ネット証券会社の投資信託ポイント還元サービス、徹底比較。

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主要ネット証券会社では投資信託の保有資産額に応じて毎月ポイントが還元されるサービスがあります。

このサービスを利用すれば、事実上、信託報酬がポイント分割引された事と等価になります。

勿論、ポイント還元サービスは各証券会社の都合により変更される場合もありますので、その点はご承知おきください。

[最終更新日:2017年10月20日] SBI証券、新たに0.03%還元の区分が出来た為、それを反映しました。

各証券会社のポイント還元サービスの比較

先ず、各証券会社のポイント還元サービスの比較を表にまとめます。

  SBI証券 楽天証券 マネックス証券 カブドットコム証券
サービス名 投信マイレージ ハッピープログラム(*1) マネックスポイント 毎月ポイント
ポイント SBIポイント 楽天スーパーポイント マネックスポイント  
ポイント還元率(年率換算)(*2)   
*SBI証券の[ ]内はSBIカード(MasterCard)所有で10,000pt交換の場合。但し、この特別交換レートは2018年2月25日で終了します。
低信託報酬ファンド(*3) 0.05%
[0.06%]
一部ファンドは
0.03%
[0.036%]
0.048% 対象外 対象外
その他のファンド  1000万円未満
0.1%
[0.12%]
0.048% 0.08% 3000万円未満
0.12%
1,000万円以上
0.2%
[0.24%]
0.048% 0.08% 3,000万円以上
0.24%
 ポイント
付与
月間平均保有額x還元率/365x(月の日数)  月間平均残高 毎月10万円毎に4pt  毎月平均残高x0.08%/12 月間平均保有額100万円毎に毎月1pt(3,000万以上は2pt)
ポイント使用 1pt 1円相当
現金の場合は1pt0.8~1.2円
1pt 1円相当 1pt 1円相当 100pointで現金1万円
有効期限 獲得年の翌々年まで(*4) 楽天スーパーポイントのルールに準じる(*5)  獲得された日の翌々年度末(3月31日)  付与された月から3年間 
 NISA  対象  対象  対象外  対象

(*1)楽天証券ではハッピープログラムの他、投資信託資産形成ポイントも選択できますが、多くの場合、ハッピープログラムの方が有利となります。
(*2)ポイント還元率は最大の場合を示しています。例えば、楽天証券では10万円毎にポイントが付与されますが、10万円未満の端数は無しとして計算しています。またカブドットコム証券以外は1pt=1円として計算しています(SBI証券の場合は、要件を満たせば、1pt 1.2円の価値がある場合があります)。カブドットコム証券は1pt=100円です。
(*3)「低信託報酬のファンド」とまとめていますが、具体的には各社で異なりますので、詳細は下記の各証券会社毎の解説を参照して下さい。
(*4)例えばポイント獲得期間が2017/1/25~2018/1/24の場合、有効期間は2020/1/31
(*5)楽天スーパーポイントの有効期間は、ポイントが付与された月の翌年同月の前月末日までです。期限までに新たに通常ポイントを獲得すれば有効期間が切れることはありません。

低信託報酬のファンドに限れば、ポイント還元の対象となるのは、 SBI証券楽天証券の2社のみとなります。

元々の還元率がSBI証券が僅かですが高く、さらに楽天証券の場合10万円毎ですが、SBI証券では月間保有額に還元率をかけた分ポイントが付与され、無駄が少ない事も考えるとSBI証券が一歩リードと言えるでしょう。但し、楽天ショップをよく使われる方にとっては、楽天証券も魅力的です。

低信託報酬のファンドは対象外ですが、それ以外のファンドを3,000万円以上保有している方はカブドットコム証券SBI証券と同等、または有利となる場合があります。(SBI証券の現金交換方法によります)

以下、各証券会社毎のポイント還元サービスを詳しく解説します。

SBI証券

SBI証券では、2017年2月以降、今までポイント付与の対象外だった低信託報酬のファンドも対象となる改定が行われました。

SBI証券投信マイレージのサービスは↓の記事に詳細に解説してますので参照して下さい。

SBI証券 投信マイレージサービス、パワーアップ。低コストのインデックスファンドも対象に。
新たに還元率0.03%の区分が設けられました。それを受けて本記事も更新しました。SBI証券の投信マイレージが、2017年2月1日以降、パワ...

