【国内株式(日経平均株価)インデックスファンド】2017年のベスト・ファンド、そして2018年おすすめのファンドは?

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日経平均株価をベンチマークとする国内株式インデックスファンドの中から、2017年最も優れたファンド、そして2018年に期待できるファンドを(可能な限り客観的なデータから)選びます。

インデックスファンドとしての評価の基準は、

  • 信託報酬、実質コストが低い事
  • 純資産総額(マザーファンド含む)が大きい事、そして順調に資産を伸ばしている事
  • ベンチマークとの乖離(トラッキングエラー)がない事

この3点に注目して比較していきます。

比較したのは下表のファンド。以降、下表記載の略称で表記する場合があります。

*DC専用ファンドが含まれていますが参考値として取り扱います。

比較した国内株式(日経平均)インデックスファンド
 ファンド 略称 
たわらノーロード日経225 たわらノーロード
<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド ニッセイ
日経225インデックスe インデックスe
SMT 日経225インデックス・オープン SMT
野村インデックスファンド・日経225 Funds-i
eMAXIS 日経225インデックス eMAXIS
インデックスファンド225(日本株式) 日興DCインデックス
iFree 日経225インデックス iFree
i-SMT 日経225インデックス i-SMT
Smart-i 日経225インデックス Smart-i
野村つみたて日本株投信 野村つみたて
DCニッセイ日経225インデックスファンドA
*SBI、マネックスiDeCoで取扱
DCニッセイ
 

尚、2017年に新規設定されたファンドについては↓の記事もお読みください。
参考記事2017年新規設定インデックスファンド 人気ランキング。2018年に向けて期待のファンドは?

【国内株式(日経平均株価)インデックスファンド】実質コスト ランキング

先ずは、信託報酬にそれ以外のコストを加えた実質コストのランキングです。

*実質コストは直近の決算時の値。
*DC専用ファンドは参考値扱い。
*i-SMT、野村つみたての実質コストは、それぞれ信託報酬以外のコストがSMT、Funds-iと同じと仮定して計算。よって参考値扱い。

2017年 期中平均実質コスト・ランキング

2017年期中に信託報酬の引下げがあったファンドは日数で按分し、2017年平均コストとして比較します。

[国内株式(日経平均株価)インデックスファンド]
2017年実質コストランキング
順位 ファンド 2017年平均コスト
信託報酬 実質コスト
(参考) 野村つみたて 0.1836% (0.193%)
(参考) i-SMT 0.1836% (0.198%)
(参考) Smart-i 0.1836%
1 iFree 0.2000% 0.207%
2 <購入・換金手数料なし>
ニッセイ
0.1944% 0.211%
3 インデックスe 0.2052% 0.216%
4 たわらノーロード 0.2106% 0.218%
(参考) DCニッセイ 0.2052% 0.221%
5 SMT 0.3996% 0.414%
6 eMAXIS 0.4320% 0.437%
7 Funds-i 0.4320% 0.441%
8 日興DC インデックス 0.6696% 0.675%
 

1位 iFree 日経225インデックス。

信託報酬はニッセイより若干高いものの、実質コストで下回りトップとなりました。

2位  <購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド

3位  日経225インデックスe

と続きます。

2018年の信託報酬・実質コストは?

先進国株式のような激しい低コスト化競争はありませんでしたが、それでもiFreeたわらノーロードニッセイが信託報酬を引下げ、さらにSmart-ii-SMT、野村つみたて が新規に設定されました。

*ニッセイの引き下げは2018.2.16より。

まだ実質コストがわからないファンドもありますが、判明している分だけの2018年の実質コスト・ランキングです。

*信託報酬以外のコストは毎年変わりますが、ここでは現時点での値をそのまま使用します。

[国内株式(日経平均株価)インデックスファンド]
2018年実質コストランキング
順位 ファンド  2018年コスト
信託報酬 実質コスト
1 iFree 0.1836% 0.190%
2 たわらノーロード 0.1836% 0.191%
(参考) 野村つみたて 0.1836% (0.193%)
(参考) i-SMT 0.1836% (0.198%)
(参考) DCニッセイ 0.1825% 0.198%
3 <購入・換金手数料なし>
ニッセイ
0.1825% 0.199%
 (参考) Smart-i 0.1836%
4 インデックスe 0.2052% 0.216%
5 SMT 0.3996% 0.414%
6 eMAXIS 0.4320% 0.437%
7 Funds-i 0.4320% 0.441%
8 日興DC インデックス 0.6696% 0.675%
 

