として、無条件で運営管理機関手数料が無料となる、SBI証券楽天証券マネックス証券松井証券イオン銀行を対象としました。

 一般に購入できるファンド
 確定拠出年金(iDeCo)
一般、iDeCo両方で購入可 

*一般、確定拠出年金と分類していますが、あくまで「しんたろう」が調査した範囲内の分類であることをご承知おきください。
*企業型確定拠出年金しか提供されていない商品は含まれていません。
*信託報酬は税込み表記。

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国内債券

Rank
ing
  iDeCo  ファンド 信託報酬
1 iDeCo SBI
マネックス
松井
三菱UFJ
国内債券
0.1296%
2 一般   eMAXIS Slim 0.15012%
2 一般   ニッセイ
<購入・換金手数料なし>
0.15012%
4 一般
iDeCo
楽天
イオン
たわらノーロード 0.1512%
4 一般   iFree 0.1512%
4 一般   Smart-i 0.1512%
7 一般   三井住友・日本債券 0.1728%

SBI証券マネックス証券松井証券が取扱っている三菱UFJ国内債券インデックスファンド(確定拠出年金用)が最も低コストです。

期待リターンの低い国内債券だけに、そのコストは最小限に抑えるべきですが、楽天証券イオン銀行たわらノーロードは割高になります。

iDeCoは折角の非課税口座(正確には税の繰延べ)ですので、敢えてリターンの低い国内債券に投資する必要があるかを含めて考える必要があります。

 

国内株式(TOPIX)

 Rank
ing
  iDeCo ファンド 信託報酬
1 iDeCo マネックス
松井
イオン
DIAM DC
国内株式
0.1674%
2 一般   eMAXIS Slim 0.17172%
2 一般   ニッセイ
<購入・換金手数料なし>
0.17172%
4 一般
iDeCo
SBI
楽天
三井住友・DC
つみたてNISA 
0.1728%
5 一般   たわらノーロード 0.1836%
5 一般   iFree  0.1836%
5 一般   i-SMT 0.1836%
5 一般   Smart-i 0.1836%

マネックス証券松井証券イオン銀行DIAM DC 国内株式インデックスファンドが最も低コストになります。

SBI証券楽天証券三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドは若干高くなります。かといって一般に購入できるファンドでの最安値(eMAXIS Slimなど)との差は小さく、敢えてiDeCo、一般の口座(特定口座・NISA等)アセット・ロケーションを気にしてもしかたないでしょう。

 

国内株式(日経平均株価)

Rank
ing
  iDeCo  ファンド 信託報酬
1 一般   eMAXIS Slim
0.17172%
2 一般   ニッセイ
<購入・換金手数料なし>
0.18252%
2 iDeCo SBI
マネックス
DCニッセイ 0.18252%
4 一般
iDeCo
楽天 たわらノーロード 0.1836%
4 一般   iFree 0.1836%
4 一般   野村つみたて 0.1836%
4 一般   i-SMT 0.1836%
4 一般   Smart-i 0.1836%

*イオン銀行・松井証券に日経平均株価連動型のインデックスファンドは無。

最も信託報酬が低いのはeMAXIS SllimですがiDeCoでは取扱っていません。

SBI証券マネックス証券DCニッセイ日経225インデックスファンドA楽天証券たわらノーロードは、eMAXIS Slimに対して若干割高となります。

 

先進国債券

為替ヘッジ無

為替ヘッジ無
Rank
ing
  iDeCo  ファンド 信託報酬
1 一般
iDeCo
楽天
イオン
たわらノーロード   0.1836%
1 一般
iDeCo
マネックス
松井
eMAXIS Slim  0.1836%
1 一般   ニッセイ
<購入・換金手数料なし>
 0.1836%
4 一般   iFree  0.1944%
5 一般   Smart-i  0.2052%
6 一般
iDeCo
SBI 三井住友・DC  0.2268%

楽天証券マネックス証券松井証券イオン銀行であれば、iDeCoの商品(たわらノーロードeMAXIS Slim)が最も信託報酬が低くなっています。

一方、SBI証券三井住友・DCは0.04%程度割高となります。

 

為替ヘッジ有

為替ヘッジ有
Rank
ing
  iDeCo  ファンド 信託報酬
1 一般   Smart-i  0.2052%
2 一般
iDeCo
楽天
マネックス
イオン
たわらノーロード
 0.2160%
3 iDeCo SBI 日興
インデックス
ファンド
0.2808%
4 一般   SMT 0.5400%
5 一般   Funds-i 0.5940%
6 一般   eMAXIS 0.6480%

