NISA、つみたてNISA

2019年「つみたてNISA」(積立NISA)で、おすすめのインデックスファンド。

投稿日:2019年1月11日 更新日:

2018年から始まった「つみたてNISA(積立NISA)、金融庁が認定したファンドだけしか投資する事は出来ませんが、それでも現時点(2019.1.11時点)で159本(ETFを除く)もの商品があります。その中から、どれを選択するか悩まれている方も多いかと思います。

参考記事「つみたてNISA」(積立NSA)全商品(ファンド)と主要ネット証券(SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券)の取扱商品。

そこで、2018年の実績をもとに各アセットクラス(資産クラス)別に本サイトが選んだお勧めファンドをご紹介します。

*国内株式、先進国株式のような分類をアセットクラス(資産クラス)と呼びます。

尚、「おすすめ」とは、記事執筆時点において、類似ファンドと比較し最も優れていると管理人の主観で選択したファンドであり、将来のリターンを保証するものではありません。投資には必ずリスクがつきもので損失(元本割れ)を出す可能性もあります。投資、及びファンドの選択はご自身の責任でお願いします。


[最終更新日:2019.3.16]楽天・全世界株式、eMAXIS Slim国内株式(TOPIX/日経)、Smart-i TOPIXの信託報酬引下げを反映。
[2019.1.11]2019年版として全面改訂。最新情報に更新しました。

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*本文中に記載の資金流出入額は管理人が計算した概算値です。
*信託報酬・実質コストは税込み表記。

 

見出し

先進国株式インデックスファンド [MSCI Kokusai]

[2019.1.11]最新情報に更新しました。

投資信託(ファンド)では、日本以外の株式に簡単に投資できます。

そして、株式の時価総額やGDP(国民総生産)で見て10%にも及ばない日本だけでなく、世界に目を向ける必要があります。

そこで投資の核となるのが先進国株式。

先ずは、最も一般的なMSCIコクサイ(除く日本)との連動を目指す先進国株式インデックスファンドを選択する事をお勧めします。

参考記事【外国株式インデックスファンド】各インデックス(指数)、そして先進国、新興国ってどこの国? GDPとの関係も。

 

先進国株式インデックスファンドのおすすめは?

おすすめ!eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

 

信託報酬・実質コスト

ファンド選びの重要な要素である信託報酬と実質コスト

投資信託には、必ずかかるコストとして信託報酬があります。信託報酬が高いからと言ってパフォーマンスが良いという事はありません。コストが高ければ、その分パフォーマンスは悪くなります。
さらに、信託報酬以外にもコストがかかり、信託報酬とその他のコストの合計を実質コストと呼んでいます。信託報酬が低くても実質コストが高ければ意味がありません。但し、実質コストは毎年変動します。

下表に、主な低コスト・ファンドの信託報酬、実質コストのランキングをまとめます。

2018年7~8月の信託報酬引下げで、eMAXIS Slim<購入・換金手数料なし>ニッセイの信託報酬が3位以下を大きく引き離しての同率首位。

但し、実質コストでは、eMAXIS Slimの方が若干低くなります。

[先進国株式インデックスファンド]
信託報酬・実質コストランキング
順位 ファンド 信託報酬 実質コスト
1 eMAXIS Slim先進国株式インデックス 0.11772% 0.197%
1 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックス 0.11772% 0.217%
3 i-SMTグローバル株式インデックス 0.2052% 0.252%
3 iFree外国株式インデックス
(為替ヘッジなし)
0.2052% 0.274%
5 たわらノーロード先進国株式 0.2160% 0.251%
5 (三菱UFJ)つみたて先進国株式 0.2160% 0.311%
5 Smart-i先進国株式 0.2160% 0.484%

MSCIコクサイとの連動を目指すインデックスファンドでつみたてNISA対象商品は15本ありますが、信託報酬だけで上記7本に絞られます。

 

運用結果

実際の2018年の1年間騰落率と実質コストの関係をプロットしたのが下図。
*騰落率 : ある期間中にファンドの基準価額がどれぐらい上昇(あるいは下落)したかを%表示で示したものです。
*期中に信託報酬引下げを行ったファンドは、その期間に按分した実質コストを使用。

