ファンド比較、運用状況、決算

【国内債券インデックスファンドの評価】2018年人気(資金流出入額)ランキング、運用成績の比較。

投稿日:2018年8月16日 更新日:

NOMURA-BPI総合との連動を目指す国内債券インデックスファンドについて、純資産総額、資金流出入額、運用成績(騰落率、ベンチマークとの乖離)を調査します。

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[最終更新日:2018.8.16]2018年7月末日時点の情報に更新

*本記事は2018年7月末日時点の情報に基づき記載しています。

先ず、各ファンドの純資産総額、及び、月次資金流出入額から人気のファンドを調べます。

さらに、各ファンドにより実質コスト(信託報酬+α)は異なりますが、それがちゃんとファンド騰落率に反映されているか、そしてベンチマークとの乖離(トラッキングエラー)を確認します。

 

比較した国内債券インデックスファンド、その信託報酬・実質コスト・純資産総額

比較したファンド、及び、その信託報酬・実質コスト、設定日、2018年7月末日時点の純資産総額を下表にまとめます。(信託報酬の低い順に並べてあります)

*DC専用ファンドは参考値扱い。(表中グレーの行のファンド)

ファンド 信託報酬
(実質コスト)
設定日 純資産総額(億円)
三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金) 0.1296%
(0.132%)
2012/10/29 249.4
eMAXIS Slim国内債券インデックス 0.15012%
(0.153%)
2017/2/27 18.4
<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド 0.15012%
(0.156%)
2015/1/29 65.5
たわらノーロード国内債券 0.1512%
(0.153%)
2015/12/18 54.7
iFree 日本債券インデックス 0.1512%
(0.156%)
2016/9/8 1.4
Smart-i 国内債券インデックス 0.1512%
(決算前)
2017/8/29 0.0
三井住友・日本債券インデックス・ファンド 0.1728%
(0.175%)
2002/1/4 631.3
三菱UFJ 国内債券インデックスファンド 0.378%
(0.382%)
2009/2/2 31.1
SMT国内債券インデックス・オープン 0.3996%
(0.406%)
2008/1/9 183.9
日本債券インデックスe 0.3996%
(0.404%)
2010/4/6 20.0
野村インデックスファンド・国内債券 0.432%
(0.434%)
2010/11/26 35.5
eMAXIS 国内債券インデックス 0.432%
(0.435%)
2009/10/28 141.9
(日興)インデックスファンド日本債券 0.486%
(0.491%)
2001/10/17 88.2

*参考データとして比較する三菱UFJ国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)は、SBI証券、マネックス証券松井証券個人型確定拠出年金(iDeCo)で取扱っています。

信託報酬最安値は、eMAXIS Slim国内債券インデックス<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンドの2本。設定時期の違いも有り、純資産総額ではニッセイが大きくなっています。

純資産総額トップは三井住友・日本債券インデックス・ファンド。ここで取り上げたファンドの中では、(日興)インデックスに次いで古く、その純資産総額631億円と2位以下を大きく引き離してのトップです。

最新の信託報酬・実質コスト等は下記記事を参照して下さい。


資金流出入額 [国内債券インデックスファンド 人気ランキング]

直近3カ月(2018年5~7月)の月次資金流出入額合計(*)、及び2018年の累計(1~7月の7カ月間の合計)を見てみます。

直近3カ月の資金流出入額の大きい順にならべてあります。

どのファンドが多く購入されているかの人気ランキングになりますが、純資産が増える事は、それだけ安定した運用にもつながりますし、繰上償還のリスクも減ります。

ただの人気ランキングとしてではなく、ファンド選択の重要な指標の一つとしてみて下さい。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出。
例えば、3月5日の日次資金流出入額は
(3月5日の純資産総額) - (3月4日の純資産総額) x (日次騰落率 + 1)で計算し、
これを1カ月分足して月次資金流出入額としています。

