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【株式インデックスファンド】2018年 人気(資金流出入額)ランキング。今、売れているファンドは?

投稿日:2018年6月18日 更新日:

株式を投資対象としたインデックスファンド、さらに一部のバランスファンドを加え、その資金流出入額から、今売れているファンドのランキングをまとめます。

資金流出入額はファンドの購入額から売却額を引いた値で、まさに、そのファンドがどれだけ売れているかの指標となります。また、資金流入が多い=純資産総額が増えていく事は、安定した運用にもつながりますし、将来、繰上償還になるリスクも少なくなります。

ただの人気ランキングとしてではなく、ファンド選択の重要な指標としてみて下さい。

*純資産総額の増減額は基準価額の影響を受けますので、投資対象が異なるファンドでは、資金流出入額で比較する必要があります。

(*)本サイトでの資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に日次騰落率を考慮して算出した概算値となります。
(*)DC専用ファンドは除外
(*)資金流出入額の計算に用いた基準価額、純資産総額は各ファンドの運用会社のサイトより引用。
(*)対象としたファンドは「しんたろう」が独断と偏見で選んだ約78本(詳細は文末)。バランスファンドは下記記事で調査したトップ10以内のファンドを対象としています。
参考記事【インデックス型バランスファンド】2018年 人気(資金流出入額)ランキング (全世界株式型を含む)

ランキングは2018年5月の月次資金流出入額で決めます。(参考までに2018年5月末日時点の純資産総額も記載)

それでは、早速結果を見てみましょう。

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インデックスファンド・人気ランキング 50~21位

一挙に50位から21位を見てみます。

2018年5月 資金流出入額 純資産総額
順位   ファンド (億円) (億円)
50 新興国 野村インデックスファンド・新興国株式[Funds-i] 0.2 44.9
49 先進国 インデックスファンド海外株式(ヘッジ無) 0.2 102.1
48 先進国 Smart-i 先進国株式インデックス 0.3 0.8
47 新興国 三井住友・DC新興国株式インデックスファンド 0.3 14.7
46 日経平均 日経225インデックスe 0.3 13.2
45 全世界 eMAXIS 全世界株式インデックス 0.3 77.0
44 日経平均 Smart-i 日経225インデックス 0.3 8.3
43 新興国 <購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド 0.4 3.7
42 TOPIX iFree TOPIXインデックス 0.4 5.4
41 TOPIX たわらノーロードTOPIX 0.5 5.3
40 新興国 iFree 新興国株式インデックス 0.5 16.2
39 先進国 iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし) 0.6 12.4
38 新興国 楽天・新興国株式インデックス 0.7 6.2
37 全世界 eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) 0.8 2.2
36 新興国 EXE-i つみたて新興国株式ファンド 0.8 4.7
35 全世界 EXE-i つみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド 0.9 8.3
34 先進国 野村インデックスファンド・外国株式 0.9 94.9
33 米国 楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド 1.0 10.0
32 日経平均 <購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド 1.1 29.1
31 日経平均 野村つみたて日本株投信 1.2 4.6
30 日経平均 eMAXIS Slim国内株式(日経平均) 1.3 3.3
29 先進国 SMTグローバル株式インデックス・オープン 1.5 633.2
28 新興国 たわらノーロード新興国株式 1.9 45.1
27 バランス DCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型) 2.1 90.8
26 新興国 インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式 2.2 130.1
25 日経平均 iFree 日経225インデックス 3.0 18.6
24 米国 iFree NYダウ・インデックス 3.0 62.4
23 TOPIX eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 3.3 25.9
22 バランス iFree 8資産バランス 3.7 77.2
21 全世界 野村つみたて外国株投信 3.7 19.8

人気の楽天・バンガード・ファンドですが、新興国株式 38位、米国高配当株式 33位と、この2本はパッとしません。

また、楽天・バンガードのライバルともいえるEXE-iつみたて、新興国株式 36位、グローバル株式 35位と低迷しています。

eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)も37位となっています。

 

インデックスファンド・人気ランキング 20~11位

次に20~11位です。

2018年5月 資金流出入額 純資産総額
順位   ファンド (億円) (億円)
20 米国 iFree S&P500インデックス 4.0 46.9
19 米国 SSGA米国株式インデックス・ファンド 4.0 13.9
18 バランス DCニッセイワールドセレクトファンド(標準型) 4.0 213.2
17 バランス eMAXIS バランス(8資産均等型) 4.1 264.1
16 全世界 eMAXIS Slim全世界株式(除く日本) 4.2 8.2
15 全世界 三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド 5.1 77.4
14 バランス 三井住友・DC年金バランス50(標準型) 6.5 249.0
13 米国 野村インデックスファンド・米国株式配当貴族 6.6 30.8
12 TOPIX <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド 6.9 171.6
11 新興国 eMAXIS Slim新興国株式 7.5 61.9

米国株式が3本ランクインしています。

20位のiFree、19位のSSGA米国株式は共にS&P500との連動を目指すインデックスファンドです。今後は、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の新規設定(2018.7.3)で苦戦する事が予想されます。

参考記事eMAXIS Slimシリーズに「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」 新規設定。信託報酬 0.1728%

