【国内株式(TOPIX)インデックスファンド】2017年のベスト・ファンド、そして2018年おすすめのファンドは?

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TOPIXをベンチマークとする国内株式インデックスファンドの中から、2017年最も優れたファンド、そして2018年に期待できるファンドを(可能な限り客観的なデータから)選びます。

インデックスファンドとしての評価の基準は、

  • 信託報酬、実質コストが低い事
  • 純資産総額(マザーファンド含む)が大きい事、そして順調に資産を伸ばしている事
  • ベンチマークとの乖離(トラッキングエラー)がない事

この3点に注目して比較していきます。

比較したのは下表のファンド。以降、下表記載の略称で表記する場合があります。

*DC専用ファンド、及びETFが含まれていますが参考値として取り扱います。

比較した国内株式(TOPIX)インデックスファンド
 ファンド 略称 
たわらノーロードTOPIX たわらノーロード
<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド ニッセイ
日本株式インデックスe インデックスe
SMT TOPIXインデックス・オープン SMT
野村インデックスファンド・TOPIX Funds-i
eMAXIS TOPIXインデックス eMAXIS
eMAXIS Slim 国内株式インデックス eMAXIS Slim
インデックスファンドTOPIX(日本株式) 日興DCインデックス
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 三井住友・DC
iFree TOPIXインデックス iFree
i-SMT TOPIXインデックス i-SMT
Smart-i TOPIXインデックス Smart-i
DIAM DC 国内株式インデックスファンド *マネックスiDeCoで取扱 DIMA DC
TOPIX連動型上場投信(ETF) ETF(1306)
 

尚、2017年に新規設定されたファンドについては↓の記事もお読みください。
参考記事2017年新規設定インデックスファンド 人気ランキング。2018年に向けて期待のファンドは?

【国内株式(TOPIX)インデックスファンド】実質コスト ランキング

先ずは、信託報酬にそれ以外のコストを加えた実質コストのランキングです。

*実質コストは直近の決算時の値。
*DC専用ファンド、ETFは参考値扱い。
*eMAXIS Slim, i-SMTの実質コストは、それぞれ信託報酬以外のコストがeMAXIS、SMTと同じと仮定して計算。よって参考値扱い。

2017年 期中平均実質コスト・ランキング

2017年期中に信託報酬の引下げがあったファンドは日数で按分し、2017年平均コストとして比較します。

[国内株式(TOPIX)インデックスファンド]
2017年実質コストランキング
順位 ファンド 2017年平均コスト
信託報酬 実質コスト
(参考) ETF(1306) 0.1188% 0.138%
(参考) DIAM DC 0.1674% 0.171%
(参考) Smart-i 0.1836%
(参考) i-SMT 0.1836% (0.192%)
(参考) eMAXIS Slim 0.1902% (0.194%)
1 たわらノーロード 0.1944% 0.198%

2

<購入・換金手数料なし>
ニッセイ
0.1944% 0.203%
3 三井住友・DC 0.1964% 0.206%
4 iFree 0.2000% 0.207%
5 インデックスe 0.3996% 0.407%
6 SMT 0.3996% 0.408%
7 eMAXIS 0.4320% 0.436%
8 Funds-i 0.4320% 0.437%
9 日興DCインデックス 0.6696% 0.676%

1位 たわらノーロードTOPIX。

信託報酬はニッセイと同じですが、実質コストで若干下回りトップとなりました。

2位  <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド

3位  三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

と続きます。

尚、参考値ながら最も実質コストが低いのはTOPIX連動型上場投信(ETF)

次に、マネックス証券 個人型確定拠出年金(iDeCo)で取扱っているDIAM DC 国内株式インデックスファンドと続きます。

2018年の信託報酬・実質コストは?

