確定拠出年金(iDeCo)

個人型確定拠出年金(iDeCo)、インデックスファンドの信託報酬・実質コスト、アセットアロケーション別コストで比較。マネックス証券が1位!

投稿日:2017年12月29日 更新日:

個人型確定拠出年金(iDeCo)無条件で運営管理機関手数料が無料となるSBI証券楽天証券マネックス証券イオン銀行、その商品ラインアップの中で超低コストのインデックスファンドの信託報酬、さらに実質コスト、またアセットアロケーション別の信託報酬・実質コストを各社で比較します。

[最終更新日: 2017.12.30] eMAXIS Slim先進国株式のの2018.1.30からの信託報酬引下げを反映。
[2017.12.29] DCニッセイ日経・外国株の2018.1.10からの信託報酬引下げを反映。

実質コストは、2017年10月8日現在で直近の決算報告書の値です。

尚、まだ決算を迎えていないeMAXIS Slimは、eMAXIS(Slimが付かない方)と信託報酬以外のコストが同一であると仮定して算出しています。

重要投資信託には、必ずかかるコストとして信託報酬があります。さらに、信託報酬以外にもコストがかかり、信託報酬とその他のコストの合計を実質コストと呼んでいます。信託報酬が低くても実質コストが高ければ意味がありません。但し、実質コストは毎年変動します。

スポンサーリンク

iDeCo 超低コスト・インデックスファンドの信託報酬・実質コスト、SBI証券 vs. 楽天証券 vs. マネックス証券 vs. イオン銀行

各ファンドの信託報酬・実質コストの比較

SBI証券楽天証券マネックス証券イオン銀行の商品ラインアップの中から、各アセットクラス毎に、最も信託報酬の低いファンドを選び、その信託報酬・実質コストを比較してみます。

*eMAXIS Slimは、信託報酬以外のコストがeMAXISと同じと仮定して実質コストを計算しています。

コストの低い方を勝者とし赤字で表記してあります。

アセット
クラス
  ファンド  信託報酬 実質
コスト
 信託報酬
の勝者
 実質コスト
勝者
国内
債券
SBI 三菱UFJ
国内債券
インデックス
ファンド
(確定拠出年金)
0.1296% 0.132% SBI

マネックス

SBI

マネックス

楽天 たわら
ノーロード
国内債券 
0.1512% 0.152%
マネックス 三菱UFJ
国内債券
インデックス
ファンド
(確定拠出年金)
0.1296% 0.132%
イオン たわら
ノーロード
国内債券
0.1512% 0.152%
TOPIX SBI 三井住友・
DCつみたて
NISA・
日本株
インデックス
ファンド
0.1728% 0.183% マネックス

イオン

マネックス

イオン

楽天 三井住友・
DCつみたて
NISA・
日本株
インデックス
ファンド
0.1728% 0.183%
マネックス DIAM DC
国内株式
インデックス
ファンド 
0.1674%  0.171%
イオン DIAM DC
国内株式
インデックス
ファンド 
0.1674% 0.171%
日経
平均
SBI DCニッセイ
日経225
インデックス
ファンドA
0.1825% 0.198% SBI

マネックス
楽天
楽天 たわら
ノーロード
日経225
0.1836% 0.192%
マネックス DCニッセイ
日経225
インデックス
ファンドA 
0.1825% 0.198%
イオン 日経平均のインデックスファンドは
ありません。
先進国
債券
SBI 三井住友
・DC
外国債券
インデックス
ファンド 
0.2268% 0.263% 楽天

マネックス

イオン

マネックス
楽天 たわら
ノーロード
先進国債券
0.1836% 0.201%
マネックス eMAXIS
Slim
先進国債券
インデックス
 
0.1836% 0.200%
イオン たわら
ノーロード
先進国債券
0.1836% 0.201%
先進国
株式
SBI DCニッセイ
外国株式
インデックス
0.2041% 0.355% マネックス マネックス
楽天 たわら
ノーロード
先進国株式
0.2160% 0.253%
マネックス eMAXIS
Slim
先進国株式
インデックス
0.11826% 0.211%
イオン たわら
ノーロード
先進国株式
0.2160% 0.253%
新興国
債券
SBI 三菱UFJ
DC
新興国債券
インデックス
ファンド 
0.5616% 0.693% マネックス マネックス
楽天 日興
インデックス
ファンド
海外
新興国債券
0.5616% 1.085%
マネックス iFree
新興国債券
インデックス
0.2376% 0.452%
イオン 三菱UFJ
DC
新興国債券
インデックス
ファンド
0.5616% 0.693%
新興国
株式
SBI 三菱UFJ
DC
新興国株式
インデックス
ファンド 
0.5940% 0.761% マネックス マネックス
楽天 日興
インデックス
ファンド
海外
新興国株式
0.5940% 0.894%
マネックス eMAXIS
Slim
新興国株式
インデックス 
0.2052%  0.388% 
イオン DIAM
新興国株式
インデックス
ファンド
<DC年金>
0.5886% 0.823%
国内
REIT
SBI DCニッセイ
J-REIT
インデックス
ファンドA 
0.2700% 0.281% SBI

