NISA、つみたてNISA

【つみたてNISA】都市銀行(みずほ、三菱UFJ銀行など)・大手証券(野村・大和証券など)の商品ラインアップ。

投稿日:2019年10月28日 更新日:

つみたてNISA(積立NISA)、弊サイトでは主にネット証券の利用を推奨していますが、実際に「つみたてNISA」が普及するか否かは、投資を行った事がない方にとって、より身近な都市銀行や大手店頭証券の対応がキーポイントかと思います。

つみたてNISAでは金融庁が定めた要件を満たす投資信託・ETFしか購入・投資できませんが、現時点(2019.10.28)で173本もあります。そして投資信託では信託報酬に上限が設けられてはいますが、それでも0.088%~0.60%(インデックスファンドの場合、税抜き)と大きな幅があります。

重要投資信託には必ずかかるコストとして信託報酬があります。信託報酬は、我々投資家が運用会社、販売会社などに支払う手数料を年率で表記したものです。日々自動的に徴収され、公表される基準価額(投資信託の株価のようなもの)は、この手数料を差引いた後の価額です。勿論、信託報酬は低い方がお得なのは言うまでも有りません。
尚、投資信託では購入時に手数料が必要な場合もありますが、つみたてNISAでは全て購入時手数料無料(ノーロード)です。(ETFを除く)

ネット証券のSBI証券楽天証券等はこの多くの商品の殆どを取り扱っていますが、銀行、店頭証券では一部の限られた商品しか購入する事が出来ません。

そこで、都市銀行、5大店頭証券のつみたてNISA対応状況をまとめました。参考までに類似ファンドで最も信託報酬が低いファンドも記載しています。

[最終更新日:2019.10.28]最新の情報に更新。

*本記事は原則2019年10月28日時点の情報に基づき記載しています。
*一部のファンドはファンド名をクリックすると詳細解説記事にリンクしています。
*信託報酬は税込み(消費税10%)表記。

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みずほ銀行の「つみたてNISA」

みずほ銀行では毎月1,000円から投資出来ます。

投資クラスファンド信託報酬コスト最安値の類似ファンド
国内株式(日経平均)たわらノーロード日経2250.1870%eMAXIS Slim
国内株式

0.1540%
全世界株式(除く日本)野村つみたて外国株投信0.2090%eMAXIS Slim
全世界株式

0.1144%
バランスたわらノーロードバランス(堅実型)0.2420%---
バランスたわらノーロードバランス(標準型)0.2420%---
バランスたわらノーロードバランス(積極型)0.2420%---

国内株式(日経平均株価)と全世界株式(除く日本)、それにバランスファンド3本の計5本をラインアップしています。

野村つみたて外国株投信に投資すれば先進国、新興国の両方に投資することが出来ます。(概ね先進国:新興国=88%:12%)

尚、国内株式(TOPIX)はありません。

たわらノーロードバランスは下図のように国内債券、先進国債券、新興国債券、国内株式、先進国株式、新興国株式、国内リート、先進国リートの8資産に投資するバランスファンドです。先進国債券、先進国株式の一部に為替ヘッジを行うのが特徴です。

たわらノーロード バランス 

 

三菱UFJ銀行の「つみたてNISA」

三菱UFJ銀行では毎月1,000円から投資出来ます。

投資クラスファンド信託報酬コスト最安値の類似ファンド
国内株式(TOPIX)つみたて日本株式(TOPIX)0.1980%eMAXIS Slim
国内株式

0.1540%
国内株式(日経平均)つみたて日本株式(日経平均)(*)0.1980%eMAXIS Slim
国内株式

0.1540%
国内株式(JPX日経400)iFree JPX日経400インデックス)(*)0.2145%iFree JPX
日経400

0.2145%
先進国株式つみたて先進国株式0.2200%eMAXIS Slim
先進国株式

0.10989%
新興国株式つみたて新興国株式0.3740%eMAXIS Slim
新興国株式

0.2079%
米国株式(S&P500)iFree S&P500インデックス(*)0.2475%eMAXIS Slim
米国株式

0.0968%
バランスつみたて8資産均等バランス0.2420%eMAXIS Slim
バランス

0.1540%
バランスつみたて4資産均等バランス(*)0.2420%<購入・換金手数料なし>
ニッセイ4資産均等

0.1540%
バランス野村6資産均等バランス(*)0.2420%<購入・換金手数料なし>
ニッセイ6資産均等

0.1749%
アクティブひふみプラス1.0780%---
アクティブ年金積立Jグロース(*)0.9020%---
アクティブフィデリティ・欧州株・ファンド(*)1.6500%---

