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【eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)】設定から1カ月、その運用成績は?

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MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)[MSCI ACWI]との連動を目指すインデックスファンドとして、最低水準の信託報酬で登場した「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」、2018年4月19日でちょうど設定から1カ月となります。

そこで、この1カ月の運用成績、資金流出入額を調べてみます。

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全世界株式インデックスファンドの資金流出入額

2018年3月20日から2018年4月19日までの1カ月の資金流出入額を、類似ファンドと比較します。

*資金流出入額は、純資産総額の増減額に日次騰落率を考慮して計算した概算値です。

順位 ファンド 信託報酬 資金流出入額
(億円)
1 野村つみたて外国株投信 0.2052% 4.48
2 eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) 0.15336% 2.93
3 三井住友・DCつみたてNISA・全海外株 0.2700% 2.75
4 eMAXIS 全世界株式インデックス 0.648% 0.53

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)は2位。

さすがに設定当初という事もあり、野村つみたて外国株投信には負けましたが、三井住友・DCを若干上回り、そしてeMAXISには大きく差をつけています。

今後、ますます人気を博し、野村つみたて外国株投信を抜くのも時間の問題かと思われます。

 

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の設定から1カ月の運用成績は?

さて本題の運用成績。

信託報酬で圧倒的に他社を凌駕するeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)、その低い信託報酬に応じた高い騰落率が得られたでしょうか?

類似ファンドとともに、単体のインデックスファンドとの組合せ(*)とも比較します。

*eMAXIS Slim、eMAXIS、Funds-i、三井住友・DC及びたわらノーロードの先進国株式、新興国株式を87%:13%で組合せた騰落率です。
*上記、先進国・新興国株式の比率は2018.3のeMAXIS全世界株式の月報より引用。

 

2018年3月の1カ月騰落率

先ずは、評価方法を検証する為に2018年3月の1カ月騰落率(2018.2.28~3.30)を見てみます。

ここでは、eMAXIS Slimは設定から数日しか経っていませんのでデータはありません。

騰落率を信託報酬(/12)に対してプロットしたのが下図。

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

新興国株式の乖離が大きい三井住友・DCを除いた各ファンド、及び単体ファンドの組合せ、綺麗に傾き-1.0の線上(図中グレーの点線)にのっています。

*厳密には傾き-(1+騰落率)となりますので、騰落率-4%で傾き-0.96

これが本来あるべき結果です。

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eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の1カ月騰落率

さて、eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の1カ月騰落率を、2018.3.19~4.19の間で見てみます。

信託報酬(/12)に対してプロットしたのが下図。

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

図中、グレーの点線は傾き-1.0の線。

理想的には、上記3月騰落率のように1本の線上に全ファンドのプロットがのるべきですが、(Funds-iを除き)単体ファンドの組合せの方が騰落率が高く(比率の変動でもあったのかな?)、今回は約0.025%の幅を持った2本の線を引いています。

その範囲内で、信託報酬に応じた騰落率となってます。

そして、全世界株式インデックスファンドの中では、eMAXIS Slimが最も騰落率が高くなっています。

ちょっと解せないのは、同じマザーファンドで運用しているeMAXIS全世界株式eMAXIS Slim全世界株式を結んだ線が傾き-0.5と小さいこと(図中、赤色の点線)

どちらが正しい(=ベンチマークとの乖離が少ない)のかは分かりませんが、両者の騰落率の差は、本来ならば今回のデータより約2倍大きくならないといけません。

*尚、単体ファンド組合せとの違いですが、例えば先進国:新興国比率を86%:14%にすれば概ね一致するようになります。

日次騰落率の推移

日次騰落率、eMAXIS 全世界株式を基準として、その差分を見てみます。

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

三井住友・DCはおいといて、

eMAXIS Slim 全世界株式は、野村つみたて外国株投信Slim組合せと比較し、数日だけですが差分が大きい日があるようです。

ただ、最大で0.02%と、そう大きな値ではありません。

[注意]ここでは0.01%程度の差を比較していますが、そもそも10,000円の基準価額で1円変動したら0.01%ですので、この評価に0.01%以下の精度はありません。

 

まとめ

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)、設定から1カ月しか経っていませんが、その運用は、概ね安定していると言って良いでしょう。

細かい点では、eMAXIS全世界株式との騰落率の差が、信託報酬の差ほど広がっていないなど、ちょっと完全とは言い切れない部分もありますが、やがて解消されていく事でしょう。

 

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