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【先進国株式インデックスファンドの評価】2018年人気(資金流出入額)ランキング、運用成績の比較。

投稿日:2018年6月4日 更新日:

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MSCI Kokusai(コクサイ)との連動を目指す先進国株式インデックスファンドについて、純資産総額、資金流出入額、運用成績(騰落率、ベンチマークとの乖離)を調査します。

[最終更新日:2018.6.4]2018年5月末日時点の情報に更新

MSCI Kokusaiって何? 先進国ってどこの国?っていう方は下記の記事をご覧ください。
参考記事【外国株式インデックスファンド】各インデックス(指数)、そして先進国、新興国ってどこの国? GDPとの関係も。

*本記事は2018年5月末日時点の情報に基づき記載しています。

先ず、各ファンドの純資産総額、及び、月次資金流出入額から人気のファンドを調べます。

さらに、各ファンドにより実質コスト(信託報酬+α)は異なりますが、それがちゃんとファンド騰落率に反映されているか、そしてベンチマークとの乖離(トラッキングエラー)を確認します。

尚、ベンチマークとの乖離、各社、決算時の運用報告書や月報に記載されていますが、これを信じてはいけません。同じMSCI Kokusaiといっても、各社のベンチマーク騰落率は異なるからです。
参考記事【インデックスファンド】運用報告書でのベンチマークとの乖離の見方、乖離0だから単純に素晴らしいファンドとは言えません。

 

比較した先進国株式インデックスファンド、その信託報酬・実質コスト・純資産総額

比較したファンド、及び、その信託報酬・実質コスト、設定日、2018年5月末日時点の純資産総額を下表にまとめます。(信託報酬の低い順に並べてあります)

*DC専用ファンドは参考値扱い。(表中グレーの行のファンド)
*全て為替ヘッジ無。
*eMAXIS Slim、i-SMTの実質コストは、信託報酬以外のコストが、それぞれeMAXIS、SMTと同じと仮定して算出。

ファンド 信託報酬
(実質コスト)
設定日 純資産総額(億円)
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 0.11826%
(0.188%)
2017/2/27 127.0
三井住友・DC外国株式インデックスファンドS 0.1728%
(0.256%)
2004/11/30 430.2
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 0.20412%
(0.303%)
2013/12/10 877.4
DCニッセイ外国株式インデックスファンド 0.20412%
(0.307%)
2015/3/31 128.8
iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし) 0.2052%
(0.274%)
2016/9/8 12.4
i-SMT グローバル株式 0.2052%
(0.245%)
2017/11/24 0.5
たわらノーロード先進国株式 0.2160%
(0.254%)
2015/12/18 226.7
Smart-i 先進国株式インデックス 0.2160%
(---)
2017/8/29 0.8
外国株式インデックスe 0.540%
(0.574%)
2010/4/6 156.8
SMTグローバル株式インデックス・オープン 0.540%
(0.580%)
2008/1/9 633.2
野村インデックスファンド・外国株式(Funds-i) 0.594%
(0.615%)
2010/11/26 94.9
eMAXIS 先進国株式インデックス 0.648%
(0.718%)
2009/10/28 346.5
[日興]インデックスファンド海外株式(ヘッジ無) 0.9072%
(0.946%)
2001/10/17 102.1

純資産総額1位は<購入・換金手数料なし>ニッセイ

信託報酬の低さで他を寄せ付けないeMAXIS Slim、設定から僅か1年2カ月(2018.4月末)で純資産総額100億円を突破し、その後も順調に資産を増やしています。

一方、i-SMTSmart-iは、まだ1億にも達していません。

最新の信託報酬・実質コスト等は下記記事を参照して下さい。


資金流出入額 [先進国株式インデックスファンド 人気ランキング]

2018年5月の概算の月次資金流出入額(*)、及び2018年の累計(1~5月の5カ月間の合計)を見てみます。

5月の資金流出入額の大きい順にならべてあります。

どのファンドが多く購入されているかの人気ランキングになりますが、純資産が増える事は、それだけ安定した運用にもつながりますし、繰上償還のリスクも減ります。

ただの人気ランキングとしてではなく、ファンド選択の重要な指標の一つとしてみて下さい。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出。
例えば、3月5日の日次資金流出入額は
(3月5日の純資産総額) - (3月4日の純資産総額) x (日次騰落率 + 1)で計算し、
これを1カ月分足して月次資金流出入額としています。

先進国株式インデックスファンド 資金流出入額
2018年5月 2018年累計
順位 ファンド (億円) 順位 (億円)
1 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 26.17 1 144.38
2 eMAXIS Slim先進国株式インデックス 23.09 2 97.79
3 たわらノーロード先進国株式 8.54 3 42.53
4 SMTグローバル株式インデックス・オープン 1.50 5 13.74
5 野村インデックスファンド・外国株式 0.88 4 19.62
6 iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし) 0.63 6 2.98
7 Smart-i 先進国株式インデックス 0.26 8 0.75
8 インデックスファンド海外株式(ヘッジ無) 0.24 7 1.52
9 i-SMT グローバル株式 0.02 9 0.38
10 外国株式インデックスe -0.23 10 -0.87
11 eMAXIS 先進国株式インデックス -2.47 11 -8.26
参考 DCニッセイ外国株式インデックス 6.98   33.59
参考 三井住友・DC外国株式インデックスファンドS 13.45   29.51

2018年5月の1位は、先月に引き続き<購入・換金手数料なし>ニッセイ。2位がeMAXIS Slim。先進国株式インデックスファンドでは、この2強の争いといっても良いでしょう。