(*)インターネットバンキング専用

インデックスファンド9本(バランスファンド含む)、アクティブ4本の計13本と銀行としては充実したラインアップになっています。

インデックスファンドの中心となっているのが系列の三菱UFJ国際投信が運用するつみたてシリーズ(つみたてんとう)、このファンドも比較的低コストではあるのでが、同じ三菱UFJ国際投信が運用するコスト最低水準のeMAXIS Slimシリーズが無いのが残念。

*三菱UFJ銀行ではつみたてNISA以外ではeMAXIS Slimシリーズを取り扱っています(インターネットバンキング専用)

バランスファンドは8資産、6資産、4資産均等型をそれぞれラインアップしています。

バランスファンド8資産均等型

バランスファンド6資産均等型

バランスファンド4資産均等型

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三井住友銀行の「つみたてNISA」

投資クラスファンド信託報酬コスト最安値の類似ファンド
国内株式(TOPIX)三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド0.1760%eMAXIS Slim
国内株式

0.1540%
全世界株式(除く日本)三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド0.2750%eMAXIS Slim
全世界株式

0.1144%
バランスブラックロック・つみたて・グローバルバランスファンド0.6378%---

3本だけという非常にシンプルな商品ラインアップとなっています。

先進国、新興国の両方に投資する(概ね先進国:新興国=88%:12%)三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドを組合わせれば全世界の株式に投資することが出来ます。

ブラックロック・つみたて・グローバルバランスファンドは国内債券(24.6%)、国内株式(26.0%)、先進国債券(12.7%)、先進国株式(26.0%)、新興国株式(5.0%)、先進国リート(5.7%)の6資産に投資するバランスファンドです。

 

りそな銀行の「つみたてNISA」

りそな銀行では毎月1,000円(*)から投資出来ます。

*投資信託をマイゲート(インターネットバンキング)電子交付サービスで申込購入する場合

投資クラスファンド信託報酬コスト最安値の類似ファンド
国内株式(日経平均)Smart-i日経225インデックス0.1870%eMAXIS Slim
国内株式

0.1540%
先進国株式Smart-i先進国株式インデックス0.2200%eMAXIS Slim
先進国株式

0.10989%
新興国株式Smart-i新興国株式インデックス0.3740%eMAXIS Slim
新興国株式

0.2079%
バランスつみたてバランスファンド0.2145%---

りそな銀行は系列のりそなアセットマネジメントが運用するSmart-iシリーズ4本のラインアップです。

国内株式、先進国株式、新興国株式とそろっていますが、国内株式(TOPIX)はありません。

つみたてバランスファンドは下図のように8資産に投資するバランスファンドです。

りそな つみたてバランスファンド

 

野村證券の「つみたてNISA」

投資クラスファンド信託報酬コスト最安値の類似ファンド
国内株式(日経平均)野村つみたて日本株投信0.1870%eMAXIS Slim
国内株式

0.1540%
全世界株式(除く日本)野村つみたて外国株投信0.2090%eMAXIS Slim
全世界株式

0.1144%
バランス野村6資産均等バランス0.2420%<購入・換金手数料なし>
ニッセイ6資産均等

0.1749%
バランスつみたて8資産均等バランス0.2420%eMAXIS Slim
バランス

0.1540%
アクティブひふみプラス1.0780%---
アクティブコモンズ30ファンド1.0780%---

国内株式(日経平均株価)と全世界株式(除く日本)、それにバランスファンド2本、アクティブファンド2本の計6本をラインアップしています。

野村つみたて外国株投信に投資すれば先進国、新興国の両方に投資することが出来ます。(概ね先進国:新興国=88%:12%)

但し、国内株式(TOPIX)はありません。

 