つみたてNISA 先進国株式インデックスファンド

実質コスト最安値のeMAXIS Slimが騰落率でもトップとなります。

<購入・換金手数料なし>ニッセイは、大幅な信託報酬引下げを行ったのが2018.8ですので、2019年は、もっとeMAXIS Slimに近くなると予想されます。

また、各ファンド図中グレーの点線上に乗っている事から、ベンチマークとの乖離も殆どない安定な運用が出来ていると推測できます。

*インデックスファンドでは、ベンチマーク(この場合はMSCIコクサイ)にどれだけ忠実に連動しているかが重要な要素なります。そのベンチマークと実際のファンドの運用結果の差を乖離と呼んでいます。ベンチマークより下回るのは勿論、例え上回ったとしても良い事ではありません。

 

資金流出入額・純資産総額

2018年の1年間の資金流出入額、及び2018年12月末日時点の純資産総額をまとめます。(資金流出入額でランキングをつけています。対象ファンドは信託報酬で上位7本)

資金流出入額は、どれだけ多く購入されたかの人気ランキングにもなりますが、多くの資金流入、大きな純資産総額は、安定した運用にもつながり、繰上償還のリスクも減ります。

[先進国株式インデックスファンド]
資金流出入額・純資産総額
順位 ファンド 資金流出入額
(2018年合計)
[億円]
純資産総額
(2018.12末)
[億円]
1 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックス 322.8 963.8
2 eMAXIS Slim先進国株式インデックス 265.7 266.3
3 たわらノーロード先進国株式 106.1 264.1
4 (三菱UFJ)つみたて先進国株式 22.3 20.1
5 iFree外国株式インデックス
(為替ヘッジなし)
8.5 16.3
6 Smart-i先進国株式 5.2 4.7
7 i-SMTグローバル株式インデックス 0.6 0.8

資金流出入額、純資産総額ともに1位は<購入・換金手数料なし>ニッセイ

ただ2位となったeMAXIS Slimも、多くの資金流入があり、設定が比較的新しい事を考慮すると純資産総額も十分です。

3位のたわらノーロードまでは、1年間で100億以上集めていますが、4位以下は大きく引き離されています。

 

まとめ

以上、信託報酬、実質コスト、ベンチマークとの乖離、資金流出入額、純資産総額から判断して、eMAXIS Slim先進国株式インデックスファンドが最もお勧めできるファンドとなります。

eMAXIS Slimシリーズは、常に業界最低水準の信託報酬を目指すと公言しており(但し、それを保証するものでありません)、他社の動向を気にする事無く将来にわたって安心できます。(実際、他社類似ファンドが信託報酬の引下げを行うと、それに追従し信託報酬引下げを数回実施してきました)

ただ、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドを選んでも、そう大きな違いはないでしょう。

購入できる証券会社SBI証券 楽天証券マネックス証券

 

最新の先進国株式インデックスファンドの詳細な比較は下記記事を参照して下さい。


 

尚、投資の基本は分散である事から、ここでは先進国株式の中でも米国だけに投資するファンドはご紹介しませんが、もし米国株式に興味のある方は下記記事を参考にして下さい。

 

 

 

新興国株式インデックスファンド [MSCIエマージング・マーケット・インデックス]

[2019.1.11]最新情報に更新しました。

新興国株式で最もポピュラーなインデックスはMSCIエマージング・マケーット・インデックス

参考記事【外国株式インデックスファンド】各インデックス(指数)、そして先進国、新興国ってどこの国? GDPとの関係も。

この中からおすすめのファンドを選びます。

 

新興国株式インデックスファンドのおすすめは?

おすすめ!eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

 

信託報酬・実質コスト

下表に、主な低コスト・ファンドの信託報酬、実質コストのランキングをまとめます。

2018年7月の信託報酬引下げで、eMAXIS Slim<購入・換金手数料なし>ニッセイの信託報酬が3位以下を大きく引き離しての同率首位。

但し、実質コストは<購入・換金手数料なし>ニッセイが決算前で不明、暫定でeMAXIS Slimが1位となります。

[新興国株式インデックスファンド]
信託報酬・実質コストランキング
順位 ファンド 信託報酬 実質コスト
1 eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 0.20412% 0.389%
1 <購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックス 0.20412% (決算前)
3 i-SMT 新興国株式インデックス 0.3564% 0.570%
4 (三菱UFJ)つみたて新興国株式 0.3672% 0.578%
4 たわらノーロード新興国株式
0.3672% 0.647%
4 Smart-i 新興国株式インデックス
0.3672% 1.103%

