S&P/JPX配当貴族指数に連動を目指すインデックスファンド、「SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン」のパフォーマンス。

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S&P/JPX配当貴族指数」というインデックスがあります。所謂、スマートベータと呼ばれるインデックスの一つです。
(「貴族」とか、アクティブファンドの商品名みたいですが、れっきとしたインデックスです)

S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスと日本取引所グループ(JPX)、東京証券取引所が共同で算出する指数です。

TOPIXの構成銘柄のうち、10年以上にわたり毎年増配しているか、または安定した配当を維持している銘柄を対象とし、配当利回りにより加重され算出されます。「配当込み」指数は、配当収益を考慮して算出した指数です。

              三井住友トラスト・アセットマネジメントのサイトより引用。

そんな「S&P/JPX配当貴族指数」に連動を目指すインデックスファンドである<SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン>のパフォーマンスを調査します。

*S&P500配当貴族については↓の記事を参照して下さい。
参考記事
S&P500配当貴族指数に連動を目指すインデックスファンド、「SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン」のパフォーマンス。

<SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン>の基本情報

三井住友トラスト・アセットメネジメントが運用するインデックスファンドで、「SMTインデックスシリーズ」の一つです。

同じSMTシリーズの<SMT TOPIXインデックス・オープン>と比較してみます。

  SMT 日本株配当貴族
インデックス・オープン

SMT TOPIX
インデックス・オープン

設定日 2016年8月30日 2008年1月9日
ベンチマーク S&P/JPX配当貴族指数(配当込) TOPIX(配当含まず)
信託報酬 0.4536% 0.3996%
実質コスト(*1) 0.472% 0.406%
信託財産留保額 0.05%
純資産総額(百万円)(*2) 2,375 11,396
マザーファンド純資産総額(百万円) 324(*3) 151,002(*4)
組入上位10銘柄(*5) 総銘柄数49 比率 配当利回り   比率
1 SANKYO 3.10% 4.04% トヨタ自動車 3.09%
2 日本たばこ産業 2.95% 3.12% 三菱UFJ FG 2.22%
3 イオンフィナンシャルサービス 2.88% 2.99% 日本電信電話 1.80%
4 中国電力 2.69% 3.97% ソフトバンクグループ 1.72%
5 サンリオ 2.62% 3.87% 三井住友FG 1.35%
6 日本取引所グループ 2.60% 2.63% KDDI 1.28%
7 北陸電力 2.50% 3.24% ソニー 1.22%
8 伊藤忠テクノソリュージョンズ 2.45% 2.12% 本田技研工業 1.20%
9 ローソン 2.33% 3.31% 日本たばこ産業 1.11%
10 パナホーム 2.28% 1.71% みずほFG 1.11%

(*1)実質コストは2017年5月10日の運用報告書より。決算が6カ月毎なので、信託報酬の比率から年間コストに換算。
(*2)純資産総額は2017年6月22日時点
(*3)マザーファンド純資産総額は2017年5月10日時点
(*4)マザーファンド純資産総額は2016年5月30日時点
(*5)組入銘柄は2017年5月31日の月次レポートより。

*日本株配当貴族の純資産総額が2017年6月13日に341(百万円)から2,351(百万円)に一気に7倍近くまで伸びています(???)。

<SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン>のパフォーマンス

 未だ設定されてから1年も経っておらず、このような短期間で判断を下すのは早計かと思いますが、取りあえず、現在までのパフォーマンスをTOPIXと比較します。

基準価額のチャート

先ずは、<SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン>が設定された2016年8月30日を基準(10,000)としたチャートを比較します。

日本株配当貴族

チャートを見ると、基本的にはTOPIXと同じような動きですが、期間によって若干差が出ているように見えます。

リターン・リスクの比較

2016年8月から2017年5月までの月次データ(終値)からリターン、リスク、及びシャープレシオを計算してみます。
*シャープレシオは無リスク資産の利回り0として計算。

年率リターン・リスク
  配当貴族 TOPIX
リターン 29.9% 27.5%
リスク 9.1% 7.7%
シャープレシオ 3.30 3.56

年率リターンで約2%、配当貴族が上回っていますが、その分、リスクも大きくなり、シャープレシオではTOPIXに負けています。

1カ月騰落率の差

運用開始から日が浅い事もあり、1カ月騰落率で比較してみます。

各月の騰落率を、<SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン>の騰落率と<SMT TOPIXインデックス・オープン>の騰落率の差でプロットしてみます。

日本株配当貴族

全部で9カ月のデータしかありませんが、

<SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン>の6勝3敗

という結果です。ただ、2016年9月、10月は両者の差は殆どありませんので(0.02%)、

<SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン>の4勝3敗2分

といった方が正しいかもしれません。

まとめ

まだ設定から約1年も経っていないという事で、優劣をつけるのは難しいのですが、少なくとも設定から現在のデータで見る限り、<SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン>は、TOPIXをリターンで上回り、その分、若干、リスクが高くなるという結果です。

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