NISA、つみたてNISA

2020年「つみたてNISA」(積立NISA)で投資、おすすめ・人気のインデックスファンド(商品)。

投稿日:2020年1月6日 更新日:

2018年から始まった「つみたてNISA(積立NISA)、金融庁が認定したファンドだけしか投資する事が出来ませんが、それでも現時点(2020.1時点)で162本(ETFを除く)もの商品があります。その中から、どれを選択するか悩まれている方も多い事でしょう。

そこで、2019年の実績をもとに各アセットクラス(資産クラス)別に本サイトが選んだお勧めのファンドをご紹介します。

*国内株式、先進国株式のような分類をアセットクラス(資産クラス)と呼びます。

尚、「おすすめ」とは、記事執筆時点において類似ファンドと比較し最も優れていると管理人の主観で選択したファンドであり、将来のリターンを保証するものではありません。投資には必ずリスクがつきもので損失(元本割れ)を出す可能性もあります。投資、及びファンドの選択はご自身の責任でお願いします。

*本文中に記載の資金流出入額は管理人が日々の純資産総額の増減に騰落率を考慮して計算した概算値です。
*基準価額、純資産総額のデータは各運用会社、または投資信託協会より引用。

*信託報酬・実質コストは税込み(10%)表記。実質コストは信託報酬以外のコストに全て消費税がかかると仮定して8%から10%に換算した概算値です。

[最終更新日:2020.3.12]楽天・インデックス・バランス、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
実質的な信託報酬引下げを反映。
[2020.1.15]Smart-i TOPIX 2020.2.28からの信託報酬引下げを反映。
[2020.1.6]全て最新の情報に更新。

本記事は原則2019.12末日時点の情報に基づき記載しています。

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見出し

【投資初心者】「つみたてNISA」で初めて投資する方に。なぜ投資信託の長期投資なのか? かならず儲かるの? 

つみたNISAは長期投資を前提とした制度

つみたてNISAでは毎年40万円を20年間投資でき、それぞれの年に投資した資産は20年間非課税となる制度です。

途中で売却してしまうと、その分の非課税枠は二度と使う事が出来ません。

長期に投資する事で着実な(*)資産形成を目指すものであって、例えば個別銘柄の株式の売買を繰り返して短期的に大儲け、人生一発大逆転を狙うようなものではありません。

(*)後述するように着実といっても必ず儲かるという事ではありません。

 

なぜ長期投資なのか?

来年の株価が上がるのか、あるいは下がるのかは誰にも分かりません。

しかし、長期的に見ると、経済成長に伴って株価は右肩上がりに上昇していくと推測・期待されます。

下図は先進国株式インデックス(*)として代表的なMSCI Kokusai(コクサイ)に投資した場合(毎月積立)、その積立年数と年率リターンをグラフにしたものです(円換算)。
(投資を開始した時点を1カ月ずつずらした複数の期間の最大値、最小値、平均値をプロット)

(*)日経平均株価やTOPIXのように、株式市場全体の動きを反映する指標をインデックスと呼びます。MSCI Kokusaiは(日本を除く)先進国全体の株式の指標となるインデックスです。

先進国株式長期投資 積立年数とリターン

(*)データ引用:インデックス値は米国MSCIサイト、円為替レートは日本銀行サイト。年率リターンは管理人が独自に計算

今投資したとして(積立開始)、1年後の成績は投資した時期によって最大で71%儲かる事もありますが、逆に65%損する場合もあります。

一方、積立年数が長くなるにつれて最大値と最小値の差は小さくなり、例えば20年間積立てると1%~12%の間におさまり、平均では年率7.1%というリターンとなります。即ち、いつ投資を開始したとしても元本割れは無かったという事です。

このように、長期投資では短期間で大きな利益を得る事は出来ませんが、元本割れのリスクを抑えつつ、着実な資産形成を目指すことが出来ます。

上記グラフは年率で示しています。20年間で平均7.1%となっていますが、これは1年間で7.1%殖えるという事です。ただ、毎年確実に7.1%殖えるという意味ではありません。ある年は20%上昇、ある年は-15%の下落といった感じで大きな波、小さな波を繰り返しながらも長期的には上昇し、1年に平均すると年率7.1%という事です。

ただ、あくまで、これは過去のデータに基づくものであり、これから20年間投資したとしても元本割れが無いという保証はありません。

また20年間の中では資産が大きく目減りする時もあります。

もし、将来も株式市場がプラスのリターンを生むと期待するなら、途中暴落があっても、慌てて売る事無く淡々と積立を継続する事です。

その為にも、使用目的が決まっている資金ではなく、それ以外の余裕資金で投資する事をお勧めします。

そして、元本割れは絶対嫌だという方にはお勧めしません。

つみたてNISAは金融庁が積極的に推進し、金融庁が認定したファンドしか購入出来ませんが、だからといって必ず儲かるという訳ではありません。

あくまで長期的に株価は上昇するであろうと「期待」し、そしてリスクを取ってでもリターンを得たいという方だけが投資すべきです。

 

なぜ投資信託なのか?

