[2017年9月版 先進国株式インデックスファンド] 実質コスト(信託報酬+α)は騰落率に反映されているか?

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毎月定期的にチェックしているMSCI Kokusai(コクサイ)との連動を目指す先進国株式インデックスファンドの運用状況チェック2017年9月版です。

各ファンドにより実質コスト(信託報酬+α)は異なりますが、それが、ちゃんとファンド騰落率に反映されているかを確認します。

折角、信託報酬の低いファンドを選択しても、それが騰落率に反映されなければ意味がありません。

また、ベンチマークとの乖離、各社、決算時の運用報告書に記載されていますが、これを信じてはいけません

例えば、同じMSCI Kokusaiといっても、各運用会社が、独自に円換算している事、さらに、配当含む・含まない(プライス)、そして配当込でもグロス(配当課税無)ネット(配当課税有)と様々で、同じ基準で評価していないからです。

参考記事各アセットクラスのインデックスファンドのベンチマーク(配当有無、配当込の場合グロス、ネット)、及びその騰落率をまとめました。

使用したデータは、各ファンドの2017年9月末時点での月報、マンスリーレポートです。

*マンスリーレポートの騰落率が小数点第1位までしか記載されていないファンドについては、基準価額から独自に計算し、小数点第2位までの値で比較します。

尚、2017年8月末時点での結果は↓を参照して下さい。

参考記事[2017年8月版 先進国株式インデックスファンド] 実質コスト(信託報酬+α)は騰落率に反映されているか?

また各ファンドの信託報酬、実質コストは↓の記事を参考にして下さい。

参考記事インデックスファンド・コスト比較

比較したファンド

MSCI Kokusai(MSCI コクサイ)との連動を目指して運用する下記のインデックスファンドを比較しました。

*以下、[ ]内に示した略称で表記します。

  • たわらノーロード 先進国株式  [たわら]
  • <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド  [ニッセイ]
  • eMAXIS 先進国株式インデックス [eMAXIS]
  • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス [eMAXIS Slim]
     *実質コストは信託報酬にeMAXISの信託報酬以外のコストを足した値を使用。
  • 野村インデックスファンド・外国株式<Funds-i>  [Funds-i]
  • SMT グローバル株式インデックス・オープン   [SMT]
  • 外国株式インデックスe   [インデックスe]
  • iFree 外国株式インデックス  [iFree]
  • (日興)インデックスファンド海外株式(ヘッジ無)  [日興DCインデックス]
  • 三井住友・DC外国株式インデックスファンドS  [三井住友・DC]
     *DC専用で一般には販売されていません。

実質コスト(信託報酬+α)が騰落率に反映されているか?

1カ月騰落率

先ずは1カ月騰落率で見てみます。

実質コスト/12に対して1カ月騰落率をプロットします。

グラフ中、茶色の点線がベンチマークの値です。ベンチマークはたわらノーロード 先進国株式の月報に記載されている値で、配当込、配当の課税を考慮しないグロスです。

また、図中、グレーの点線は傾き-1の線です。

先進国株式インデックスファンド

2017年9月は+4.6%程度の騰落率です。

三井住友・DCeMAXIS Slimニッセイが若干乖離しているようにも見えますが、その差、0.01%程度ですので誤差と言って良いでしょう。

*基準価額10,000円として1円単位で基準価額は変化しますので、1/10,000=0.01%程度の差は生じても仕方ありません

今月も概ね実質コスト(信託報酬、及びその他の費用)に応じた騰落率となっています。各ファンドとも特に大きな乖離は見えていません。

1年騰落率

次に1年騰落率です。

同じように実質コストに対して1年騰落率をプロットします。

先進国株式インデックスファンド

尚、図中、グレーの点線は傾き-1.3の線です。

(*)コストと騰落率の関係は、理想的には、その傾き=-[ベンチマークの騰落率+1]となります。騰落率が概ね30%ですので傾き-1.3としてあります。

尚、iFreeが設定から1年経ちましたので今回からデータに加わっています。

*eMAXIS Slimは、まだ設定から1年たっていませんのでデータはありません。

各ファンドの1年間騰落率は、ニッセイを除き、概ね問題のないレベルで、実質コスト(信託報酬、及びその他の費用)に応じた騰落率となっています。

ニッセイは、2016年11月の米国大統領選挙時の大幅な乖離がありますので、この影響が消える事はありません。

信託報酬に対してプロット

上記グラフは実質コストに対してプロットしたものですが、参考までに信託報酬に対してプロットした結果をお見せします。

先進国株式インデックスファンド

実質コストに対する結果と異なっているのはiFree

信託報酬はたわらノーロードより低いですが、実質コストが大きくなった結果、騰落率ではiFreeよりたわらノーロードの方が勝っています。

信託報酬だけでなく、いかに実質コストが重要かがご理解いただけるかと思います。

まとめ

以上、先進国株式(MSCI kokusai)インデックスファンドについて、騰落率に信託報酬・実質コストがちゃんと反映されているかの評価、2017年9月版でした。

2017年9月においても、概ね実質コスト(信託報酬+α)に応じた騰落率を示し、特に問題となるような大きな乖離はなかったと言えます。

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