確定拠出年金(iDeCo)

LINE証券の個人型確定拠出年金(LINEのiDeCo)の評価・評判 ~SBI証券・マネックス証券とも比較~

投稿日:2021年5月15日 更新日:

スマホ投資や「いちかぶ(単元未満株)」で有名なLINE証券が、野村證券と共同でサービスを提供する個人型確定拠出年金「LINEのiDeCo」について解説します。

*LINE証券が受付金融機関、野村證券が運営管理機関となります。

[最終更新日 : 2021年5月15日]初版。
*本記事は2021年5月15日時点の情報に基づき記載しています。

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LINE証券の個人型確定拠出年金「LINEのiDeCo」の特徴

運営管理機関手数料が無条件で無料

*詳細は次章

インターネットで加入申し込みが完結 

LINE証券の口座をお持ちの方であれば、登録済情報を引継ぎ事でさらに申込は簡単になります。

*SBI証券のiDeCo楽天証券のiDeCoも同様にWebで完結します。

比較的低コストの商品をラインアップ

*詳細は後述。

 

LINEのiDeCoの手数料 ~無条件で運営管理機関手数料無料~

*手数料は年額(税込)で表示しています。

個人型確定拠出年金(iDeCo)には手数料がかかります。

国民年金連合会、事務委託先金融機関への手数料は、どこの金融機関で加入しても同額の手数料が必要となります。ただし、金融機関へ支払う「運営管理機関」がそれぞれの証券会社・銀行で異なります。

LINEのiDeCoの運営管理機関手数料は「無条件で無料」

 

年間手数料(加入者の場合) 
 LINEのiDeCoSBI証券
マネックス証券
国民年金連合会1,260円
事務委託先金融機関792円
運営管理機関(*)0円
0円
合計2,052円
2,052円

LINE証券のiDeCoも運営管理機関手数料、無条件で無料ですので、手数料はSBI証券マネックス証券などの主要ネット証券と同じです。

(*)LINEのiDeCoの運営管理機関手数料とは、受付金融機関のLINE証券、運営管理機関の野村證券合わせて無料という事です。

*iDeCoには年間手数料の他、加入時、給付時などに別途手数料がかかります。

 

LINEのiDeCoの商品ラインアップ

LINE証券のiDeCoの商品ラインアップを解説します。

 

インデックスファンド

各アセットクラス毎に運用商品、その信託報酬をまとめます。

またSBI証券、マネックス証券とも比較します。

インデックスファンドとは、例えば日経平均株価のような指数に連動するよう運用するファンドです。一方、アクティブファンドは指数を上回る事を目標として運用しますが、実際の成績は、多くのアクティブファンドがインデックスファンドを下回ると言われてます。また、インデックスファンド、アクティブファンドとも、投資信託には所有している期間、手数料がかかります。これを信託報酬と呼びます。同じ指数に連動するインデックスファンドであれば、基本的に信託報酬が低い方が良いファンドという事になります。
弊サイトでは基本的にインデックスファンドを使った投資を推奨しております。

*信託報酬は税込み表記
*スマホの方はスクロールしてご覧ください。

 LINEのiDeCoSBI
証券
マネックス
証券
国内
債券
野村国内債券
インデックスファンド
・NOMURA-BPI総合
(確定拠出年金向け)
0.132%
0.132%
eMAXIS
Slim
0.132%
三菱UFJ
国内
株式
(TOPIX)
野村国内株式
インデックスファンド
・TOPIX
(確定拠出年金向け)
0.154%
0.154%
eMAXIS
Slim
0.154%
DIAM DC
国内
株式
(日経平均)
------% 0.154%
<購入・換金
手数料なし>
0.1859%
DCニッセイ
先進国
債券
野村外国債券
インデックスファンド
(確定拠出年金向け)
0.154%
0.154%
eMAXIS
Slim
0.154%
eMAXIS

Slim
先進国
株式
野村外国株式
インデックスファンド
・MSCI-KOKUSAI
(確定拠出年金向け)
0.154%
0.1023%
eMAXIS
Slim 
0.1023%
eMAXIS

Slim
新興国
債券
野村新興国債券
インデックスファンド
(確定拠出年金向け)
0.275%
0.242%
iFree 
0.242%
iFree
新興国
株式
野村新興国株式
インデックスファンド
(確定拠出年金向け)
0.275%
0.187%
eMAXIS
Slim
0.187%
eMAXIS

Slim
国内
リート
(該当商品無)
*アクティブのみ
--- 0.275%
<購入・換金
手数料なし>
0.275%
DCニッセイ
先進国
リート
野村世界REIT
インデックスファンド
(確定拠出年金向け)
0.363%
0.297%
三井住友DC
0.297%
三井住友DC
全世界株式
(該当商品無)--- 0.1102%
SBI・
雪だるま
0.1144%
eMAXIS

Slim
米国
株式
(S&P500)
(該当商品無)---0.0968%
eMAXIS

Slim
0.0968%
eMAXIS

Slim

LINE証券の各アセットクラスのインデックスファンドもSBI証券、マネックス証券にも匹敵するほどの低コストの商品をラインアップしています。

ただ、多くの方がアセットアロケーション(資産配分)の中心としているであろう先進国株式は、まだeMAXIS SlimをラインアップしたSBI証券マネックス証券にはかないません。また新興国株式でも差があります。

さらに、マネックス証券がラインアップしている人気のeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)のような全世界株式インデックスファンド、また、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)のように米国株式に特化した商品もLINEのiDeCOにはありません。

