毎月まとめている各月末時点での各アセットクラス(主なバランスファンド+注目アクティブファンド)の運用成績、2021年1月版です。
[最終更新日:2021.1.30]202年1月末時点のデータに更新。
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見出し
インデックスファンド 各アセットクラスの運用成績 [2021年1月]
比較したインデックスファンド
代表的なインデックスファンドの基準価額より、各アセットクラスの運用成績、月次騰落率をまとめます。
また、バランスファンドとしてセゾン・バンガード・グローバルバランスファンド、及び8資産均等型も比較します。
さらに、アクティブファンドですが人気のひふみプラス、ひふみワールド、セゾン資産形成の達人ファンド、グローバル3倍3分法ファンド、楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)も加えます。
- 使用したファンド
- 国内債券、国内株式、先進国債券、先進国株式、新興国株式、米国株式、8資産均等型
: eMAXIS Slimシリーズ
*eMAXIS Slimシリーズ設定前は他のファンドで代用。 - 国内REIT、先進国REIT
: たわらノーロードシリーズ
- 国内株式(JPX日経中小型株)、先進国債券(為替ヘッジ有)、新興国債券 : eMAXIS
- 先進国株式(為替ヘッジ有):Funds-i
- 全世界株式(VT):楽天・バンガード
- バランスファンド :
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド、eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
- アクティブファンド : ひふみプラス、セゾン資産形成の達人ファンド、グローバル3倍3分法ファンド、楽天・米国レバレッジバランス・ファンド
- ドル・円為替 : 三菱UFJ銀行より引用(TTM)
- 国内債券、国内株式、先進国債券、先進国株式、新興国株式、米国株式、8資産均等型
*各ファンドの基準価額は各運用会社・投資信託協会より引用。
騰落率は管理人が独自に計算。
*為替ヘッジ有は(H)で表記。
*ドルはプラスは円安、マイナスは円高を意味します。
*各アセットクラスの騰落率には、各ファンドのコストが含まれています。
2021年1月の1カ月騰落率ランキング
2021年1月の1カ月騰落率ランキングです。
先月の結果も記載します。
2021年1月 | 2020年12月 | |||
順位 | アセットクラス | 騰落率 | 順位 | 騰落率 |
1 | 新興国株式 | 7.64% | 9 | 2.70% |
2 | ひふみワールド | 3.92% | 6 | 2.91% |
3 | 国内リート | 3.85% | 1 | 5.99% |
4 | 全世界株式(VT) | 3.16% | 8 | 2.85% |
5 | グローバル3倍3分法ファンド | 2.66% | 4 | 3.11% |
6 | 米国株式(S&P500) | 2.66% | 13 | 2.22% |
7 | 先進国リート | 2.35% | 17 | 0.97% |
8 | セゾン資産形成の達人ファンド | 2.21% | 3 | 3.63% |
9 | 先進国株式 | 2.05% | 7 | 2.87% |
10 | 8資産均等 | 1.92% | 12 | 2.39% |
11 | 楽天・米国レバッレッジバランス・ファンド | 1.90% | 14 | 2.13% |
12 | セゾン・バンガードGBF | 1.37% | 16 | 1.52% |
13 | 先進国株式(H) | 1.18% | 11 | 2.58% |
14 | 国内株式(TOPIX) | 0.22% | 5 | 2.95% |
15 | 国内株式(中小型) | 0.17% | 2 | 4.40% |
16 | ひふみプラス | 0.05% | 15 | 1.92% |
17 | 先進国債券 | -0.16% | 18 | 0.83% |
18 | 国内債券 | -0.26% | 19 | 0.01% |
19 | 新興国債券 | -0.60% | 10 | 2.66% |
20 | 先進国債券(H) | -0.66% | 20 | -0.14% |
為替(ドル円) | 0.95% | -0.38% |
2020年は2~3月にコロナショックで急落、その後、年末までには殆どのアセットクラスがコロナ前の水準まで戻すという非常にボラティリティの大きい相場でしたが、2021年1月も株式市場は引き続き堅調な相場が続いています。
その中で騰落率トップは新興国株式、+7.6%と大きく上昇しています。
また国内リート、先進国リート、米国株式を中心とした先進国株式も好調です。
ただ、国内株式はギリギリ、プラスという結果。
債券クラスは全てマイナス。
アクティブファンドではひふみワールドが好調、
グローバル3倍3分法ファンドもリートや新興国株式に支えられて、昨年12月に続き好調な結果となっています。
一方、若干、冴えない成績だったのが、セゾン資産形成の達人ファンド、楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)、ひふみプラス(ひふみ投信)。
