インデックス投資全般

一発大儲け出来ないインデックス投資だからこそ、安全資産の運用も重要なんです。

投稿日:2017年5月21日 更新日:

最初は単に「他人の懐具合を知りたい」という下種(げす)な動機で始めた↓の記事でしたが、インデックス投資をあらためて考える良い機会にもなりました。

 

インデックス投資とは

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インデックス投資って、相場の動向に一喜一憂する事なく我慢に我慢を重ね、そして、それでも一気に数倍になるような投資手法ではありません。

インデックス投資とは、少しずつでも着実に、そして我慢はするけど手間暇をかけず、また特別な勉強や知識も要らず(勿論、最小限の知識は必要ですが)、リスクを可能な限り減らした投資方法です。

ただ、リスクが小さいといっても確実に利益が出るわけではありません。損失を出す可能性も十分にあります。

そこで重要になるのが、安全資産(無リスク資産)の比率と運用なんです。

 

安全資産(無リスク資産)の比率と運用

個別銘柄の株式取引等に比較しリスクの少ない投資方法ではありますが、それでも、まだ10~20%程度のリスクがあります。

但し、(一部の方を除いて)資産全部をインデックス投資に回すわけではなく、寧ろ、安全資産(無リスク資産)がメインで、あくまで余裕資金となる資産の一部を投資に回す方が多いかと思います。

資産全体で見た時、例えば、投資のリスクが20%あったとしても、総資産の10%を投資に回すだけなら、総資産から見たリスクは1/10の2%になるのです。(勿論、期待リターンも減少しますが)

そして、資産の大半を占める安全資産(無リスク資産)の運用もしっかり行う必要があります

さて、安全資産(無リスク資産)の運用で、どの程度の差が出るか実際に計算してみましょう。

 

安全資産(無リスク資産)の比率と運用の効果を具体的に計算

インデックス投資

インデックス投資は、ここでもセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドに投資するとします。

そして、そのリターン・リスクは、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの設定来の値を「しんたろう」が独自に計算した結果を用います。

リターン : 2.8%     リスク : 13.5%  (年率)

となります。

(注意)先の記事で年利回り6.8%と記載しましたが、これは設定来、毎月積立てた場合の年利回りであって、設定時に一括投資し現在まで保有したとしたら2.8%の年利回りとなります。

*課税は考慮しません。

 

安全資産(無リスク資産)の運用

最低保証金利があり変動金利で安全性も高いということで人気の個人向け国債年利0.05%(税引き後0.04%)とします。

さらに、高金利の銀行・信用金庫の定期預金に預けた場合も計算します。この時の年利は0.25%(税引き後0.20%)とします。

*年利0.25%、いやそれ以上の定期預金は探せばたくさんあります。詳細は↓を参照にして下さい。

 

 

計算方法

今回は積立ではなく、既に5,000万円の資産を持っている方が10年間運用した場合を計算・比較します。

 

計算結果

それそれの投資比率に応じた10年後の運用結果を下表にまとめます。

元本5,000万円で10年後の運用結果
投資比率 リスク 無リスク資産の運用方法
個人向け国債 高金利定期
100% 13.5% 6,590万円 ---
75% 10.1% 6,198万円 6,218万円 20万円
50% 6.8% 5,805万円 5,846万円 40万円
25% 3.4% 5,413万円 5,473万円 61万円
10% 1.4% 5,177万円 5,250万円 73万円

投資比率100%とした場合は(無リスク資産なし)、6,590万円と1,590万円も利益が出ます。但し、リスクが13.5%もある事に注意。必ず、1,590万円の利益を出せるわけではありません。元本割れする可能性も大いにあります。

投資比率を下げていくに従いリスクは減少し、無リスク資産の運用方法による差が大きくなります。

表の一番右側の列が、無リスク資産を個人向け国債高金利定期預金に預けた場合の資産額の差分です。

上表で、投資比率が最も低い10%の場合、リスクは1.4%と小さく、さらに、無リスク資産の運用方法により73万円もの差が出てきています。

5,000万円の元本に対して、5,177万円と5,250万円の差です。決して小さい差ではありません。

無リスク資産の運用だって重要なんです。

*投資ブログをやっている方にとって、10%の投資比率なんて少なすぎると思えるでしょうが、一般的な方、そして、特にこれから投資を始める方には、寧ろ、この程度がちょうど良いと「しんたろう」は思っています。

*今後、日本の金利が上がれば、それにつれて個人向け国債の金利も上がっていきます。その時は、高金利の銀行・信用金庫の金利も上がる筈です。ここでは現在の金利で計算しましたが、金利上昇した場合も、実質金利として考えれば、そう大きな差は無いだろうと考えます。

 

まとめ

一発大儲けを期待するような投資ではないインデックス投資。あくまで、コツコツと着実に資産を積み上げていく投資方法です。

そんなインデックス投資でもリスクはあります。

そのリスクを低減する為にも、あくまで余裕資金で投資する事。そしてメインとなる安全資産(無リスク資産)の運用も大切にする事です。

超低金利のメガバンクの定期預金ではなく、そして最低金利保証があるとは言え、決して高金利とは言えない個人向け国債でもなく、少しでも金利の高い地方銀行・信用金庫のネット銀行に預ける事です。

個人向け国債については↓の記事も参考にして下さい。

 

資産額が大きくなるほど、安全資産(無リスク資産)の運用の差が出てきます。

 

今回計算に使用したセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドはセゾン投信の直販で購入できます。信託報酬は決して最低水準とは言えませんが、これ一本で世界分散投資が可能、直販なので他のファンドに目移りする事が無い事など、ほったらかし投資を実践したい方にはお勧めできるファンドです。口座開設は==> セゾン投信

 

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