マネックス

イオン

イオン
楽天 三井住友
・DC
日本リート
インデックス
ファンド
0.2808% 0.283%
マネックス DCニッセイ
J-REIT
インデックス
ファンドA 
0.2700%  0.281% 
イオン たわら
ノーロード
国内リート
0.2700% 0.274%
先進国
REIT
SBI 三井住友
・DC
外国リート
インデックス
ファンド
0.3024% 0.847% イオン イオン
楽天 三井住友
・DC
外国リート
インデックス
ファンド
0.3024% 0.847%
マネックス 三井住友
・DC
外国リート
インデックス
ファンド 
0.3024% 0.847% 
イオン たわら
ノーロード
先進国リート
0.2916% 0.408%

(*)SBI証券には新興国株式に、もっとコストの低いEXE-iがありますが、ここではベンチマークが同じファンドの比較という事で除外しました。EXE-iと三菱UFJ DCの比較については↓を参照して下さい。
参考記事SBI証券 個人型確定拠出年金(iDeCo)の新興国株式インデックスファンドは何を選ぶ? SBI EXE-i新興国株式ファンド vs. 三菱UFJ DC新興国株式

信託報酬・実質コストどちらで見ても、殆どのアセットクラスでマネックス証券がトップとなっています。

信託報酬でマネックス証券がトップの座を譲るのは先進国REITだけ、実質コストの場合、それに日経平均、国内REITが加わります。

次に、複数のアセットアロケーションを仮定し、そのトータルのコストを比較してみます。

4資産均等配分の場合。

国内債券・株式(TOPIX)、先進国債券・株式の4資産に均等に配分した場合で見てみます。

  信託報酬 実質コスト
SBI証券 0.183% 0.233%
楽天証券 0.181% 0.197%
マネックス証券 0.150% 0.179%
イオン銀行  0.180% 0.194% 

信託報酬・実質コストともマネックス証券が大きくリードしています。

信託報酬で常に最低水準を目指すと公言している(但し、それを保証するものではないとの注釈付き)eMAXIS Slimの採用が大きく寄与しています。

2位はイオン銀行、3位 楽天証券と続きますが、2位、3位の差は僅差です。

SBI証券は、先進国株式(DCニッセイ)の信託報酬が引き下げとなりましたが、その実質コストが高く最下位となっています。

6資産均等配分の場合。(新興国無)

上記4資産に国内REIT・先進国REITを加えた6資産に均等に配分した場合です。新興国は株式・債券ともに含まれません。最近、バランスファンドで流行りのアセットアロケーションです。

  信託報酬 実質コスト
SBI証券 0.218% 0.344%
楽天証券 0.218% 0.320%
マネックス証券 0.195% 0.307%
イオン銀行 0.213% 0.243%

信託報酬で1位はマネックス証券、実質コストで1位 イオン銀行となります。

イオン銀行は先進国REITに唯一たわらノーロードを採用しており、この実質コストの低さが大きく寄与した結果となっています。

SBI証券は実質コストで4位。信託報酬ではかなり差が縮まってきましたが、実質コストの差を埋めるまでには至っていません。

8資産均等配分の場合。

(新興国REITを除く)国内・先進国・新興国の株式・債券・REITの8資産に均等に投資するケースです。これも流行りのバランスファンドのアセットアロケーションです。

  信託報酬 実質コスト
SBI証券 0.308% 0.439%
楽天証券 0.308% 0.487%
マネックス証券 0.202% 0.335% 
イオン銀行 0.304%  0.372%

8資産、即ち新興国が含まれると、マネックス証券が信託報酬・実質コストとも2位以下を大きく引き離しての1位となります。

マネックス証券の新興国債券・株式は、信託報酬で他社を大きくリードしています。

2位はイオン銀行。これも3位以下を大きく引き離しています。

信託報酬で同率の3位となったSBI証券楽天証券ですが、実質コストでは3位 SBI証券、4位 楽天証券となります。新興国株式・債券で楽天証券の実質コストが高いのが原因です。

GDPに応じた資産配分[株式:債券=50%:50%]  (REIT含まず)

株式、債券を半分ずつとし、その配分をGDPに応じで決める「世界経済インデックスファンド」と同じアセットアロケーションとした場合です。

国内:先進国:新興国=10%:60%:30%としています。

  信託報酬 実質コスト
SBI証券 0.318% 0.419%
楽天証券 0.309% 0.450%
マネックス証券 0.172% 0.264% 
イオン銀行 0.308%  0.380%

