三井住友TAM 「SMTインデックスシリーズ」2017年4月、5月決算 運用報告書のまとめ。

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三井住友トラスト・アセットマネジメントが運用する「SMTインデックスシリーズ」が2017年4月20日、5月10日に決算を迎え、その交付運用報告書がアップされましたので、その内容を確認します。

*代表的なアセットクラスの15ファンドについてまとめました。一部ファンドについては割愛させて頂きます。

尚、SMTシリーズは半年毎の決算となります。実質コストは下記の式で1年間の値に換算して表示します。

  • 年間実質コスト = 期中実質コスト x (年間信託報酬/期中信託報酬)

今回の決算結果を反映し、下記の記事も更新しました。

参考記事インデックスファンド・コスト比較

参考記事バランス型インデックスファンド徹底比較

運用報告書のまとめ

*騰落率は運用報告書記載の値ではなく、基準価額から独自に算出した値を記載してます。
*コスト等は全て税込みで表示してあります。
*マザーファンドの純資産総額は、マザーファンドの決算日の値です。ファンドの決算日とは一致しない場合があります。

国内

 *()内は前決算期の値。

  国内債券 TOPIX 日経平均 JPX400 国内リート
決算日 2017/5/10 2017/5/10 2017/5/10 2017/4/20 2017/5/10
ベンチマーク配当    込
信託報酬 0.400% 0.400% 0.400% 0.400% 0.432%
実質コスト 0.406%
(0.406%)
0.406%
(0.406%)
0.410%
(0.408%)
0.410%
(0.408%)
0.444%
(0.444%)
Δ (信託報酬以外のコスト) 0.006%
(0.006%)
0.006%
(0.006%)
0.010%
(0.008%)
0.010%
(0.008%)
0.012%
(0.012%)
ファンド騰落率 -1.47%
(-0.93%)
16.27%
(3.98%)
15.61%
(5.49%)
8.40%
(0.19%)
3.07%
(-8.64%)
ベンチマーク騰落率 -1.31%
 (-0.73%)
15.17%
(3.11%)
14.73%
(4.70%)
8.59%
(0.40%)
3.25%
 (-8.53%)
Δ(ベンチマークとの差) -0.15%
 (-0.20%)
1.10%
 (0.88%)
0.87%
(0.79%)
-0.19%
 (-0.21%)
-0.18%
 (-0.11%)
Δ+実質コスト(コスト除外後の乖離) 0.25%
(0.21%)
1.50%
(1.28%)
1.28%
(1.20%)
0.22%
(0.20%)
0.26%
(0.33%)
純資産総額(百万円) 12,705
 (11,429)
11,400
 (10,216)
7,261
 (5,338)
5,821
 (5,636)
14,804
 (13,227)
マザーファンド純資産総額(百万円)

319,650

151,002

78,066
85,344
68,806
総口数 対前決算期増減率 12.8% -4.0% 17.7% -4.7% 8.6%

実質コストのうち、信託報酬以外に要したコストは前決算期と概ね同じで、他社と比較しても遜色ないレベルになっています。

TOPIX日経平均のベンチマークとの乖離は、ベンチマークが配当を含んでいないため大きくプラス側にふれています。

そもそも、ベンチマークは配当有無、その課税の有無など各社バラバラですので、運用報告書に書かれている値は、あまり意味がありません。

参考記事各アセットクラスのインデックスファンドのベンチマーク(配当有無、配当込の場合グロス、ネット)、及びその騰落率をまとめました。

興味深いのは、国内債券の総口数(*)が大きく増加している事。マイナス金利で魅力のなくなったと思っていた国内債券ですが、結構、投資される方が多いようです。

またTOPIXの総口数は減少していますが、日経平均は大きく増加してるのも特徴的です。

(*)総口数 : 純資産総額を、その時の基準価額で割って求めました。

先進国

*()内は前決算期の値。
*(H)は為替ヘッジ有。

  先進国債券 先進国債券(H) 先進国株式 NYダウ 先進国リート
決算日 2017/5/10 2017/4/20 2017/5/10 2017/4/20 2017/5/10
ベンチマーク配当        (グロス)
信託報酬 0.540% 0.540% 0.540% 0.540% 0.594%
実質コスト 0.570%
(0.570%)
0.572%
(0.572%)
0.586%
(0.590%)
0.574%
(0.560%)
0.650%
(0.660%)
Δ (信託報酬以外のコスト) 0.030%
(0.030%)
0.032%
(0.032%)
0.046%
(0.050%)
0.034%
(0.020%)
0.056%
(0.066%)
ファンド騰落率 6.54%
(-5.44%)
-2.67%
(1.06%)
21.41%
(1.64%)
19.06%
(-3.39%)
13.94%
(-9.87%)
ベンチマーク騰落率 7.94%
(-5.90%)
-2.31%
(1.54%)
21.89%
(-0.32%)
17.93%
(-4.29%)
14.56%
(-9.42%)
Δ(ベンチマークとの差) -1.40%
(0.46%)
-0.36%
(-0.48%)
-0.48%
 (1.97%)
1.14%
 (0.90%)
-0.62%
(-0.46%)
Δ+実質コスト(コスト除外後の乖離) -0.83%
(1.03%)
0.21%
(0.09%)
0.11%
(2.56%)
1.71%
(1.46%)
0.03%
(0.20%)
純資産総額(百万円) 14,823
 (13,660)
1,578
 (1,271)
57,668
 (50,884)
3,643
 (2,593)
12,744
 (11,952)
マザーファンド純資産総額(百万円) 212,962
212,962
266,540
25,803
59,975
総口数 対前年度増減率 1.9% 27.6% -6.6% 18.0% -6.4%