*松井証券に為替ヘッジ有先進国債券は無し。

楽天証券マネックス証券イオン銀行であれば、iDeCoの商品がほぼ最安値に近くなっていますが、SBI証券は0.07%程度割高となります。ちょっと差が大きいですね。

 

先進国株式(MSCI Kokusai)  

*全て為替ヘッジ無での比較です。

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ing
  iDeCo  ファンド 信託報酬
1 一般
iDeCo
マネックス
松井
eMAXIS Slim 0.11826%
2 一般   ニッセイ
<購入・換金手数料なし>
0.20412%
2 iDeCo SBI DCニッセイ 0.20412%
4 一般   iFree 0.2052%
4 一般   i-SMT 0.2052%
6 一般
iDeCo
 
楽天
イオン
たわらノーロード  0.2160%
6 一般   (三菱UFJ)
つみたて 
0.2160%
6 一般   Smart-i  0.2160%

eMAXIS Slimが2位以下を圧倒的に引き離しての1位。これを採用しているのがマネックス証券松井証券

SBI証券楽天証券イオン銀行は0.1%近い大きな差をつけられています。

MSCI Kokusaiとの連動を目指す先進国株式インデックスファンドを中心に投資したい方はマネックス証券松井証券iDeCoが良いでしょう。既に他社に加入している方は、金融機関変更も検討する価値があるかと思います。(勿論、将来的に差が縮まる可能性も否定できませんので、それを含めて良く検討なさって下さい)

米国株式

ベンチマークは異なりますが、米国株式だけに投資するファンドの比較です。

Rank
ing
  iDeCo ファンド 信託報酬
1 一般
iDeCo 
楽天 楽天全米株式
(CRSP USトータル・
マケット)
0.1696%
2 一般
iDeCo
SBI iFree NYダウ 0.2430%
2 一般
iDeCo
 
マネックス たわらノーロード
NYダウ 
0.2430%
2 一般   iFree S&P500 0.2430%

*松井証券、イオン銀行に米国株式だけに投資するファンドはありません。

楽天証券で取扱っている楽天・全米株式インデックス(楽天・バンガード・ファンド)が圧倒的に信託報酬が低くなっています。

他社のiDeCoに加入している方で米国株式に投資したい方は、特定口座・NISA口座で楽天・バンガード・ファンドを購入するのも1つの方法です。

 

全世界株式

ベンチマークは異なりますが先進国・新興国の株式に1本のファンドで投資できる全世界株式型のインデックスファンドの比較です。

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  iDeCo ファンド 信託報酬
1 一般

  EXE-iつみたて
グローバル
(FTSEグローバル・
オールキャップ
・インデックス)
0.1500%
2 一般   eMAXIS Slim
(MSCI ACWI
除く日本)
0.15336%
3 一般   野村つみたて
外国株
(MSCI ACWI
除く日本)
0.2052%
4 一般
iDeCo 
楽天 楽天全世界株式
(FTSEグローバル・
オールキャップ
・インデックス)
0.2296%
5 一般   三井住友・DC
全海外株
(MSCI ACWI
除く日本)
0.2700%
6 一般
iDeCo
SBI EXE-iグローバル
中小型株式
(FTSEグローバル
スモール・キャップ)
0.3304% 

*マネックス証券、松井証券、イオン銀行に全世界の株式に投資するインデックスファンドはありません。

全世界株式をiDeCoで購入するなら楽天証券楽天証券で取扱っている楽天・全世界株式インデックス(楽天・バンガード・ファンド)が圧倒的に信託報酬が低く、日本を含めた全世界に投資する事が出来ます。

但し、(ベンチマークは異なりますが)EXE-iつみたてeMAXIS Slimの方が信託報酬は低くなっています。

SBI証券にもEXE-iがラインアップされていますが、中小型株に特化したファンドで、かつベンチマークが参考指標扱いと純粋なインデックスファンドではありません。EXE-iつみたてをラインアップしてくれれば良いのですが・・

楽天証券 iDeCo以外では、各地域ごとのインデックスファンドを組み合わせて全世界株式に投資する事になります。

 

新興国債券

Rank
ing
  iDeCo  ファンド 信託報酬
1 一般
iDeCo
マネックス iFree  0.2376%
2 一般
iDeCo
楽天 日興
インデックス
ファンド 
0.5616%
2  iDeCo SBI
松井
イオン
三菱UFJ DC  0.5616%
4 一般   eMAXIS
0.6480%
4 一般   Funds-i
0.6480%
4 一般   SMT
0.6480%

マネックス証券は一般販売され格段に信託報酬が低いiFreeを採用していますが、楽天証券SBI証券松井証券イオン銀行iFreeとの差がかなり大きくなっています。

新興国債券のアセットアロケーションに占める割合は少ない方が多いでしょうから、iDeCo以外でiFreeに投資する事を考えてみるのも良いでしょう。

 

