SBI証券 個人型確定拠出年金(iDeCo)の新興国株式インデックスファンドは何を選ぶ? SBI EXE-i新興国株式ファンド vs. 三菱UFJ DC新興国株式 

スポンサーリンク

スポンサーリンク

シェアする

SBI証券個人型確定拠出年金(iDeCo)新興国株式クラスインデックスファンドには、

  • EXE-i 新興国株式ファンド
  • 三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンド

の2本がラインアップされています。

*EXE-iは一般社団法人投資信託協会における分類ではインデックスファンドには分類されません(SBIアセットマネジメント社のサイトから引用)との事ですが、本記事ではインデックスファンドとして取扱います。

信託報酬(実質コスト)で言えば、EXE-i 新興国株式ファンドが有利ですが、一般的な新興国株式のベンチマークであるMSCIエマージング・マーケット・インデックスとは異なるという事で、悩まれている方も多いかと思います。

そこで、EXE-i 新興国株式ファンドと、MSCIエマージング・マーケット・インデックスをベンチマークとする三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンドを徹底的に比較してみます。

ファンドの基本情報

以下、EXE-i 新興国株式ファンドEXE-i三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンド三菱UFJ DCと略して表記する場合があります。

  EXE-i 新興国株式
ファンド
三菱UFJ DC新興国株式
インデックスファンド
運用会社 SBIアセットマネジメント 三菱UFJ国際投信
投資形態 ファンド・オブ・ファンズ ファミリーファンド(*1)
信託報酬 0.3794%
(ETF経費率を含む)
0.594%
実質コスト 0.432%(*2,3) 0.803%(*2)
純資産総額(百万円) 2,783(*2) 6,531(*2)
マザーファンド純資産総額(百万円) 35,618(*2)
ベンチマーク
(参考指標:FTSEエマージング・インデックス)
MSCIエマージング・マーケット・インデックス

(*1)マザーファンドはeMAXIS新興国株式と同じ。
(*2)両ファンドとも(決算日)2016/5/12の値。
(*3)EXE-iの実質コストは、運用報告書記載の費用合計にETFの信託報酬を足した値

EXE-iが投資するETF

EXE-iが投資するETFは下記の二つです。(今後、変更される可能性もあります)

ETF 投資配分 連動する指数
シュワブ エマージング・マーケッツ エクイティETF 89.0% FTSE・エマージング・インデックス
i シェアーズ・コア・MSCI・エマージング・マーケッツETF 9.9% MSCIエマージング・マーケッツ インベスタブル マーケット インデックス

90%をFTSE・エマージング・インデックスをベンチマークとするシュワブ エマージング・マーケッツ エクイティETFが占めています。

ベンチマークの違い

よってEXE-i三菱UFJ DCとの違いは、そのベンチマークがFTSE・エマージング・インデックスMSCIエマージング・マーケット・インデックスかによる違いと認識して問題ないでしょう。

この二つのインデックスの大きな差は、韓国が含まれるかどうか。

(注意)大和投資信託のiFree新興国株式インデックスにもFTSEのインデックスが使用されていますが、iFreeの場合、FTSE RAFI エマージングインデックスで、いわゆるスマートベータと言われる指数です。一方、EXE-iが投資しているシュワブ エマージング・マーケッツ エクイティETFの指数は、FTSE・エマージング・インデックスで、こちらは時価総額型のインデックスです。いずれも韓国を含まないという点では同じですが。

以下に各インデックスを構成する国及び比率をまとめます。いずれも23カ国から構成されています。

  MSCIエマージング・マーケット・インデックス FTSEエマージング・インデックス
中国 27.1% 25.3%
韓国 14.9%
台湾 12.3% 14.7%
インド 8.9% 12.6%
ブラジル 7.4% 9.2%
南アフリカ 8.9%
ロシア 4.7%
メキシコ 4.5%