MSCIエマージング・マケーット・インデックスとの連動を目指すインデックスファンドでつみたてNISA対象商品は10本ありますが、信託報酬だけで上記6本に絞られます。

 

運用結果

実際の2018年の1年間騰落率と実質コストの関係をプロットしたのが下図。
*騰落率 : ある期間中にファンドの基準価額がどれぐらい上昇(あるいは下落)したかを%表示で示したものです。
*期中に信託報酬引下げを行ったファンドは、その期間に按分した実質コストを使用。

つみたてNISA 新興国株式インデックスファンド

*実質コストが不明の<購入・換金手数料なし>ニッセイは信託報酬でプロットしてあります。

eMAXIS Slimが騰落率でもトップとなります。

新興国株式の場合、ベンチマークとの(若干の)乖離が恒常的に発生しているのが現状で、どのファンドが最もベンチマークに連動しているのか良く分かりませんが、その範囲内でeMAXIS Slimの運用も問題ないと言って良いでしょう。

一方、eMAXIS Slimのライバルとなる<購入・換金手数料なし>ニッセイ、図中の点線から大きくマイナス側に乖離している事がわかります(もしくは実質コストが異常に大きくなっている?)。設定が新しい事もあり、まだ運用が安定しないようです。

 

資金流出入額・純資産総額

2018年の1年間の資金流出入額、及び2018年12月末日時点の純資産総額をまとめます。(資金流出入額でランキングをつけています。対象ファンドは信託報酬で上位6本)

[新興国株式インデックスファンド]
資金流出入額・純資産総額
順位 ファンド 資金流出入額
(2018年合計)
[億円]
純資産総額
(2018.12末)
[億円]
1 eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 99.6 108.1
2 たわらノーロード新興国株式
16.2 46.8
3 (三菱UFJ)つみたて新興国株式 13.2 12.0
4 <購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックス 5.6 7.1
5 Smart-i新興国株式インデックス
2.4 2.2
6 i-SMT新興国株式インデックス 0.3 0.2

圧倒的に資金流入が多いのがeMAXIS Slim。純資産総額も、ここにあげた低コスト・インデックスファンドの中では最も大きくなっています。

 

まとめ

以上、低い信託報酬、安定した運用、そして大きな資金流入、純資産総額から判断して、文句なしに、eMAXIS Slim新興国株式インデックスが最もお勧めできるファンドとなります。

完全に一人勝ちと言っても良いでしょう。他のファンドを選択する理由が見つかりません。

購入できる証券会社SBI証券楽天証券 マネックス証券

 

最新の新興国株式インデックスファンドの詳細な比較は下記記事を参照して下さい。

 

 

全世界株式インデックスファンド

[2019.1.11]最新情報に更新しました。

1本のファンドで全世界の株式に投資できるファンドもあります。コスト的には上述の先進国株式、新興国株式、そして国内株式の個々のファンドを組み合わせた方が安くなりますが、利便性を取る方には便利なファンドです。

*全世界株式といっても、日本を含む、除くの2種類ある事に注意して下さい。

ベンチマークはMSCI All Country World Index(MSCI ACWI)FTSE Global All Cap Indexの2種類あります。MSCIが大型・中型株から構成されているのに対し、FTSEはさらに小型株をも含みます。各指数の詳細は下記記事を参考にして下さい。
参考記事【外国株式インデックスファンド】各インデックス(指数)、そして先進国、新興国ってどこの国? GDPとの関係も。

また、先進国株式(MSCI Kokusai)、新興国株式(MSCI Emerging)、国内株式(TOPIX)を1/3ずつ均等に投資するファンドもあります。

つみたてNISAの対象となっているのは10本です。

 

全世界株式インデックスファンドのおすすめは?