新興国株式(MSCIエマージング・マーケット・インデックス)

 Rank
ing
  iDeCo ファンド 信託報酬
1 一般
iDeCo
マネックス
松井
eMAXIS Slim 0.2052%
2 一般   i-SMT 0.35460%
3 一般   ニッセイ
<購入・換金手数料なし>
0.36612%
4 一般    たわらノーロード 0.3672%
4 一般   (三菱UFJ)
つみたて
0.3672%
4 一般   Smart-i  0.3672%
4 一般   iFree(*1)  0.3672%
8 一般
iDeCo
SBI EXE-i新興国
株式(*2)
0.3794%
9 iDeCo イオン DIAM
<DC年金>
0.5886%
10 一般
iDeCo
楽天 日興
インデックス
ファンド 
0.5940%
11 iDeCo SBI 三菱UFJ DC 0.5940%

(*1)iFreeはベンチマークがMSCIエマージングではなく、FTSE RAFIエマージング インデックス。
(*2)EXE-iはベンチマークがMSCIエマージングではなく、FTSE エマージング・インデックス。またベンチマークは参考指標扱いで純粋なインデックスファンドではありません。

マネックス証券・松井証券は一般販売され格段に低コストのeMAXIS Slimを採用していますが、楽天証券SBI証券イオン銀行eMAXIS Slimとの差がかなり大きくなっています。

マネックス証券松井証券以外の方、新興国株式はiDeCo以外でeMAXIS Slimに投資する事を考えてみるのも良いでしょう。

尚、SBI証券には、比較的低コストのEXE-i(ベンチマークは異なり、かつ純粋なインデックスファンドではありません)もラインアップされていますが、それでもeMAXIS Slimとの差は大きいものがあります。

 

国内REIT

 Rank
ing
  iDeCo  ファンド 信託報酬
1 一般   Smart-i  0.1836%
2 一般
iDeCo
松井
イオン
たわらノーロード 0.2700%
2 一般    ニッセイ
<購入・換金手数料なし>
0.2700%
2 iDeCo SBI
マネックス
DCニッセイ 0.2700%
5 一般
iDeCo
楽天 三井住友・DC  0.2808%
6 一般   iFree 0.3132%

1位のSmart-iとの差は大きいですが、これを除くとSBI証券マネックス証券松井証券イオン銀行であれば、iDeCoの商品が最も信託報酬が低くなっています。楽天証券は若干上がりますが、概ね同レベルです。

圧倒的に信託報酬の低いSmart-i、純資産総額が小さい点が気になりますが、これを気にしない方で有れば、国内リートはiDeCo以外でSmart-iに投資するのも良いでしょう。

 

先進国REIT

Rank
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   iDeCo ファンド 信託報酬
1 一般   Smart-i  0.2160%
2 一般
iDeCo
松井
イオン
たわらノーロード 0.2916%
2 一般   ニッセイ
<購入・換金手数料なし>
0.2916%
4 一般
iDeCo
SBI
楽天
マネックス
三井住友・DC  0.3024% 
5 一般    iFree 0.3348% 

(*)ニッセイは、ベンチマークがS&Pグローバルリート、その他はS&P先進国リート

1位のSmart-iとの差は大きいですが、これを除くと松井証券イオン銀行は文句なしに、SBI証券、楽天証券、マネックス証券は若干上がりますが概ねiDeCoのコストが低くなっています。

国内リート同様、圧倒的に信託報酬の低いSmart-i、純資産総額の小ささを気にしない方は、iDeCo以外でSmart-iに投資するのも良いかと思います。

 

まとめ

一般に販売されているファンド(iDeCo共用含む)の信託報酬低コスト化により、もはや、「確定拠出年金の方が信託報酬が低い」という時代ではありません。一般の証券口座で、より信託報酬が低いファンドを購入できる事があります。

加入している個人型確定拠出年金(iDeCo)のファンドの信託報酬と、一般販売のファンドとを比較し、両者をうまく使い分ける事も必要です。

個人型確定拠出年金(iDeCo)、運営管理機関手数料が無条件で無料となるSBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、イオン銀行を直接比較した記事が↓となります。
参考記事[完全版] 個人型確定拠出年金(iDeCo) SBI証券、楽天証券、イオン銀行、マネックス証券、松井証券 徹底比較。

特に、本記事で示した通りマネックス証券、松井証券のiDeCoが多くの資産クラスで最安値の信託報酬となっています。

 

一般販売のファンドの信託報酬ランキングの詳細は下記記事を参照して下さい。
参考記事インデックスファンド・コスト比較

 

 

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