確定拠出年金(iDeCo)

野村證券 個人型確定拠出年金(野村のiDeCo/イデコ)の評判、評価。(マネックス証券とも比較)

投稿日:2019年4月11日 更新日:

野村證券個人型確定拠出年金(iDeCo)野村のiDeCo】の手数料、取扱商品を、(ネット証券の中でも超低コストの商品をラインアップしている)マネックス証券と比較する形で解説します。

[最終更新日 : 2019年6月18日] 比較として記載しているマネックス証券商品の信託報酬引下げを反映。
[2019年4月11日] 最新の情報に更新(信託報酬引下げ等)。

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野村のiDeCo 手数料 ~条件付きで運営管理機関手数料無料~

手数料は年額(税込)で表示しています。

国民年金連合会、事務委託先金融機関への手数料は、どこの金融機関で加入しても同額の手数料が必要となります。金融機関により異なるのは「運営管理機関」への手数料です。

年間手数料(加入者の場合) 
 野村證券マネックス証券
国民年金連合会1,236円
事務委託先金融機関768円
運営管理機関(*)0円
3,396円
0円
合計(*)2,004円
5,400円
2,004円

(*)資産残高が100万円以上、または拠出を行う月の掛金額が1万円以上であれば運営管理機関手数料が無料となり、合計で2,004円となります。その他の場合は5,400円。

マネックス証券などのネット証券では無条件で運営管理機関手数料が無料となりますが、野村證券の場合、残高100万円、または毎月拠出額1万円という条件を満たす必要があります。言い換えれば、この条件を満させない方(5,000円程度の少額で積み立てる方等)は、無条件で無料となるネット証券のiDeCoに加入した方が良いでしょう。

ただ、野村證券も条件付きとはいえ、そう厳しい条件ではなく、大手店頭証券としては良心的な手数料体系です。

(注)掛金1万円以上の条件は、掛金の引落が行われる月の運営管理機関手数料が無料となります。

 

野村のiDeCoの商品ラインアップ

野村證券の商品ラインアップを解説します。

インデックスファンド

各アセットクラス毎に運用商品、その信託報酬をまとめます。

またマネックス証券とも比較します。

インデックスファンドとは、例えば日経平均株価のような指数に連動するよう運用するファンドです。一方、アクティブファンドは指数を上回る事を目標として運用しますが、実際の成績は、多くのアクティブファンドがインデックスファンドを下回ると言われてます。また、インデックスファンド、アクティブファンドとも、投資信託には所有している期間、手数料がかかります。これを信託報酬と呼びます。同じ指数に連動するインデックスファンドであれば、基本的に信託報酬が低い方が良いファンドという事になります。

*野村の商品の信託報酬は2019.6~9月に予定されている引下げ後の信託報酬です。()内は引下げ前の値。
*信託報酬は税込み表記
*スマホの方はスクロールしてご覧ください。

 野村のiDeCoマネックス証券
国内
債券
野村DC国内債券
インデックスファンド
・NOMURA-BPI総合
0.1296%
(0.1728%)
0.1296%
三菱UFJ
国内
株式
(TOPIX)
野村DC国内株式
インデックスファンド
・TOPIX
0.1512%
(0.2052%)
0.1620%
DIAM
DC
国内
株式
(日経平均)
野村日経225
インデックスファンド
(確定拠出年金向け)
0.2700%0.18252%
DCニッセイ
先進国
債券
野村DC外国債券
インデックスファンド
0.1512%
(0.2268%)
0.1512%
eMAXIS

Slim
先進国
株式
野村DC外国株式
インデックスファンド
・MSCI-KOKUSAI
0.1512%
(0.2376%)
0.10789%
eMAXIS

Slim
新興国
債券
野村新興国債券
インデックスファンド
(確定拠出年金向け)
0.5940%0.2376%
iFree
新興国
株式
野村新興国株式
インデックスファンド
(確定拠出年金向け)
0.6048%0.20412%
eMAXIS

Slim
国内
リート
(該当商品無)---0.2700%
DCニッセイ
先進国
リート
野村世界REIT
インデックスファンド
(確定拠出年金向け)
0.3564%
(0.5724%)
0.2916%
三井住友DC

野村證券の各アセットクラスのインデックスファンド、2019年6~9月に実施される信託報酬引下げで、ネット証券にも匹敵する低コストのラインアップとなりました。

特に国内株式(TOPIX)、先進国債券はネット証券をも下回るコストになっています。ただ、多くの方がアセットアロケーション(資産配分)の中心としているであろう先進国株式は今回引下げの対象ではあるものの、まだeMAXIS Slimをラインアップしたマネックス証券等にはかないません。さらに、今回引下げ対象とならなかった新興国株式・債券では依然大きな差があります。

