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【国内株式アクティブファンド】東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンの評価・解説

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国内株式を投資対象としたアクティブファンド東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンについて解説します。

[2019.2.26]初版。本記事は原則2019年1月末日時点の情報に基づき記載しています。

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東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンの基本情報

先ず、東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンの基本情報をまとめます。

運用会社 東京海上アセットマネジメント
投資対象 国内株式
設定日 2013年4月25日
運用形態 アクティブファンド
投資形態 ファミリーファンド
ベンチマーク
参考指数 TOPIX(配当込み)
購入時手数料 上限3.24%
*主要ネット証券は2.16%
信託財産留保額
信託報酬(税込) 1.5552% 
実質コスト 1.834% (2018.7.18時点)
純資産総額 272.61億円 (2019.2.25時点)
分配金実績 毎年年2回 (200~400円/1回)
つみたてNISA 対象外
SBI証券ポイント還元年率 0.10%(1,000万円以上は0.20%)
楽天証券ポイント還元年率 0.048%

 

投資対象

国内の株式に投資します。

運用プロセスの概要は

  • 上場株式のうち経営者が実質的に主要な株主である銘柄
  • オーナー経営者に面談しオーナー企業の強みが発揮できるか調査
  • 候補企業のファンダメンタルズ分析

 

市場・規模別資産構成

市場・規模別比率です。(2019.1末時点)

市場 比率
東証1部 大型 2.3%
中型 14.1%
小型 44.0%
東証二部・マザーズ 32.3%
JASDAQ 7.0%

オーナー企業が投資対象ですので、どうしても中小型・新興市場の比率が高くなります。

 

投資銘柄

現時点(2019.1末)で組入銘柄数は38と少なく、上位10銘柄を下表にまとめます。

  銘柄 業種 比率
1 M&Aキャピタルパートナーズ サービス業 7.7%
2 ディスコ 機械 7.3%
3 シノケングループ 不動産業 7.0%
4 アダストリア 小売業 6.6%
5 LIFULL サービス業 6.6%
6 オープンハウス 不動産業 6.3%
7 ウェルビー サービス業 6.0%
8 エフピコ 化学 6.0%
9 MCJ 電気機器 5.9%
10 ファイバーゲート 情報通信業 5.8%

あまり馴染みのない企業もありますね。

尚、直近の決算時(2018.7.18)の情報では、オーナー企業という事でソフトバンクグループ、サイゼリア、ニトリホールディングス、楽天など良く知られた企業も含まれています。

 

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンの運用状況

人気 (資金流出入額)

月次資金流出入額純資産総額から、東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンの売れ行き・人気を見てみます。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出した概算値になります。

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン

(設定当初の一時期を除いて)殆ど売れていませんでしたが、2018年の中盤より急激に資金流入が増え、それに伴い純資産総額も増加し、2019年2月には250億円を超えています。

尚、モーニングスターが選ぶFUNDS OF THE YEARで2016年国内株式中小型部門 優秀ファンド賞、2018年国内株式部門 最優秀ファンド賞を受賞しています。

 

基準価額のチャート

設定日の2013年4月25日を基準(=10,000)としたチャートをTOPIX(ETF:1306)とともに示します。分配金再投資の基準価額です。

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン

チャートを見ると、設定から2015年ぐらいまでは概ねTOPIXと同じような動き、それ以降は、TOPIXを大きく上回っている事がわかります。

以下、運用成績を詳細に分析していきます。

 

設定来のリターン・リスク

設定月2013年4月末日から2019年1月末日までの5年9カ月のリターン、リスク、シャープレシオをTOPIX、及び人気のひふみ投信とも比較します。

  東京海上ジャパンオーナーズ TOPIX ひふみ投信
年率リターン 21.00% 7.26% 14.08%
年率リスク 16.66% 15.23% 15.25%
シャープレシオ 1.26 0.48 0.92

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンTOPIXをリターンで大きく上回り、リスクは若干の増大に留まっています。またひふみ投信にも勝っています。

 

5年間の運用成績(2013年4月~2019年1月)

上述の現時点までの運用成績は、ある一期間の基準価額の暴騰・暴落に大きく左右され、ファンドの比較・評価として十分とは言えません。

そこで、2013年4月から5年間、さらに2013年5月から5年間・・・2014年1月から5年間と、起点(投資月)を1カ月ずつずらして、それぞれの5年間のリターン、リスクを計算します。全部で10個(区間)のデータとなります。

この複数の5年間のリターンの平均、最大値、最小値をプロットしたのが下図。

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン

平均値で東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンが15%程上回っており、さらに全区間TOPIXに負けていない事が分かります。

下表に平均値をまとめます。(ここでのリターン、リスク、シャープレシオは上記10データの平均値を示したもので、厳密な意味でのリスクやシャープレシオとは異なります。)

  東京海上ジャパンオーナーズ TOPIX
年率リターン 24.38% 9.52%
年率リスク 15.64% 14.70%
シャープレシオ 1.56 0.65

TOPIXに完勝と言っても良いでしょう。

 

1年間騰落率 年別比較

アクティブファンドの評価としてもう一つ重要な要素は、常にインデックスに対して勝ち続ける事が出来るかという点です。

そこで1年騰落率(リターン)を年別に比較してみます。

騰落率が高い方
東京海上ジャパンオーナーズ TOPIX
2018年 5.8% -16.1% 21.8%
2017年 55.6% 22.1% 33.6%
2016年 12.0% 0.2% 11.8%
2015年 13.6% 11.9% 1.7%
2014年 14.3% 10.1% 4.2%

2014年~2018年の5年間で、東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンは5勝0敗と全勝です。

特に2016年以降は10%以上の差をつけ、TOPIXが大きく下げた2018年もプラスの騰落率を維持しています。

 

まとめ

国内株式、特に中小型株を中心に投資するアクティブファンドである東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンは、設定以来、TOPIXを大きく上回る成績を残しています。

しかも、全期間にわたって安定的に上回っている点も評価できます。

今までの結果を見る限り、素晴らしいファンドと言って良いでしょう。

懸念点は、未だ5年余りの運用期間しかない事。

そして、これはアクティブファンド全般に言える事ですが、今までインデックスに勝っていたからと言って、今後も勝ち続ける事が出来るかどうかはわかりません。

後、残念ながら主要ネット証券でも購入時手数料がかかります。

[注意]ここで示したデータは全て過去のものであり、将来の成績を保証するものではありません。

 

販売会社

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンは下記ネット証券で購入できます。

販売会社SBI証券楽天証券マネックス証券松井証券など。

*松井証券は購入時手数料を全額ポイント還元します。

 

人気・注目の国内株式アクティブファンドの最新の運用結果は下記記事を参照して下さい。

 

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