確定拠出年金(iDeCo)

野村證券 個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)。(マネックス証券とも比較)

投稿日:2018年5月16日 更新日:

野村證券個人型確定拠出年金(iDeCo)野村のiDeCo】の手数料、取扱商品を、(本サイトでお勧めしている)マネックス証券と比較する形で解説します。

[最終更新日 : 2018年7月31日] 比較として記載しているマネックス証券で取扱っているeMAXIS Slimの信託報酬引下げを反映。

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野村のiDeCo 手数料

手数料は年額(税込)で表示しています。

国民年金連合会、事務委託先金融機関への手数料は、どこの金融機関で加入しても同額の手数料が必要となります。金融機関により異なるのは「運営管理機関」への手数料です。

年間手数料(加入者の場合) 
  野村證券 マネックス証券
国民年金連合会 1,236円
事務委託先金融機関 768円
運営管理機関(*) 0円
3,396円
0円
合計(*) 2,004円
5,400円
2,004円

(*)資産残高が100万円以上、または拠出の行う月の掛金額が1万円以上であれば運営管理機関手数料が無料となり、合計で2,004円となります。その他の場合は5,400円。

マネックス証券などのネット証券では無条件で運営管理機関手数料が無料となりますが、野村證券の場合、残高100万円、または毎月拠出額1万円という条件を満たす必要があります。

言い換えれば、この条件を満させない方(5,000円程度の少額で積み立てる方等)は、無条件で無料となるネット証券のiDeCoに加入した方が良いでしょう。

条件付きとはいえ、そう厳しい条件ではなく、大手店頭証券・銀行としては良心的な手数料体系です。

(注)掛金1万円以上の条件は、掛金の引落が行われる月の運営管理機関手数料が無料となります。

 

野村のiDeCoの商品ラインアップ

野村證券の商品ラインアップを解説します。

 

インデックスファンド

各アセットクラス毎に運用商品、その信託報酬をまとめます。

またマネックス証券とも比較します。

インデックスファンドとは、例えば日経平均株価のような指数に連動するよう運用するファンドです。一方、アクティブファンドは指数を上回る事を目標として運用しますが、実際の成績は、多くのアクティブファンドがインデックスファンドを下回ると言われてます。また、インデックスファンド、アクティブファンドとも、投資信託には所有している期間、手数料がかかります。これを信託報酬と呼びます。同じ指数に連動するインデックスファンドであれば、基本的に信託報酬が低い方が良いファンドという事になります。

 

  野村のiDeCo マネックス証券
国内
債券
野村DC国内債券
インデックスファンド
・NOMURA-BPI総合
0.1728% 三菱UFJ 0.1296%
国内
株式
(TOPIX)
野村DC国内株式
インデックスファンド
・TOPIX
0.2052% DIAM
DC
0.1674%
国内
株式
(日経平均)
野村日経225
インデックスファンド
(確定拠出年金向け)
0.2700% DCニッセイ 0.18252%
先進国
債券
野村DC外国債券
インデックスファンド
0.2268% eMAXIS
Slim
0.1836%
先進国
株式
野村DC外国株式
インデックスファンド
・MSCI-KOKUSAI
0.2376% eMAXIS
Slim
0.11772%
新興国
債券
野村新興国債券
インデックスファンド
(確定拠出年金向け)
0.5940% iFree 0.2376%
新興国
株式
野村新興国株式
インデックスファンド
(確定拠出年金向け)
0.6048% eMAXIS
Slim
0.20412%
国内
リート
(該当商品無) --- DCニッセイ 0.2700%
先進国
リート
野村世界REIT
インデックスファンド
(確定拠出年金向け)
0.5724% 三井住友DC 0.3024%

野村証券の各アセットクラスのインデックスファンドの信託報酬、十分、低コストと言って良いでしょう。

ただ、eMAXIS Slimを中心にラインアップしたマネックス証券にはかないませんが・・・

バランスファンド、ターゲットイヤー型、リスクコントロール型

バランンスファンド、ターゲットイヤー型、リスクコントロール型として、下記6本をラインアップしています。

タイプ ファンド 信託報酬
ターゲットイヤー マイターゲット2050(確定拠出年金向け) 0.3888~
0.3456%
インデックス型
バランスファンド
マイバランスDC30 0.2376%
マイバランスDC50 0.2484%
マイバランスDC70 0.2592%
リスクコントロール
野村DC運用戦略ファンド(マイルド)
(愛称:ネクスト10マイルド)
0.648%
野村DC運用戦略ファンド
(愛称:ネクスト10)
0.864%

