ファンド比較、運用状況、決算

【りそなアセットマネジメントの低コスト・インデックスファンド Smart-iシリーズ】2期目決算結果。実質コストは?

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りそなアセットマネジメントが運用する低コストのインデックスファンドSmart-iが2回目の決算を迎え、その運用報告書がアップされましたので実質コスト等をまとめます。

Smart-iは2017年8月29日に設定されたインデックスファンドシリーズですが、現時点(2019.8.23)で先進国債券(為替ヘッジあり)、Jリート、先進国リートは単独で最安値、国内債券は同率で最安値、その他のファンドも比較的低コストになっています。

決算を迎えたファンドは下記9本。

[決算日]2019年5月27日

  • Smart-i TOPIXインデックス
  • Smart-i 日経225インデックス
  • Smart-i 先進国債券インデックス(H無)
  • Smart-i 先進国債券インデックス(H有)
  • Smart-i Jリートインデックス

[決算日]2019年6月25日

  • Smart-i 国内債券インデックス
  • Smart-i 先進国株式インデックス
  • Smart-i 新興国株式インデックス
  • Smart-i 先進国リートインデックス

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Smart-iシリーズ 2期目決算での実質コスト

Smart-iシリーズ、各ファンドの最新の信託報酬、2期目の実質コスト、信託報酬以外のコストを下表にまとめます。

前期から大きく下がったファンド

[スマホの方は横にスクロールしてご覧ください]

 信託報酬実質コスト信託報酬以外のコスト
今期前期比
国内債券0.1296%0.141%0.011%-0.005%
TOPIX0.1674%0.192%0.025%-0.068%
日経2250.1836%0.213%0.029%-0.021%
先進国債券0.1836%0.222%0.038%-0.236%
先進国債券(H)0.1836%0.213%0.029%-0.024%
先進国株式0.2160%0.386%0.170%-0.098%
新興国株式0.3672%0.858%0.491%-0.245%
Jリート0.1836%0.224%0.040%-0.134%
先進国リート0.2160%0.531%0.315%-0.072%

全ファンド1期目の決算より信託報酬以外のコスト(実質コスト)が下がっています。

特に大きく下がったのが新興国株式、先進国債券、そしてJリート、先進国株式、先進国リートもかなり下がっています。

以下、これらのファンドを中心に詳細を見ていきます。

*以下、実質コストと騰落率の関係を見ていきますが、Smart-iは前期、及び今期両方の実質コストでプロットします。
*期中、信託報酬の引下げがあったファンドは引下げ後の信託報酬に応じた実質コストに換算して記載します。また騰落率との関係では日数で按分したコストを使用します。
*騰落率は2019年7月末日時点の1年騰落率を用います。今回の決算期間とは異なります。

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Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジなし)

Smart-i先進国債券インデックス(為替ヘッジなし)は実質コストが0.458%から0.222%に大きく下がりました。

信託報酬最安値ではありませんが、信託報酬で3位、実質コストでも4位と最安値のeMAXIS Slim先進国債券インデックスファンドと大きくは変わりません。

ファンド信託報酬

実質コスト
eMAXIS Slim先進国債券インデックス0.1512%0.167%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンド0.1512%
0.198%
たわらノーロード先進国債券0.1836%0.198%
Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジなし)0.1836%0.458%
0.222%
iFree 外国債券インデックス0.1944%0.228%
三井住友・DC外国債券インデックスファンド0.2268%0.261%

 

1年騰落率を実質コストに対してプロットすると、2期目決算の値を使用する事で(コスト要因以外での)ベンチマークとの乖離がない運用になっている事も確認できました。

*Smart-i先進国債券インデックス(為替ヘッジなし)は2019年2月26日に現在の信託報酬に引き下げられており下図は以前の信託報酬の期間も含まれます。

Smart-i先進国債券インデックス(為替ヘッジなし)

 

 

Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)

信託報酬最安値のSmart-i先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)、初回決算から実質コストが低かったこともあり2期目の値もそう大きくは変わりませんが、若干下がった事で信託報酬だけでなく実質コストでも最安値となりました。

ファンド信託報酬実質コスト
Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)0.1836%0.236%
0.213%
たわらノーロード先進国債券<為替ヘッジあり>0.216%0.230%
SMTグローバル債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり)0.540%0.573%
野村インデックスファンド・外国債券・為替ヘッジ型[Funds-i]0.594%0.638%
eMAXIS 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)0.648%0.663%
インデックスファンド海外債券(ヘッジあり)0.7236%0.744%

 

騰落率では、信託報酬2位のたわらノーロードが若干マイナス乖離している事もあり、Smart-i先進国債券ファンド(為替ヘッジあり)が最も高くなっています。

*Smart-i先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)は2019年2月26日に現在の信託報酬に引き下げられており下図は以前の信託報酬の期間も含まれます。

Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)

他社を含めた最新の先進国債券インデックスファンドの情報、人気、運用状況は下記ページをご覧ください。

Smart-i 先進国株式インデックス

Smart-i先進国株式インデックスは、信託報酬で圧倒的に優位に立つeMAXIS Slim<購入・換金手数料なし>ニッセイには大きく負けますが、それでも第2、第3グループにつけており比較的低コストの部類です。ただ問題は実質コストの高さ。

1期目の0.484%から今回0.386%に大きく下がりましたが、未だ他のファンドより高い事には変わりません。より一層のコスト削減に期待したいところです。

ファンド信託報酬実質コスト
eMAXIS Slim先進国株式インデックス0.10789%0.184%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド0.10789%0.191%
SBI・先進国株式インデックス(雪だるま)0.1155%0.391%
iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)0.2052%0.272%
i-SMT グローバル株式インデックス0.2052%0.252%
たわらノーロード先進国株式0.2160%0.251%
つみたて先進国株式0.2160%0.311%
Smart-i 先進国株式インデックス0.2160%0.484%
0.386%