おすすめ1!eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

おすすめ2!楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド)

 

信託報酬・実質コスト

MSCI ACWI(除く日本、含む日本)、そして3地域均等型では、eMAXIS Slim 全世界株式の信託報酬が圧倒的に低くなっています。

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスは、SBI・全世界楽天・全世界の2本で、SBI・全世界の方が信託報酬が低くなっています。

尚、多くのファンドが初回決算前で実質コストは未だ分かりません。

[全世界株式インデックスファンド]
信託報酬・実質コストランキング
順位 ファンド 信託報酬 実質コスト
MSCI ACWI(除く日本)
1 eMAXIS Slim全世界株式(除く日本) 0.15336% (決算前)
2 野村つみたて外国株投信 0.2052% 0.251%
3 三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド 0.270% 0.363%
4 eMAXIS 全世界株式インデックス 0.648% 0.735%
MSCI ACWI(含む日本)
1 eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) 0.15336% (決算前)
2 SSGA 全世界株式インデックス・ファンド 0.5184% (決算前)
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
1 SBI・全世界株式インデックス・ファンド 0.150% (決算前)
2 楽天・全世界株式インデックス・ファンド 0.2196% 0.492%
先進国・新興国・国内株式均等型 (3地域均等型)
1 eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) 0.15336% (決算前)
2 ニッセイ・インデックスパッケージ(内外・株式) 0.34992% (決算前)

楽天・全世界株式インデックス・ファンドの実質コストが初回決算ではかなり高くなっていましたが、その後、途中結果として順調に減少している事が公表されています。
参考記事【楽天・バンガード・ファンド】実質コストが大幅に下がっています!(初回決算後3カ月の実質コスト)。

 

運用結果

実際の2018年12月末時点の6カ月騰落率と信託報酬の関係をプロットしたのが下図。(設定から1年経過していないファンドがある為6カ月騰落率で、また実質コスト不明のファンドが多いため信託報酬で示しています)
*騰落率 : ある期間中にファンドの基準価額がどれぐらい上昇(あるいは下落)したかを%表示で示したものです。

つみたてNISA 全世界株式インデックスファンド

[注意]この短期間のデータをもって、各ベンチマークの優劣をつけられるものではありません。

MSCI ACWI(除く日本)では、信託報酬最安値のeMAXIS Slim全世界株式(除く日本)の騰落率が高くなっています。(三井住友・DC全海外株の騰落率が高いのはベンチマークとの上方乖離によるものと推測)

日本を含むMSCI ACWIでは、ここではプロットしていませんが、設定から2カ月のeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の騰落率が高くなっています。
詳細は下記記事をご覧ください。
参考記事【全世界株式インデックスファンドの評価】2019年人気(資金流出入額)ランキング、運用成績の比較

FTSE Global All Capでは、SBI・全世界株式楽天・全世界株式を若干上回っています。

3地域均等型では、eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)の騰落率が高くなっています。

 

資金流出入額・純資産総額

2018年の1年間の資金流出入額、及び2018年12月末日時点の純資産総額をまとめます。(資金流出入額でランキングをつけています。)

[全世界株式インデックスファンド]
資金流出入額・純資産総額
順位 ファンド 資金流出入額
(2018年合計)
[億円]
純資産総額
(2018.12末)
[億円]
1 楽天・全世界株式インデックス・ファンド 152.3 151.6
2 三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド 43.7 96.6
3 野村つみたて外国株投信 45.0 44.7
4 eMAXIS Slim全世界株式(除く日本) 34.9
(約9カ月分)
31.6
5 SBI・全世界株式インデックス・ファンド 15.5 15.0
6 eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) 7.3
(約9カ月分)
6.7
7 eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) 6.6
(2カ月分)
6.2
8 eMAXIS 全世界株式インデックス 5.5 72.1
9 SSGA 全世界株式インデックス・ファンド 4.8 7.9
10 ニッセイ・インデックスパッケージ(内外・株式) 1.3 1.1

圧倒的に資金流入額が多いのが楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド)

2~4位にはMSCI ACWI(除く日本)のファンドが入っています。

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は僅か2カ月分という事を考慮すると十分健闘していると言って良いでしょう。

一方、SBI・全世界株式インデックス・ファンドは、ライバルの楽天バンガードに比べると大きく見劣りします。

 

まとめ

最もお勧めできるファンドとして、

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
    設定から日が浅く未だ実質コストも不明ですが、既に運用の安定性が確認出来た事、国内から海外株式に直接投資する事で配当への税制上の不利がない事からお勧めとしました。

  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド)
    2018年最も人気を集めた全世界株式インデックスファンドである事、小型株をも含むベンチマーク、バンガード社ETF VTに魅力を感じる方にはお勧め。
    ライバルのSBI・全世界株式インデックス・ファンドは、資金流入額が小さい事からもう暫く様子見。

購入できる証券会社SBI証券 楽天証券マネックス証券

最新の全世界株式インデックスファンドの詳細な比較は下記記事を参照して下さい。

 

 

国内株式インデックスファンド (TOPIX)

[2019.1.11]最新情報に更新しました。

国内株式には、インデックスとしてTOPIXと日経平均株価がありますが、先ずはTOPIXから。

 

国内株式(TOPIX) インデックスファンドのおすすめは?

