投資の出口戦略はナンセンス? ナンセンスかどうか含めて考えてみるのも良いと思う。

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投資の出口戦略について、本ブログでもいくつか記事にしたことがありますが、よそ様のブログでも、

  • (現金が)必要になった時、その分だけ解約すれば良い。
  • 永久に持ってればよい = 子孫に相続
  • 出口なんて考えるのはナンセンス

等、さまざまな意見があります。

今回は、その中で、たわら男爵さんの「出口戦略はナンセンス」の記事について、「しんたろう」なりの考えをまとめてみます。

たわら男爵さんは、投資の知識・経験とも豊富な方で、そのブログを、いつも参考にさせて頂いています。今回の記事は、「しんたろう」なんぞが反論しようなんて、おこがましいものではありません。ただ、「違う考え方もあるんです」という事を紹介するだけの意図です。

出口戦略はナンセンス?

たわら男爵さんのお考えは、

運用期間の最後でリーマンショック級の大暴落が来たらどうする?
と心配しているわけですが、はっきり言いましょう。今からそんな心配をするのはナンセンスです。
~中略~
5割、6割下がったところで、含み益が減るだけのことですから、どうということはありません。
~中略~
「しばらくホールドしていればまた元に戻る」
                                   ~たわら男爵さんの「出口戦略はナンセンス」より引用~

だから、「出口なんて考えるのはナンセンス」という結論です。

話を簡略化すると、

「長期の投資で元本の2倍になっていれば、1/2になる大暴落が来ても含み益がなくなるだけで恐れる事はない」

という事かと思います。

これも1つの考え方でしょうし、否定はしません。

元本割れするかしないかは、投資をする上で、最も心理的に重要な要素ですので、その点では大いに納得します。

投資資産、元本、時価評価額どちらを家計に計上?

ただ問題は、例えば5,000万円の元本が長期の運用で1億円になった時、その時価評価額1億円をどう考えるかという事。

せっかく1億円に到達した資産、いくら元本割れしていないとはいえ、5,000万円に目減りする事が心理的、そして家計上も耐えられますか?

1億円に達した資産、家計予算上、どう扱いますか? あくまで元本の5,000万円として扱うか、それとも時価の1億円として計上しますか?

企業の決算ではないのでどちらでも構わないのですが、要は、資産額5,000万円の生活レベルを維持するか、1億円の生活レベルに変えてしまうのかと言う事です。

もっと分かりやすく言えば、今まで軽自動車に乗っていた方が、投資で含め益が出たからといっていきなりベンツに乗り換えるか、という話です。

ここで、ベンツを買ってしまったら、あなたの(心理的)元本は5,000万円ではなく、既に1億円になっているのです。

そして、一度ベンツに乗ってしまい、その快適さに慣れてしまうと、軽自動車に戻る事は難しくなります。

最初のたわら男爵さんのご意見に戻ると、

この考えに沿うには、いくら含み益が出ようが、それはあくまで含み益であって、確定利益ではない、だから、その含み益をあてにしてはいけないという事にもなります。だから、いつまでたってもベンツは買えないわけです。

そして、「しばらくホールドしていればまた元に戻る」という事に関しては、既に投資を終える時期ですので、暫く待つ時間的余裕はありません。勿論、資産家で子孫に資産を残そうという方は別ですが。

余裕資金って何? 生活資金のあてにしてはいけないの?

余裕資金で投資しましょう」とよく言われますが、余裕資金って何?

使わなくても良いお金? 使ってはいけないお金?、ただ証券会社の時価評価額を眺めて楽しむだけのお金?

多くの方が、(投資する時点では)余裕資金で投資するとはいえ、それを老後の生活費なりにあてる事を考えていると思います。その時点で、もう余裕資金ではなく、生活防衛資金になっているのです。だから、1億円もリスクに晒す事は出来ないし、まして大暴落で半分になってしまう事なんてとても許容できないんです。(元本割れしなくても)

じゃ、どうすれば良いか?

「しんたろう」の出した結論は、あまり欲張らない目標額を設定し、それに近づいた頃から徐々に、あるいは一気に投資から手を引く事です。

参考記事投資の理想の終わり方。目標額を達成したら綺麗さっぱり投資を止める事。

勿論、目標額に達した、いざ解約という時に、大暴落が来ないとも限らないので、この方法が万能という訳ではありません。

その為の防衛策として、投資している間は含み益を資産に計上しない(実際は時価の1/2で計上しているので元本以下です) = ベンツは買わない、そして、投資の終わりを迎えて、無事、無リスク資産に移し終わってから、売却額を資産計上、そこで改めて家計のキャッシュフローを見直して、余裕があればベンツを買うというふうに考えています。

*因みに、「しんたろう」の場合は、ベンツを買うために投資を行っているのではなく、余裕のある老後生活を送るための資金を確保する為です。

最後に

多くの方が運用先の中心としている確定拠出年金NISAには期限が定められています。その期限が来たとき、通常の課税口座で買い戻しするか、あるいは無リスク資産に移すか、選択を迫られます。

まだ若い方にはピンと来ないかもしれませんが、これが、投資の終わりを考える重要な節目になるかと思います。

投資手法に正解がないように、投資の終わり方にも正解なんてありません。

また、無リスク資産を含めた総資産額、そこから投資に回す資産の比率、そして、それぞれの生活レベルによっても異なる事でしょう。

そういう意味では、たわら男爵さんの仰るように考えてもナンセンスかもしれません。

しかし、ナンセンスかどうかを含めて、一度考えてみるのも良いかと思います。

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