大和投資信託 「iFree 新興国株式インデックス」2017年7月決算。MSCIエマージングの騰落率とも比較。 

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大和投資信託の「iFree 新興国株式インデックス」が2017/7/5に決算を迎え、その運用報告書がアップされましたので、その内容を確認するとともに、MSCIエマージング・マーケット・インデックスに連動する他の新興国株式インデックスファンドとも比較します。

iFree 新興国株式インデックスは、2016年9月8日に運用を開始した、FTSE RAFIエマージング インデックスとの連動を目指して運用する新興国株式インデックスファンドです。

MSCIエマージング・マーケット・インデックスFTSE RAFIエマージング インデックスの違いについては↓の記事を参照して下さい。
参考記事大和投資信託「iFree 新興国株式インデックス」ってベンチマークが違うけど、どうなの? 

尚、今回の決算結果を反映し、下記の記事も更新しました。インデックスファンドの信託報酬、実質コスト、純資産総額などをまとめてあります。
参考記事インデックスファンド・コスト比較

iFree 新興国株式インデックスの運用報告書

運用報告書の内容を簡単に下表にまとめます。

  iFree 新興国株式
決算日 2017/7/5
設定日 2016/9/8
信託報酬 0.367%
実質コスト 1.338%
Δ(実質コストと信託報酬の差) 0.971%
ファンド騰落率 22.86%
ベンチマーク騰落率 22.98%
乖離(騰落率の差) -0.12%
コスト除外後の乖離 +0.98%
総資産総額(百万円)  886
マザーファンド純資産総額
(百万円)
3,228
(前年度 1,514)

*決算期間が1年に満たないですが、実質コストは1年に換算した値(税込)で表記してあります。

信託報酬、実質コスト

ベンチマークが違うとは言え、新興国株式としては、その信託報酬の圧倒的な低さから注目を集めたiFree 新興国株式インデックスですが、実質コストは1.338%と、信託報酬以外のコストが0.971%もかかっています。

ここまで信託報酬以外のコストがかかるファンドはインデックスファンドでは滅多にありません。(アクティブファンドなら有り得ますが)

下記の記事にも書いていますが、大和投資信託にはiFree 新興国株式インデックス以外にも、同じマザーファンドで運用するファンドが(調査した限り)二つあり、これらの過去の運用報告書から信託報酬以外のコストが高い事は予想されていたのですが・・・

参考記事大和投資信託「iFree 新興国株式インデックス」ってベンチマークが違うけど、どうなの? 

この二つのファンドも同じ日に決算を迎えていますので、参考までに実質コストをまとめておきます。iFreeを含めた3ファンドとも信託報酬以外のコストが高いのですが、その中でもiFreeが最も差分(信託報酬以外のコスト)が大きくなっています。

*()内は前年度の値   

ファンド 信託報酬 実質コスト 差分 純資産総額(百万円)
DCダイワ新興国株式ファンダメンタル・インデックスファンド 0.778% 1.558%
(1.462%)
0.780%
(0.684%)
1,085
ダイワ・インデックスセレクト新興国株式 0.648% 1.418%
(1.339%)
0.770%
(0.691%)
421
iFree 新興国株式 0.367% 1.338% 0.971% 886

ベンチマークとの乖離

運用報告書記載の基準価額から計算するとベンチマークとの乖離は-0.12%となっています。

これに上記コスト分(期中)を考慮すると、実際の運用(コスト除外後の乖離)は+0.98%という事になります。

尚、ベンチマークは配当込、配当課税考慮無(グロス)と推測されますので、0.98%+配当課税分だけ上方に乖離していると推測されます。

MSCIエマージング・マーケット・インデックスとFTSE RAFIエマージング インデックスの騰落率の違い

FTSE RAFIエマージング インデックスとの連動を目指して運用するiFree 新興国株式インデックスと、MSCIエマージング・マーケット・インデックスに連動する他の新興国株式インデックスファンドと直近6カ月(2017/7末時点)の騰落率を比較します。

横軸を実質コスト(の1/2)として6カ月騰落率をプロットしたのが下図。

参考記事[2017年7月版 新興国株式インデックスファンド] 実質コスト(信託報酬+α)は騰落率に反映されているか?

iFree新興国株式インデックス

iFree 新興国株式インデックスの実質コストが極端に高い事、そして、そのコスト以上に騰落率が低いことが分かります。

ここで注意しなければならないのは、あくまで、この6カ月の騰落率が低かったというだけで、これが将来どうなるかは分からないという事です。計算期間によっては、逆にiFree 新興国株式インデックス(FTSE RAFIエマージング インデックス)が勝る事もあります。

参考記事大和投資信託「iFree 新興国株式インデックス」ってベンチマークが違うけど、どうなの? 

ただ、同じ新興国株式インデックスファンドと言っても、iFree 新興国株式インデックスと、他の新興国株式インデックスファンドとは全く別のものであると思った方が良いでしょう。

まとめ

以上、iFree 新興国株式インデックスの運用報告書のまとめでした。

予想されたとはいえ、実質コストが非常に高くなっています。

また、FTSE RAFIエマージング インデックスとの連動を目指して運用するiFree 新興国株式インデックスと、MSCIエマージング・マーケット・インデックスに連動する他の新興国株式インデックスファンドとは、同じ新興国株式として一括りするのではなく、全く別なものと考え、その投資国、比率を十分検討されたうえで、どちらを購入するか考えた方が良いでしょう。

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