つみたてNISA(積立NISA)で買える国内株式アクティブファンドを徹底比較。

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2018年から始まる「つみたてNISA」(積立NISA)では金融庁が認定したファンドしか投資する事が出来ません。

その金融庁認定ファンドの殆どが低コストのインデックスファンドですが、一部アクティブファンドも含まれています。

そこで、現時点でつみたてNISA対応として認定されている国内株式を主な投資対象としたアクティブファンドの過去のパフォーマンスを調査します。

「つみたてNISA」対応の国内株式アクティブファンド

国内株式を主な投資対象とし、つみたてNISA対応となっているアクティブファンドは現時点(2017.11.21)で下記の7本。

  • コモンズ30 (コモンズ投信)
  • 大和住銀DC国内株式ファンド (大和住銀投信投資顧問)
  • 年金積立 Jグロース (日興AM)
  • ニッセイ日本株ファンド (ニッセイAM)
  • ひふみ投信 (レオス・キャピタル)
  • ひふみプラス (レオス・キャピタル)
  • 結い 2101 (鎌倉投信)

各ファンドの基本情報

上記7本のファンドの信託報酬などの基本情報を下表にまとめます。

ファンド 設定日 純資産総額(百万円)(*1) ベンチマーク 信託報酬
コモンンズ30  2009.1.19 11,587 1.0584%
大和住銀DC国内株式ファンド 2006.10.23 11,852 TOPIX
(配当込)
1.026%
年金積立 Jグロース 2001.10.31 19,496 TOPIX 0.8856%
ニッセイ日本株ファンド 2001.12.26 82,505 TOPIX
(配当込)
1.08%
ひふみ投信(*2) 2008.10.1 102,708 1.0584%
ひふみプラス(*2) 2012.5.28 360,650 1.0584%
結い 2101(*3) 2010.3.29 32,067  1.08%

(*1)純資産総額は2017.11.20時点
(*2)ひふみ投信、ひふみプラスは海外株式を若干含みます。
(*3)結い2101は金融庁分類では「株式及び公社債」。実際のファンドの株式比率も60%前後となっています。

国内株式アクティブファンドの運用成績

上記7ファンドの過去の運用成績をTOPIXと比較する形でまとめます。

(注意)結い2101は株式比率が少なく、TOPIXと同じ土俵で比較するのは本来適切とは言えません。それを承知の上で下記データをご覧ください。

尚、ひふみ投信ひふみプラスは、同じマザーファンドで同じ方針のもと運用するファンドですので、設定日が早いひふみ投信で代表させます。(ひふみプラスの結果も、ひふみ投信と同じと思って問題ないでしょう)

TOPIXは野村AMのTOPIX連動型上場投資信託(1306)[ETF]の分配金再投資基準価額を使用します。

*各ファンドの基準価額は全て分配金再投資時の値、データは各運用会社またはモーニングスターより引用。
*月末の月次データを使用。但し2017年11月だけは11月20日の基準価額。

直近7年間のリターン・リスク

設定が最も遅いひふみ投信に合わせ、2017年10月末時点の直近7年間のリターン・リスクを見てみます。

つみたてNISA 国内株式アクティブファンド

年率リターン・リスク・シャープレシオ、さらに、それぞれの順位を表にまとめます。

リターンの高い順に並べてあります。

   年率リターン 年率リスク シャープレシオ
  順位   順位   順位
ひふみ投信 23.79% 1 14.27% 2 1.67 1
年金積立 17.22% 2 16.82% 4 1.02 3
コモンズ30 14.23% 3 14.70% 3 0.97 4
TOPIX 13.98% 4 16.84% 5 0.83 5
大和住銀 13.63% 5 17.24% 7 0.79 6
ニッセイ日本株 13.16% 6 16.93% 6 0.78 7
結い2101 10.41% 7 8.56% 1 1.22 2

リターンだけで見ると、TOPIXを上回っているのは、ひふみ投信、年金積立、コモンズ30の3本。

一方、リターンで最下位となった結い2101ですが、リスクは最も小さくなっています。

そして、シャープレシオで見ると、1位 ひふみ投信、2位 結い2101となっています。最下位はニッセイ日本株。

5年間のリターン・リスクの平均値

直近の騰落率は現時点の基準価額に大きく左右されますので、ファンドの評価としては十分ではありません。そこで、2009年1月から2017年11月までの複数の5年間のデータで見てみます。

