ファンド運用状況・決算

三井住友アセットマネジメント「三井住友・DCシリーズ」 3ファンド 2016年11月決算 運用報告書のまとめ。

投稿日:2017年1月23日 更新日:

*[2017.2.20] 新興国株式に対するコメントを修正しました。

三井住友アセットマネジメント <三井住友・DCシリーズ> 3ファンドが2016年11月30日に決算を迎え、その交付運用報告書がアップされましたので、その内容を確認します。

下記の3ファンドです。

  • 三井住友・DC全海外株式インデックスファンド
      MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、配当込
  • 三井住友・DC日本株式インデックスファンドS 
     TOPIX(配当込)
  • 三井住友・DC新興国株式インデックスファンド
     MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込)

*コスト等は全て税込みで表示してあります。

既に、三井住友・DC全海外株式については、こちらで報告済ですが、今回、全海外株式を含めた3ファンドをまとめて記載します。

運用報告書のまとめ

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*[2017年4月11日追記] ベンチマークとの乖離は、運用報告書に記載されてる値は、あまり意味がありません。詳細はこちらの記事を参照して下さい。

                            ()内は前年度

  全海外株式 国内株式 新興国株式
決算日 16.11.30 16.11.30 16.11.30
信託報酬 0.270% 0.205% 0.605%
実質コスト 0.354%
(0.369%)
0.215%
(0.214%)
0.779%
(0.898%)
Δ 0.084%
(0.099%)
0.010%
(0.009%)
0.174%
(0.293%)
騰落率 -5.36%
(0.18%)
-5.23%
(13.0%)
-3.01%
(-13.6%)
ベンチマーク騰落率 -4.69%
(0.84%)
-4.92%
(13.3%)
-2.31%
(-12.7%)
Δ -0.67%
(-0.66%)
-0.32%
(-0.28%)
-0.70%
(-0.92%)
↓ベンチマークとファンドの騰落率の差に実質コストを足した値、即ち実質的なベンチマークとのかい離を意味します。
Δ+実質コスト -0.32%
(-0.29%)
-0.10%
(-0.07%)
0.08%
(-0.02%)
純資産総額 [百万円] 3,297
(721)
3,038
(1,883)
356
(128)
マザーF純資産総額[百万円] --- 204,698
(224,719)
6,806
(993)

 

三井住友・DC全海外株式インデックスファンド

実質コストと信託報酬の差が0.084%。

一方、同じ三井住友・DCの新興国株式では0.174%。

全海外株式、だいたいの資産配分が先進国90%、新興国約10%ですので、信託報酬以外のコストを先進国・新興国に分離して考えると、

[先進国株式分] 0.074% x 0.9 +[新興国株式分] 0.174% x 0.1 = 0.084%

先進国株式として、信託報酬以外のコストが0.074%という事になります。

他の先進国株式ファンドの信託報酬以外のコストと比較すると、たわら 0.037%、ニッセイ 0.12%、SMT 0.05%、インデックスe 0.042%、Funds-i 0.026%ですので、ニッセイほどではないですが、ちょっとコストが高い部類に入ります。

*ただ、後述するように、新興国株式の信託報酬以外のコストは他のファンドより低いです。

ベンチマークとファンドの乖離にコストを加えた実質的な乖離は-0.32%と、そう大きくは無いですが、小さくもないといったレベル。

三井住友・DC日本株式インデックスファンドS 

TOPIXとの連動を目指すファンドです。

実質コストと信託報酬の差が0.010%。

さらに、ベンチマークとファンドの乖離にコストを加えた実質的な乖離は-0.10%と、

両者とも問題ないレベルです。

三井住友・DC新興国株式インデックスファンド

実質コストと信託報酬の差が0.174%。

他のファンドでは0.2%以上が多いので、優秀なレベルです。

実質コストでは、たわらノーロードより低コストになり、MSCIエマージングとの連動を目指すファンドとしては最低水準となります。

また、ベンチマークとファンドの乖離にコストを加えた実質的な乖離は+0.08%と、これも優秀に見えます。

ただ、ここ数カ月の騰落率を見ていると、他のファンドに比較し、大きくプラスになったりマイナスになったりと安定しません。殆どを株式先物で運用している事に起因していると思われます。(詳細は、こちらの記事を参照して下さい。)

 

最後に

以上、三井住友・DCシリーズ 3ファンドの運用報告書のまとめでした。

たわらノーロード、ニッセイ<購入・換金手数料なし>インデックスシリーズ、iFreeシリーズとならび、低コスト化を牽引するファンドの一つである三井住友・DCシリーズ。

インデックス投資家にとって十分魅力的なファンドです。

ファンド名に「DC」という言葉が入っていますが、今は、(確定拠出年金以外でも)、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、カブドットコム証券、さらに投信工房で注目の松井証券などで購入できます。

 

*インデックスファンド・コスト比較のページも最新情報に更新しました。

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