松井証券、SBI証券、楽天証券、岡三オンラインは国内株式売買手数料(1日の約定金額合計)50万円までを無料とします。
SBI証券、楽天証券、岡三オンライン、GMOクリック証券、auカブコム証券は100万円までの無料化を実施しました。
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見出し
【松井証券・SBI証券・楽天証券・岡三オンライン】国内株式売買手数料を50万円まで無料に!
従来、松井証券、SBI証券、楽天証券は1日の約定金額合計10万円、岡三オンラインは20万円までを無料としていましたが、これが50万円までに拡大されます。
先ず、2019年12月9日に松井証券が先陣を切って引下げを発表し、当日中にSBI証券、そして翌日2019年12月10日に岡三オンライン、楽天証券と同様の引下げを発表しました。
改定日
2019年12月23日(月) より
*松井証券 は2019年12月20日(金)夜間取引より
ネット証券 各社の引下げ後の株式売買手数料(現物取引・信用取引)
改定後は下表のような手数料となります。
全て1日の約定金額合計で決まるプランの手数料です。
*現物取引・信用取引で手数料が異なる場合は、[]内に信用取引の手数料を記載。
[スマホの方は横にスクロールしてご覧ください]
50万 まで | 100万円 まで | 200万円 まで | 200万円超 (100万円毎 の増加額) | |
SBI証券 | 0円 (無料) | 762円 [477円] | 1,162円 [877円] | +400円 |
楽天証券 | 858円 | 2,000円 | +1,000円 | |
松井証券 | 1,000円 | 2,000円 | +1,000円 | |
岡三オンライン | 800円 [700円] | 1,300円 [1,000円] | +500円 [+300円] |
この無料枠拡大により、多くの国内株式・ETFが売買手数料無料で取引出来るようになります。
尚、(松井証券を除き)各社、1約定毎に手数料がかかるプラン、1日の約定金額合計で決まるプランの2種類がありますので、取引前にどちらのプランになっているかを確認・注意してください。
50万円まで無料となるのは1日の約定金額合計で決まるプランです。
*多くの証券会社が前日までに変更する必要があります。
今回引下げの対象となった証券会社、及びその他の証券会社を含めた株式売買手数料の比較は下記記事をご覧ください。(今回の改定も反映済)
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以下、各証券会社の今回の引下げの詳細です。
松井証券
松井証券では1日の約定金額合計で手数料が決まる「ボックスレート」を採用していますが、従来、1日の約定金額合計10万円までの取引が無料となっていました。
これが、今回の改定により50万円まで無料となります。
*松井証券には1約定毎のプランはありません。
現状、そして改定後の国内株式売買手数料は下表のようになります。(税抜)
1日の約定金額合計 | 現状 | 改定後 |
10万円まで | 0円 | 0円 |
30万円まで | 300円 | |
50万円まで | 500円 | |
100万円まで | 1,000円 | 1,000円 |
100万円増えるごとに1,000円加算 |
尚、松井証券は投資信託積立でも毎日積立に対応、自動的にリバランスしてくれる投信工房など他社にないサービスを提供している証券会社です。
公式サイト松井証券
投信工房など松井証券の詳細は下記ページをご覧ください。
SBI証券
SBI証券では、1注文の約定代金に対して手数料がかかる「スタンダードプラン」と、1日の約定金額合計で手数料が決まる「アクティブプラン」がありますが、今回の改定は「アクティブプラン」に対するものです。
従来、「アクティブプラン」では1日の約定金額合計10万円までの取引が無料となっていました。
これが、今回の改定により50万円まで無料となります。
国内株式売買手数料(現物取引)
現状、そして改定後の国内株式売買手数料(現物取引)は下表のようになります。
1日の約定金額合計 | 現状 | 改定後 |
10万円まで | 0円 | 0円 |
20万円まで | 191円 | |
30万円まで | 286円 | |
50万円まで | 429円 | |
100万円まで | 762円 | 762円 |
100万円増えるごとに400円加算 |
国内株式売買手数料(信用取引)
現状、そして改定後の国内株式売買手数料(信用取引)は下表のようになります。
1日の約定金額合計 | 現状 | 改定後 |
10万円まで | 0円 | 0円 |
50万円まで | 239円 | |
100万円まで | 477円 | 477円 |
100万円増えるごとに400円加算 |
公式サイト SBI証券
楽天証券
楽天証券では、1注文の約定代金に対して手数料がかかる「超割コース」と、1日の約定金額合計で手数料が決まる「いちにち定額コース」がありますが、今回の改定は「いちにち定額コース」に対するものです。
従来、「いちにち定額コース」では1日の約定金額合計10万円までの取引が無料となっていました。
今回の改定により50万円まで無料となります。
*楽天証券の「いちにち定額コース」は現物取引・信用取引の合計で手数料が決まります。
国内株式売買手数料(現物・信用取引)
現状、そして改定後の国内株式売買手数料は下表のようになります。
*公式サイトでは税込みで表記している為、税抜きへの換算時に1円程度の誤差があります。
1日の約定金額合計 | 現状 | 改定後 |
10万円まで | 0円 | 0円 |
20万円まで | 191円 | |
30万円まで | 286円 | |
50万円まで | 429円 | |
100万円まで | 858円 | 858円 |
公式サイト 楽天証券
岡三オンライン
岡三オンラインでは、1注文の約定代金に対して手数料がかかる「ワンショット」と、1日の約定金額合計で手数料が決まる「定額プラン」がありますが、今回の改定は「定額プラン」に対するものです。
従来、「定額プラン」では1日の約定金額合計20万円までの取引が無料と、他社を一歩リードしていました。
今回の改定により50万円まで無料とはなりますが、上記3証券と同一手数料になります。
現状、そして改定後の国内株式売買手数料(現物取引)は下表のようになります。
*[]内は信用取引の手数料。
1日の約定金額合計 | 現状 | 改定後 |
10万円まで | 0円 | 0円 |
20万円まで | ||
30万円まで | 350円 [300円] | |
50万円まで | 500円 [500円] | |
100万円まで | 800円 [700円] | 800円 [700円] |
100万円増えるごとに500円[300円]加算 |
公式サイト岡三オンライン
以上、各証券会社の国内株式売買手数料、50万円まで無料化のニュースでした。