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積立・解約方法

投資の理想の終わり方。目標額を達成したら綺麗さっぱり投資を止める事。

投稿日:2017年5月16日 更新日:

*本記事は管理人の主観が多く含まれております。

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投資の理想の終わり方

それは、目標とする資産額に到達したら、綺麗さっぱり投資を止める事。

投資する目的は、端的に言うと儲けたいから、お金が欲しいから。

しかし、(子孫に財産を残したい方を除き)必要以上の資産があっても何の意味もありません。若いうちなら、いくらでも欲しいでしょうが、そこそこの年齢になると、必要以上の資産なんて必要ありません。

勿論、目標とする金額は、それぞれのアセットアロケーションに応じた期待リターンで現実的に可能な額、そしてあまり欲張らない事。

管理人の場合、元々、最低限の老後生活費は安全資産で運用、確保していますので、投資で目指すものは、最低限の生活に多少のゆとりを与える金額。

これさえ達成すれば、投資を止めます。(まあ、ボケ防止と趣味を兼ねて多少の投資は続けるかもしれますが)

そして、終わりが来たら、定額法でも定率法でもなく一括売却(一括売却といっても、本当に一度に解約するのではなく、最大1年程度に分割する方法でも良いと思います)

ここで欲張って投資を継続し、そこでリーマンショック級の大暴落が起きたらThe END。

そうならない為にも、投資を終える目標額を決めておく事は重要。

 

投資の終わりは早い方が良い

今だからこそ冷静な考えが出来ますが、果たして、これから年老いていった時、同じような判断が出来るか疑問。

だから、投資の終わりは早い方が良いし、その為にも目標金額は欲張ってはいけません。

 

もし、目標額に達しなかったら?

その時は諦めるしかないですね。

だからこそ、最低限の老後資産は安全運用を心がけているのです。

 

バランスファンドも結構良い選択かもしれない。

今まで、コストを優先、そして自分好みのアセットアロケーションにしたいという理由から、バランスファンドには否定的な考えを持っていました。

しかし、投資の終わりを考えているうちに、バランスファンドもなかなか良いかなと思えるようになりました。

 

定額法、定率法にせよ長期間で売却、取り崩す場合

管理人は上述のように一括売却を考えていますが、そうでなく、長期間での売却を考えている方、リバランスしつつ取り崩す事って、結構、面倒な作業です。しかも、それを年老いた頭でやらなきゃいけません。

そう考えると、リバランス不要バランス型ファンドって、運用中だけでなく取り崩し期間にも便利なファンド。

運用中は個別のファンドで、そして投資の終わりにバランスファンドに乗り換えるという手もありますが、課税を考えると、決して得策ではありません(確定拠出年金を除く)

そう考えると、最初からバランスファンドという手も結構良い選択かもしれない。

定額法・定率法については下記ページをご覧ください。

 

もし、万が一の事があった時に残された家族の事を考えると。

人間、いつ何が起きるか分かりません。その時、残された家族(特に配偶者)の事を考えたら、資産=遺産はシンプルな方が良い。

配偶者も投資の知識がある方なら問題ありませんが、そうでない場合、やれ、個別銘柄の株式(特に外国株・ETF)や、多くの投資信託があったりするのは、決して望ましい事ではありません。勿論、金融機関も同じ。今現在、管理人は目的に応じて多くの金融機関(証券会社・銀行)を使い分けていますが、これも、いずれ集約した方が良いと思っています。

そして、残された(投資の知識がない)家族が、相続時に全て売却するなら大きな問題にはならないでしょうが、投資を継続して欲しいと考える場合、投資信託も1つに集約しておくのが理想的。そういった点でもバランスファンドは使いやすいと言えます。

主なバランスファンドの一覧は下記ページをご覧ください。

 

投資の終わりを考えるうえで、厄介なのが確定拠出年金。

管理人が理想とする「目標額に達成したら投資を終えるという方法」でちょっと厄介なのが、制度上、終わりが決められている確定拠出年金(iDeCo)NISA

NISAの場合は、課税口座への払い出しすれば良い事ですが、厄介なのが確定拠出年金(iDeCo)

確定拠出年金(iDeCo)は、一見、受取方法や期間に自由度があるようにも見えますが、非課税のメリットを最大限享受する為には、引出し方法・金額・時期ともに、かなり限定されてしまいます。

 

これは、それぞれの方の状況(会社から支給される退職一時金公的年金額など)にもよりますが、管理人の場合、既に退職一時金をもらっていますので、選択肢は次の二つ。

(1)60才到達時に、退職所得控除のあまり分の範囲内で確定拠出年金の一部を一時金で受給、そして、残りを60~64才までに年金で受給。

(2)会社からの退職一時金をもらった時から15年後に、確定拠出年金を全額一時金として受給。

 

どちらを選択するかは、60才時点での資産額で決めます。そして、60才時点では目標金額に達していない可能性が高いので、確定拠出年金で受給した金額でNISA課税口座での買い直しを考えます。このへんは柔軟に対応していくしかありません。

 

まとめ

管理人の理想の投資の終わり方は、目標額を達成したら、綺麗さっぱり投資を止める事。

今現在、20~40代の方にはピンとこないかもしれませんが、50才を過ぎると、自分の将来もある程度見えてきます。そして年金受給額なども推測が出来、老後に必要な資産額も概ね計算できるようになります。ここで、投資の目標額を決める事は、そう難しい事ではない筈です。

そして、もう一つ重要なのは、年老いた時、今のような冷静な判断や、ちょっとした複雑な検討も出来なくなるという事。さらに、自分に万が一の事があった時、残された配偶者の事を考えると、バランスファンドというのも、そう悪くない選択かと思います。

 

 

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