実質コストが判明しているファンドの中では、

1位 iFree 日経225インデックス。

1位は2017年と同じ結果ですが、2位以下は入れ替わりがあり、

2位 たわらノーロード日経225

3位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均 (2018.2.16の信託報酬引下げ後)

と続きます。

但し、未だ実質コストが不明で参考値扱いとしていますが、野村つみたてi-SMTが2~3位の間に入る可能性があります。

【国内株式(日経平均株価)インデックスファンド】純資産総額ランキング

ファンドを選択する上で重要な指標の一つが、ファンド、及びマザーファンドの純資産総額。

純資産総額が大きいほど安定した運用が期待でき、そして信託報酬以外のコストを抑える事にもつながります。さらに繰上償還のリスクも減ります。

マザーファンド 純資産総額

先ずはマザーファンドの純資産総額のランキングです。

純資産総額は、それぞれのファンドの決算報告書から引用していますので、決算時期により最大1年、時期のずれがある事をご承知おきください。

マザーファンド純資産総額
順位 ファンド 純資産総額
(億円)
1 日興DCインデックス 2,168
2 iFree 1,388
3 eMAXIS
1,140
4 <購入・換金手数料なし>
ニッセイ / DCニッセイ
1,130
5 Funds-i / 野村つみたて 543
6 たわらノーロード
39
7 インデックスe 101
8 SMT / i-SMT 347
9 たわらノーロード
39
Smart-i ???

1位 (日興)インデックスファンド225(日本株式)

2位 iFree 日経225インデックス

3位 eMAXIS 日経225インデックス

4位のニッセイまでは1,000億円以上と十分大きい純資産総額があります。

意外なのがたわらノーロード。多くのアセットクラスで巨大なマザーファンドを誇るシリーズですが、日経平均株価に関しては39億円しかありません。

2017年末時点でのファンド純資産総額

各ファンドの2017年12月末時点での純資産総額のランキングです。

*i-SMT、Smart-i、野村つみたては設定が2017年後半と遅いので参考値として見て下さい。

ファンド純資産総額(2017.12末)
順位 ファンド 純資産総額(億円)
1 Funds-i 236.30
2 eMAXIS 176.42
3 日興DCインデックス 130.03
4 SMT 83.29
5 たわらノーロード 30.37
6 <購入・換金手数料なし>
ニッセイ
17.75
(参考) DCニッセイ 12.02
7 インデックスe 11.67
8 Smart-i(*) 7.13
9 iFree 5.06
10 i-SMT 0.25
11 野村つみたて 0.02

(*)Smart-iは設定当初に6億円の資産あり。

1位 野村インデックスファンド・日経225[Funds-i]

2位 eMAXIS 日経225インデックス

3位 [日興]インデックスファンド225(日本株式)

4位以下は、100億円以下の純資産総額になります。

2017年の純資産総額 実質増減額

次に、ファンドの2017年の純資産総額の実質的な純資産の増減額を見てみます。

実質的な増減額は、

(2017.12月末時点の純資産総額) – (2016年12月末時点の純資産総額) x (1年間騰落率+1)

で定義します。

概ね資金流出入額と思って良いでしょう。

前章のファンド純資産総額は設定時期に大きく依存しますが、ここでは、2017年に限定しますので、今、最も人気のある、そして多くの方が投資しているファンドのランキングを知る事が出来ます。

*i-SMT、Smart-i、野村つみたては設定が2017年後半と遅いので参考値として見て下さい。

2017年純資産総額 実質増減額 
順位 ファンド 実質増減額(億円)
1 SMT 29.70
2 <購入・換金手数料なし>
ニッセイ
16.25
3 たわらノーロード 12.19
(参考) DCニッセイ 10.80
4 iFree 4.01
5 Smart-i(*) 1.13
6 i-SMT 0.25
7 野村つみたて 0.01
8 インデックスe -0.15
9 日興DCインデックス -4.55
10 Funds-i -22.23
11 eMAXIS -57.11

