<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンドの滑り出しは? 設定当初の乖離はいかに?

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eMAXIS Slim新興国株式の驚異的な信託報酬引下げで、ちょっと影が薄くなった感のある<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンドですが、それでも新興国株式クラスの低コスト・インデックスファンドとして有力な選択肢の一つです。

参考記事ニッセイ <購入・換金手数料なし>シリーズに新興国株式、バランスファンド(6資産均等型)が新規設定。

設定されたのが2017年10月13日、設定から約1.5カ月経ちましたので、その運用結果を確認してみます。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンドの運用結果

2017年11月の新興国株式インデックスファンドの騰落率

先ずは、2017年11月の新興国株式インデックスファンドの騰落率を実質コスト(/12)に対してプロットしてみます。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンドだけは実質コストが不明ですので信託報酬でプロットしてあります。

*eMAXIS Slimは、信託報酬以外のコストがeMAXISと同じと仮定してプロット

<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド

もともと新興国株式は、実質コストに対して綺麗な相関を示さない事が多いのですが、それでも<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンドは、1カ月だけで0.1%以上マイナス側に乖離している事が明らかです。

設定来、1日騰落率乖離の推移

<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンドが設定されてから、毎日の1日騰落率の乖離を見てみます。

ベンチマークの1日騰落率は分かりませんので、ここではeMAXIS Slimたわらノーロードの1日騰落率の平均値を仮想的なベンチマークとし、これと<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンドの1日騰落率との差を乖離と定義します。

*eMAXIS Slimとたわらノーロードの1日騰落率の差は最大でも0.03%以内である事を確認済。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド

設定から最近に至るまで、プラス側、マイナス側両方に大きな乖離が生じており、最大では1日で1.5%にも達します。

2017年11月の純資産総額の実質増減額は?

2017年10月31日から2017年11月30日までの実質的な純資産総額の増減額を、他のファンドを含めて見てみます。

純資産総額の実質増減額は、

実質増減額 = (2017/11末時点の純資産総額) - (2017/10末時点の純資産総額) x (1カ月間騰落率 + 1)

で定義し、概ね1カ月間に購入(売却)された金額となります。

順位  ファンド 実質増減額[億円]
1 eMAXIS Slim先進国株式 4.76
2 三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンド 3.81
3 SMT新興国株式インデックス・オープン 2.62
4 たわらノーロード新興国株式 1.65
5 <購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド 1.36
6 野村インデックスファンド・新興国株式 0.98
7 eMAXIS 新興国株式インデックス 0.95
8 iFree 新興国株式インデックス 0.73
9 三井住友・DC新興国株式インデックスファンド 0.62

<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンドは、eMAXIS Slimには遠く及びませんが、それでもたわらノーロードとほぼ同等の1億円以上購入されており人気のファンドである事がわかります。

まとめ & 最後に

以上、設定から1.5カ月の<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンドの運用成績のまとめでした。

大幅な乖離が生じている一方、1カ月だけで1億円以上の資金を集める人気のファンドです。

設定当初の乖離は当たり前?

(以下は私見です)

投資信託の知識が多少でもある方なら、設定当初の乖離は当たり前、そして設定当初は勿論、最初の決算が出るまでは投資を見合わせるのが常識となっています。(今回のニッセイ新興国株式に限った話ではありません)

しかし、それを当然の事と思って良いのでしょうか?

投資する方の多くはそんな事を知らないでしょうし、実際に1億円以上も購入されているのです。

Twitterでの@Naminori_T さんの言葉を借りれば、「投資信託には製品品質保証はないのか?」。

商品として世の中に出す以上、設定初期だからという言い訳は通用しません。工業製品でも初期ロットの不良は多いものですが、もし故障しても保証があります。

損失補てん(保証)が出来ない投資信託だからこそ、設定初期であってもベンチマーク通りに運用できるよう運用会社は努力すべきであり、その乖離を当然と思ってはいけないと考えます。

(具体的な方法は自己設定額を大幅に増やす事ぐらいしか思いつきませんが・・・)

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