2017年後半、三井住友・DCを皮切りに、iFreeニッセイたわらeMAXIS Slimと信託報酬引下げが相次ぎ、2018年1月にはi-SMT TOPIXも新規設定されました。

まだ実質コストがわからないファンドもありますが、判明している分だけの2018年の実質コスト・ランキングです。

*信託報酬以外のコストは毎年変わりますが、ここでは現時点での値をそのまま使用します。

[国内株式(TOPIX)インデックスファンド]
2018年実質コストランキング
順位  ファンド 2018年コスト
信託報酬 実質コスト
(参考) ETF(1306) 0.1188% 0.138%
(参考) DIAM DC 0.1674% 0.171%
(参考) eMAXIS Slim 0.1717% (0.176%)
1 <購入・換金手数料なし>
ニッセイ
0.1717% 0.180%
2 三井住友・DC 0.1728% 0.183%
3 たわらノーロード 0.1836% 0.187%
4 iFree 0.1836% 0.190%
5 i-SMT 0.1836% 0.192%
(参考) Smart-i 0.1836%  —
6 インデックスe 0.3996% 0.407%
7 SMT 0.3996% 0.408%
8 eMAXIS 0.4320% 0.436%
9 Funds-i 0.4320% 0.437%
10 日興DC インデックス 0.6696% 0.676%

実質コストが判明しているファンドの中では、

2018年2月21日より信託報酬を引き下げ予定の

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド

が1位となります。

2位は、2017年9月21日に信託報酬引下げを行なった

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

3位は、2017年12月30日に信託報酬引下げを行なった

たわらノーロードTOPIX

となります。

但し、未だ実質コストが不明で参考値扱いとしていますが、信託報酬がニッセイと同じeMAXIS Slim、2017年の運用成績を見る限り、eMAXISと信託報酬以外のコストは大きく変わらないと予想されます(詳細は後述)

という事で、

参考値ながら、事実上の1位は eMAXIS Slim 国内株式インデックス

尚、これも参考値扱いですが、2017年同様、ETF(1306)DIAM DCの方が低コストとなります。

【国内株式(TOPIX)インデックスファンド】純資産総額ランキング

ファンドを選択する上で重要な指標の一つが、ファンド、及びマザーファンドの純資産総額。

純資産総額が大きいほど安定した運用が期待でき、そして信託報酬以外のコストを抑える事にもつながります。さらに繰上償還のリスクも減ります。

マザーファンド 純資産総額

先ずはマザーファンドの純資産総額のランキングです。

純資産総額は、それぞれのファンドの決算報告書から引用していますので、決算時期により最大1年、時期のずれがある事をご承知おきください。

マザーファンド純資産総額
順位 ファンド 純資産総額
(億円)
1 Funds-i 3,352
2 たわらノーロード
/ DIAM DC
2,842
3 インデックスe 2,222
4 eMAXIS Slim / eMAXIS
2,208
5 三井住友・DC 2,047
6 i-SMT / SMT 1,624
7 iFree 1,367
8 Smart-i 563
9 <購入・換金手数料なし>
ニッセイ / DCニッセイ
410
10 日興DCインデックス 399

1位 野村インデックスファンド・TOPIX [Funds-i]

2位 たわらノーロードTOPIX / DIAM DC 国内株式

3位 日本株式インデックスe

4位、5位のeMAXIS/eMAXIS Slim三井住友・DCまでは2,000億円以上と十分大きい純資産総額があります。

国内株式(TOPIX)は、全てのマザーファンドが百億円以上ですので、比較的安心できると言って良いでしょう。

2017年末時点でのファンド純資産総額

各ファンドの2017年12月末時点での純資産総額のランキングです。

ファンド純資産総額(2017.12末)
順位 ファンド 純資産総額(億円)
(参考) ETF(1306) 68,611
1 eMAXIS 230.9
(参考) DIMA DC 224.8
2 日興DCインデックス 163.1
3 <購入・換金手数料なし>
ニッセイ
137.5
4 SMT 135.0
5 三井住友・DC 104.3
6 インデックスe 35.6
7 Funds-i 20.1
8 eMAXIS Slim 10.8
9 iFree 3.2
10 たわらノーロード 3.2
11 Smart-i 0.0
 

1位 eMAXIS TOPIX

2位 [日興]インデックスファンドTOPIX 

3位 <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックス

ファンド設定日は1位のeMAXISが2009年、2位の日興が2001年、そしてニッセイは2015年ですので、ニッセイの人気の高さがうかがえます。

4位のSMT、5位の三井住友・DCまでが100億円以上の資産額です、6位以下とは大きな差がついています。

2017年の純資産総額 実質増減額

次に、ファンドの2017年の純資産総額の実質的な純資産の増減額を見てみます。

実質的な増減額は、

(2017.12月末時点の純資産総額) – (2016年12月末時点の純資産総額) x (1年間騰落率+1)

