ファンド紹介・解説

【インデックスファンド評価・解説】iFree NYダウ・インデックス。

投稿日:

米国の株式に投資するインデックスファンドiFree NYダウ・インデックスについて解説します。

スポンサーリンク

*本記事は2018年10月11日時点の情報に基づき記載しています。

iFree NYダウ・インデックスの基本情報

iFreeシリーズは、大和投資信託が運用するインデックスファンド・シリーズです。「低水準の運用管理費用」と「豊富な商品ラインアップ」をコンセプトに、「投資(investment)、もっと自由(Free)に」の思いを込めてネーミングしたとの事。  (iFree公式サイトより抜粋・編集して引用)

今回解説するのは、米国株式に投資し、NYダウとの連動を目指すiFree NYダウ・インデックス

先ず、iFree NYダウ・インデックスの基本情報をまとめます。

運用会社 大和投資信託
設定日 2016年9月8日
運用形態 インデックスファンド
投資形態 ファミリーファンド
ベンチマーク NYダウ(配当除く)
購入時手数料
信託財産留保額
信託報酬(税込) 0.243% 
実質コスト 0.329%
純資産総額 86.63億円(2018.10.11時点)
(マザーファンド) 純資産総額 24.4億円(2017.9.7時点)
分配金実績
つみたてNISA 対象外
SBI証券ポイント還元年率 0.05%
楽天証券ポイント還元年率 0.048%

 

投資対象

ベンチマークNYダウ[配当除く]で、米国株式に投資します。

*インデックスファンドのベンチマークは[除く配当]と[配当込]の2種類ありますが、[除く配当]だからといって(過去において)運用成績が劣るという事はありません。詳細は下記記事を参照して下さい。
参考記事インデックスファンドのベンチマーク、配当込、配当除くで実際の運用成績は異なるか?

ただ、運用報告書などに記載されているベンチマークとの乖離を見る時は注意して下さい。ベンチマークが配当を含んでいませんので、通常はファンドの方が騰落率が高くなります。
参考記事【インデックスファンド】運用報告書でのベンチマークとの乖離の見方、乖離0だから単純に素晴らしいファンドとは言えません。

 

NYダウ

NYダウは、ダウ・ジョーンズ工業株価平均、ダウ平均株価等とも言われる米国株式を代表する指数です。

株価平均型の指数で、ニューヨーク証券取引所やナスダックに上場し、米国を代表する優良企業(ブルーチップ)30社から構成されています(輸送・公益事業を除く)

 

投資銘柄

投資している銘柄は下表のようになります。(組入上位10銘柄)

iFree NYダウインデックス

画像引用:iFree NYダウインデックス 月次レポート(2018/8)

(3位に入っているSPDR DIJA TRUSTはNYダウとの連動を目指すETFです)

ボーイング、ユナイテッドヘルス・グループ、ゴールドマン・サックス、アップル、3M、ホームデポ、マクドナルド、ビザ、IBM等、各業種で米国を代表する企業に投資しています。

(ETFを除く)投資銘柄数は30社で、基本的に保有株数は各社一定です。

 

手数料(信託報酬、実質コストなど)

iFree NYダウ・インデックスの信託報酬は、

0.2430%(税込)となります。

実質コストは0.329%(税込)(但し、実質コストは固定されたものではなく、毎年変動します)

勿論、主要ネット証券では購入時手数料無料(ノーロード)、信託財産留保額は無です。

 

他社 NYダウ・インデックスファンドとの信託報酬・実質コスト比較

NYダウをベンチマークとする他社のインデックスファンドと比較します。

(低コスト)NYダウ・インデックスファンドの信託報酬・実質コスト比較
ファンド 信託報酬
実質コスト
iFree
NYダウ・インデックス
0.2430%
0.329%
たわらノーロード
NYダウ
0.2430%
0.525%
SMT
ダウ・ジョーンズ
インデックス・オープン
0.5400%
0.564%
eMAXIS
NYダウインデックス
0.6480%
0.734%

iFree NYダウ・インデックス信託報酬は、たわらノーロード NYダウと並び最安値となっています。

そして、実質コストではたわらノーロード NYダウを大きく引き離しての1位です。

*信託報酬以外のコストが、iFreeが低いというより、たわらノーロードが大きすぎる結果です。

 

信託報酬の変更履歴

iFree NYダウ・インデックスは、設定以降、信託報酬引下げの実績はありません。

 
引下げ日 信託報酬(税込) 備考
2016/9/8
 0.243% 新規設定。
??? ???  