3位にたわらノーロード。ただ、1位、2位との差は大きく広がっています。

2018年5月、そして2018年累計でも資金流出(マイナス)となったのはeMAXIS(Slimでない方)外国株式インデックスe

比較的低コストにも関わらず苦戦しているのがSmart-ii-SMT。全くと言っていいほど伸びていません。

 

<購入・換金手数料なし>ニッセイとeMAXIS Slimの月次資金流出入額の比較

根強い人気を持つ<購入・換金手数料なし>ニッセイ、信託報酬で他社を大きく引き離したeMAXIS Slim、この2本の月次資金流出入額の推移を見てみます。

先進国株式インデックスファンド

2017年は全く<購入・換金手数料なし>ニッセイに歯が立たなかったeMAXIS Slimですが、2017年12月末に驚異的な信託報酬引下げを発表し、これを契機に2018年1月から急速に資金流入が増えています。

2018年1月は、何故かニッセイに巨額の資金流入がありましたが、その後、両社はほぼ互角。ただ、依然、eMAXIS Slim<購入・換金手数料なし>ニッセイを追い越すまでには至っていません。

 

リターンの比較。実質コスト(信託報酬+α)が騰落率に反映されているか? ベンチマークとの乖離(トラッキングエラー)は?

2018年5月末時点の各ファンドの騰落率を見てみます。

*騰落率は各ファンドの基準価額から「しんたろう」が独自に計算した結果です。
*実質コストに対する騰落率を見ていきますが、期中に信託報酬の変更があったファンドは、その期間に応じて按分した実質コストを用います。

騰落率とコストの関係は、理想的にはインデックス騰落率から決まる傾き、切片の直線になります。ただ、外国株式の場合、配当課税を適切に考慮したインデックス騰落率がわかりませんので、管理人の主観で、図中グレーの点線を引いています。

1カ月騰落率

先ずは、2018年5月末日時点の1カ月騰落率を見てみます。

実質コスト/12に対して1カ月騰落率をプロットします。(Smart-iだけは信託報酬でプロット)

先進国株式インデックスファンド

 

2018年5月は、信託報酬・実質コストの低いeMAXIS Slimが騰落率でも1位となっています。

1カ月騰落率では、ファンド間の差が小さい事もあり、多少ばらついて見えますが、その中でも、<購入・換金手数料なし>ニッセイ・DCニッセイSMT・i-SMTの騰落率が若干低くなっています。

 

日次騰落率

日次騰落率を確認しておきます。

eMAXIS Slimを基準とし、日次騰落率の差をプロットします。先進国株式インデックスファンド

プロットが重なって見にくいですが、2018年2月のニッセイの乖離以来、(Smart-i以外の)各ファンド、特定の日に大きな乖離が発生するような事態は起こっていません。

ただ、Smart-iは、月次騰落率では問題なさそうに見えましたが、日次でみると、依然、不安定な運用が続いている事がわかります。

 

3カ月騰落率

次に2018年5月末日時点の3カ月騰落率を見てみます。

実質コスト/4に対して3カ月騰落率をプロットします。(Smart-iだけは信託報酬でプロット)

先進国株式インデックスファンド

 

概ね信託報酬・実質コストに応じた騰落率となっています。

eMAXIS Slim、大幅な信託報酬引下げが実際に実施されたのが2018年1月30日ですので、この3カ月騰落率は全期間引下げ後のデータとなります。そして、その低いコストに応じた高いリターンとなっています。DC専用ですがお宝ファンドとも言われ、一般販売を切望されていた三井住友・DC外国株式インデックスファンドSをも上回るリターンです。

 

1年騰落率

次に2018年5月末日時点の1年騰落率です。先進国株式インデックスファンド

 

概ね、信託報酬・実質コストに応じた騰落率となっています。

騰落率トップは三井住友・DCeMAXIS Slim

1年で見ると、その期中の平均信託報酬(実質コスト)三井住友・DCが0.1728%(0.256%)、eMAXIS Slimが0.1798%(0.250%)と未だ互角。今後、コストは逆転していきますので、やがて年間騰落率で見てもeMAXIS Slimがトップになる事でしょう。

 

まとめ & おすすめファンド

以上、先進国株式(MSCI Kokusai)インデックスファンドについて、純資産総額、資金流出入額、騰落率、さらにベンチマークとの乖離を評価しました。

圧倒的に人気を集めている=資金流入額が大きいのが<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドeMAXIS Slim先進国株式インデックスの2本。

信託報酬で断然優位に立つeMAXIS Slim、月次資金流出入額では未だ<購入・換金手数料なし>ニッセイに追いついてはいませんが、純資産総額は設定から僅か1年2カ月で100億円を超え、安定した運用、そして、そのコストの低さに応じた高い騰落率となっています。

MSCI Kokusaiとの連動を目指す先進国インデックスファンドとしては、最もお勧めできるのがeMAXIS Slim 先進国株式インデックス

 

eMAXIS Slim先進国株式インデックスは、SBI証券 楽天証券 マネックス証券岡三オンライン証券カブドットコム証券GMOクリック証券 松井証券等のネット証券で取扱っています。

 

また、個人型確定拠出年金(iDeCo)eMAXIS Slim先進国株式インデックスを取扱っているのは、マネックス証券 iDeCo松井証券 iDeCoの2社のみです。

 

他の株式インデックスファンドの最新の情報・結果は↓の記事を参照して下さい。

先進国株式インデックスファンド(本記事)

新興国株式インデックスファンド

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国内株式(TOPIX)インデックスファンド

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