(*)Smart-iは設定当初に6億円の資産あり、上表ではそれを差引いて表示。

1位 SMT 日経225インデックス・オープン

決して信託報酬・実質コストが低いとは言えないSMTが大差をつけてトップです。

2位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド

3位 たわらノーロード日経225

尚、トップ3の合計で58億円、一方、TOPIXのトップ3の合計が186億円でしたので、国内株式クラスでは日経平均株価連動型よりTOPIX連動型のインデックスファンドを選ぶ方が圧倒的に多いようです。 

2017年12月 1カ月限定

新規設定ファンドを含めて評価、そして来年を占うために、2017年12月の1カ月だけの実質的な純資産総額の増減額を見てみます。

2017年12月純資産総額 実質増減額
順位 ファンド 実質増減額(億円)
1 SMT 3.19
2 <購入・換金手数料なし>
ニッセイ
2.22
3 iFree 1.69
(参考) DCニッセイ 1.25
4 たわらノーロード 0.60
5 i-SMT 0.22
6 インデックスe 0.18
7 Smart-i 0.03
8 野村つみたて 0.00
9 日興DCインデックス -0.53
10 eMAXIS -2.66
11 Funds-i -43.91

2017年12月の1カ月だけで見ても、1位、2位は変わらず、

1位 SMT 日経225インデックス・オープン

2位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド

ただ、3位がiFree 日経225インデックス

と、たわらノーロード日経225を上回ります。 

【国内株式(日経平均株価)インデックスファンド】2017年の運用成績

騰落率ランキング

1年間、及び1カ月(2017年12月)の騰落率を見てみます。

*i-SMT、野村つみたてを含める為、1カ月のデータを記載。

ランキングは1年騰落率でつけています。

順位 ファンド 1年
騰落率
1カ月
騰落率
1 iFree 21.05% 0.32%
2 <購入・換金手数料なし>
ニッセイ
21.05% 0.30%
 (参考) DCニッセイ 21.03% 0.29%
3 たわらノーロード 21.02% 0.28%
4 インデックスe 21.02% 0.29%
5 Funds-i 20.87% 0.29%
6 SMT 20.83% 0.28%
7 eMAXIS 20.81% 0.28%
8 日興DCインデックス 20.48% 0.26%
i-SMT 0.31%
野村つみたて 0.30%
Smart-i 0.27%

1年騰落率で、 

1位  iFree 日経225インデックス

2位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド

1位と2位の差は0.001%と僅差です。

3位 たわらノーロード日経225

となります。

1カ月騰落率で見てもiFreeがトップですが、2位以降はi-SMT野村つみたてと続きます。

ベンチマークとの乖離。実質コストと騰落率の関係。

いくら騰落率が高くても、それがベンチマークとの乖離によるものであれば、たとえ上振れだったとしてもインデックスファンドとして良いファンドとは言えません。

そこで、実質コストに対する騰落率の関係からベンチマークとの乖離を見てみます。

2017年 1年間騰落率

先ずは2017年の1年間の騰落率です。

国内株式(日経平均株価)インデックスファンド

綺麗に実質コストに応じた騰落率となっており、各ファンドともベンチマークとの乖離は殆ど無いと推測されます。

*僅かにFund-iが上振れしているようにも見えますが。

2017年 12月 1カ月騰落率

2017年12月の1カ月間騰落率を見てみます。

新たに、i-SMT野村つみたてSmart-iのデータが加わります。

*Smart-iは実質コスト不明、予測も困難な為、信託報酬でプロットしてあります。

国内株式(日経平均株価)インデックスファンド

あまり綺麗な相関ではありません。

設定間もないSmart-iは当然としても、たわらノーロードインデックスeニッセイの2本が下振れ、そしてiFreeが上振れしているように見えます。

勿論、図中のグレーの線は主観で描いていますので、これが真のベンチマークの値とは限りませんが・・・。

TOPIXではコストと騰落率は綺麗な相関を見せていたのに、なぜに日経平均株価だとここまでバラツクのかは分かりません。

日経平均株価連動型のインデックスファンドは、TOPIX型に比べ先物比率が多いのですが、これが関係しているのかな? 因みに、直近の値で、先物比率 Smart-i 13.2% たわらノーロード 8.9%、インデックスe 6.9%と他のファンドよりも高くなっています。

尚、i-SMT野村つみたては、取りあえず、信託報酬以外のコストがSMTFunds-iと同じと仮定してプロットしていますが、同一線上に綺麗に乗っている事から、この仮定に大きな間違いはない、言い換えるとi-SMT、野村つみたて日本株の信託報酬以外のコストは、それぞれSMT、Funds-iと概ね同等だと推測できます。

2018年の騰落率はどうなるか?