おすすめ!eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

但し、eMAXIS Slimに加え、<購入・換金手数料なし>ニッセイiFreeたわらノーロード三井住友・DCどれを選んでも大きな差はないでしょう。

 

信託報酬・実質コスト

eMAXIS Slim<購入・換金手数料なし>ニッセイiFreeとならんで信託報酬最安値となっています。実質コストでもトップです。

ただ、下表にあげたファンドであれば、Smart-iを除き大きな差ではありません。(Smart-iだけは実質コストが非常に高くなっています)

[国内株式(TOPIX)インデックスファンド]
信託報酬・実質コストランキング
順位 ファンド 信託報酬 実質コスト
1 eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
0.1674% 0.174%
1 Smart-i TOPIXインデックス 0.1674% 0.261%
3 <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックス 0.17172% 0.180%
3 iFree TOPIXインデックス 0.17172% 0.180%
5 三井住友・DCつみたてNISA・日本株
インデックスファンド
0.1728% 0.184%
6 たわらノーロード TOPIX 0.1836% 0.186%
6 i-SMT TOPIXインデックス 0.1836% 0.189%
8 (三菱UFJ)つみたて日本株式(TOPIX) 0.1944% 0.199%

TOPIXとの連動を目指すインデックスファンドでつみたてNISA対象商品は12本ありますが、信託報酬だけで上記8本に絞られます。

 

運用結果

実際の2018年の1年間騰落率と実質コストの関係をプロットしたのが下図。
*騰落率 : ある期間中にファンドの基準価額がどれぐらい上昇(あるいは下落)したかを%表示で示したものです。
*期中に信託報酬引下げを行ったファンドは、その期間に按分した実質コストを使用。

つみたてNISA 国内株式(TOPIX)インデックスファンド

上述のリストにあるファンドであれば、実質コストの高いSmart-iを除き、概ね同程度の騰落率となっています。

その中でも実質コストで勝るeMAXIS Slimの騰落率が若干高くなっています。

*三井住友・DCの騰落率が高くなっていますが、これは2018年9月にプラス乖離を起こしている影響です。但し、この乖離はオリンパス(株)の有価証券報告書虚偽記載に対する訴訟で得た和解金をマザーファンドに計上した事によるもので、運用上の問題ではありません。

 

資金流出入額・純資産総額

2018年の1年間の資金流出入額、及び2018年12月末日時点の純資産総額をまとめます。(資金流出入額でランキングをつけています。対象ファンドは信託報酬で上位8本)

[国内株式(TOPIX)インデックスファンド]
資金流出入額・純資産総額
順位 ファンド 資金流出入額
(2018年合計)
[億円]
純資産総額
(2018.12末)
[億円]
1 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 108.9 182.9
2 <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド 93.6 197.5
3 eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 56.0 58.5
4 (三菱)つみたて日本株式(TOPIX) 41.0 35.9
5 たわらノーロードTOPIX 6.8 8.7
6 iFree TOPIXインデックス 5.9 7.9
7 Smart-i TOPIXインデックス 2.0 1.8
8 i-SMT TOPIXインデックス 0.6 0.5

資金流出入額で見ればトップは三井住友・DC。純資産総額では<購入・換金手数料なし>ニッセイがトップ。

資金流入額、純資産総額ともに4位までと、それ以降で大差がついています。

尚、ここでは示しませんが、マザーファンド純資産総額は、たわらノーロードeMAXIS Slimが大きくなっています。

 

まとめ

現時点では、eMAXIS Slim<購入・換金手数料なし>ニッセイiFreeたわらノーロード三井住友・DC、どれを選んでも大きな差はないでしょう。

ただ、実質コスト最安値、常に業界最低水準の信託報酬を目指すという安心感から、お勧めのファンドはeMAXIS Slim国内株式(TOPIX)としました。

購入できる証券会社SBI証券 楽天証券 マネックス証券

最新の国内株式(TOPIX)インデックスファンドの詳細な比較は下記記事を参照して下さい。

 

国内株式インデックスファンド (日経平均株価)

[2019.1.11]最新情報に更新しました。

 

国内株式(日経平均株価) インデックスファンドのおすすめは?

