ニッセイアセットマネジメントが運用する<購入・換金手数料なし>シリーズに、
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(6資産均等型)
が新規に設定されます。
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<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド
設定日 | 2017年10月13日 |
ベンチマーク | MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込) |
マザーファンド | ニッセイ新興国株式インデックスマザーファンド |
購入時手数料 | 無 |
信託財産留保額 | 無 |
信託報酬 | 0.36612%(税込) |
販売会社 | SBI証券、楽天証券 |
新興国株式インデックスファンドとしては、最低水準となる信託報酬0.36612%です。
従来、eMAXIS Slim、iFree、たわらノーロード(2017.12.30より)が0.3672%で最安値でしたので、これを更新してきました。
ただ、税抜き0.340%を0.339%と0.001%下げただけです。
より低コストなのは喜ばしい事ですが、さすがに0.001%の差に意味があるかというと疑問。特に新興国株式の場合は信託報酬以外のコストが高くなる事が多いだけに。
信託報酬の細かいレベルでの競争よりも、実質コスト、そしてベンチマークとの乖離を少なくするかの方が重要です。
尚、マザーファンドは、調べた限りでは同じマザーファンドを使っているファンドは見当たりませんでした。(新設かな?)
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(6資産均等型)
国内債券、国内株式(TOPIX)、先進国債券、先進国株式、国内リート、先進国リートの6資産に均等に配分するバランスファンドです。新興国を含みません。
設定日 | 2017年10月13日 |
ベンチマーク & マザーファンド | |
国内債券 | NOMURA-BPI総合 ニッセイ国内債券パッシブマザーファンド |
国内株式 | TOPIX(配当込) ニッセイ国内株式インデックスマザーファンド |
先進国債券 | シティ世界国債インデックス(除く日本) ニッセイ外国債券インデックスマザーファンド |
先進国株式 | MSCIコクサイ(配当込) ニッセイ外国株式インデックスマザーファンド |
国内REIT | 東証REIT指数(配当込) ニッセイJ-REITインデックスマザーファンド |
先進国REIT | S&P先進国REITインデックス(除く日本、配当込) ニッセイ先進国リートインデックスマザーファンド |
購入時手数料 | 無 |
信託財産留保額 | 無 |
信託報酬 | 0.23652%(税込) |
販売会社 | SBI証券、楽天証券 |
6資産均等型のバランスファンドは、野村アセットマネジメントの野村6資産均等バランスが2017年9月19日に設定され、その信託報酬が0.2376%(税込)/0.22%(税抜)。
今回のニッセイは税抜き0.219%ですので、またしても0.001%低く設定している事になります。
うーん、細かすぎる・・・
尚、個々のインデックスファンドを組み合わせて6資産均等のアセットアロケーションにすると、その信託報酬0.212%になります。今回の<購入・換金手数料なし>6資産均等型とそう大きくは変わりません。
マザーファンドは、他の<購入・換金手数料なし>シリーズの個々のファンドに対して、国内債券、先進国REITだけが異なります。
<購入・換金手数料なし>シリーズの外国REITは、グローバルリートとしてS&Pグローバルリート指数をベンチマークとしていますので、今回の6資産均等型とは当然マザーファンドが異なります。今回の「ニッセイ先進国リートインデックスマザーファンド」は調べた限りでは同じマザーファンドを使っているファンドを見つける事は出来ませんでした。(新設かな?)
また国内債券も<購入・換金手数料なし>シリーズは、「ニッセイ国内債券インデックスマザーファンド」なのに対し、6資産均等型は「ニッセイ国内債券パッシブマザーファンド」となっています。こちらは既存のファンドでパッシブの方が純資産総額は一桁近く大きくなっています。
6資産均等型ってどうなの?
新興国を含まない6資産均等型ですが、過去のリターン・リスクは下図のようになります。
2009/1~2017/8までの期間で、複数の5年間のリスク・リターンを平均したものです。(SMTインデックスシリーズのインデックスファンドから計算した結果です)
同じく新興国を含まないSBI資産設計オープン(資産成長型)スゴ6と同様、過去においては8資産均等型より良いパフォーマンスを示しています。
以上、<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド、ニッセイ・インデックスバランスファンド(6資産均等型)の紹介でした。
二つのファンドともSBI証券、楽天証券、マネックス証券で購入が可能です。
インデックス型バランスファンドの一覧は↓の記事にまとめてあります。
参考記事バランス型インデックスファンド徹底比較
インデックス型バランスファンドの一覧は↓の記事にまとめてあります。
参考記事バランス型インデックスファンド徹底比較