実質コストのうち、信託報酬以外に要したコストは前決算期と概ね同じで、他社と比較しても遜色ないレベルになっています。

先進国債券、ベンチマークとの乖離-0.83%、前決算期が+0.46%、これにコスト分を除外すると、-0.83%(前決算期 1.03%)と結構、乖離が大きくなっています。運用報告書には、「期を通じて概ねベンチマークに連動しました」との記載があり、乖離の要因として為替評価によるものとしています。確かに、先進国債券の場合、各社ベンチマークを独自に円換算している影響で、ベンチマーク自体が大きく異なる事があります。これも、運用報告書記載の乖離の値に意味がない理由の一つです。

参考記事[2017年1月版 国内・先進国債券インデックスファンド] 実質コスト(信託報酬+α)は騰落率に反映されているか? そして真のベンチマークとの乖離は?

先進国株式NYダウの乖離は、ベンチマークが配当を含まない為、この数字にあまり意味はありません。

総口数で見ると、先進国債券(為替ヘッジ有)、及びNYダウが大きく増加しています。

新興国・バランスファンド

*()内は前決算期の値。
*(H)は為替ヘッジ有。

  新興国債券 新興国債券(H)
米ドル建て
新興国株式 新興国リート インデックスバランス
決算日 2017/5/10 2017/4/20 2017/5/10 2017/4/20 2017/4/20
ベンチマーク配当        
信託報酬 0.648% 0.648% 0.648% 0.648% 0.540%
実質コスト 0.783%
(0.785%)
0.784%
(0.772%)
0.888%
(0.878%)
1.150%
(1.246%)
0.648%
(0.654%)
Δ (信託報酬以外のコスト) 0.135%
(0.137%)
0.136%
(0.124%)
0.240%
(0.230%)
0.502%
(0.598%)
0.108%
(0.114%)
ファンド騰落率 10.84%
(0.36%)
-2.87%
(2.40%)
21.58%
(8.69%)
3.83%
(-7.88%)
7.05%
(-3.28%)
ベンチマーク騰落率 11.87%
(0.65%)
-1.95%
(2.83%)
21.32%
(7.02%)
5.29%
 (-7.60%)
Δ(ベンチマークとの差) -1.04%
(-0.28%)
-0.92%
(-0.43%)
0.26%
(1.67%)
-1.46%
(-0.28%)
Δ+実質コスト(コスト除外後の乖離) -0.25%
(0.50%)
-0.13%
(0.34%)
1.15%
(2.54%)
-0.31%
(0.96%)
純資産総額(百万円) 5,496
(4,938)
348
(351)
15,859
(13,159)
253
(243)
3,071
(2,640)
マザーファンド純資産総額(百万円) 22,824
359
29,752
419
総口数 対前年度増減率 0.4% 2.1% -0.9% 0.3%  8.7%

実質コストのうち、信託報酬以外に要したコストは前決算期と概ね同じで、他社と比較しても遜色ないレベルになっています。

ただし、新興国REIT、ライバルの少ないアセットクラスですが、同じ信託報酬のeMAXISより若干コストが高くなっています。

新興国株式のベンチマークとの乖離が大きいのは、ベンチマークが配当を含んでいない為です。

尚、バランスファンドの「SMT  日米インデックスバランス・オープン」も5月10日が決算日の筈ですが、運用報告書が未だアップされていません。設定日が2月27日と未だ運用開始から3カ月も経過していないからかな?

最後に

以上、SMTインデックスシリーズ、15ファンドの決算報告書のまとめでした。

実質コストは、前期と概ね同等のレベルとなっており、特に大きな問題はありません。

ベンチマークとの乖離は決算報告書ではわかりませんので、例えば、本サイトの↓の記事などを参考にして下さい。

参考記事[2017年4月版 先進国株式インデックスファンド] 実質コスト(信託報酬+α)は騰落率に反映されているか? そして真のベンチマークとの乖離は?

SMTインデックスシリーズ、その豊富な商品ラインアップと、マザーファンドを含めた純資産総額の大きさが強みのインデックスファンドです。

これで信託報酬をもっと下げてもらえれば、一層魅力あるファンドになるのですが。。。

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