上記記事から、概要だけピックアップします。

ポイント還元率

  月間平均保有額
1,000万円以上 1,000万円未満
(A)従来の対象銘柄 0.2% 0.1%
低コスト・ファンド  (月間保有金額に関わらず)
(B) 0.05%
(C) 0.03%
 

*還元率は年率換算

従来の対象銘柄のポイント還元率を決める月間平均保有額には、低コストファンドの保有額も含まれます。

ポイントの使用方法

*SBIカードの限定交換レートは2018年2月25日で終了となります。

現金に交換
SBIカード(MasterCard)保有 & 現金交換先が住信SBIネット銀行 5,000SBIポイント—> 5,000円(1pt=1円)
10,000SBIポイント—> 12,000円(1pt=1.2円)
現金交換先が住信SBIネット銀行 500SBIポイント (50pt単位)—> 425円(1pt=0.85円)
現金交換先がその他の金融機関 1,000SBIポイント (100pt単位)—> 800円(1pt=0.8円)
*交換手数料165円要
他のポイントに交換
T-point 500SBIポイント—> 500pt
nanaco 500SBIポイント—> 500pt
Suica 500SBIポイント—> 500pt
PeXポイント 500SBIポイント—> 4000pt
JTBトラベルポイント 500SBIポイント—> 400pt
PointOn 500SBIポイント—> 600ポン
net price 500sBIポイント– –> 500pt
ANAマイレージ 700sBIポイント– –> 200マイル
JALマイレージ 900sBIポイント– –> 300マイル

現金に交換する場合は、少なくとも住信SBIネット銀行の口座を開設しましょう。

尚、現金交換で最もお得なSBIカードは、ショッピング利用年間10万円未満の場合、年間900円(税抜、初年度除く)の手数料がかかります。カードの利用状況、及び、獲得するSBIポイントにより、カードを保有した方が良いかどうか検討しましょう。

SBI証券の口座開設は↓から。

楽天証券

楽天証券でも、低信託報酬の投資信託を含む、殆どの投資信託がポイント還元の対象となります。

楽天証券のポイント還元サービスには、ハッピープログラム投資信託資産形成ポイントの二つがあります。(上の比較表はハッピープログラムの場合です)

ハッピープログラムと投資信託資産形成ポイントの違い

主な違いをまとめると、

  ハッピープログラム 資産形成ポイント
ポイント付与条件 最低資産残高10万円 最低資産残高50万円
ポイント還元率(毎月) 10万円毎に4pt

800万円未満は200万円毎に50pt
800万円以上1000万円未満300pt
1,000万円以上2,000万円未満500pt
2000万円以上1,000pt

最大ポイント 上限無 1,000pt (資産額で2,000万円)
ポイント 楽天スーパーポイント 楽天スーパーポイント、または
楽天証券ポイント(*)

(*)楽天証券ポイントは楽天スーパーポイントの他、JMBマイルに交換できます。楽天証券ポイント35ポイント→JMBマイル10マイルの交換レートです。

上表のように、資産形成ポイントはポイント付与の単位が粗いため、多くの方にとってはハッピープログラムの方が有利となります。

ただ、一部の資産額の場合、資産形成ポイントの方が有利になる場合があります。(詳しく楽天証券公式サイトのこちらのページを参照して下さい。)

ハッピープログラムでの投資信託保有のポイント還元

ハッピプログラムの申込

楽天証券だけでなく、楽天銀行の口座開設が必要です。

両方の口座開設後、マネーブリッジハッピープログラムの両方を申し込むと、投資信託保有によるハッピープログラムの特典を受けられるようになります。勿論、口座開設や申込は無料です。

また、マネーブリッジに申し込むと、楽天銀行の普通預金が5倍、2017年4月時点で0.10%という特典を受けることが出来ます。

対象となる投資信託

公社債投信、MRF、MMF、外貨建てMMF、楽ラップ専用ファンド以外の投資信託が対象になります。

超低コストのたわらノーロードニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズなども対象です。

楽天証券、楽天銀行の口座開設は↓から。

マネックス証券

マネックス証券のポイント還元サービスは、0.08%と還元率が低く、かつ低信託報酬の投資信託は対象外となります。

マネックスポイントの利用方法

マネックスポイントは、下記のポイントに交換して使用する事が出来ます。

株式売買手数料 1マネックスポイント—>1円
Suica 50マネックスポイント—> 50pt
T-point 50マネックスポイント—> 50pt
nanaco 50マネックスポイント—> 50pt
waonポイント 100マネックスポイント—> 100pt
セゾン永久不滅ポイント(*1) 250マネックスポイント—> 50pt
ANA/JALマイレージ 1,000マネックスポイント- –> 250マイル

(*1)永久不滅ポイントへの交換は、既にセゾンカード情報を登録済の方、またはマネックスセゾンカードをお持ちの方のみ。
(*2)その他、日本赤十字社への寄付、マネックスグッズや有料投資情報もあります。

