SBI証券、楽天証券の2社とも、個人型確定拠出年金(iDeCo)の運営管理機関手数料(口座管理手数料)を無条件で無料にすると発表しました。
*2017年5月18日 SBI証券の無料化は日経新聞朝刊、及び日経電子版で報じられましたが、先ほどSBI証券より公式に発表、さらに楽天証券も同時に無料化を発表しました。
また、加入時・移管時手数料(国民年金基金連合会の手数料は必要)、運営管理機関変更時手数料も無料となります。
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SBI証券、楽天証券 iDeCo 運営管理機関手数料無料の詳細
従来、運営管理機関手数料無料化の条件として、(キャンペーン終了後は)SBI証券50万円、楽天証券10万円以上という制約がありましたが、この条件が両社とも撤廃されます。
SBI証券
2017年5月19日より「SBI証券はiDeCoの手数料がみんな0円」として、
無条件で運営管理機関手数料が無料となります。残高に関わらずどなたでも無料です。
既に、加入されている方にも適用されます。
勿論、国民年金基金連合会、事務委託先金融機関(信託銀行)への手数料は必要です。
楽天証券
2017年5月18日より「iDeCo運営管理手数料改定! 条件なしで誰でも0円に!」として、
無条件で運営管理機関手数料が無料となります。残高に関わらずどなたでも無料です。
既に、加入されている方にも適用されます。
SBI証券、楽天証券の新料金体系
両社とも同じ料金体系となり、まとめると下表にようになります。
加入者 | 運用指図者 | |
国民年金基金連合会 | 1,236円 | 0円 |
事務委託先金融機関 | 768円 | 768円 |
運営管理機関 (SBI・楽天証券) | 無料 | 無料 |
合計 | 2,004円 | 768円 |
また、加入時・移換時手数料、及び、運営管理機関変更時手数料についても無料となります。
加入時・移換時 | 運営管理機関変更時 | |
国民年金基金連合会 | 2,777円 | --- |
運営管理機関(SBI・楽天証券) | 無料 | 無料 |
合計 | 2,777円 | 無料 |
まとめ
SBI証券、楽天証券が同時に、無条件での運営管理機関手数料無料化を発表し、これで、両社の主な手数料は全く同じとなりました。(還付手数料など異なるところもあります)
後は、商品ラインアップと給付制度等で、お好みの証券会社を選択すれば良いかと思います。
運営管理機関手数料が無料となる金融機関、SBI証券、楽天証券、イオン銀行、マネックス証券、松井証券をより詳しく比較した記事が↓になります。