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【eMAXIS Slim 全世界株式 (除く日本) & (3地域均等型)】その運用は安定してきたか?

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超低コストで全世界の株式に投資できる、

  • eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
  • eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)

設定から1カ月後の運用成績は確認済(下記記事)ですが、若干不安の残る結果でしたので、再度、2018年5月の結果から検証します。

参考記事【eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)】設定から1カ月、その運用成績は?

参考記事【eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)】設定から1カ月、その人気・運用成績は?

(注)本来は実質コストを考慮した騰落率から評価すべきですが、各ファンド決算以前のものが多く実質コストがわからないため、以下、信託報酬と騰落率の関係から評価します。

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eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の評価

MSCI All Country World Index[ACWI] (除く日本)との連動を目指すインデックスファンドです。

設定日は2018.3.19。設定から2カ月以上経ちました。

同じインデックスをベンチマークとする下記3本、

  • eMAIXS 全世界株式インデックス
  • 野村つみたて外国株投信
  • 三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド

さらに個別のインデックスファンドを先進国株式:新興国株式=87%:13%の比率で組み合わせた場合とも比較します。

 

 

2018年4月の騰落率

先ずは、2018年4月末日時点の1カ月騰落率です。

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

理想的には各ファンド、図中のグレーの点線上にのらなければいけません。

しかし、eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)は、大きくマイナス側に乖離している事が分かります。

同じマザーファンドで運用するeMAXIS 全世界株式や、eMAXISeMAIXS Slimの個別インデックスファンドの組合せは点線上にのっている事から、マザーファンドの運用には問題なく、あくまでeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の乖離と判断出来ます。

*乖離の大きい三井住友・DC全海外株は無視して下さい。

 

2018年5月の騰落率

次に、2018年5月末日時点の1カ月騰落率です。

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

5月になると、eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)は、eMAXIS 全世界株式や、eMAXISeMAIXS Slim個別インデックスファンドの組合せと同一線上にのっており、その運用が安定してきた事がわかります。

尚、野村つみたて外国株投信の騰落率が高くなっていますが、これは新興国株式部分の騰落率が0.08%高かった(下記記事参照)ことに起因しており、eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の評価とは関係ありません。

参考記事【新興国株式インデックスファンドの評価】2018年人気(資金流出入額)ランキング、運用成績の比較。

 

日次騰落率の推移

日次騰落率の推移を見てみます。

同じマザーファンドで運用するeMAXIS 全世界株式インデックスを基準とし、eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の日次騰落率の差分をプロットします。

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

 

設定当初は大きく乖離している日もありましたが、2018年4月末以降は±0.01%の範囲内に収まっており、問題ない運用となっています。

 

まとめ

以上の評価より、eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の運用は安定してきたと判断します。

そして、その低いコストに応じた高い騰落率が期待できるファンドとなっています。

*尚、上記図を見ても分かりますが、eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)よりもeMAXIS Slimの組合せの方が低コストで、さらに高い騰落率となります。

 

eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)の評価

先進国株式(MSCI Kokusai)、新興国株式(MSCI EM)、国内株式(TOPIX)に1/3ずつ均等に配分するインデックスファンドです。

設定日は2018.4.3。設定から約2カ月。

同じ資産配分のニッセイ・インデックスパッケージ(内外・株式)【愛称:ファンドパック3】、さらに個別のインデックスファンドを先進国株式:新興国株式:国内株式=1/3:1/3:1/3の比率で組み合わせた場合とも比較します。

 

2018年4月の騰落率

前回示した、2018.4.3~5.2の期間の1カ月騰落率です。

eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)

この時点では、eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)は、個別インデックスファンドの組合せより大きくマイナス側に乖離していました。

 

2018年5月の騰落率

次に、2018年5月末日時点の1カ月騰落率です。

eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)

5月になると、eMAXISeMAXIS Slimの個別ファンド組合せと同一線上にのっており、運用が安定してきたことがわかります。

尚、同じ資産配分のニッセイ・インデックスパッケージ(内外・株式)は大きくマイナス側に乖離しています。これは新興国株式部分の運用が安定しない事が主な要因です。

また、i-SMTSMTの組合せは、eMAXIS系より高い騰落率となっていますが、これも新興国株式に起因するものです。

(注)新興国株式は、コスト以外の要因で各社の騰落率の差が大きく、その新興国が1/3占める3地域均等型でも、その影響が大きく見えています。

 

日次騰落率の推移

日次騰落率の推移を見てみます。

同じマザーファンドで運用するeMAXIS Slimの個別インデックスファンド組合せを基準とし、eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)の日次騰落率の差分をプロットします。

eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)

 

設定当初は大きく乖離していたものの、その後落ち着いてきたのですが、5月末に再度大きな乖離が発生してます。

さらに詳細に調査する為、eMAXIS Slim個別インデックスファンド組合せの日次騰落率に対して、上記差分をプロットしてみます。

eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)

個別インデックスファンド組合せの騰落率と、3地域均等型の騰落率差分には相関が観察されます。

ここで、個別インデックスファンド組合せの騰落率は、常に資産配分が1/3に保たれる前提(毎日リバランス)で計算しています。

一方、3地域均等型が、実際にどのように運用されているかは分かりませんが、おそらく、日々、厳密にリバランスしている訳では無いでしょう。そして、新規資金、あるいは解約、これにリバランスのタイミングが重なり、大きく株価が動いた日に若干の差が生じただけであって、本質的な運用の問題ではないと考えます。

まあ、ジャスト1/3でないと納得できないという方もいないでしょうし・・・

 

まとめ

以上の評価より、eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)の運用も安定してきたと判断します。

 

 

まとめ

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)、設定当初は若干の乖離がみられたものの、2018年5月に入り、その運用が安定してきた事を確認出来ました。

コストも低く、個別のファンドを組み合わせるのは面倒だという方にとって、良いファンドの一つとなる事でしょう。

 

eMAXIS Slim先進国株式インデックスは、SBI証券 楽天証券 マネックス証券岡三オンライン証券カブドットコム証券等のネット証券で取扱っています。

 

 

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