おすすめ!iFree日経225インデックス

おすすめ!<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックス

おすすめ!eMAXIS Slim国内株式(日経平均)

但し、下表にあげたファンドであれば大差ないと推測。

 

信託報酬・実質コスト

信託報酬最低水準は、同率でeMAXIS SlimiFree<購入・換金手数料なし>ニッセイ。実質コストでは僅かにeMAXIS SlimiFreeが低くなっています。

ただ、下表にあげたファンドでは、Smart-iを除き信託報酬、実質コストとも大きな差ではありません。

[国内株式(日経平均株価)インデックスファンド]
信託報酬・実質コストランキング
順位 ファンド 信託報酬 実質コスト
1 eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
0.1674% 0.177%
2 iFree日経225インデックス 0.17172% 0.181%
2 <購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックス 0.17172% 0.185%
4 野村つみたて日本株投信 0.1836% 0.190%
4 i-SMT 日経225インデックス
0.1836% 0.191%
4 たわらノーロード 日経225 0.1836% 0.192%
4 Smart-i 日経225インデックス
0.1836% 0.234%
8 (三菱)つみたて日本株式(日経平均) 0.1944% 0.203%

日経平均株価との連動を目指すインデックスファンドでつみたてNISA対象商品は15本ありますが、信託報酬だけで上記8本に絞られます。

 

運用結果

実際の2018年12月末日時点の6カ月騰落率と実質コストの関係をプロットしたのが下図。(eMAXIS Slimが設定から1年経過していない為6カ月騰落率で示しています)
*騰落率 : ある期間中にファンドの基準価額がどれぐらい上昇(あるいは下落)したかを%表示で示したものです。
*期中に信託報酬引下げを行ったファンドは、その期間に按分した実質コストを使用。

つみたてNISA 国内株式(日経平均株価)インデックスファンド

eMAXIS SlimiFree<購入・換金手数料なし>ニッセイ野村つみたてi-SMT等が実質コストの低さに応じた高い騰落率を示しています。

たわらノーロードは若干マイナス側へ乖離しているように思えます。

 

資金流出入額・純資産総額

2018年の1年間の資金流出入額、及び2018年12月末日時点の純資産総額をまとめます。(資金流出入額でランキングをつけています。対象ファンドは信託報酬で上位8本)

[国内株式(日経平均株価)インデックスファンド]
資金流出入額・純資産総額
順位 ファンド 資金流出入額
(2018年合計)
[億円]
純資産総額
(2018.12末)
[億円]
1 たわらノーロード日経225 88.3 109.1
2 <購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド 41.4 54.1
3 iFree 日経225インデックス 33.4 35.4
4 (三菱)つみたて日本株式(日経平均) 26.1 23.8
5 eMAXIS Slim国内株式(日経平均) 15.7
(約11カ月分)
14.4
6 野村つみたて日本株投信 14.4 13.0
7 Smart-i 日経225インデックス 3.7 9.8
8 i-SMT 日経225インデックス 0.9 1.1

資金流出入額・純資産総額ともにトップはたわらノーロード、2位以下に倍以上の差をつけています。

信託報酬・実質コスト最安値のeMAXIS Slimは他の資産クラスほど売れていません。

尚、ここでは示しませんが、マザーファンドで見ると、<購入・換金手数料なし>ニッセイiFreeeMAXIS Slimが大きく、最も小さいのがたわらノーロード

 

まとめ

信託報酬最安値で、純資産総額の大きい<購入・換金手数料なし>ニッセイiFree、今後の信託報酬引下げ競争でも優位にたつであろうeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)の3本をお勧めとしました。

購入できる証券会社SBI証券 楽天証券 マネックス証券

最新の国内株式(日経平均株価)インデックスファンドの詳細な比較は下記記事を参照して下さい。

 

 

バランスファンド

つみたてNISAでは、個々のインデックスファンドは株式に投資するファンドしか認められていません。

そこで、債券やREIT(リート)にも投資したい方はバランファンドを選択する事になります。

 

コストを最重視する方にお勧めの【8資産均等型】

バランスファンドは、個々のインデックスファンドを組み合わせるよりコスト的に割高の傾向がありますが、その中でも比較的低コストなのが8資産均等型。

多くの運用会社から設定されている事から、低コスト化競争もあり、今後の信託報酬引下げも期待できます。

8資産均等型は、国内債券・株式、先進国債券・株式、新興国債券・株式、国内・先進国REITの8資産に均等に投資します。

バランスファンド8資産均等型

8資産均等型のおすすめは?