つみたてNISAでは投資信託(ファンド)しか購入・投資する事が出来ません。(一部ETFを含む)

トヨタ自動車やソフトバンク、あるいはGoogleやAppleの株式をつみたてNISAでは購入出来ません。

個別銘柄の株式投資は、当たれば大きな利益を得る事が出来ますが、一方で倒産したらただの紙屑となってしまいます。

投資の大原則は分散です。投資先を広く分散する事でリスクを軽減する事が出来ます。

1企業だけでなく広く分散された企業に、そして日本だけでなく世界全体に容易に投資できるのが投資信託の最大のメリットです。

例えば、後で紹介するeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)というファンドを購入すれば、これ1本で日本を含む49カ国の約3,000もの銘柄に投資する事が出来ます。

 

今は株高だから投資するべきではない?

というような声を聴くことがあります。

確かに2019年株価は大きく上昇しました。しかし、今の株価が割高なのかどうかは誰にもわかりません。将来振り返った時、初めてわかるものです。

短期的な株価の動向を気にせず、長期的な視点で投資するのがつみたてNISAでの投資手法です。

そして、これからつみたてNISAを始めようという方。

今年投資するのは上限でも40万円です。

今後20年間継続するとして、総投資額800万円に対して1/20です。今の株価が割高、割安なんて殆ど影響ありません。

つみたてNISAで投資しようと考えているなら、なるべく早く始めるのが賢明だと考えます。

割高か割安かを見極めてたら、いつまでたっても開始できませんし、もし見極める能力があるのでしたら、もっと他の投資方法で大儲けしている事でしょう。

つみたてNISAでの投資の注意点

あくまで投資なので元本割れのリスクがある。

長期で投資・保有する事で平均的なリターンを得られる可能性が高まる。

広く分散する事でリスクを減らす。その為に投資信託は最良のツール。

相場を読むことは出来ない、暴落・高騰があってもひたすら積み立てを継続。

当面使用予定のない資金で投資。

暴落時でも積立を継続できるよう十分な無リスク資産(定期預金など)を持つ。

 

投資信託には信託報酬などの手数料(コスト)がかかる。だけど十分低いコストです。

前述のように投資信託は容易に広く分散投資が出来る便利なツールです。

一方で手数料がかかるのも確かです。

つみたてNISAではファンドの購入時手数料は全て無料ですので、かかるコストは信託報酬(+その他のコスト)という事になります。

信託報酬率は年率で表記されますが、インデックスファンドの場合、最大0.75%(税抜き)

低いもので0.1%以下のものもあります。その他のコストも合わせて年率0.2%程度。

100万円の投資信託を保有していたら年間2,000円です。

これだけで世界中に投資できるなら十分安い手数料でしょう。

勿論、「信託報酬が低いファンドを選択すべき」というのは言うまでもありません。

投資信託のコスト(手数料)

(つみたてNISAでは)購入時手数料無料

信託報酬 年率0.75%(税抜き)以下(インデックスファンドの場合)

*日々の基準価額(株式の株価のようなもの)は既に自動的に信託報酬分が差し引かれており、直接支払う訳ではありません。

信託報酬以外のコスト(決算後初めてわかるコスト、毎年変動します)

*本サイトでは信託報酬に信託報酬以外のコストを足した値を実質コストと呼びます。一部のファンドでは信託報酬は低いものの実質コストが高いファンドが存在しますので注意が必要です。

*一部ファンドは売却時に信託財産留保額(~0.3%程度)がかかる場合がありますが、これは手数料ではなく、売却時にかかった費用を他のファンド保有者に還元する事を趣旨とするものです。

 

つみたてNISAで何に投資すれば分からない方へ、投資信託(ファンド)の選び方。

インデックスファンドとアクティブファンド

投資信託には大きく分けてインデックスファンドアクティブファンドがあります。

インデックスファンドは日経平均株価、TOPIX、MSCI Kokusaiなどの市場全体の動きを表す指標(インデックス)と連動した動きを目指します。

一方、アクティブファンドはインデックスを上回る事を目標として運用しますが、実際に上回るという保証はありません。またアクティブファンドは全般的に信託報酬が高めに設定されています。