バランスファンド、ターゲットイヤー型、リスクコントロール型

ターゲットイヤー型、バランンスファンド、リスクコントロール型として下記5本をラインアップしています。

タイプファンド信託報酬
ターゲットイヤーマイターゲット2030~2060(確定拠出年金向け)0.352~
0.396%
インデックス型
バランスファンド
マイバランス30(確定拠出年金向け)0.154%
マイバランス50(確定拠出年金向け)0.154%
マイバランス70(確定拠出年金向け)0.154%
リスクコントロール
野村DC運用戦略ファンド
(愛称:ネクスト10)
0.880%

野村DC運用戦略ファンド以外は、比較的低コストで、特にマイバランス・シリーズはバランスファンドとして最低水準の信託報酬です。

 

マイターゲット2030~2060(確定拠出年金向け)

マイターゲット2030,2040,2050,2060は、国内債券・株式、先進国債券・株式の4資産に投資します。各投資先のマザーファンドはインデックスファンドです。

ファンド名称の4桁の数字がターゲットイヤーで、その5年前に近づくにしたがいリスクを漸減させていくファンドです。

例えば、マイターゲット2050であれば、設定時で国内株式(45%)、外国株式(25%)、国内債券(20%)、外国債券(10%)の比率で投資していますが、年々債券比率を増やしていき、2045年7月以降は国内株式(20%)、外国株式(10%)、国内債券(55%)、外国債券(15%)となります。

信託報酬も3段階に分かれて低くなっていきます。0.396%から始まり、2035年以降0.374%、そして2045年以降は0.352%。決して高い方ではないのですが、個別のインデックスファンドを組み合わせた場合と比較すると、高コストとなる点は否めません。

 

マイバランス30, 50, 70(確定拠出年金向け)

マイバランス30,50,70は、国内債券・株式、先進国債券・株式の4資産に投資します。各投資先のマザーファンドはインデックスファンドです。

ファンド名の数字(30,50,70)は株式比率を意味します。

 マイバランス30マイバランス50マイバランス70
国内株式20%30%45%
先進国株式10%20%25%
国内債券55%40%20%
先進国債券15%10%10%
信託報酬0.1540%

信託報酬はバランスファンドとして十分低コストな水準です。ただ難点は各ファンドとも国内比率が先進国より高い事。(言い換えれば、国内重視の方には良いバランスファンドですが)

 

野村DC運用戦略ファンド【愛称:ネクスト10】

本ファンドは、国内・先進国・新興国の株式・債券、国内・先進国リートの8資産に投資します。

リスク水準を5%程度に抑えるよう運用するファンドです。

2021年3月の月報によると、債券比率(外国・国内・現金などを含む)が90%と債券中心、そして日本円比率が93%と国内中心のファンドです。

それにも係わらず信託報酬0.880%というのは割高と言わざるを得ません。

 

以上のインデックスファンド、及びバランスファンドは野村證券のiDeCo(詳細は下記ページをご覧ください)と比較的類似した商品ラインアップです。

 

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アクティブファンド (&元本確保型)

 ファンド信託報酬
国内株式
ひふみ年金0.836%
フィデリティ・ジャパン・オープン(確定拠出年金向け)1.518%
以下(*1)
外国債券ゴールドマン・サックス・世界債券オープンA限定為替ヘッジ(確定拠出年金向け)1.045%
ゴールドマン・サックス・世界債券オープンB為替ヘッジなし(確定拠出年金向け)1.045%
外国株式
東京海上セレクション・外国株式1.738%
大和住銀DC海外株式アクティブファンド1.782%
国内リート野村J-REITファンド(確定拠出年金向け)1.045%
MMFノムラ・グローバル・セレクト・トラストU.S.ドル・マネー・マーケット・ファンド0.66%
以下
定期預金三井住友銀行確定拠出年金定期預金(1年)--- 

(*1)純資産総額に応じて信託報酬が下がる手数料体系

アクティブファンドは殆ど信託報酬1%を超えるものばかリです。その信託報酬に見合うパフォーマンスを継続して発揮できるか、ですね。

もはや定番ともいえるひふみ年金もラインアップしています。

 

まとめ

以上、計21本(タゲットイヤー型は1本にカウント)の商品で構成されたLINE証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)プラン「LINEのiDeCo」のご紹介でした。

運営管理機関手数料は無条件で無料と手数料的には大手ネット証券と変わりません。

また、ラインアップされているインデックスファンドも比較的低コストで、特に国内に投資するファンドは最低水準の信託報酬です。

ただ、先進国株式など主に海外に投資する場合、マネックス証券等のネット証券の方が低コストの商品をラインアップしています。また、全世界株式、米国株式などの商品も「LINEのiDeCo」にはありません。

LINEのiDeCo」も、この辺が充実してくればもっと魅力的なプランになると思いますので、今後の商品追加、または既存の商品の信託報酬引下げに期待しましょう!

 

因みにLINE証券はeMAXIS Slimシリーズなどの低コストインデックスファンド、1,000銘柄以上を1株単位で取引できる「いちかぶ(単位未満株)」などにスマホで気軽に投資できる証券会社です。

公式サイトLINE証券 (注:iDeCoだけの申込であればLINE証券の口座開設は必須ではありません)

 

LINE証券の詳細は下記ページを参照して下さい。

 

下記記事で、無条件で運営管理機関手数料が無料となるマネックス証券、SBI証券、楽天証券、松井証券、イオン銀行を詳細に比較してあります。

 

管理人はeMAXIS Slim先進国株式インデックス、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)などをラインアップしているマネックス証券のiDeCoに加入しています。

No.1 マネックス証券 個人型確定拠出年金(iDeCo)

マネックス証券 iDeCo

選びやすいシンプルな商品ラインアップ。
インデックスファンドは常に最低水準の信託報酬を目指すeMAXIS Slimを採用。
全世界株式に低コストで投資できるeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)をラインアップ。
アクティブファンドも魅力的な商品を採用。
年金と一時金の併給が可能など受給制度も充実。

 

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