アセットマネジメントOneが「One DC 先進国株式インデックスファンド」を新規設定します。
[最終更新日:2020.7.6]信託報酬引下げを追記
[2019.7.7]販売会社情報など追記
スポンサーリンク
One DC 先進国株式インデックスファンドの詳細
設定日
2019年4月15日
ファンドの詳細
MSCI KOKUSAI(配当込)との連動を目指し、日本を除く先進国株式に投資するインデックスファンドです。
ファミリーファンド方式で、マザーファンドは同社が運用するたわらノーロード先進国株式と同じ「外国株式パッシブ・ファンド・マザーファンド」、純資産総額2,845億円(2018.2.15時点)と巨額のマザーファンドです。
設定当初から安定した運用が期待できます。
信託報酬などのコスト
信託報酬は、
税込 0.11772% (税抜き 0.109%)
[2020.7.6追記]
2020年6月26日に引き下げられ
税込 0.10989% (税抜き 0.0999%)
設定時はeMAXIS Slim先進国株式インデックス、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドとならび信託報酬同率で最安値でした。
購入時手数料、信託財産留保額はありません。
[2019.6.12追記]その後のeMAXIS Slim先進国株式インデックス、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドとも信託報酬をさらに引き下げたため、本ファンドは最安値ではなくなりました。
販売先
「本ファンドは原則として確定拠出年金制度によるお申し込みの取扱いとなります」と明記されており、残念ながら現時点で一般の証券会社・銀行では購入出来ません。
EDNIETでの有価証券届出書には、販売会社として第一生命保険株式会社が記載されています。
第一生命は個人型確定拠出年金(iDeCo)も取扱っていますが、現在、同社のiDeCoには先進国株式インデックスファンドとしてたわらノーロード先進国株式がラインアップされています。新たに「One DC 先進国株式インデックスファンド」が追加採用されるのか否かはわかりません。企業型確定拠出年金のみでの取扱となる可能性もあります。
[2019.7.7追記] 第一生命の企業型確定拠出年金に採用されています。iDeCoでの採用は現時点では確認できていません。
eMAXIS Slim先進国株式インデックスへの影響
業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続けるファンド、eMAXIS Slim先進国株式インデックス。
今回、同率の信託報酬で新規設定された「One DC 先進国株式インデックスファンド」、仮に同ファンドが将来信託報酬引下げを行ったとしても、eMAXIS Slim先進国株式インデックスの対抗ファンドとはなりません。
eMAXIS Slimシリーズが対抗するのは「ETF・DCを除く公募追加型株式投信」のみです。
[2019.6.12追記]eMAXIS SlimシリーズはiDeCo(個人型DC)の商品にも対抗するようになりました。企業型DCだけの商品は除きます。
以上「One DC 先進国株式インデックスファンド」新規設定のお知らせでした。
将来、一般にも販売される事を期待しましょう。