で定義します。

前章のファンド純資産総額は設定時期に大きく依存しますが、ここでは、2017年に限定しますので、今、最も人気のある、そして多くの方が投資しているファンドのランキングを知る事が出来ます。

*eMAXIS Slimは2017.2.27、たわらノーロードは2017.3.21、Smart-iは2017.8.29と設定日が遅いので参考値として見て下さい。

2017年純資産総額 実質増減額
順位 ファンド 実質増減額(億円)
(参考) ETF(1306) 21,197
1 <購入・換金手数料なし>
ニッセイ
69.6
2 三井住友・DC 64.0
(参考) DIAM DC 52.1
3 eMAXIS Slim 10.8
4 SMT 4.2
5 たわらノーロード 3.2
6 iFree 1.7
7 Smart-i 0.0
8 Funds-i -1.1
9 インデックスe -2.8
10 日興DCインデックス -7.3
11 eMAXIS -111.1
 

1位 <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックス

2位 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

1位、2位は僅差、そして3位以下を大きく引き離しています。

古くに設定されたファンドは、SMTを除き実質的にマイナスとなっており、特にeMAXISの資金流出が多くなっています。

2017年12月 1カ月限定

新規設定ファンドを含めて評価、そして来年を占うために、2017年12月の1カ月だけの実質的な純資産総額の増減額を見てみます。

2017年12月純資産総額 実質増減額
順位 ファンド 実質増減額(億円)
(参考) ETF(1306) 2266
(参考) DIMA DC 10.55
1 三井住友・DC 7.20
2 <購入・換金手数料なし>ニッセイ 7.00
3 eMAXIS Slim 1.62
4 たわらノーロード 0.58
5 日興DCインデックス 0.54
6 Funds-i 0.20
7 SMT 0.19
8 Smart-i 0.01
9 iFree -0.10
10 インデックスe -0.13
11 eMAXIS -5.80

1位は、 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

2位は、<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド

2017年1年間の結果と同様、この2本が僅差で争い、3位以下を大きく引き離しています。

【国内株式(TOPIX)インデックスファンド】2017年の運用成績

[注]参考値として記載するETF(1306)は、分配金再投資時の基準価額から騰落率を計算しています。実際は、(非課税口座を除き)分配金には20.315%が課税されますので、課税後の騰落率は本記事で示した値より小さくなります。

騰落率ランキング

1年間、及び3カ月(2017年10月~12月)の騰落率を見てみます。

*eMAXIS Slim、たわらノーロード、Smart-iを含める為、3カ月のデータを記載。

ランキングは1年騰落率でつけています。

順位 ファンド 1年
騰落率
3カ月
騰落率
(参考) ETF(1306) 22.06% 8.66%
(参考) DIMA DC 22.00% 8.64%
1 三井住友・DC 21.96% 8.63%
2 iFree 21.94% 8.60%
3 <購入・換金手数料なし>
ニッセイ
21.93% 8.62%
4 SMT 21.80% 8.59%
5 インデックスe 21.79% 8.59%
6 eMAXIS 21.71% 8.57%
7 Funds-i 21.71% 8.58%
8 日興DCインデックス 21.40% 8.51%
eMAXIS Slim 8.64%
たわらノーロード 8.62%
Smart-i 8.55%
 

