三井住友・DC 日本リート・外国リート 2017年2月決算 運用報告書のまとめ。

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三井住友・DC日本リート・外国リートの2ファンドが2017年2月に決算を迎え、その交付運用報告書がアップされましたので、その内容を確認します。

下記の2ファンドです。

  • 三井住友・DC日本リートインデックスファンド
  • 三井住友・DC外国リートインデックスファンド

三井住友・DC日本リート楽天証券三井住友・DC外国リート楽天証券SBI証券個人型確定拠出年金(iDeCo)でもラインアップされており、所有している方も多いかと思います。

尚、2ファンドとも、 2016年9月23日に新規設定された新しいファンドで、今回の決算は、約5カ月分となります。

*インデックスファンド・コスト比較のページも最新情報に更新しました。

インデックスファンド・コスト比較
インデックスファンドといっても、同じ指数との連動を目指す類似のファンドが複数の会社から多く販売されています。ここでは、比較的コスト(信託報酬...

運用報告書のまとめ

*騰落率は運用報告書記載の値ではなく、基準価額から独自に算出した値を記載してます。
*コスト等は全て税込みで表示してあります。
*マザーファンド純資産総額は、マザーファンド決算日の値ですが、今回の2ファンドは、ファンドとマザーファンドの決算日が同じになります。

(注1)実質コストは、決算が1年に満たないため、(期中実質コスト) x (年間信託報酬)/(期中信託報酬)から求めました。
(注2)マザーファンド純総資産総額の()内は前期(2016/8/25)の値

  日本REIT 外国REIT
決算日 2017/2/27 2017/2/27
ベンチマーク配当 込(gross)
信託報酬 0.2808%
0.3024%
実質コスト 0.283%(注1)
0.847%(注1)
Δ (信託報酬以外のコスト) 0.002%
0.545%
ファンド期中騰落率 0.47%
8.92%
ベンチマーク期中騰落率 3.15%
8.58%
Δ(ベンチマークとの差) -2.68%
+0.34%
Δ+実質コスト(コスト除外後の乖離) -2.55%
+0.71%
純資産総額(百万円) 170
401
マザーファンド純資産総額(百万円) 14,488
 (11,818)(注2)
5,924
(4,539)(注2)
総口数 対前年度増減率

三井住友・DC国内リートインデックスファンド

本サイトでベンチマークとの乖離が大きい事を指摘しましたが(↓の記事を参照して下さい)、運用報告書でも-2.68%と非常に大きな値となっています。

「三井住友・DC日本リートインデックスファンド」ベンチマークと大幅な乖離が生じています。
三井住友・DC日本リートインデックスファンド、2016年9月23日に設定され、その時は信託報酬最低水準の国内REITインデックスファンドとし...

改めて、今回判明した実質コストを元に、2017年1月末日時点の3カ月騰落率を見てみます。

smam_J-REIT_20170420

他のファンドに比べ、3カ月騰落率が1.2%ほど低下している事がわかります。

今回の決算の乖離よりは小さいですが、上記3カ月騰落率は10/末から1/末までの結果である事、設定日から10/末までの間に、1日だけで0.5%程度のマイナス乖離を起こした日がある事を合わせて考えると、説明がつきます。

尚、乖離の原因は上記記事で書いたように、ファンドの資産額に相当するような大量の売買注文が入った事です。

今回の運用報告書には、

マザーファンドの売買時にかかる信託財産留保金の影響

と説明されています。

いずれにせよ、国内REITクラスでは、その信託報酬の低さで人気のファンドですので、早く安定的に運用されるよう期待します。

三井住友・DC外国リートインデックスファンド

信託報酬0.3024%に対して、実質コストが0.847%と大幅に上昇しています。

運用報告書によると、売買委託手数料とその他費用が大きく膨れ上がっています。

外国リートも乖離が大きい事を↓の記事で指摘しましたが、今回判明した実質コストを反映して改めてプロットしなおしてみます。

[2017年1月版 国内・先進国REITインデックスファンド] 実質コスト(信託報酬+α)は騰落率に反映されているか? そして真のベンチマークとの乖離は?
今回は、東証REIT指数(国内REIT)、及びS&P先進国REIT指数(先進国REIT)に連動を目指すインデックスファンドについて、...

smam_G-REIT_20170420

上図は2017年1月末時点の3カ月騰落率のグラフです。今回の実質コストを反映しても、他のファンドに比較し約-0.5%のマイナスとなっています。

一方、運用報告書では、ベンチマークとの乖離+0.34%と記載。

ベンチマークは配当込で、かつgross(配当課税前)と思われますので、普通に運用されてもマイナス側の乖離が生じる筈です。

ん?

運用報告書記載のファンド、及びベンチマークの基準価額から各月の1カ月騰落率を見てみます。(設定日から9月末までは、その期間の騰落率です)

期間 ファンド ベンチマーク ファンド-ベンチマークの差分
9月23日~9月末 0.73% -0.71% +1.44%
9月末~10月末 -4.81% -4.68% -0.13%
10月末~11月末 6.99% 7.39% -0.40%
11月末~12月末 5.62% 5.89% -0.28%
12月末~1月末 -2.22% -2.04% -0.18%
1月末~2月末 2.82% 3.00% -0.17%

上表を見てお分かりかと思いますが、設定当初に大幅なプラス乖離を起こしています。

これが貯金となって結果的に今回の決算ではベンチマークに対してプラスとなりましたが、これは決して良い事ではありません。

設定当初だけの乖離に限れば、他のファンドでも見られることがありますので良しとしても、その後、大きなマイナス乖離が続いているのは問題です。

まだ安定的な運用とは言えないでしょう。

最後に

以上、三井住友・DC国内リートインデックスファンド三井住友・DC外国リートインデックスファンドの決算報告書のまとめでした。

いずれもREITクラスでは、最低水準の信託報酬のファンドの一つだけに、早く安定した運用になる事を期待しています。

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