全世界株式も2本。MSCI ACWI(除く日本)をベンチマークとするeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)が17位、三井住友・DCつみたてNISA・全海外株が16位と接戦です。

11位に入ったのがeMAXIS Slim新興国株式、新興国株式そのものへの投資額が少ない中で11位は十分健闘していると言えます。新興国株式クラス(MSCIエマージング)としては、圧倒的な信託報酬の低さが支持された結果でしょう。

 

インデックスファンド・人気ランキング 10~6位

次に10~6位です。

2018年5月 資金流出入額 純資産総額
順位   ファンド (億円) (億円)
10 バランス 世界経済インデックスファンド 7.8 551.1
9 先進国 たわらノーロード先進国株式 8.5 226.7
8 TOPIX 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 11.0 143.3
7 日経平均 たわらノーロード日経225 11.1 65.0
6 バランス eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) 12.2 120.3

10位に入った世界経済インデックスファンド、決して低い信託報酬ではありませんが根強い人気を保っています。

同じくバランスファンドでeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)が6位。バラのファンドを組み合わせるのと遜色ない低コストが人気の理由でしょう。

国内株式で、TOPIXの三井住友・DCつみたてNISA、日経平均株価でたわらノーロードがランクインしています。

 

インデックスファンド・人気ランキング 5~1位

いよいよトップ5の発表です。

 

5位:楽天・全米株式インデックス・ファンド[楽天・バンガード]

2018年5月 資金流出入額 純資産総額
順位   ファンド (億円) (億円)
5 米国 楽天・全米株式インデックス 12.6 118.3

楽天・バンガード・ファンドの一つである楽天・全米株式インデックス・ファンドが5位。12.6億集めています。米国株式に投資するファンドとしては1位となります。

バンガードのETF VTIに投資するファンドです。

ベンチマークは異なりますが、同じ米国株式に投資するファンドとして新規設定されるeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と、今後競合する事になるでしょう。

 

4位:セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

2018年5月 資金流出入額 純資産総額
順位   ファンド (億円) (億円)
4 バランス セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 13.4 1574.6

10位に入った世界経済インデックスファンドと同様、決して低コストとは言えませんが、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドが13.4億円と安定した人気を見せています。バランスファンドでは1位です。

株式・債券50%ずつという資産配分でリスクを抑え、1本で全世界の株式・債券に投資できるという利便性の良さが人気の理由でしょう。今回比較の対象としたファンドの中では、最も純資産総額の大きいファンドでもあります。

公式サイトセゾン投信

 

3位:楽天・全世界株式インデックス・ファンド[楽天・バンガード]

2018年5月 資金流出入額 純資産総額
順位   ファンド (億円) (億円)
3 全世界 楽天・全世界株式インデックス・ファンド 13.6 83.1

楽天・バンガード・ファンドからもう1本、楽天・全世界株式インデックス・ファンドが3位で13.6億。

バンガードのETF VTに気軽に投資できるファンドとして人気を集めています。

直接競合するEXE-iつみたてグローバル(中小型含む株式ファンド)が苦戦する一方、バンガードのブランド力を活かし、全世界株式クラスでは1位となります。

 

2位:eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

2018年5月 資金流出入額 純資産総額
順位   ファンド (億円) (億円)
2 先進国 eMAXIS Slim先進国株式インデックス 23.1 127.0

2018年1月末にMSCI Kokusaiとの連動を目指すインデックスファンドとして驚異的な信託報酬引下げを行ったeMAXIS Slim 先進国株式インデックスが3位以下に大差をつけての2位。23.1億です。

 

1位:<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

2018年5月 資金流出入額 純資産総額
順位   ファンド (億円) (億円)
1 先進国 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 26.2 877.4

そして1位は、2位のeMAXIS Slim 先進国株式同様、MSCI Kokusaiとの連動を目指す<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドeMAXIS Slimとは僅差の26.2億で1位を死守。

信託報酬ではeMAXIS Slimに大きく差をつけられましたが、根強い人気を保っています。

 

まとめ

今回、比較の対象としたインデックスファンドを、資産クラス(投資地域)毎に月次資金流出入額の合計を比較すると下表のようになります。

順位 資産クラス
(投資国)
月次資金流出入額
(億円)
1 先進国株式 58.6
2 バランス 53.8
3 全世界株式 28.4
4 米国株式 28.0
5 新興国株式 16.2
6 TOPIX 14.0
7 日経平均 -52.8

*日経平均株価が大きな資金流出となっているのは、一部のファンドが短期的な投資に使用されているためと推測。

最も売れているのは先進国株式(MSCI Kokusai)となりました。

全世界株式と米国株式は概ね同じで、先進国株式の約半分です。

 

今回比較対象としたインデックスファンド

今回比較の対象としたインデックスファンドは、下記記事で、その運用成績を比較したファンドとなります。

先進国株式インデックスファンド

新興国株式インデックスファンド

米国株式インデックスファンド

全世界株式インデックスファンド

国内株式(TOPIX)インデックスファンド

国内株式(日経平均株価)インデックスファンド

 

ここで取り上げた各ファンドは、SBI証券 楽天証券 マネックス証券等のネット証券で取扱っています。

 

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