それぞれ全世界株式、米国株式、国内株式に負けています。
直近1年間の月次騰落率の推移
直近1年の各月の月次騰落率をグラフ、及び、各月で騰落率の高い順に並べた表(所謂、スパゲティチャート)にまとめます。
[クリックすると拡大します]
2020年2月、3月に大きく下落した株式クラスですが、4月~8月と大きく回復、9~10月は若干マイナスだったものの11~12月、そして2021年1月は再度大幅回復、
騰落率トップになったり最下位になったりとボラティリティの大きい新興国株式やリート、
といった傾向が見て取れます。
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2021年 年間(年初来)騰落率ランキング
2021年年間(年初来)騰落率ランキングです。
(今月は1月末の結果ですので1カ月騰落率となり、前章の結果と同じになります)
2020年、2019年の年間騰落率も記載しています。
*楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)は楽天・USA360と表記。
*スマホの方は横にスクロールしてご覧ください。
2021年 | 2020年 | 2019年 | ||||
順位 | アセットクラス | 騰落率 | 順位 | 騰落率 | 騰落率 | |
1 | 新興国株式 | 7.64% | 9 | 8.82% | 11 | 18.35% |
2 | ひふみワールド | 3.92% | 2 | 21.53% | -- | --- |
3 | 国内リート | 3.85% | 20 | -14.02% | 7 | 25.01% |
4 | 全世界株式(VT) | 3.16% | 8 | 8.92% | 6 | 25.76% |
5 | グローバル3倍 3分法ファンド | 2.66% | 12 | 6.26% | 1 | 31.80% |
6 | 米国株式(S&P500) | 2.66% | 6 | 10.30% | 2 | 30.51% |
7 | 先進国リート | 2.35% | 19 | -13.93% | 10 | 21.28% |
8 | セゾン資産形成 の達人ファンド | 2.21% | 4 | 13.56% | 5 | 25.86% |
9 | 先進国株式 | 2.05% | 7 | 9.01% | 3 | 28.89% |
10 | 8資産均等 | 1.92% | 16 | 1.01% | 13 | 16.30% |
11 | 楽天・USA360 | 1.90% | 1 | 31.54% | -- | --- |
12 | バンガード GBF | 1.37% | 11 | 6.50% | 14 | 14.99% |
13 | 先進国株式(H) | 1.18% | 5 | 11.99% | 4 | 27.78% |
14 | 国内株式(TOPIX) | 0.22% | 10 | 7.27% | 12 | 17.94% |
15 | 国内株式(中小型) | 0.17% | 15 | 4.07% | 8 | 23.85% |
16 | ひふみプラス | 0.05% | 3 | 20.73% | 9 | 23.09% |
17 | 先進国債券 | -0.16% | 14 | 4.89% | 16 | 5.20% |
18 | 国内債券 | -0.26% | 17 | -0.88% | 18 | 1.44% |
19 | 新興国債券 | -0.60% | 18 | -3.84% | 15 | 10.94% |
20 | 先進国債券(H) | -0.66% | 13 | 5.12% | 17 | 4.94% |
為替(ドル円) | 0.95% | -5.53% | -1.30% |
年初来といっても未だ1カ月。
さあ、今年はどんな年になるのでしょうか?
また、2020年絶好調だったアクティブファンド、楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)、ひふみワールド、ひふみプラス、セゾン資産形成の達人ファンド、
若干物足りない結果に終わったグローバル3倍3分法ファンド、
今年はどういうパフォーマンスを見せてくれるかにも注目です。
年次騰落率の推移
2016年以降の年次騰落率をグラフ、及び、各年で騰落率の高い順に並べた表(所謂、スパゲティチャート)にまとめます。
*2020年も年次騰落率です。
*米国株式 : 2018年は楽天・全米(VTI)、2019年以降はeMAXIS Slim(S&P500)
[クリックすると拡大します]
2021年がどういう相場になるかは全く分かりませんが、とにかく新型コロナウイルスが一刻も早く終息し、日常の生活が戻ってくる事を祈っています!
以上、2021年1月、2021年年初来の各アセットクラスの運用成績でした。
新型コロナウイルスの収束の見込みが立たず、今後の相場に不安を感じている方も多いかと思いますが、小さな波、そして時には大きな波を繰返しながらも長期的には年率数%のリターンを期待するのがインデックス投資です。
相場の変動に一喜一憂しても、積立だけは淡々と!
勿論、それぞれのリスク許容度の範囲内で。
各インデックスファンドの一覧(信託報酬、実質コスト、純資産総額など)は下記ページを参照して下さい。
インデックス型の主なバランスファンド一覧は下記ページを参照して下さい。