信託報酬・実質コストとも、マネックス証券が2位以下を大きく引き離してトップとなります。

2位はイオン銀行

3位、4位は、信託報酬では楽天証券SBI証券の順ですが、実質コストでは逆転しています。

時価総額に応じた資産配分 (セゾン・バンガードGBF、新興国債券、REIT含まず)

国内債券6.5%、国内株式3.0%、先進国債券43%、先進国株式40%、新興国株式5.7%とするセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドと同じアセットアロケーションとした場合です。

  信託報酬 実質コスト
SBI証券 0.227% 0.313%
楽天証券 0.214% 0.254%
マネックス証券 0.151% 0.206% 
イオン銀行 0.214%  0.250%

 

これも信託報酬、実質コストともではマネックス証券が断トツの1位。

また2位、3位はイオン銀行楽天証券と続きますが、その差は僅か。

4位がSBI証券となります。

MSCI ACWI(含む日本) 株式のみ

MSCI ACWIの比率に準じて、日本 8%、先進国 81%、新興国11%としたアセットアロケーションです。全て株式です。

  信託報酬 実質コスト
SBI証券 0.245% 0.386%
楽天証券 0.254% 0.318%
マネックス証券 0.132% 0.227% 
イオン銀行 0.253%  0.309%

ここでも信託報酬、実質コストともに1位はマネックス証券。2位以下を大きく引き離しています。

先進国株式、新興国株式ともにeMAXIS Slimを採用しているマネックス証券が圧倒的に有利となります。

信託報酬で2位となったSBI証券ですが、実質コストでは4位となってしまいます。

尚、楽天証券には、ベンチマークは異なりますが、全世界の株式(中・小型株含む)に投資する楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド)が新たに加わりました。

この信託報酬が0.2396%(ETF経費率含む)。信託報酬ではマネックス証券にはかないませんが、中・小型株をも含むという点で人気を集める事でしょう。

 

まとめ

以上、SBI証券楽天証券マネックス証券イオン銀行、各金融機関の信託報酬、実質コスト、さらに、複数のアセットアロケーションでトータルのコストを比較してみました。

信託報酬で言えば、ここで計算した全てのアセットアロケーションでマネックス証券がトップとなります。

実質コストで見ても、先進国リートの比率が高いとイオン銀行に抜かれるケースもありますが、それでも殆どのアセットアロケーションでマネックス証券がトップとなっています。(繰返しますが、マネックス証券で取扱っているeMAXIS Slimの実質コストは、信託報酬以外のコストがeMAXISと同じと仮定した場合です)

インデックスファンドのコストで選択するならマネックス証券と言って良いでしょう。

今後、他社類似ファンドが信託報酬の引下げを行っても、それに追従し常に最低水準の信託報酬を目指すと公言している(ただし、それを保証するものではないとの注釈付き)eMAXIS Slimを採用しているのがマネックス証券の強みです。

(注)実質コストは毎年変わるものです。また一般的に純資産総額が大きくなるにつれて信託報酬以外のコストは小さくなります。

マネックス証券のiDeCoは手数料、受給制度でも問題ありませんので、現時点で最強のiDeCoプランと言って良いでしょう。

尚、かつては商品数だけでなく、信託報酬でも1位だったSBI証券が大きく順位を落としています。日経平均・先進国株式のDCニッセイの信託報酬が最低水準に引き下げられますが、それでもDCニッセイ外国株式の実質コストが高く、ライバル3社に追いつくところまでには至っていません。

No.1 マネックス証券 個人型確定拠出年金(iDeCo)

選びやすいシンプルな商品ラインアップ。
インデックスファンドは常に最低水準の信託報酬を目指すeMAXIS Slimを採用。
アクティブファンドも魅力的な商品を採用。
年金と一時金の併給が可能など受給制度も充実。

インデックスファンドの信託報酬を含め、iDeCoの受給制度など全てを比較した記事が↓になります。
参考記事[完全版] 個人型確定拠出年金(iDeCo) SBI証券、楽天証券、イオン銀行、マネックス証券 徹底比較。

各金融機関の資料請求、申込は↓

楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)は、楽天証券の口座がなくても開設できますが、楽天証券の口座を開設する事で、楽天証券にログインするだけで、iDeCoの管理、運用(スイッチング等)が出来るなど便利です。楽天証券の口座開設は==>楽天証券

また、同時に楽天銀行の口座も開設すると、普通預金金利が0.10%(2017年10月現在)となるマネーブリッジが利用できます。楽天銀行の口座開設は==>楽天銀行

 

スポンサーリンク

応援お願いします。
にほんブログ村 その他生活ブログ 資産運用へにほんブログ村 株ブログ 投資信託へにほんブログ村 その他生活ブログ 家計管理・貯蓄へ

-確定拠出年金(iDeCo)

Copyright© しんたろうのお金のはなし , 2018 All Rights Reserved.