ファンド比較、運用状況、決算

【国内株式(JPX日経中小型株指数)インデックスファンドの評価・比較】おすすめの投資信託は?人気ランキング、運用成績の比較。

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国内の中小型株を対象としたJPX日経中小型株指数との連動を目指すインデックスファンドについて、純資産総額、資金流出入額、運用成績(騰落率、ベンチマークとの乖離)を調査します。

*原則6カ月毎に更新します。

[最終更新日:2021.7.13]最新のデータに更新。

先ず、各ファンドの純資産総額、及び、月次資金流出入額から人気のファンドを調べます。

さらに、各ファンドにより実質コスト(信託報酬+α)は異なりますが、それがちゃんとファンド騰落率に反映されているか、そしてベンチマークとの乖離を確認します。

尚、ベンチマークとの乖離、各社、決算時の運用報告書や月報に記載されていますが、これを信じてはいけません。同じJPX日経中小型株指数といっても各社のベンチマークは配当込・除くと2種類有り、そのベンチマーク騰落率が異なるからです。

*本記事は2021年6月末日時点の情報に基づき記載しています。

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比較したJPX日経中小型株指数インデックスファンド(含むETF)、その信託報酬・実質コスト・純資産総額

比較したファンド、及び、その信託報酬・実質コスト、設定日、2021年6月末日時点の純資産総額を下表にまとめます。(信託報酬の低い順に並べてあります)

参考までに2本のETFも評価します。

ファンド信託報酬
(実質コスト)
設定日純資産総額(億円)
eMAXIS JPX日経中小型インデックス0.4400%
(0.446%)
2017/6/127.3
SMT JPX日経中小型株インデックス・オープン0.4400%
(0.469%)
2017/6/270.9
[日興]インデックスファンドJPX日経中小型株0.5500%
(0.670%)
2017/6/51.7
One ETF JPX日経中小型【1493】0.5500%
(0.637%)
2017/5/2274.3
MAXIS JPX日経中小型株指数上場投信【1492】0.5500%
(0.631%)
2017/4/439.2

*信託財産留保額 eMAXIS 0.3%、SMT 0.1%、日興は無。

インデックスファンドとしては3本しかありません。eMAXISSMTが信託報酬0.440%でならび、日興インデックスファンドが0.55%と若干高くなっています。

尚、日興インデックスファンドは信託期間が2027年6月8日までとなっている事に注意して下さい。

純資産総額が最も大きいeMAXISですら7.3億円。設定からまだ4年とはいえ決して大きな純資産ではありません。

JPX日経中小型株指数との連動を目指すETFは2本あります。信託報酬の低さがETFの魅力の一つですが、残念ながら、この2本は(非上場の)インデックスファンドより高くなっています(日興とは同じ)

最新の信託報酬・実質コスト等は下記記事を参照して下さい。

資金流出入額 [JPX日経中小型株指数インデックスファンド 人気ランキング]

2021年上半期(1~6月)の概算の月次資金流出入額(*)6カ月合計、及び2020年1年間の累計を見てみます。

2021年上半期の資金流出入額が大きい順にならべてあります。

どのファンドが多く購入されているかの人気ランキングになりますが、純資産が増える事は、それだけ安定した運用にもつながりますし、繰上償還のリスクも減ります。

ただの人気ランキングとしてではなく、ファンド選択の重要な指標の一つとしてみて下さい。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出。
例えば、3月5日の日次資金流出入額は
(3月5日の純資産総額) - (3月4日の純資産総額) x (日次騰落率 + 1)で計算し、
これを1カ月分足して月次資金流出入額としています。

JPX日経中小型指数インデックスファンド 資金流出入額
2021年1~6月2020年累計
順位ファンド(億円)順位(億円)
1eMAXIS JPX日経中小型インデックス0.353-0.87
2SMT JPX日経中小型株インデックス・オープン-0.042-0.27
3インデックスファンドJPX日経中小型株-0.061-0.11

2021年上期の1位はeMAXIS JPX日経中小型インデックス

1位といっても6カ月合計で僅か0.35億。

2位のSMT JPX日経中小型株インデックス・オープン、3位のインデックスファンドJPX日経中小型株は資金流出、

さらに、2020年は3本全てが資金流出です。

元々そう需要が期待できないインデックスかとは思いますが、殆ど売れていません。

 

リターンの比較。実質コスト(信託報酬+α)が騰落率に反映されているか? ベンチマークとの乖離は?