おすすめ!eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

 

信託報酬・実質コスト・純資産総額 

各社の8資産均等型の信託報酬ランキングです。

[8資産均等型 バランスファンド]
信託報酬・実質コストランキング
順位 ファンド 信託報酬
実質
コスト
1 eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 0.17172% 0.233%
2 <購入・換金手数料なし>ニッセイインデックス
バランスファンド(8資産均等型)
0.17172%
(決算前)
3 iFree 8資産バランス
0.2376%
0.344%
3 たわらノーロード バランス(8資産均等型) 0.2376%
0.320%
3 (三菱UFJ)つみたて8資産均等バランス 0.2376%
0.330%

*<購入・換金手数料なし>ニッセイインデックスバランスファンド(8資産均等型)はつみたてNISA対象ファンドではありません。

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)が、他社を大きく引き離し、信託報酬最安値となります。

また、純資産総額はファンド、マザーファンドともに大きく、その運用も安定していますので、お勧めのファンドはeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)としました。

最新の8資産均等型の詳細な比較は下記記事を参照して下さい。

尚、8資産均等型の資産配分がお好みでない方は、8資産均等型をベースに、お好みの個々のインデックスファンドを組み合わせるのも良いかと思います。

購入できる証券会社SBI証券 楽天証券 マネックス証券

 

1本で全世界の株式・債券にGDPや時価総額比率で分散投資したい方

若干コストは割高となりますが、全世界の株式、債券にGDPや時価総額比率で投資できるファンド。積立設定さえすれば、後は、ほったからしでOKの便利なファンドです。

コストより利便性を重視する方にお勧め。

 

お勧め(1) : 世界経済インデックスファンド

おすすめ!世界経済インデックスファンド

*SMT世界経済インデックス・オープンも概ね同じファンドと思って良いでしょう。

株式50%・債券50%で、地域別のGDP総額の比率を参考に投資配分を決定するファンドです。

信託報酬 0.540%、実質コスト 0.623%

2018年に3番目に売れたバランスファンドになります。(しんたろう調べ)

世界経済インデックスファンド

購入できる証券会社SBI証券 楽天証券 マネックス証券

 

お勧め(2):セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

おすすめ!セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

株式50%・債券50%で、時価総額を参考に投資配分を決定するファンドです。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

信託報酬 0.68+-0.03%、実質コスト 0.676%

2018年に最も売れたバランスファンドになります。(しんたろう調べ)

尚、つみたてNISAセゾン・バンガード・グローバルファンドに投資するには、セゾン投信、またはゆうちょ銀行のみとなります。

購入先セゾン投信

参考記事セゾン投信「つみたてNISA」 申込開始。「セゾン・バンガード・グロバールバランスファンド」と「セゾン資産形成の達人ファンド」。

 

世界経済インデックスファンド、セゾン・バンガード・グローバルファンドの詳細は↓を参照して下さい。
参考記事セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド vs. 世界経済インデックスファンド。過去のリターン・リスクから徹底比較。

その他のバランスファンドは↓を参照して下さい。
参考記事バランス型インデックスファンド徹底比較

 

お勧め(3):楽天・インデックス・バランス・ファンド (楽天・バンガード・ファンド)

おすすめ!楽天・インデックス・バランス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド)

2018年7月20日に設定されたばかりの新しいファンドですが、1本で世界中の株式・債券に投資できるファンドです。

株式:債券の比率を50%:50%とした均等型、株式 70%:債券 30%の株式重視型、株式 30%:債券 70%の債券重視型の3本がラインアップされていますので、それぞれのリスク許容度に応じて選択できます。

楽天・インデックス・バランス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド バランス均等型)

 

