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ATMの利便性から、メインバンクとしてもお勧めできるソニー銀行の魅力を紹介します。
[最終更新日:2018.11.20]優遇プログラムSの条件などを最新情報に更新。
見出し
ソニー銀行
- ソニー銀行株式会社
- 公式ホームページ
- 本社 : 東京都千代田区
- 設立 : 2001年4月2日
- ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社(東証1部)の100%出資
- インターネット専業銀行
主な特徴
- 新生銀行と同様、多くのATMが無料で使える
- 定期預金金利の高さはネット銀行トップクラス
- 振込手数料が最低でも月1回、最大11回無料
- Visaデビット機能付きキャッシュカード Sony Bank WALLETで無料振込回数+1回
- 外貨預金にもお勧め
口座開設
- 日本全国どこでもネットでのペーパーレス口座開設が可能(郵送不要)。
- 郵送での口座開設も可能。
他行宛て振込手数料が無料
最低でも月1回、Sony Bank WALLET所有で月2回、他行宛て振込手数料が無料となります。さらに、優遇プログラム Club Sにより最大11回無料。
新生銀行、住信SBIネット銀行に比較すると、ステージアップの条件が厳しいのが難点。ただ、Sony Bank WALLET所有だけで月2回無料というのは、他の銀行より簡単に達成できます。
無料回数を超えた場合は1回216円(税込)がかかります。
Sony Bank WALLET
Visaデビット機能(*)付きのキャッシュカード。年会費、新規発行手数料は無料です。所有するだけで、振込無料回数2回に増えますので、持っていて損はありません。
*デビットカード : 銀行の普通預金の範囲内でショッピングに利用可能。使用した金額は、即時に普通預金から引き落とされます。
海外でも外貨普通預金を決済口座として利用できます。対象10通貨であれば、ショッピング時の手数料もかかりません。
さらに、国内ショッピングでSony Bank WALLETを使用するとキャッシュバックがあります。無条件で0.5%。Club Sにより最大2.0%まで上がります。ここまでくると、高還元のクレジットカードよりお得ですね。
優遇プログラム Club S
2017年2月から(判定は2016年12月末)から、従来の外貨預金優遇制度からClub Sに変更されました。
*2019年1月積立分よりシルバー獲得条件の外貨積立、投資信託積立が5万円以上から3万円以上に引き下げられました。
ステージ無 | シルバー | ゴールド | プラチナ | |
判定条件 | 下記のいずれか 1.円預金を含む 月末総残高(*1) 300万円以上 2.外貨積立 月3万円以上 3.投資信託 積み立てプラン 月間合計額 3万円以上。 |
月末外貨預金 残高(*2) +投資信託残高 = 500万円以上 |
月末外貨預金 残高(*2) +投資信託残高 = 1,000万円以上 |
|
(*1)円普通、円定期、積立定期、外貨預金、投資信託等の合計 (*2)外貨は円換算額 (*3)外貨建て商品は円換算額 |
||||
無料 振込回数 |
月1回(2回) | 月3回(4回) | 月5回(6回) | 月10回(11回) |
()はSony Bank WALLETありの場合 | ||||
ATM無料回数 (セブン・ イオン銀行) |
無制限 | |||
ATM無料回数 (その他 提携ATM) |
月4回まで | 無制限 | ||
Sony Bank WALLET キャッシュ バック率 |
0.5% | 1.0% | 1.5% | 2.0% |
他にも、為替コスト、外貨定期預金金利、仕向け外貨送金手数料、Sony Bank WALLET 海外ATM利用料無料回数に特典有。
ソニー銀行をメインバンクとするなら、円定期預金等で300万円確保してシルバーを目指したいですね。2017年より投資信託の積立も判定条件に加わりましたが、月5万円3万円以上(2019年1月より引下げ)とかなり厳しい条件です。
ゴールド、プラチナは、さらにハードルが高くなります。
尚、住宅ローン残高があれば最長5年間、FX取引 月間1,000枚以上でも、それぞれ1ランクアップします。(両方満たせば2ランクアップ)
手数料無料のATMが多数
主要コンビニを含む多くのATMが無料で利用できます。
一部、月4回までという制限がつきますが、無料ATMの利便性という点では新生銀行とならんでトップクラスです。
ゆうちょ | イオン | Enet (ファミマ) |
セブン | ローソン | 三井住友 | 三菱UFJ |
○ | ◎ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ |
◎ : 24時間、出金・残高照会・預入無料
○ : 出金は月4回まで無料(プラチナは無制限)。預入・残高照会は回数制限無。
他の銀行のATM対応状況を知りたい方はこちら。
[注]2019年1月7日よりイオン銀行、セブン銀行も月4回までとなります。(プラチナなら無制限)
ソニー銀行の商品
円定期預金金利
ネット銀行全般に言える事ですが、かつては高金利を売りにしていたのですが、今では地銀のネット支店に負けています。
しかし、ソニー銀行は、ネット銀行の中では比較的金利の高い銀行の一つです。
ボーナス時期を中心に金利アップのキャンペーンを行っていますので、Club S シルバーを円預金で達成しようという方は、この時期に預入すると良いでしょう。
最新の定期預金金利(他行を含む)は↓を参照して下さい。
外貨預金
他の銀行同様、ソニー銀行も外貨預金に力を入れている銀行の一つです。
為替手数料は大幅な引き下げを行った住信SBIネット銀行には負けますが、決して高い方ではありません。
ステージ無 | シルバー | ゴールド | プラチナ | (参考) 住信SBIネット銀行 |
|
米ドル | 15 | 12 | 10 | 8 | 4(2) |
ユーロ | 15 | 12 | 10 | 8 | 13(11) |
英ポンド | 45 | 40 | 35 | 30 | 28(23) |
豪ドル | 45 | 40 | 35 | 30 | 25(5) |
NZドル | 45 | 40 | 35 | 30 | 25(23) |
*住信SBIネット銀行はスポット購入時の手数料、及び()内は積立時の手数料。
(注意)外貨預金は預金保険制度の対象外です。
投資信託
ソニー銀行では投資信託を扱っていますが、ネット証券しか取扱っていないような低コストのインデックスファンドもラインアップしています。
代表的なのが、
- 楽天・バンガード・ファンド (全世界株式・新興国株式・全米株式・米国高配当株式の4本)
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ・シリーズ (国内債券・日経平均・外国債券・外国株式・Jリート・グローバルリート・4資産均等の7本)
Club Sのシルバー達成条件の一つが投資信託月3万円以上の積立(2019年1月より5万円から引下げ)ですので、もし、投資される方であれば、これらのファンドがお勧めです。
*勿論、投資信託ですので元本割れのリスクがあります。
ネットのセキュリティー対策
- ログイン時に下記の入力が必要。
口座番号、パスワード - 登録済の振込時パソコンからしかログインできない。
新規にパソコンを登録する時は、暗証番号、合い言葉の入力が必要。 - 合言葉にかわり、トークンによるワンタイムパスワードも利用可能。
トークンは無料で使用できます。(ただし、再発行時は有料)
*トークン : 一定時間ごとに新しいパスワードが表示される機器。
最後に
以上がソニー銀行の解説です。
ATMの利便性と定期預金金利の高さ、そして無条件での無料他行宛て振込回数も1回あり、お勧めできる銀行の一つです。
メインバンクとして使用するなら、Sony Bank WALLETを所有し、かつ300万円以上を高金利の円定期預金に預けてシルバーステージを確保、そして振込無料回数を月4回とすれば、より便利に使える銀行になります。
銀行で投資信託を購入される方にもお勧めできます。