野村DC運用戦略ファンド以外は、比較的低コストのファンドがラインアップされています。

 

マイターゲット2050(確定拠出年金向け)

マイターゲット2050は、国内債券・株式、先進国債券・株式の4資産に投資します。各投資先のマザーファンドはインデックスファンドです。

ターゲットイヤーの2050年の5年前、2045年に近づくにしたがいリスクを漸減させていくファンドです。

2017年3月時点で国内株式(44%)、外国株式(25%)、国内債券(21%)、外国債券(10%)の比率で投資していますが、2045年7月以降は国内株式(20%)、外国株式(10%)、国内債券(55%)、外国債券(15%)と、債券比率が高くなります。

信託報酬も3段階に分かれて低くなっていきます。0.3888%から始まり2045年以降は0.3456%。決して高い方ではないのですが、個別のインデックスファンドを組み合わせた場合と比較すると、高コストとなる点は否めません。

 

マイバランスDC30, 50, 70

マイバランスDCは、国内債券・株式、先進国債券・株式の4資産に投資します。各投資先のマザーファンドはインデックスファンドです。

ファンド名の数字(30,50,70)は株式比率を意味します。

  マイバランスDC30 マイバランスDC50 マイバランスDC70
国内株式 20% 30% 45%
先進国株式 10% 20% 25%
国内債券 55% 40% 20%
先進国債券 15% 10% 10%
信託報酬 0.2376% 0.2484% 0.2592%
個別ファンド
組合せ時の信託報酬
0.1939% 0.2009% 0.2090%

上表には個別のインデックスファンドを組み合わせた場合の信託報酬も記載していますが、概ね0.04~0.05%割高になるだけですので、バランスファンドとしては良心的な信託報酬となっています。

 

野村DC運用戦略ファンド【愛称:ネクスト10】、(マイルド)

本ファンドは、国内・先進国・新興国の株式・債券、国内・先進国リートの8資産に投資します。

リスク水準を5%(マイルドは3%)程度に抑えるよう運用するファンドです。

2018年3月の月報によると、先進国債券、国内債券の投資比率が49%(マイルドは64%)となっており債券中心のファンドです。

それにも係わらず信託報酬0.864%(マイルドは0.648%)というのは割高と言わざるを得ません。

 

 

アクティブファンド (&元本確保型)

  ファンド 信託報酬
国内株式 リサーチ・アクティブ・オープン(確定拠出年金向け) 1.1016%
外国債券 野村DC・PIMCO・世界インカム戦略ファンド(為替ヘッジあり) 1.08%
外国株式 キャピタル世界株式ファンド(DC年金用) 1.5336%
(1.5406%程度)
フィデリティ・グローバル・エクイティ・
オープンB(為替ヘッジなし)(確定拠出年金向け)
1.7064%
国内リート 野村J-REITファンド(確定拠出年金向け) 1.0260%
定期預金 セブン銀行確定拠出年金専用定期預金5年 金利0.02% 

アクティブファンドは全て信託報酬1%を超えるものばかリです。勿論、そのコストに応じた高いパフォーマンスを上げる事が出来れば問題ないのですが・・・

 

まとめ

以上、計20本の商品で構成された野村證券 個人型確定拠出年金(iDeCo)プラン「野村のiDeCo」のご紹介でした。

運営管理機関手数料が比較的容易な条件で無料となり、また各インデックスファンドも低コストの商品でラインアップされています。

大手店頭証券、銀行の中では良心的なiDeCoプランと言えるでしょう。

また、「しんたろう」自身も一時、野村證券iDeCoに加入していた時期がありましたが、コールセンターの対応、非常に素晴らしいものがありました。

 

ただ、徹底的にコストにこだわるならマネックス証券等のネット証券の方が有利です。

無条件で運営管理機関手数料が無料となるマネックス証券SBI証券楽天証券松井証券イオン銀行を詳細に比較した記事が↓になります。

 

 

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