株式はバンガードのETF VT、債券はバンガードのバンガード・グローバル・ボンド・インデックス・ファンド(為替ヘッジ有)に投資します。それぞれのベンチマークは時価総額加重平均の指数ですので、概ねセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドと同様の資産配分となります。

但し、債券部分は為替ヘッジを行う点が、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド世界経済インデックスファンドと異なります。

楽天・インデックス・バランス・ファンドの最大の魅力は信託報酬の低さ(下表参照、税込み)

  楽天・インデックス・バランス・ファンド
債券重視型 均等型 株式重視型
信託報酬 0.1296% 0.1296% 0.1296%
投資先経費を
含む実質的な
信託報酬
0.2646% 0.2546% 0.2446%

圧倒的な信託報酬の低さ、そして債券部分を為替ヘッジ有りとした点に魅力を感じる方にはお勧めとなります。

但し、未だ運用実績のないファンドですので、慎重を期す方は1回目の決算まで待った方が良いでしょう。

購入できる証券会社SBI証券 楽天証券 マネックス証券

参考記事【楽天・バンガード・ファンド】楽天・インデックス・バランス・ファンド3本 新規設定。

 

最後に

つみたてNISAを機会に初めて投資信託に投資する方にとって、多くのファンドの中から1つを選択するのは難しい事かと思います。(勿論、つみたてNISAでは複数のファンドを購入する事も出来ます)

ファンドを選択する基準は、

  • 信託報酬、及び実質コストが低い事
  • 安定した運用がなされている事
  • ファンド、及びマザーファンドの純資産総額が大きく、かつ順調に資産を伸ばしている事

この3点です。

つみたてNISAでは、(通常の課税口座と同じく)積立てるファンドを、いつでも自由に変更する事が出来ます。

また、購入する証券会社・銀行も毎年変更する事が出来ます。殆どの資産クラスでおすすめとしたeMAXIS Slimを取扱っているのは主にネット証券です。

先ずは「習うより慣れろ」、少額でも、とにかく始めてみて自分が投資に向いているかどうかを含めて判断されてては如何でしょう?

繰返しになりますが、今回、管理人の独断と偏見でお勧めファンドをまとめましたが、あくまで投資、及びファンドの選択は自己責任である事をお忘れなく。

楽天証券なら楽天カード(クレジットカード)で投資信託を積立購入する事が出来ます。勿論ポイント還元があり事実上1%割引で購入出来るようなものです(上限5万円/月)。さらに、そのポイントで投資信託を購入する事も出来ます。
公式サイト楽天カード

証券会社の選択に迷っている方は↓を参照して下さい。
参考記事主要ネット証券(SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券)徹底比較。~初めて投資信託、ETFに投資する方へ~

尚、SBI証券楽天証券松井証券については下記記事に詳細に解説していますので、ご参考にして下さい。

参考記事【SBI証券】最初に口座開設するネット証券としておすすめ、「つみたてNISA」(積立NISA)にも最適。

参考記事投資初心者、「つみたてNISA」(積立NISA)で投資デビューする方におすすめのネット証券「楽天証券」。

参考記事【松井証券】インデックス投資初心者、そして既に投資されている方にもお勧めの松井証券 投信工房。

主な金融機関のつみたてNISAについては下記の記事もご覧ください。

楽天証券 つみたてNISA、毎日積立や楽天スーパーポイントの使用も可能に。
SBI証券 つみたてNISA、豊富な商品ラインアップと多彩な積立方法。プレゼントキャンペーンも!
松井証券 「つみたてNISA」と新規取扱い商品(楽天・全米株式、全世界株式や各種バランスファンド)。口座開設キャンペーンも
カブドットコム証券 【カブドットコム証券】「つみたてNISA」取扱開始。超低コスト・インデックスファンドをラインアップ。
セゾン投信  「つみたてNISA」 申込開始。「セゾン・バンガード・グロバールバランスファンド」と「セゾン資産形成の達人ファンド」。
新生銀行 新生銀行の「つみたてNISA」、野村つみたて日本株・外国株、野村6資産均等バランスの3本をラインアップ。
イオン銀行 つみたてNISA(積立NISA)、その商品ラインアップと口座開設キャンペーン
ゆうちょ銀行 【ゆうちょ銀行】つみたてNISA(積立NISA)、その商品ラインアップ。
 都市銀行・大手証券 都市銀行・大手証券の対応状況、商品ラインアップ。

 

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