ファンド比較、運用状況、決算

SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま)等3本の初回決算。実質コストが明らかに!(旧名称:EXE-iつみたて)

投稿日:2019年1月18日 更新日:

SBIアセットマネジメントが運用する超低コストのインデックスファンド、雪だるまシリーズ3本が設定後初めての決算を迎え、その運用報告書がアップされましたので、その実質コストについてまとめます。

決算を迎えたのは下記の3本です。

  • SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式))  [設定日:2017.12.6]
  • SBI・先進国株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(先進国株式))  [設定日:2018.1.12]
  • SBI・新興国株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(新興国株式))  [設定日:2017.12.6]

決算日は3本とも2018年11月12日。初回決算という事で決算期間は1年を満たしていませんが、全世界株式・新興国株式は342日、先進国株式は305日と1年に近い期間になっています。

*上記ファンドは設定当初、それぞれEXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド、EXE-iつみたて先進国株式ファンド、EXE-iつみたて新興国株式ファンドという名称でしたが、2018.9に名称が変更になりました。

スポンサーリンク

決算期間が1年に満たない為、実質コストは下記の二つの方法で年率換算しました。
1.実質コスト=(運用報告書記載の合計コスト率) x (年間信託報酬率) / (運用報告書記載の信託報酬率)
2.実質コスト=(運用報告書記載の合計コスト率) x 365日/ (決算期間)
1または2の結果に投資先ETFの経費率を加えた値を実質的な実質コストと表記します

 

SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式))の実質コスト 

決算期間は342日となります。

ベンチマークが同じで、本ファンドのライバルとなる楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)の値も参考までに記載します。
楽天・バンガード・ファンドは2018年7月17日の初回決算、及び、2期目4半期の臨時報告と2回の結果を示します。
参考記事【楽天・バンガード・ファンド】実質コストが大幅に下がっています!(初回決算後3カ月の実質コスト)。

さらに、ベンチマークは異なりますが、eMAXIS Slimシリーズの個別のファンドを組み合わせて全世界株式とした場合、また、実質コストは決算前でわかりませんが、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の信託報酬も示します。

*実質コストの()内は日数換算で年率に計算した値。

ファンド投資先ETFの経費率を含む実質的な負担
信託報酬実質コスト信託報酬以外のコスト
SBI・全世界株式インデックス・ファンド0.1500%0.342%
(0.342%)
0.192%
(0.192%)
楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)
初回決算
(2018.7.17)
0.2296%0.502%
(0.480%)
0.272%
(0.250%)
楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)
2期4半期臨時報告
(2018.7.18
~10.17)
0.2296%0.318%
(0.286%)
0.088%
(0.057%)
eMAXIS Slim個別ファンドの組合せ0.131%0.215%0.084%
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)0.15336%(決算前)---

SBI・全世界株式インデックス・ファンド(以下、SBI・雪だるまと表記)の投資先ETFの経費率(0.042%)を加えた実質的な実質コストは0.342%

信託報酬以外のコストが0.192%もかかっており、かなり高くなっています。

楽天・バンガードと比較すると、初回決算の値よりはSBI・雪だるまの方が低く、2期目4半期では楽天・バンガードが低いという結果。

尚、ベンチマークが異なるとはいえ、eMAXIS Slimの先進国・新興国・国内株式の個別のファンドを組み合わせた方がコスト的には圧倒的に低くなります。
1本で全世界の株式に投資できるeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は、まだ実質コストは分かりませんが、(比率の低い国内株式以外は)巨額の資産を持つ既存のマザーファンドで運用するだけに、ここまで高くならないだろうと推測します。

SBI雪だるま、楽天バンガードを含む最新の全世界株式インデックスファンドの人気・運用状況は下記ページを参照して下さい。

 

SBI・先進国株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(先進国株式))の実質コスト

決算期間は305日となります。

*実質コストの()内は日数換算で年率に計算した値。

ファンド投資先ETFの経費率を含む実質的な負担
信託報酬実質コスト信託報酬以外のコスト
SBI・先進国株式インデックス・ファンド0.1155%0.391%
(0.392%)
0.275%
(0.277%)

SBI・先進国株式インデックス・ファンドの投資先ETFの経費率(0.0345%)を加えた実質的な実質コストは0.391%

信託報酬以外のコストが0.275%と、全世界株式以上の高コストとなっています。

SBI雪だるまを含む最新の先進国株式インデックスファンドの人気・運用状況は下記ページを参照して下さい。

 

SBI・新興国株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(新興国株式))の実質コスト

決算期間は342日となります。

ベンチマークは異なりますが、本ファンドと同様FOFの楽天・バンガード・ファンド(新興国株式)の値も参考までに記載します。

*実質コストの()内は日数換算で年率に計算した値。

ファンド投資先ETFの経費率を含む実質的な負担
信託報酬実質コスト信託報酬以外のコスト
SBI・新興国株式インデックス・ファンド0.1948%0.368%
(0.369%)
0.173%
(0.174%)
楽天・バンガード・ファンド(新興国株式)
0.2696%0.601%
(0.621%)
0.331%
(0.351%)

SBI・新興国株式インデックス・ファンドの投資先ETFの経費率(0.130%)を加えた実質的な実質コストは0.368%

信託報酬以外のコストが0.173%もかかっていますが、MSCI EMをベンチマークとする新興国株式インデックスファンドも概ね同程度であり、新興国株式としてはまずまずの値でしょう。さらに、楽天・バンガードより十分低くなっています。

SBI雪だるま、楽天バンガードを含む最新の新興国株式インデックスファンドの人気・運用状況は下記ページを参照して下さい。

 

まとめ

以上、SBI・雪だるまシリーズ、3本の初回決算での実質コストのまとめでした。

楽天・バンガード・ファンドと同様、(新興国株式以外は)信託報酬以外のコストが大きく、実質コストとしては非常に高くなっています。

高コストの要因は主に売買委託手数料、保管費用です。

ただ、未だ設定から1年足らず、今後、純資産総額の増加とともに、どれだけ下げる事が出来るかに注目していきましょう。

 

尚、全世界株式のベンチマークとの乖離については下記ページをご覧ください。

 

スポンサーリンク

応援お願いします。
にほんブログ村 投資ブログ 資産運用へにほんブログ村 株ブログ 投資信託へにほんブログ村 その他生活ブログ 家計管理・貯蓄へ

-ファンド比較、運用状況、決算

Copyright© しんたろうのお金のはなし , 2019 All Rights Reserved.