 

騰落率は同じ信託報酬のたわらノーロードつみたて先進国株式(実質コストが高い分)大きく負けています。

尚、従来の実質コストではコスト要因以外でのベンチマークとの乖離は観察されなかったのですが、2期目決算の実質コストでプロットすると若干マイナス乖離となってしまいます。

Smart-i先進国株式インデックス

 

他社を含めた最新の先進国株式インデックスファンドの情報、人気、運用状況は下記ページをご覧ください。

 

Smart-i 新興国株式インデックス

Smart-i新興国株式インデックスは2期目決算で実質コストが1.103%から0.858%と大きく下がりました。しかし、まだ信託報酬以外のコストが高い事に変わりありません。信託報酬でeMAXIS Slimなどに大きく差をつけられているだけに、せめて信託報酬以外のコストが低くなるよう今後に期待しましょう。

ベンチマークがMSCIエマージング・マーケット・インデックス以外のファンド
ファンド信託報酬実質コスト
SBI・新興国株式インデックス・ファンド
0.1948%0.368%
eMAXIS Slim新興国株式インデックス0.20412%0.381%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド0.20412%1.591%
楽天・新興国株式インデックス・ファンド0.2496%0.581%
i-SMT新興国株式インデックス0.3564%0.573%
つみたて新興国株式0.3672%0.578%
たわらノーロード新興国株式0.3672%0.647%
三井住友・DC新興国株式インデックスファンド0.3672%1.058%
Smart-i 新興国株式0.3672%1.103%
0.858%
iFree 新興国株式インデックス0.3672%0.778%

 

騰落率との関係は2期目の実質コストを使用する事でコスト要因以外でのベンチマークとの乖離がない事が確認出来ました。ただ同じ信託報酬のつみたて新興国株式に騰落率で大きく負けています。実質コストが高いからです。

Smart-i新興国株式インデックス

 

他社を含めた最新の新興国株式インデックスファンドの情報、人気、運用状況は下記ページをご覧ください。

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Smart-i Jリートインデックス (国内リート)

Smart-i Jリートインデックスは国内リートの信託報酬では2位以下に大きな差をつけて単独1位。ただ実質コストでは2位のたわらノーロード<購入・換金手数料なし>ニッセイに負けていました。

しかし今回の決算で実質コストが0.358%から0.224%と大きく下がり、実質コストでも1位となりました。

ファンド信託報酬実質コスト
Smart-i Jリートインデックス0.1836%0.358%
0.224%
たわらノーロード国内リート0.270%0.274%
<購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド0.270%0.271%
三井住友・DC日本リートインデックスファンド0.270%0.335%
iFree J-REITインデックス0.3132%0.319%
SMT J-REITインデックス・オープン0.432%0.441%
野村インデックスファンド・J-REIT[Funds-i]0.432%0.437%
eMAXIS 国内リートインデックス0.432%0.437%

 

多くのファンドで乖離が生じており解釈が難しいのですが、騰落率でもSmart-iがトップと言って良いでしょう。(Funds-i、eMAXISはプラス乖離と判断)

Smart-i Jリートインデックス

 

他社を含めた最新の国内リートインデックスファンドの情報、人気、運用状況は下記ページをご覧ください。

 

Smart-i 先進国リートインデックス

Smart-i 先進国リートインデックスも国内リート同様、信託報酬では2位以下に大きな差をつけて単独1位。ただ実質コストでは2位のたわらノーロードに負けていました。

今回の決算で実質コストが0.603%から0.531%に下がりましたが、まだたわらノーロードより高コストです。

ファンド信託報酬

実質コスト
Smart-i 先進国リートインデックス0.216%0.603%
0.531%
たわらノーロード先進国リート0.2916%0.502%
三井住友・DC外国リートインデックスファンド0.2916%0.771%
iFree 外国REITインデックス0.3348%0.519%
野村インデックスファンド・外国REIT[Funds-i]0.594%0.669%
SMT グローバルREITインデックス・オープン0.594%0.653%
eMAXIS 先進国リートインデックス0.648%0.782%

 

騰落率では、これも国内リートと同様コスト依存性があまり明確ではないのですが、その中でたわらノーロードに騰落率で負けています。

Smart-i 先進国リートインデックス

 

まとめ

以上、Smart-iシリーズ、2期目決算での実質コストのまとめでした。

全てのファンドが1期目より下がっており、中には大きく下がったファンドもあります。

そしてSmart-iシリーズの注目ファンドは信託報酬最安値の先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)Jリートインデックス(国内リート)。今回の決算で信託報酬だけでなく実質コストでも最安値となり、騰落率でも最も高くなっています。

一方、同じく信託報酬最安値の先進国リートインデックス。まだ信託報酬以外のコストが高く実質コストでのトップとはいきませんでした。

先進国株式、新興国株式も信託報酬以外のコストが大きく下がりはしたももの、まだ十分とは言えません、今後の改善に期待しましょう。

 

購入先

Smart-iシリーズは下記の金融機関で購入出来ます。

販売会社 SBI証券楽天証券 マネックス証券松井証券岡三オンライン証券など。

楽天証券なら楽天カード(クレジットカード)で投資信託を積立購入する事が出来ます。勿論ポイント還元があり事実上1%割引で購入出来るようなものです(上限5万円/月)。さらに、そのポイントで投資信託を購入する事も出来ます。
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また、個人型確定拠出年金(iDeCo)で取扱っているのはりそな銀行です。

 

主な低コスト・インデックスファンド一覧は下記ページをご覧ください。

 

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