バランスファンド、ターゲットイヤー型、リスクコントロール型

バランンスファンド、ターゲットイヤー型、リスクコントロール型として、下記6本をラインアップしています。

*マイバランスDC30,50,70は2019年6月20日に信託報酬引き下げられます。下記は引下げ後の値。()内が引下げ前。

タイプファンド信託報酬
ターゲットイヤーマイターゲット2030~2060(確定拠出年金向け)0.3888~
0.3456%
インデックス型
バランスファンド
マイバランスDC300.1512%
(0.2376%)
マイバランスDC500.1512%
(0.2484%)
マイバランスDC700.1512%
(0.2592%)
リスクコントロール
野村DC運用戦略ファンド(マイルド)
(愛称:ネクスト10マイルド)
0.648%
野村DC運用戦略ファンド
(愛称:ネクスト10)
0.864%

野村DC運用戦略ファンド以外は、比較的低コストのファンドがラインアップされています。

 

マイターゲット2030~2060(確定拠出年金向け)

マイターゲット2030,2035,2040,2045,2050,2055,2060は、国内債券・株式、先進国債券・株式の4資産に投資します。各投資先のマザーファンドはインデックスファンドです。

ファンド名称の4桁の数字がターゲットイヤーで、その5年前に近づくにしたがいリスクを漸減させていくファンドです。

例えば、マイターゲット2050であれば、設定時で国内株式(45%)、外国株式(25%)、国内債券(20%)、外国債券(10%)の比率で投資していますが、2045年7月以降は国内株式(20%)、外国株式(10%)、国内債券(55%)、外国債券(15%)と、債券比率が高くなります。

信託報酬も3段階に分かれて低くなっていきます。0.3888%から始まり2045年以降は0.3456%。決して高い方ではないのですが、個別のインデックスファンドを組み合わせた場合と比較すると、高コストとなる点は否めません。

 

マイバランスDC30, 50, 70

マイバランスDCは、国内債券・株式、先進国債券・株式の4資産に投資します。各投資先のマザーファンドはインデックスファンドです。

ファンド名の数字(30,50,70)は株式比率を意味します。

*2019年6月20日の信託報酬引き下げで、マイバランスDC30,50,70とも同一信託報酬となりました。

 マイバランスDC30マイバランスDC50マイバランスDC70
国内株式20%30%45%
先進国株式10%20%25%
国内債券55%40%20%
先進国債券15%10%10%
信託報酬0.1512%

信託報酬はバランスファンドとして十分低コストな水準です。ただ難点は各ファンドとも国内比率が先進国より高い事。(言い換えれば、国内重視の方には良いバランスファンドですが)

 

野村DC運用戦略ファンド【愛称:ネクスト10】、(マイルド)

本ファンドは、国内・先進国・新興国の株式・債券、国内・先進国リートの8資産に投資します。

リスク水準を5%(マイルドは3%)程度に抑えるよう運用するファンドです。

2019年3月の月報によると、先進国債券、国内債券の投資比率が55%(マイルドは72%)となっており債券中心のファンドです。

それにも係わらず信託報酬0.864%(マイルドは0.648%)というのは割高と言わざるを得ません。

アクティブファンド (&元本確保型)

 ファンド信託報酬
国内株式ひふみ年金0.8208%
リサーチ・アクティブ・オープン(確定拠出年金向け)1.1016%
外国債券野村DC・PIMCO・世界インカム戦略ファンド(為替ヘッジあり)1.08%
外国株式キャピタル世界株式ファンド(DC年金用)1.5336%
(実質1.5406%程度)
フィデリティ・グローバル・エクイティ・
オープンB(為替ヘッジなし)(確定拠出年金向け)
1.7064%
国内リート野村J-REITファンド(確定拠出年金向け)1.0260%
定期預金セブン銀行確定拠出年金専用定期預金5年金利0.02% 

アクティブファンドは殆ど信託報酬1%を超えるものばかリです。勿論、そのコストに応じた高いパフォーマンスを上げる事が出来れば問題ないのですが・・・

人気のひふみ年金もラインアップしています。

 

まとめ

以上、計21本(タゲットイヤー型は1本にカウント)の商品で構成された野村證券 個人型確定拠出年金(iDeCo)プラン「野村のiDeCo」のご紹介でした。

運営管理機関手数料が比較的容易な条件で無料となり、また、ラインアップされているインデックスファンドは2019年6~9月の信託報酬引下げで十分低コストの商品となりました。

大手店頭証券、銀行の中では良心的なiDeCoプランと言えるでしょう。

また、管理人も一時、野村證券iDeCoに加入していた時期がありましたが、コールセンターの対応、非常に素晴らしいものがありました。

 

ただ、徹底的にコストにこだわるならマネックス証券等のネット証券の方が有利です。(特に外国株式の比率の高い方)

下記記事で、無条件で運営管理機関手数料が無料となるマネックス証券SBI証券楽天証券松井証券イオン銀行を詳細に比較してあります。

 

 

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