マネックスポイントの対象外ファンド

下記のファンドは対象外です。

低信託報酬のインデックスファンドの多くが対象外となっています。

  • NISA口座、ジュニアNISA口座(未成年者口座)、投資一任口座で保有している場合
  • MRF
  • ニッセイ日経225インデックスファンド
  • eMAXISシリーズ
  • <購入・換金手数料なし>シリーズ
  • 「たわらノーロード」シリーズ
  • 三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)/50(標準型)/70(株式重点型)
  • 三井住友・DC年金バランスゼロ(債券型)
  • 三井住友・日本債券インデックス・ファンド
  • 三井住友・DC全海外株式インデックスファンド
  • 三井住友・DC新興国株式インデックスファンド
  • 三井住友・DC外国債券インデックスファンド
  • 三井住友・DC日本リートインデックスファンド
  • 三井住友・DC外国リートインデックスファンド
  • 三井住友・DC日本株式インデックスファンドS
  • 三井住友・ライフビュー・バランスファンド30(安定型)/50(標準型)/70(積極型)
  • SMAM・グローバルバランスファンド(機動的資産配分型)
  • iFreeシリーズ
  • EXE-iシリーズ

マネックス証券の口座開設は↓から。

カブドットコム証券

カブドットコム証券の毎月ポイントは、ポイント付与単位が100万円毎と非常に大きく、かつ低信託報酬の投資信託は対象外となります。

但し、3,000万円以上の対象投資信託を保有している方にとっては、還元率0.24%と、(SBI証券の現金換金方法によっては)SBI証券と同等、またはそれ以上の還元率となります。

ポイントの使用方法

100ptで現金1万円プレゼント

1pt=100円の価値になります。

但し、前述のように100万円毎に1ptで、かつ有効期限が3年ですので、月間平均保有額が毎月一定とすると、300万円以上の資産額がないと事実上還元されません。

対象外の投資信託

下表にまとめた投資信託、及び、信託報酬(販売会社代行手数料率)の改定が行われ年率0.24%未満となった場合等、除外される場合があります。

朝日ライフ 朝日ライフ 日経平均ファンド
アセットマネジメントOne DLIBJ 公社債オープン(短期コース)
アセットマネジメントOne DLIBJ 公社債オープン(中期コース)
アセットマネジメントOne たわらノーロードシリーズ
アセットマネジメントOne MHAM株式インデックスファンド225
アセットマネジメントOne MHAM 株式オープン
アセットマネジメントOne MHAM 物価連動国債ファンド
SBI EXE-i グローバル中小型株式ファンド
SBI セレブライフ・ストーリー2025/2035/2045/2055
SBI EXE-i シリーズ
大和 ストックインデックスファンド225
大和 ダイワ日本国債ファンド(毎月分配型)
大和 iFreeシリーズ
大和住銀 ひとくふうファンドシリーズ
T&D 225インデックスファンド
日興 インデックスファンド225
日興 インデックスファンドTSP
日興 インデックスファンドJPX日経400
日興 ノーロード・ファンドシリーズ
ニッセイ <購入・換金手数料なし>シリーズ
ニッセイ ニッセイ TOPIXオープン
ニッセイ ニッセイ 日経225インデックスファンド
ニッセイ ニッセイ日本インカムオープン
ニッセイ ニッセイ日本インカムオープン(年1回決算型)
野村 野村インデックスファンドシリーズ 愛称:Funds-i(ファンズアイ)
野村 インデックス・ブレンドシリーズ 愛称:My Funds-i
ブラックロック i-mizuhoインデックスシリーズ
三井住友 日本債券インデックスファンド
三井住友 三井住友・DCインデックスファンドシリーズ
三井住友 三井住友・DC世界バランスファンド(動的配分型)
三井住友 三井住友・DC年金バランスゼロ(債券型)/30(債券重点型)/50(標準型)/70(株式重点型)
三井住友トラスト SMTインデックスシリーズ
三井住友トラスト 世界経済インデックスファンド(債券シフト型)
三井住友トラスト 外国株式インデックスe
三井住友トラスト 外国債券インデックスe
三井住友トラスト 日本株式インデックスe
三井住友トラスト 日本債券インデックスe
三菱UFJ国際 インデックスファンド225
三菱UFJ国際 インデックスファンド・シリーズ“eMAXIS(イーマクシス)・eMAXISプラス・eMAXIS Slim”
三菱UFJ国際 三菱UFJ 純金ファンド
三菱UFJ国際 マネーコース
三菱UFJ国際 システム・オープン
三菱UFJ国際 ジャパン・ソブリン・オープン
三菱UFJ国際 ジャパン・ソブリン・オープン(資産成長型)
三菱UFJ国際 三菱UFJ 日本国債ファンド
三菱UFJ国際 三菱UFJ国内債券インデックスファンド
明治安田 明治安田日本債券ファンド

まとめ

以上、主要ネット証券の投資信託保有によるポイント還元サービスのまとめでした。

還元率、及び低コスト投資信託が対象に含まれるという点で、SBI証券が一歩リード、楽天ショップ等をよく利用される方には、楽天証券も魅力があります。

また、信託報酬が高いファンドを3,000万以上保有している方はカブドットコム証券が有利となる場合もあります。

投資信託のコストにこだわるには、信託報酬だけでなく、ポイント還元サービスも上手く利用しましょう。

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