*以下、タイ、マレーシア、インドネシア、ポーランド、フィリピン、チリ、トルコ、UAE、カタール、コロンビア、ギリシャ、ハンガリー、ペルー、チェコ、エジプト、パキスタン(FTSEのみ)で構成されています。
*2017年4月28日現在、MSCI社、FTSE社のFact Sheetより引用。

尚、EXE-iで約10%を占めるiシェアーズ コア MSCIエマージング・マーケッツETFがベンチマークとするMSCIエマージング・マーケッツ インベスタブル マーケット インデックス(IMI)は、スタンダードの指数が大・中型株を対象とするのに対し、IMIは小型株を含み、大・中・小型株の全てを包含します。

過去の運用成績の比較

EXE-i 新興国株式ファンド三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンドの過去の運用成績を比較してみます。

三菱UFJ DCは2009年12月から運用を開始していますが、EXE-iが2013年5月13日からですので、以降の比較は、2013年5月13日から現在までの期間で行います。

*尚、基準価額のデータは、EXE-iはモーニングスター、三菱UFJ DCは三菱UFJ国際投信のサイトから引用しました。

基準価額のチャート

先ずは、2013年5月13日の両者の基準価額を10,000としたチャートを見てみます。

EXE-i新興国株式 & 三菱UFJ DC新興国株式

両者に大きな違いはありません。強いて言えば、2014年ごろまでは三菱UFJ DCが、2015年以降はEXE-iが上回っているように見えます。

リターン・リスク

2013年6月~2017年4月までの月次データ(終値)から計算した、リターン・リスク、及びシャープレシオを比較してみます。
*シャープレシオは無リスク資産の年利0として計算。

  EXE-i 新興国株式
ファンド
三菱UFJ DC新興国株式
インデックスファンド
リターン(年率) 3.4% 3.2%
リスク(年率) 17.8% 18.1%
シャープレシオ 0.19 0.17

過去のデータを見る限り、リターン、リスク、シャープレシオともに、EXE-iが上回っています。但し、その差は僅か。 そのコストの低さが寄与して、EXE-iのリターンが若干上回ったととれます。

1年間の騰落率

2017年4月末時点での1年間騰落率を、他の新興国株式インデックスファンドと比較してみます。(EXE-i以外は全てMSCIエマージング・マーケット・インデックスをベンチマークとするファンドです)

横軸を実質コスト(信託報酬+α)として、1年間騰落率をプロットします。

EXE-i新興国株式 & 三菱UFJ DC新興国株式

直近1年に限れば、EXE-iの騰落率が2%程度低くなっています。

次に三菱UFJ DCの運用状況を確認する為、EXE-iを除いて、再度プロットしてみます。(上図の右上部を拡大)

EXE-i新興国株式 & 三菱UFJ DC新興国株式

同じMSCIエマージング・マーケット・インデックスをベンチマークとする他のファンドに対して大きな問題なく運用されており、実質コストが低い分、ちゃんと騰落率も高くなっています。(新興国株式インデックスファンドの運用結果についてはこちらの記事も参照して下さい。)

まとめ

SBI証券個人型確定拠出年金(iDeCo)にラインアップされている新興国株式インデックスファンド、ベンチマークの異なるEXE-i 新興国株式ファンド三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンドを比較してみました。

過去4年間の運用成績を見る限り、若干EXE-iが上回っていますが、両者に大きな差はありません。

韓国への投資をどうするかで決めても良いかと思います。

韓国にも投資したい方は三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンドを、そうでない方はEXE-i 新興国株式ファンド

*勿論、過去のデータによる検証であり、今後の成績を保証するもではありません。

SBI証券のiDeCo 資料請求・申込は ==>SBI証券 個人型確定拠出年金

スポンサーリンク
アドセンス336
アドセンス336

応援お願いします。
にほんブログ村 その他生活ブログ 資産運用へ にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ にほんブログ村 その他生活ブログ 家計管理・貯蓄へ

シェアする

フォローする