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S&P/JPX配当貴族指数に連動を目指すインデックスファンド、「SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン」のパフォーマンス。

投稿日:2017年6月23日 更新日:

S&P/JPX配当貴族指数」というインデックスがあります。所謂、スマートベータと呼ばれるインデックスの一つです。
(「貴族」とか、アクティブファンドの商品名みたいですが、れっきとしたインデックスです)

S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスと日本取引所グループ(JPX)、東京証券取引所が共同で算出する指数です。

TOPIXの構成銘柄のうち、10年以上にわたり毎年増配しているか、または安定した配当を維持している銘柄を対象とし、配当利回りにより加重され算出されます。「配当込み」指数は、配当収益を考慮して算出した指数です。

              三井住友トラスト・アセットマネジメントのサイトより引用。

そんな「S&P/JPX配当貴族指数」に連動を目指すインデックスファンドである<SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン>のパフォーマンスを調査します。

*S&P500配当貴族については↓の記事を参照して下さい。
参考記事
S&P500配当貴族指数に連動を目指すインデックスファンド、「SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン」のパフォーマンス。

 

<SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン>の基本情報

三井住友トラスト・アセットメネジメントが運用するインデックスファンドで、「SMTインデックスシリーズ」の一つです。

同じSMTシリーズの<SMT TOPIXインデックス・オープン>と比較してみます。

 SMT 日本株配当貴族
インデックス・オープン
SMT TOPIX
インデックス・オープン
設定日2016年8月30日2008年1月9日
ベンチマークS&P/JPX配当
貴族指数(配当込)
TOPIX
(配当含まず)
信託報酬0.4536%0.3996%
実質コスト(*1)0.472%0.406%
信託財産
留保額
0.05%
純資産総額
(百万円)(*2)
2,37511,396
マザー
ファンド
純資産総額
(百万円)
324(*3)151,002(*4)
組入上位
10銘柄(*5)
総銘柄数49比率配当利回り 比率
1SANKYO3.10%4.04%トヨタ自動車3.09%
2日本たばこ
産業
2.95%3.12%三菱UFJ
FG
2.22%
3イオン
フィナンシャル
サービス
2.88%2.99%日本電信電話1.80%
4中国電力2.69%3.97%ソフトバンク
グループ
1.72%
5サンリオ2.62%3.87%三井住友FG1.35%
6日本取引所
グループ
2.60%2.63%KDDI1.28%
7北陸電力2.50%3.24%ソニー1.22%
8伊藤忠
テクノ
ソリュージョンズ
2.45%2.12%本田技研
工業
1.20%
9ローソン2.33%3.31%日本たばこ
産業
1.11%
10パナホーム2.28%1.71%みずほFG1.11%

(*1)実質コストは2017年5月10日の運用報告書より。決算が6カ月毎なので、信託報酬の比率から年間コストに換算。
(*2)純資産総額は2017年6月22日時点
(*3)マザーファンド純資産総額は2017年5月10日時点
(*4)マザーファンド純資産総額は2016年5月30日時点
(*5)組入銘柄は2017年5月31日の月次レポートより。

*日本株配当貴族の純資産総額が2017年6月13日に341(百万円)から2,351(百万円)に一気に7倍近くまで伸びています(???)。

<SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン>のパフォーマンス

 未だ設定されてから1年も経っておらず、このような短期間で判断を下すのは早計かと思いますが、取りあえず、現在までのパフォーマンスをTOPIXと比較します。

基準価額のチャート

先ずは、<SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン>が設定された2016年8月30日を基準(10,000)としたチャートを比較します。

日本株配当貴族

 

チャートを見ると、基本的にはTOPIXと同じような動きですが、期間によって若干差が出ているように見えます。

リターン・リスクの比較

2016年8月から2017年5月までの月次データ(終値)からリターン、リスク、及びシャープレシオを計算してみます。
*シャープレシオは無リスク資産の利回り0として計算。

年率リターン・リスク
 配当貴族TOPIX
リターン29.9%27.5%
リスク9.1%7.7%
シャープレシオ3.303.56

年率リターンで約2%、配当貴族が上回っていますが、その分、リスクも大きくなり、シャープレシオではTOPIXに負けています。

1カ月騰落率の差

運用開始から日が浅い事もあり、1カ月騰落率で比較してみます。

各月の騰落率を、<SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン>の騰落率と<SMT TOPIXインデックス・オープン>の騰落率の差でプロットしてみます。

日本株配当貴族

全部で9カ月のデータしかありませんが、

<SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン>の6勝3敗

という結果です。ただ、2016年9月、10月は両者の差は殆どありませんので(0.02%)、

<SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン>の4勝3敗2分

といった方が正しいかもしれません。

まとめ

まだ設定から約1年も経っていないという事で、優劣をつけるのは難しいのですが、少なくとも設定から現在のデータで見る限り、<SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン>は、TOPIXをリターンで上回り、その分、若干、リスクが高くなるという結果です。

 

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