1年騰落率で、 

1位  三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

2位 iFree TOPIXインデックス

3位 <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド

となります。

1位~3位の差は0.03%と僅差です。

3カ月騰落率も1年騰落率と順位は概ね同じとなっていますが、2017年2月に設定されたeMAXIS Slim国内株式の騰落率がトップとなります。

ベンチマークとの乖離。実質コストと騰落率の関係。

いくら騰落率が高くても、それがベンチマークとの乖離によるものであれば、たとえ上振れだったとしてもインデックスファンドとして良いファンドとは言えません。

そこで、実質コストに対する騰落率の関係からベンチマークとの乖離を見てみます。

2017年 1年間騰落率

先ずは2017年の1年間の騰落率です。

国内株式(TOPIX)インデックスファンド

国内株式(TOPIX)の場合、綺麗に実質コストに応じた騰落率となっており、各ファンドともベンチマークとの乖離は殆ど無いと推測されます。

*僅かにSMT、インデックスeが上振れしているようにも見えますが。

2017年 10月~12月 3カ月騰落率

2017年10~12月の3カ月間騰落率を見てみます。

新たに、eMAXIS SlimたわらノーロードSmart-iのデータが加わります。

*Smart-iは実質コスト不明、予測も困難な為、信託報酬でプロットしてあります。

国内株式(TOPIX)インデックスファンド

設定直後、実際に購入出来ない時期が続いたSmart-iはマイナス乖離を起こしています。

iFreeも若干マイナス乖離を起こしているように見えます。

尚、実質コストが不明のeMAXIS Slim、取りあえず、信託報酬以外のコストがeMAXISと同じと仮定してプロットしていますが、同一線上に綺麗に乗っている事から、この仮定に大きな間違いはない、言い換えると、eMAXIS Slimの信託報酬以外のコストは、eMAXISと概ね同等だと推測できます。

2018年の騰落率はどうなるか?

信託報酬以外のコストが直近の値と変わらない、さらに全ファンドともベンチマークとの乖離がないという仮定のもの、2018年の騰落率をイメージしてみます。

*実質コストが推測できないSmart-iは除く

国内株式(TOPIX)インデックスファンド

実質コスト 0.2%以下に多くのファンドがひしめき合ってよく分かりませんので、ここだけを抜き出して再度プロットします。

国内株式(TOPIX)インデックスファンド

勿論、実際の騰落率はわかりませんので、あくまでイメージです。

当然ですが、信託報酬・実質コストが最も低いeMAXIS Slim 国内株式の騰落率が最も高くなる事でしょう。

それを、ニッセイ三井住友・DCが追う形になります。

前述したように、TOPIXの場合、各ファンドともベンチマークとの乖離は殆どないと予想されるため、概ねこのような騰落率になるでしょう。

まとめ

以上、コスト(信託報酬・実質コスト)、純資産総額、騰落率(ベンチマークとの乖離)の3点から、国内株式(TOPIX)インデックスファンドを評価・比較しました。

2017年のベスト・ファンドは?

(ここからは、おもいきっり主観が入ります)

コスト、及びファンドの純資産総額から見て、

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

の2本とします!

実質コスト最安値のたわらノーロードと迷いましたが、たわらノーロードは設定が2017.3と遅い事から外し、またニッセイはマザーファンド純資産総額の小ささが懸念されますが、三井住友・DCとならび多くの資金を集めている事を評価し、この2本を選択しました。

2018年 国内株式(TOPIX)、お勧めのファンドは?

ずばり、

eMAXIS Slim 国内株式インデックス

*2018.2.2より、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)に名称が変更になります。

ベンチマークとの乖離が少ないTOPIXの場合、信託報酬・実質コストがそのまま騰落率に反映される可能性が高く、信託報酬がニッセイと並んで同率首位、そして実質コストは信託報酬以外のコストがeMAXISと同等であればニッセイを下回る事、さらに大きなマザーファンドを評価しました。

前に評価した先進国株式・新興国株式と同様、国内株式(TOPIX)でも、eMAXIS Slimが最も期待できる、そしてお勧めできるファンドとなります。

*投資、及びファンドの選択は自己責任で行ってください。

個人型確定拠出年金(iDeCo)で投資を始めようと思っている方、今回、参考値扱いながら、トップの成績となったDIAM DC国内株式iDeCoで取扱っているのはマネックス証券です。
公式サイト マネックス証券 iDeCo

つみたてNISA特定口座eMAXIS Slimに投資したい方は、楽天証券、SBI証券など。
公式サイト楽天証券SBI証券 

先進国株式、全世界株式、新興国株式、国内株式(日経平均株価)の2017年ベストファンド、2018年のおすすめファンドは↓の記事を参照して下さい。
参考記事【先進国株式インデックスファンド】2017年のベスト・ファンド、そして2018年おすすめのファンドは?

参考記事【全世界株式インデックスファンド】2017年のベスト・ファンド、そして2018年おすすめのファンドは? 個別ファンド組合せとの比較も。

参考記事【新興国株式インデックスファンド】2017年のベスト・ファンド、そして2018年おすすめのファンドは?

参考記事【国内株式(日経平均株価)インデックスファンド】2017年のベスト・ファンド、そして2018年おすすめのファンドは?

2017年に新規設定されたファンドについては↓の記事もお読みください。
参考記事2017年新規設定インデックスファンド 人気ランキング。2018年に向けて期待のファンドは?

また各ファンドの最新の信託報酬、実質コストは↓の記事を参考にして下さい。
参考記事インデックスファンド・コスト比較

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