国内債券インデックスファンド 資金流出入額
直近3カ月(2018年5~7月) 2018年累計
順位 ファンド (億円) 順位 (億円)
1 三井住友・日本債券インデックス・ファンド 24.8 1 39.3
2 SMT国内債券インデックス・オープン 18.6 2 30.7
3 たわらノーロード国内債券 9.0 3 18.8
4 <購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド 4.6 5 7.4
5 eMAXIS Slim国内債券インデックス 4.0 4 7.5
6 eMAXIS 国内債券インデックス 3.6 11 -9.0
7 野村インデックスファンド・国内債券 1.0 12 -17.6
8 インデックスファンド日本債券 0.6 6 1.1
9 Smart-i 国内債券インデックス -0.1 8 0.0
10 日本債券インデックスe -0.3 9 -1.1
11 iFree 日本債券インデックス -0.4 7 0.1
12 三菱UFJ 国内債券インデックスファンド -0.6 10 -2.0
参考 三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金) 31.1 参考 46.9

直近3カ月と2018年累計、両方で1位となったのが、純資産総額トップの三井住友・日本債券インデックス・ファンド

2位は、SMT国内債券インデックス・オープン

信託報酬最安値の<購入換金手数料なし>ニッセイeMAXIS Slimは、ほぼ同額で4位、5位となっています。

尚、マイナス金利で国内債券不要論も多い中、実際は意外と売れているという印象を受けます。

 

リターンの比較。実質コスト(信託報酬+α)が騰落率に反映されているか? ベンチマークとの乖離(トラッキングエラー)は?

2018年7月末時点の各ファンドの騰落率を見てみます。

*騰落率は各ファンドの基準価額から「しんたろう」が独自に計算した結果です。
*実質コストに対する騰落率を見ていきますが、期中に信託報酬の変更があったファンドは、その期間に応じて按分した実質コストを用います。

騰落率とコストの関係は、理想的には(配当・利息課税を適切に考慮した)インデックス騰落率から決まる傾き、切片の直線になります。

国内債券の場合、利息が出ても、それに課税される事無くファンドの資産となりますので、指数がそのままインデックス騰落率となります。

 

3カ月・1年騰落率

3カ月、及び1年間の騰落率を実質コストに対してプロットします。

*Smart-iは信託報酬でプロット。また1年のデータは未だありません。

国内債券インデックスファンド

国内債券インデックスファンド

 

図中、茶色の点線がインデックス騰落率。グレーの点線は傾き=-(1+インデックス騰落率)、切片=インデックス騰落率の直線です。ベンチマークとの乖離(トラッキングエラー)が無ければ、この線上にのる筈です。

3カ月、1年ともに各ファンドとも、概ねそのコストに応じた騰落率となっており、ベンチマークとの乖離は殆どありません。

ただ、三菱UFJ(DC)が3カ月騰落率で若干上振れ、そして3カ月、1年とも<購入・換金手数料なし>ニッセイが下振れしているように見えます。

 

まとめ & おすすめファンド

以上、国内債券インデックスファンドについて、純資産総額、資金流出入額、騰落率、さらにベンチマークとの乖離を評価しました。

純資産総額、資金流入額ともにトップとなったのが三井住友・日本債券インデックス・ファンド

そして、各ファンド、ベンチマークとの乖離は殆どありません。(<購入・換金手数料なし>ニッセイが若干の乖離)

 

国内債券インデックスのおすすめファンド

本サイトが選ぶ現時点でのおすすめファンドは、

実績で選ぶなら、純資産総額、資金流入額がトップで、信託報酬も比較的低い、

三井住友・日本債券インデックス・ファンド

期待リターンが低い国内債券だけに、実績よりコストを重視する方、未だ純資産総額は小さいですが、信託報酬最低水準で、その運用も安定している、

eMAXIS Slim 国内債券インデックス

*「おすすめ」というのは必ず利益が出るという意味ではありません。他の類似ファンドに比べ、同等以上の成績を残すであろうと管理人の主観・推測で選んだものです。最終的なファンドの選択はご自身の判断で行ってください。

三井住友・日本債券インデックス・ファンド、eMAXIS Slim 国内債券インデックス、両方を取扱っている金融機関は下記の7社です。(2018.8時点)

販売会社 SBI証券楽天証券 マネックス証券カブドットコム証券SMBC日興証券(ダイレクトコース)松井証券岡三オンライン証券

尚、国内債券インデックスファンドはつみたてNISAでは購入できません。つみたてNISAで国内債券に投資したい場合はバランスファンドを購入する事になります。

また、個人型確定拠出年金(iDeCo)で信託報酬最安値の三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)を取扱っているのは、SBI証券 iDeCoマネックス証券 iDeCo松井証券 iDeCoです。

 

 

 

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