信託報酬以外のコストが直近の値と変わらない、さらに全ファンドともベンチマークとの乖離がないという仮定のもの、2018年の騰落率をイメージしてみます。

*実質コストが推測できないSmart-iは除く

国内株式(日経平均株価)インデックスファンド

実質コスト 0.2%前後に多くのファンドがひしめき合ってよく分かりませんので、ここだけを抜き出して再度プロットします。

国内株式(日経平均株価)インデックスファンド

勿論、実際の騰落率はわかりませんので、あくまでイメージです。

当然ですが、信託報酬・実質コストが最も低いiFree 日経225インデックスの騰落率が最も高くなる事でしょう。

それを、たわらノーロード野村つみたて日本株が追う形になります。

まとめ

以上、コスト(信託報酬・実質コスト)、純資産総額、騰落率(ベンチマークとの乖離)の3点から、国内株式(日経平均株価)インデックスファンドを評価・比較しました。

2017年のベスト・ファンドは?

(ここからは、おもいきっり主観が入ります)

iFreeニッセイかで迷いますが、ファンド自身の純資産総額や増加額から見て、

<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド

とします!

2018年 国内株式(日経平均株価)、お勧め期待のファンドは?

ここも迷うところですが、2018年になりニッセイiFreeの信託報酬の差が小さくなり、信託報酬以外のコストが低いiFreeが、より有利になる事から、

今後、ファンド自身の純資産総額も伸びていく事を期待して、

iFree 日経225インデックス

とします。

前に評価した先進国株式・新興国株式、国内株式(TOPIX)では、eMAXIS Slimをお勧めできるファンドと記載しましたが、日経平均株価では、たわらノーロード野村つみたてとの差が小さく、お勧めではなく、期待できるファンドとしました。

[2018.1.17追記]
eMAXIS Slimシリーズに日経平均株価との連動を目指すeMAXIS Slim国内株式(日経平均)が2018.2.2に新規設定される事が分かりました。信託報酬は最低水準、実質コストも従来のeMAXISと信託報酬以外のコストが同じであれば最低水準となります。

未だ設定されていないファンドを評価できませんが、2018年十分期待できるファンドとなる事でしょう。
参考記事【eMAXIS Slim】日経平均株価をベンチマークとするeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)が新規設定。

*投資、及びファンドの選択は自己責任で行ってください。

個人型確定拠出年金(iDeCo)で投資を始めようと思っている方、今回、参考値扱いながら、比較的良好な成績となったDCニッセイ日経225インデックスファンドAiDeCoで取扱っているのはマネックス証券SBI証券です。
公式サイト マネックス証券 iDeCo

SBI証券 公式サイトSBI証券 個人型確定拠出年金

つみたてNISA特定口座で投資したい方は、楽天証券、SBI証券など。
公式サイト楽天証券SBI証券 

「2017年ベストファンド、2018年のおすすめのファンド」シリーズの他のアセットクラスは↓の記事を参照して下さい。

「 2017年ベストファンド、
2018年おすすめファンド」
(各アセットクラスをクリックして下さい)
先進国株式インデックスファンド
新興国株式インデックスファンド 
国内株式(TOPIX)インデックスファンド 
重要国内株式(日経平均株価)インデックスファンド 
全世界株式インデックスファンド 
国内REIT(J-REIT)インデックスファンド 
先進国REITインデックスファンド 

2017年に新規設定されたファンドについては↓の記事もお読みください。
参考記事2017年新規設定インデックスファンド 人気ランキング。2018年に向けて期待のファンドは?

また各ファンドの最新の信託報酬、実質コストは↓の記事を参考にして下さい。
参考記事インデックスファンド・コスト比較

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