NYダウとの連動を目指すインデックスファンドは、ライバルが少ないこともあり、先進国株式(MSCI Kokusai)のような激しい信託報酬引下げ競争は起きていません。eMAXIS Slim等が参入してこない限り、大幅な引き下げは期待できないかもしれません。

ただ、現状でも0.243%ですので、十分低コストの水準です。

 

iFree NYダウ・インデックスの運用状況

資金流出入額 & 純資産総額 (人気は?)

月次資金流出入額純資産総額から、iFree 外国株式インデックスの売れ行き・人気を見てみます。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出した概算値になります。

iFree NYダウ・インデックス

設定以来、資金流出は1月のみで、後は概ね数億円レベルの資金流入が続いています。

NYダウ連動型低コスト・インデックスファンドの中では今最も売れているファンドで、純資産総額も設定が古いeMAXISSMTより大きくなっています。

 

運用状況は?

インデックスファンドでは、ベンチマークとの乖離が小さい事がファンド評価の重要な要素です。そして、乖離がなければ、そのコストに応じた騰落率になる筈です。

下図は、2018年9月末日時点の実質コストに対する1年騰落率を複数のファンドでプロットしたものです。

iFree NYダウ・インデックス

グラフの左側(コストが低い)、上側(騰落率が高い)にあり、そしてグレーの点線上にある(乖離が少ない)ファンドが優秀なファンドという事になります。
*多くのファンドがコスト起因以外でのベンチマークとの乖離はないだろうという前提で評価。

iFree NYダウ・インデックスは、この1年間騰落率ではベンチマークとの乖離が殆どなく、そのコストに応じた最も高い騰落率を示しています。

 

まとめ

iFree NYダウ・インデックスは、最も低い信託報酬・実質コスト、毎月数億円レベルの資金流入で純資産総額も順調に伸びています。

そして、その運用にも問題なく、NYダウとの連動を目指すインデックスファンドとしては最もお勧めできるファンドです。

(注)「おすすめ」というのは必ず利益が出るという意味ではありません。他の類似ファンドに比べ、同等以上の成績を残すであろうと管理人の主観・推測で選んだものです。最終的なファンドの選択はご自身の判断で行ってください。

ただ、ベンチマークは異なりますが、同じ米国株式に投資するS&P500やCRSP USトータル・マケットとの連動を目指す超低コストのインデックスファンドが登場しており(eMAXIS Slim米国株式、楽天・全米株式)iFree NYダウ・インデックスも、さらなる低コスト化に期待したいところです。

 

購入先

iFree NYダウ・インデックスは下記の金融機関で購入出来ます。

販売会社 SBI証券楽天証券 マネックス証券カブドットコム証券松井証券岡三オンライン証券GMOクリック証券等の証券会社。

尚、つみたてNISAでは購入できません。(NYダウがつみたてNISAの指定インデックスに採用されていない為)

また、個人型確定拠出年金(iDeCo)で取扱っているのは、SBI証券 iDeCo
*SBI証券のiDeCoにはオリジナルプラン、セレクトプランの二つのプランがありますが、iFree NYダウ・インデックスは両方のプランで取扱っています。

 

 

他の(NYダウ以外も含む)米国株式インデックスファンドとの比較、最新の人気・運用状況は下記記事を参照して下さい。

 

インデックスファンドの信託報酬、実質コスト、純資産総額の一覧は下記記事を参照して下さい。

 

スポンサーリンク

応援お願いします。
にほんブログ村 その他生活ブログ 資産運用へにほんブログ村 株ブログ 投資信託へにほんブログ村 その他生活ブログ 家計管理・貯蓄へ

-ファンド紹介・解説

Copyright© しんたろうのお金のはなし , 2018 All Rights Reserved.