JPX日経中小型株指数に連動するインデックスファンドってどうなの?

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JPX日経中小型株指数との連動を目指すインデックスファンドが、三菱UFJ国際投信のeMAXIS JPX日経中小型指数インデックス、三井住友トラスト・アセットマネジメントのSMT JPX日経中小型株インデックス・オープンと相次いで運用・販売開始されました。

このJPX日経中小型株指数について調査します。

JPX日経中小型株指数とは

2017年3月13日より算出が開始された新しい指数です。東京証券取引所、及び日本経済新聞社が共同で算出します。

構成銘柄は200銘柄で、東証一部に加え、二部、マザーズ、JASDAQを対象とする時価総額加重型の指数です。(TOPIXは東証一部のみです)

適格基準によるスクリーニングを行った後、時価総額順位上位20%以内となる大型銘柄を除外する為、中小型株に絞った指数となります。

その他、詳細はJPX日本取引所グループのサイトを参照して下さい。

構成比率上位10銘柄

  JPX日経中小型株指数 (参考)TOPIX
1 東京精密 1.6% トヨタ自動車
2 アンリツ 1.5% 三菱UFJ FG
3 不二越 1.4% 日本電信電話
4 岡三証券グループ 1.4% 三井住友 FG
5 ナカニシ 1.3% 本田技研工業
6 三井住友建設 1.2% ソフトバンクG
7 東京製鐵 1.2% KDDI
8 東京TYファイナンシャルグループ 1.1% みずほFG
9 カドカワ 1.1% 日本たばこ
10 ニチハ 1.1% ソニー

(出典)SMT JPX日経中小型株インデックス・オープン、及びSMT TOPIXインデックス・オープンの交付目論見書

JPX日経中小型株指数との連動を目指すインデックスファンド

<eMAXIS JPX日経中小型指数インデックス>、<SMT JPX日経中小型株インデックス・オープン>と2つのファンドが運用・販売が開始されています。

  eMAXIS JPX日経中小型指数インデックス SMT JPX日経中小型株インデックス・オープン
 設定日  2017年6月12日  2017年6月27日
信託報酬 0.432%  0.432%
信託財産留保額 0.3%  0.1%

eMAXISSMTとも信託報酬は同じですが、両方とも信託財産留保額がかかり、eMAXISの方が0.3%と高くなっています。

いずれもSBI証券楽天証券マネックス証券で購入出来ます。

JPX日経中小型株指数のパフォーマンス

まだ上記ファンドの運用結果はありませんので、指数そのもので評価します。

*JPX日経中小型株指数、及び日経平均株価のデータは日経平均プロファイルより入手したデータを使用し、リターン・リスクなどの計算は、「しんたろう」が独自に行っております。
*JPX日経中小型株指数に関する著作権その他一切の知的財産権は東京証券取引所、及び日本経済新聞社にあります。また日経平均株価、日経平均トータルリターン・インデックスの指数に関する著作権ならびに「日経」および「指数」の表示に対する知的財産権、その他一切の権利はすべて日本経済新聞社に帰属しています。

JPX日経中小型株指数と日経平均株価の比較

JPX日経中小型株指数は2017年3月13日より算出ですが、2007年7月から遡及算出された結果がありますので、これと日経平均株価を比較してみます。

*シャープレシオは無リスク資産の利回り0として計算。

2007年7月~2017年5月の年率リターン・リスク(配当含まず)
  JPX日経中小型株指数 日経平均株価
年率リターン 3.6% 1.3%
年率リスク 20.5% 20.8%
シャープレシオ 0.17 0.06

リスクはほぼ同じですが、年率リターンでJPX日経中小型株指数が日経平均株価を大きく上回っています。

JPX日経中小型株指数と<ひふみ投信>、<TOPIX>との比較

次に、中小型株に積極的に投資しているひふみ投信と比較してみます。また、同時にTOPIXとも比較します。TOPIXは、SMT TOPIXインデックス・オープンの基準価額を使用します。

比較は、ひふみ投信が運用開始された2008年10月より2017年5月までの期間。

2008年10月~2017年5月の年率リターン・リスク
  JPX日経中小型株指数 日経平均株価 ひふみ
投信
TOPIX
(SMT)
年率リターン 15.1% 10.1% 18.0% 9.0%
年率リスク 18.0% 18.6% 14.6% 17.6%
シャープレシオ 0.84 0.54 1.23 0.51

(注)ひふみ投信、TOPIX(SMT)には配当分も含まれていますが、JPX日経中小型株指数、日経平均には配当が含まれていません。また、当然、ひふみ投信、TOPIXには信託報酬などのコストが含まれています。

配当含む・含まないで正確な比較は出来ませんが、JPX日経中小型株指数はひふみ投信に近いパフォーマンスを上げていると言っても良いでしょう。

但し、リスクで見ると、ひふみ投信の方が勝っているようです。

参考記事レオスが運用する、ひふみ投信・ひふみプラス・ひふみ年金のパフォーマンスってどうなの?

JPX日経中小型株指数<配当込指数>との比較

JPX日経中小型株指数は2016年8月以降。配当込指数も算出しています。短期間のデータではありますが、2016年8月から2017年5月までの期間で比較してみます。

また、日経平均も配当を含んだ日経平均トータルリターン・インデックスを用います。

尚、JPX日経中小型株指数日経平均トータルリターン・インデックスとも配当課税前の配当込指数を用います。

2016年8月~2017年5月の年率リターン・リスク
  JPX日経中小型株指数 日経平均トータルリターン ひふみ
投信
TOPIX
(SMT)
年率リターン 43.2% 25.1% 45.0% 27.5%
年率リスク 7.7% 9.6% 6.9% 7.7%
シャープレシオ 5.62 2.62  6.49 3.56

これで配当をも考慮した正確な比較が出来ます。(但し、ひふみ投信、SMT TOPIXは信託報酬等のコストが加味されています。JPX日経中小型株指数に連動するインデックスファンドは、そのコスト分、上記データよりリターンが低下する事になります。)

1年にも満たないデータではありますが、JPX日経中小型株指数はひふみ投信に近いリターンを上げていると言っても良いでしょう。

ただ、リスクで見ると、まだひふみ投信が勝っています。

まとめ

JPX日経中小型株指数日経平均株価TOPIXを大きく上回るパフォーマンスを示してます。

そして、ひふみ投信にも匹敵するリターンを上げています。

JPX日経中小型株指数との連動を目指す<eMAXIS JPX日経中小型指数インデックス>、<SMT JPX日経中小型株インデックス・オープン>は、投資対象として十分選択肢の一つになると考えます。願わくば、もっと他社も参入し、低コストのインデックスファンドが販売されると良いのですが。。。

(注意)以上は全て過去のデータに基づく検証であり、将来のパフォーマンスを保証するものではありません。

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