大和証券「ダイワのつみたてNISA」

大和証券では毎月1,000円から積立が出来ます。また、毎月、隔月、3・4・6カ月毎の積立にも対応しています。

投資クラスファンド信託報酬コスト最安値の類似ファンド
国内株式(TOPIX)iFree TOPIXインデックス0.1540%eMAXIS Slim
国内株式

0.1540%
国内株式(日経平均)iFree 日経225インデックス0.1540%eMAXIS Slim
国内株式

0.1540%
国内株式(JPX日経400)iFree JPX日経400インデックス0.2145%iFree JPX
日経400

0.2145%
先進国株式iFree 外国株式(為替ヘッジなし)0.2090%eMAXIS Slim
先進国株式

0.10989%
先進国株式iFree 外国株式(為替ヘッジあり)0.2090%iFree
外国株式

0.2090%
新興国株式iFree 新興国株式インデックス0.3740%eMAXIS Slim
新興国株式

0.2079%
米国株式(S&P500)iFree S&P500インデックス0.2475%eMAXIS Slim
米国株式

0.0968%
バランスiFree 8資産バランス0.2420%eMAXIS Slim
バランス

0.1540%
バランスダイワ・ライフ・バランス300.1980%---
バランスダイワ・ライフ・バランス500.2200%---
バランスダイワ・ライフ・バランス700.2420%---
アクティブひふみプラス1.0780%---
アクティブ年金積立Jグロース0.9020%---
ETF
国内株式(TOPIX)ダイワ上場投信-トピックス0.1210%eMAXIS Slim
国内株式

0.1540%
国内株式(日経平均)ダイワ上場投信-日経2250.1760%eMAXIS Slim
国内株式

0.1540%
国内株式(JPX日経400)ダイワ上場投信-JPX日経4000.1980%iFree JPX
日経400

0.2145%
全世界株式上場インデックスファンド 世界株式(MSCI ACWI)除く日本0.2640%eMAXIS Slim
全世界株式

0.1144%
先進国株式上場インデックスファンド 海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI)0.2640%eMAXIS Slim
先進国株式

0.10989%
米国株式(S&P500)上場インデックスファンド 米国株式(S&P500)0.1650%eMAXIS Slim
米国株式

0.0968%
新興国株式上場インデックスファンド 海外新興国株式(MSCIエマージング)0.2640%eMAXIS Slim
新興国株式

0.2079%

商品ラインアップという点で最もつみたてNISAに力を入れているのが大和証券。

iFreeシリーズを中心としたインデックスファンドも国内株式に限れば信託報酬最安値です。

そして大和証券の特徴は唯一ETF(上場投資信託)を取り扱っている事。ETFだけで全てのアセットクラスがそろいます。

ただ、非上場の投資信託の信託報酬が低くなった今、ETFのコスト優位性が少なくなっており、メリットとしては分配金が出るという事でしょか。
(分配金を出すことはデメリットでもあります。資産形成期においては分配金を出さない方が効率的です。)

また、ETFは「るいとう」として購入しますが、購入・売却時に手数料がかかります。

 

みずほ証券の「つみたてNISA」

投資クラスファンド信託報酬コスト最安値の類似ファンド
国内株式(日経平均)たわらノーロード日経2250.1870%eMAXIS Slim
国内株式

0.1540%
全世界株式(除く日本)野村つみたて外国株投信0.2090%eMAXIS Slim
全世界株式

0.1144%
バランスたわらノーロードバランス(8資産均等型)0.1540%eMAXIS Slim
バランス

0.1540%

国内株式(日経平均株価)と全世界株式(除く日本)はみずほ銀行と同じ、バランスファンドにたわらノーロード(8資産均等型)をラインアップしています。

たわらノーロード(8資産均等型)は8資産均等型としてはeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)と並び信託報酬最安値です。

 

三菱UFJモルガン・スターレー証券の「つみたてNISA」

三菱UFJモルガン・スターレー証券では「つみたてNISA」の取り扱いはありません。

一般NISAのみとなります。

 

SMBC日興証券の「つみたてNISA」

SMBC日興証券でも「つみたてNISA」の取り扱いはありません。

一般NISAのみとなります。

SMBC日興証券は大手店頭証券で唯一、信託報酬最低水準のeMAXIS Slimシリーズ等を扱っている(ダイレクトコースのみ)だけに「つみたてNISA」に対応していないのは残念です。

 

まとめ

以上、都市銀行、5大店頭証券で取り扱っている「つみたてNISA」商品の紹介でした。

各銀行・証券とも「つみたてNISA」に限れば、そこそこ低いコストの投資信託を取り扱っており、どこを選択しても悪い選択ではないでしょう。

ただ、決して最安値の商品ではありません。

投資において我々が確実にコントロールできるのはコスト(投資信託の場合は信託報酬)と税金のみです。

折角、「つみたてNISA」という非課税制度に興味をもたれたのなら、ネット証券で、もっと低コストのファンドに投資する事を考えてみては如何でしょうか?

主要ネット証券を検討する方は下記記事を参考にして下さい。

 

ただ、ネット証券でも低コストの投資信託ばかりではありません。何を購入するか迷っている方は下記記事をご覧ください。

 

投資信託は、国内だけでなく全世界の株式に手軽に投資できるのが魅力の一つです。国内株式だけでなく、全世界に分散投資する事を考えてみては如何でしょうか?

 

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