2021年6月末時点の各ファンドの騰落率を見てみます。

*騰落率は各ファンドの基準価額から管理人が独自に計算した結果です。
*ETFを含め、全て分配金再投資時の騰落率です。(分配金課税無)
*実質コストに対する騰落率を見ていきますが、期中に信託報酬の変更があったファンドは、その期間に応じて按分した実質コストを用います。

騰落率とコストの関係は、理想的には(配当課税を適切に考慮した)インデックス騰落率から決まる傾き、切片の直線になります。国内株式の場合、配当が出ると、それに課税される事無くファンドの資産に入りますので、配当込指数がインデックス騰落率となります。

ここではインデックス騰落率としてJPX日経中小型株指数(配当込)を用います。
*JPX日経中小型株指数に関する著作権ならびに「日経」および「指数」の表示に対する知的財産権、その他一切の権利はすべて日本経済新聞社、東京証券取引所に帰属しています。データは日経平均プロフィルより引用。

1年騰落率

2021年6月末日時点の1年騰落率を見てみます。

実質コストに対してプロットします。

JPX日経中小型株指数インデックスファンドの騰落率(利回り)比較

図中茶色の点線が配当込指数。グレーの点線は傾き=-(1+インデックス騰落率)、切片=インデックス騰落率の直線です。ベンチマークとの乖離が無ければ、この線上にのる筈です。

ETF2本だけは概ね直線上にのっていますが、ファンド3本はコストと騰落率の相関が全くなく、全てプラス側に乖離しています。

各社、(マザーファンドを含めて)純資産総額が小さい事もあり運用に苦労しているようです。

[注意]ETFの騰落率は基準価額で評価しており、市場価格とは異なる事に注意して下さい。

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アクティブファンドとの比較 (ひふみ投信、ジェイリバイブ、三井住友・中小型株)

国内中小型株は人気・パフォーマンスとも優れたアクティブファンドが多くあります。

その中からひふみ投信三井住友・中小型株ファンドSBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(愛称:jrevive)と比較してみます。
*ひふみ投信は、最近大型株・外国株の比率が高まり、中小型株中心のファンドとは言えなくなりつつあります。
*各アクティブファンドのベンチマークや参考指数がJPX日経中小型指数という事ではありません。

JPX日経中小型株指数インデックスファンドの代表としてeMAXIS JPX日経中小型インデックスの結果を使用します。

参考までに日経平均株価、TOPIXの値(eMAXIS 日経225/TOPIX)も記載します。

直近4年間のパフォーマンスで比較します。

*シャープレシオは無リスク資産のリターン0として計算。

直近4年のパフォーマンス (2021.6月末日時点)
ファンド(年率)
リターン
(年率)
リスク
シャープ
レシオ
eMAXIS JPX日経中小型インデックス7.49%18.84%0.40
ひふみ投信10.46%16.11%0.65
三井住友・中小型株ファンド10.92%18.39%0.59 
SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ6.24%19.71%0.32
eMAXIS 日経225インデックス11.15%17.08%0.65
eMAXIS TOPIXインデックス6.77%15.55%0.44 

直近4年のパフォーマンスで見ると、日経平均株価には大きく負けるものの、TOPIXにはリターンでは勝っています。ただ、日経中小型はリスクが高くシャープレシオではTOPIXにも負けています。

アクティブファンドと比較してもジェイリバイブ以外には負けています。

ひふみ投信三井住友・中小型株ファンドSBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(愛称:jrevive)の詳細は下記記事を参照して下さい。

参考記事レオスが運用する、ひふみ投信・ひふみプラス・ひふみ年金の評判とパフォーマンス。

参考記事三井住友アセットマネジメント 「三井住友・中小型株ファンド」の評判・パフォーマンス。

参考記事SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ[jrevive]の評判・パフォーマンス

 

まとめ & おすすめファンド

以上、JPX日経中小型株指数との連動を目指すインデックスファンド(含むETF)について、純資産総額、資金流出入額、騰落率、さらにベンチマークとの乖離を評価しました。

国内株式で中小型株の比率を高めたい方は、TOPIX/日経平均株価のインデックスファンドにJPX日経中小型株指数インデックスファンドを少し加えるのも良いかと思いますが、まだインデックスファンド3本、ETF 2本しかなく、(他のインデックスに比べ)コストも高目で人気もありません。

その中で本サイトが現時点で選ぶおすすめファンドは、

該当なし

とします。

全てベンチマークとの乖離が大きく、資金流入も小さい為。

敢えて選ぶとしたら、乖離がやや小さく、信託報酬・実質コスト最安値、純資産総額トップのeMAXIS JPX日経中小型インデックス

ベンチマークとの連動性を重視する方はETFを選択する方が良いように思えます。ただ、ETFの信託報酬も決して低くはありません。

*「おすすめ」というのは必ず利益が出るという意味ではありません。他の類似ファンドに比べ、同等以上の成績を残すであろうと管理人の主観・推測で選んだものです。最終的なファンドの選択はご自身の判断で行ってください。

ここで紹介したJPX日経中小型株指数との連動を目指すインデックスファンドは下記ネット証券で購入時手数料無料で購入できます。

SBI証券
投資信託保有で毎月Tポイントがもらえます。さらにTポイントで投資信託を購入する事も出来ます。
三井住友カードで投信積立が出来ます。還元率0.5%、2021.12.10まではキャンペーンで1.5%。(ゴールド、プラチナカードはさらに還元率アップ)。
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参考記事マネックスカード、2021.10.31まで還元率アップ(3%)等のキャンペーン実施中。

また、ETF MAXIS JPX日経中小型株指数上場投信【1492】は、SBI証券 楽天証券では売買手数料無料で取引出来ます。

 

他のアセットクラスの最新の情報・結果は下記記事を参照して下さい。

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