2009年1月から5年間、さらに2009年2月から5年間・・・2012年11月から5年間と、起点(投資月)を1カ月ずつずらして、それぞれの5年間のリターン、リスクを計算します。全部で47個(区間)のデータとなりますので、この平均値をまとめます。

(注)ここでのリターン、リスク、シャープレシオは、各運用期間の平均をとったもので、一般的に使われるリターン、リスク、シャープレシオの値とは異なります。

先ずはリスク・リターンの関係から。

つみたてNISA 国内株式アクティブファンド

さらに47区間の5年間のリターンのバラツキをグラフにしたのが下図。

つみたてNISA 国内株式アクティブファンド

そして、年率リターン・リスク・シャープレシオ、さらに、それぞれの順位を表にまとめます。

リターンの高い順に並べてあります。

   年率リターン 年率リスク シャープレシオ
  順位   順位   順位
ひふみ投信 21.89% 1 15.05% 2 1.45 1
年金積立 17.20% 2 17.99% 7 0.96 3
TOPIX 13.82% 3 17.68% 4 0.78 5
コモンズ30 13.63% 4 15.35% 3 0.89 4
大和住銀 13.62% 5 17.88% 6 0.76 6
ニッセイ日本株 12.90% 6 17.68% 5 0.73 7
結い2101 10.60% 7 9.17% 1 1.16 2

概ね前章で示した直近7年間のデータと同じような結果です。

但し、リターンがTOPIXを上回るのは、ひふみ投信、年金積立の2本となりました。

年度別リターンの推移・勝敗

アクティブファンドの評価として、もう一つ重要な要素が、毎年安定的にインデックスに勝ち続けることが出来るかという点。

そこで各年度のリターンを比較してみます。(2017年は11月20日まで)

*表はクリックすると拡大します。つみたてNISA 国内株式アクティブファンド

各年でTOPIXのリターンを上回った年を青色、下回った時は赤色で示しています。

TOPIXに対する勝率の順に並べると、

順位 ファンド TOPIXとの勝敗 勝率
1 ひふみ投信 9勝 0勝 100%
2 ニッセイ日本株 10勝 6勝 63%
3 年金積立 8勝 8勝 50%
4 コモンズ30 4勝 4勝 50%
5 大和住銀 5勝 6勝 45%
6 結い2101 1勝 6勝 14%

設定から9年間にわたりTOPIXに勝ち続けているのが「ひふみ投信」。勝率100%です。

2位がニッセイ日本株。こちらは16年のデータがありますが勝率63%です。ただし、長期間の年率リターンではTOPIXに負けています。

前章、前々章で示した年率リターンでTOPIXを上回った結果を残している年金積立、さらにコモンズ30は、ちょうど勝率5割となっています。

まとめ

リターン、リスク、シャープレシオ、年度毎のTOPIXに対する勝率、総合的に見て圧倒的な好成績を残しているのが「ひふみ投信」(ひふみプラス)。

年金積立Jグロースも比較的健闘しています。TOPIXと同等のリスクで、TOPIX以上のリターンを出しています。

コモンズ30は、TOPIXと同等のリターンを得つつリスクが小さくなっています。

大和住銀DC国内株ファンドニッセイ日本株ファンドについては大負けこそしてませんが、TOPIXを上回る成績は残していません。

そして結い2101、リターンは最下位ですが、そもそも株式比率の小さいファンドで、TOPIXと比較するのは無理があります。シャープレシオでは1位となっており、リターンよりもリスクを抑えたい方に向いているファンドです。

勿論、以上は過去のデータであり、今後のリターンを保証するものではありません。

ひふみプラスを含む上記ファンド(結い2101を除く)は、下記の証券会社で購入できます。(つみたてNISA対応)
公式サイト楽天証券SBI証券

ひふみ投信は、レオス・キャピタルの直販で購入出来ます。(つみたてNISAにも対応)
公式サイトレオスのひふみ投信

「つみたてNISA」の全商品は↓の記事を参照して下さい。
参考記事「つみたてNISA」(積立NSA)全商品(ファンド)と主要ネット証券(SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券)の取扱商品。

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