【2017年9月末 NYダウ・インデックスファンド】各ファンドの騰落率、ベンチマークとの乖離を比較。そして今、人気のファンドは?

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米国の代表的な株価指数であるダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)との連動を目指すインデックスファンドについて、人気ランキング、それぞれのファンドの騰落率、それが信託報酬(実質コスト)に応じた値になっているか、そしてベンチマークとの乖離について調査します。

低コスト NYダウ・インデックスファンドの一覧

代表的な低コストのNYダウ・インデックスファンドを下表にまとめます。

*純資産総額は上段がファンド(2017.10.25時点)、下段がマザーファンド(直近の決算日)

主なNYダウ・インデックスンファンド
ファンド 信託報酬 実質
コスト
信託報酬以外のコスト 信託財産
留保額
純資産総額
(百万円)
決算日
iFree
0.2430% 0.329% 0.086% 2,355
2,352
2017/9/7
たわら
0.2430% 625
(決算前)
2017/10/12
SMT
0.5400% 0.574%
0.034% 0.2% 4,130
25,803 
2017/4/20
eMAXIS
0.6480%  0.706%  0.058%   4,880
4,126
2017/1/26
  • iFree : iFree NYダウ・インデックス
  • たわら : たわらノーロード NYダウ
  • SMT : SMT ダウ・ジョーンズインデックス・オープン
  • eMAXIS : eMAXIS NYダウインデックス

ベンチマーク

上記4ファンドとも、全てベンチマークはダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)配当を含みません。

そして、各社の月次レポートに示されているベンチマーク騰落率は全て一致していました。

(注)ベンチマークが同じだからといってベンチマーク騰落率が必ずしも一致するとは限りません。詳細は↓の記事を参照して下さい。
参考記事各アセットクラスのインデックスファンドのベンチマーク(配当有無、配当込の場合グロス、ネット)、及びその騰落率をまとめました。

以下、上記4本のインデックスファンドを中心に調査していきますが、母数を増やすため下記2本のファンドも同時に評価します。

  • (日興)インデックスファンドNYダウ30(アメリカ株式)
  • 三井住友・NYダウ・ジョーンズ・インデックスオープン

NYダウ・インデックスファンド、今、人気のファンドは?

2017年9月末の6カ月間の純資産総額の増減から人気のファンドを調べます。但し、純資産総額の増減には基準価額そのものの騰落率も含まれてしまう為、以下のように純資産総額の実質増減額を定義し、これが大きい順にランキングを付けます。

実質増減額 = (2017/9末時点の純資産総額) - (2017/3末時点の純資産総額) x (6カ月間騰落率 + 1)

NYダウ・インデックス 人気ランキング
  ファンド 信託報酬 純資産総額の実質増減額(百万円)
1 iFree NYダウ・インデックス
0.243% 318
2 たわらノーロード NYダウ
0.243% 208
3 SMT ダウ・ジョーンズインデックス・オープン
0.540% -72
4 eMAXIS NYダウインデックス
0.648%  -398 

信託報酬で同率首位のiFreeたわらノーロードiFreeが1.5倍の差をつけてトップたわらノーロードは設定日が2017年3月21日と設定から間もない事が敗因かと推測。

今となっては信託報酬が割高となったSMTeMAXISは実質増減額がマイナスとなっています。

NYダウ・インデックスファンドの騰落率の比較

2017年9月末時点の1カ月、6カ月、1年騰落率を実質コストに対してプロットしていきます。

尚、たわらノーロードは、まだ実質コストが判明していませんので信託報酬でプロットしてあります。さらに、設定から半年ちょっとですので1年騰落率のデータはありません。

(注意)ベンチマークとの乖離は、殆どのファンドで乖離がないという前提のもと、それから外れているファンドを乖離が大きいと判断します。

1カ月騰落率

NYダウ インデックスファンド

たわらノーロードだけがマイナス側に乖離しているように見えます。

他のファンドは概ね実質コストに応じた騰落率となっています。

6カ月騰落率

NYダウ インデックスファンド

ここでもたわらノーロードのマイナス側の乖離、そしてSMTがプラス側に乖離しているように見えます。

信託報酬でプロットしているたわらノーロードが他のファンドと同一線上にのるには、信託報酬以外のコストが約0.15%、年間にして0.3%かかっている事になります。

1年騰落率

NYダウ インデックスファンド

1年で見ても、SMTの騰落率が高くプラス側に乖離しているように見えます。信託報酬・実質コストが低いiFreeよりも騰落率が高くなっています。

1日騰落率の推移

より詳細に比較する為、1日騰落率をeMAXISを基準とし、eMAXISとの騰落率の差でプロットしてみます。(2017/3末~2017/9末)

NYダウ インデックスファンド

プロットが重なって見にくいグラフではありますが、それでも、たわらノーロードがマイナス側に乖離している日が度々発生している事がわかります。

また、(ちょっとこのグラフでは見にくいですが)SMTは若干プラス側に乖離している日が多くなっています。

まとめ

NYダウ・インデックスファンド、同率で最低水準の信託報酬のiFreeたわらノーロードですが、今、最も人気のあるファンドはiFree。そしてiFreeはベンチマークとの乖離も小さい良好な運用になっていると推測されます。

一方、人気No.2のたわらノーロードは大きくマイナス側に乖離しています。この乖離を実質コストの増大だけで説明しようとすると0.5%以上の実質コストになります。

*たわらノーロードの決算日は10月12日、11月末~12月頃には運用報告書がアップされる筈ですのでその結果に注目。

一方、SMTはプラス側の乖離が大きいように見えます。

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コメント

  1. いつも感嘆 より:

    ダウも青天井?の強さですね。
    いつもタイムリーな分析で助かります!
    これからも参考にさせていただきます。
    ポチッと押しておきました。

    • shintaro より:

      いつも感嘆さま

      コメント有難うございます、
      日本も米国もどこまで上がるんでしょう?
      弊サイトの情報が少しでもお役に立てれば幸いです。今後とも、弊サイトをよろしくお願い致します。