eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 再度の信託報酬引下げ。

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三菱UFJ国際投信が運用するeMAXIS Slim 新興国株式インデックスの信託報酬が再度引き下げられます。

eMAXIS Slim 新興国株式インデックスは、2017年11月10日に信託報酬を引き下げたばかりですが、今回再度の引き下げとなります。

参考記事eMAXIS Slim 信託報酬引下げ。全て最低水準の信託報酬に!

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 信託報酬引下げ

信託報酬引下げ

2017年12月13日より0.190%[税込 0.2052%]に引き下げられます。

従来は0.339%(税抜き)でしたので、0.149%と大幅な引下げです。

信託報酬引下げの推移
  信託報酬(税込)
2017.7.31(設定日) 0.3672%
2017.11.10 0.36612%
2017.12.13 0.2052%

他社の新興国株式インデックスファンドとの比較

プレスリリースによると「11月17日時点における他社類似ファンドの情報を元に決定」とありますが、11月17日は「EXE-i つみたて新興国株式ファンド」の有価証券届出書がEDINETに公開された日、そして「楽天・新興国株式インデックス・ファンド」が設定された日でもあります。

参考記事超低コストファンド「EXE-i つみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド」「EXE-i つみたて新興国株式ファンド」登場。

参考記事「楽天・新興国株式インデックス・ファンド」楽天バンガード・ファンドに新興国株式が追加。VWOに投資。

明らかにこれらのファンドを意識した引下げです。

ただ、「EXE-i つみたて新興国株式ファンド」のETF経費率を含めた実質的な信託報酬(税込)0.1948%で、eMAXIS Slim 新興国株式インデックスの改定後の信託報酬 0.2052%は若干これに及びません(そう大きな差ではありませんが)

*何故、EXE-iと同じかそれ以下にしなかったのか、ちょっと不思議。EXE-iの税抜き信託報酬とETF経費率を足すと0.19%になりますので、これに合わせたのか?

勿論、MSCIエマージング・マーケット・インデックスをベンチマークとする新興国株式インデックスファンドでは断トツで最安の信託報酬となります。

他社 新興国株式インデックスファンドとの比較
 ファンド ベンチマーク  信託報酬
(税込)
eMAXIS Slim  MSCI EM 0.2052% 
EXE-i つみたて  FTSEエマージング 0.1948%
楽天・バンガード  FTSE EMオールキャップ(含む中国A株) 0.2696%
ニッセイ<購入・換金手数料なし> MSCI EM 0.36612%

eMAXIS Slimはベンチマークが異なるファンドでも対抗する?

(以下、私見が含まれています)

eMAXIS Slimは、他社類似ファンドが信託報酬を引き下げた場合、それに追従し常に業界最低水準を目指すと公言しています(保証するものではないとの注釈付き)

この「類似」という定義が曖昧だったのですが、今回、EXE-i つみたてに対抗したという事は、ベンチマークが異なっても「類似」と認定した事になり、その意義は大きいものがあります。

つまり、「EXE-i つみたて」や「楽天・バンガード」にも負けないという三菱UFJ国際投信の意思表示と勝手に解釈します。

信託報酬で僅かに勝るEXE-iは税制上不利

信託報酬で僅かに勝るEXE-i つみたて新興国株式ファンドですが、FOFの為、その配当・分配金に対し現地国の課税に加え米国でも課税されます。

一方のeMAXIS Slimは現地国課税のみ。米国課税が無い分税制上有利になります。

eMAXIS Slimの信託報酬以外のコストがeMAXISと同じだと仮定すると、その実質コストは0.388%

税制上不利なEXE-iが、eMAXIS Slimと同じリターンを得るには実質コストが0.21%以内である必要があります。(一括投資、10年後売却、トータルリターン=5%、配当利回り2%と仮定して計算)

EXE-iの信託報酬が0.1948%ですので、多分、実質コストは0.21%より大きくなる事でしょう。

そうすると、信託報酬で僅差で負けるeMAXIS Slimですが、税制上のメリットにより、EXE-iより最終的には有利になると推測します。

詳細は↓の記事を参照して下さい。
参考記事国内インデックスファンド vs. 海外ETF(米国籍ETF) お得なのはどちら?

eMAXIS Slim 新興国株式インデックスは運用も安定しています。

eMAXIS Slim新興国株式インデックスは設定から未だ4カ月も経っていませんが、マザーファンドはeMAXIS(Slimが付かない方)と同じで、大きな純資産を持っており安定した運用が期待できます。

下図は、3カ月騰落率(2017.10月末時点)を実質コストに対してプロットしたものですが、(あまり良好な相関ではありませんが)概ね順調な滑り出しと言って良いでしょう。

*eMAXIS Slimの信託報酬以外のコストはeMAXISと同じと仮定してプロット

新興国株式インデックスファンド

参考記事[2017年10月版 新興国株式インデックスファンド] 実質コスト(信託報酬+α)は騰落率に反映されているか? eMAXIS Slim 新興国株式は?

まとめ

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス、再度の信託報酬引下げにより、同じMSCIエマージング・マーケット・インデックスをベンチマークとする新興国株式インデックスファンドでは断トツで最安の信託報酬となり、さらに、ベンチマークが異なる「EXE-i つみたて新興国株式ファンド」とも概ね同等の信託報酬となります。

他のインデックスファンドの信託報酬、実質コストなどの一覧は↓を参照して下さい。
参考記事インデックスファンド・コスト比較

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