本サイトでは、投資の中心はインデックスファンドであるべきと考えており、本記事でもインデックスファンドのみの評価となります。

先ず、どれだけの金額を投資に回せるか、銀行預金などの無リスク資産とリスク資産(投資)の割合を決めましょう。これが最も重要な事。

そして、どの地域(日本、先進国、新興国)、何の資産(株式、債券、リート)にどういう比率で投資するかのアセットアロケーションを決めます。

そしてファンドの選択です。

下記の点に注意してファンドを選択して下さい。

投資信託の選び方

信託報酬実質コストの低いファンド

資金流入額の大きいファンド

ファンド、及びマザーファンド純資産総額の大きいファンド

ベンチマークからの乖離が少ないファンド

 

信託報酬実質コスト等のコストが低いファンドを選択するのが第一。

そしてなるべく売れているファンドを選ぶことです。これは資金流出入額を見れば分かります。資金流出入額は新規に購入された金額から売却された金額を引いた値で、大きいほど売れているファンドという事になります。

資金流出入額が大きければ、ファンドの純資産も増えていき、途中で運用・販売を中止する繰上償還のリスクも減ります。

またファンドの純資産総額の大きさは、運用の安定化、実質コスト等にも影響する場合があります。

そして、インデックスファンドですから、ベンチマークとなるインデックスと如何に正確に連動した運用が出来るか、ベンチマークとの乖離もファンド評価の重要な要素の一つです。例え、ベンチマークよりプラス側に乖離していたとしても良い事ではありません。プラスの乖離が生じるような運用であれば、その原因が明らかでない場合、いずれマイナスに乖離する事も有り得ます。

次章では、これらの観点から各アセットクラス別に「おすすめのファンド」をご紹介していきます。

 

アセットアロケーション(資産配分)の決め方の一例

先ほどアセットアロケーションを決める事が先決と書きましたが、実際には、なかなか決められない方も多い事でしょう。

本来、アセットアロケーションは、それぞれの資産クラスの期待リターン・リスクを元に、ご自身のリスク許容度に合うよう決定するものですが、多くの方にとってそこまで計算するのも難しいかと思います。

そこで、先ずは、全世界株式の時価総額に応じて国内・先進国・新興国株式の資産配分を決められては如何でしょう?

*時価総額とは株価 x 発行済株数の事ですが、インデックスでは発行済株数ではなく、市場で実際に流通している株数(浮動株)が用いられます。

現時点で、概ね国内:先進国:新興国の比率は、7%:81% : 12%程度です。

これを初めのアセットアロケーションとし、投資の理解が深まってきたら、ご自身のお好みで、例えば先進国比率を増やす等、工夫されてみては如何でしょう。

時価総額比率の全世界株式だと、1本のファンドだけで済む全世界株式型ファンドを購入するのも良し、国内株式、先進国株式、新興国株式、それぞれのアセットクラスからお好みのファンドを組合わせて良いでしょう。

ただし、株式100%ですのでリスクが高くなります。

1年で半分以下になる事も有り得ます。

十分な無リスク資産をもった上で投資するか、あるいは後で紹介する債券を含んだバランスファンドを選択して下さい。

 

以降、各アセットクラス別に各ファンドを詳細に比較・解説していきます。

 

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全世界株式インデックスファンド

MSCI ACWI

1本のファンドで全世界の株式に投資できるインデックスファンドです。

(ファンドによっては)コスト的にも個別ファンドを組合わせた場合と遜色なく、リバランス不要と手間いらずの便利なファンドです。時価総額比率で投資する方(3地域均等型を除く)、また初めて投資する方でアセットアロケーションを決められないという方にもお勧めできます。

*全世界株式といっても日本を含む、除くの2種類ある事に注意して下さい。

ベンチマークはMSCI All Country World Index(MSCI ACWI)FTSE Global All Cap Indexの2種類あります。MSCIが大型・中型株から構成されているのに対し、FTSEはさらに小型株をも含みます(小型株を含むからと言って必ずパフォーマンスが向上するという訳ではありません)
各指数の詳細は下記記事を参考にして下さい。
参考記事【外国株式インデックスファンド】各インデックス(指数)、そして先進国、新興国ってどこの国? 

また、先進国株式(MSCI Kokusai)、新興国株式(MSCI Emerging)、国内株式(TOPIX)を1/3ずつ均等に投資するファンドもあります。

つみたてNISAの対象となっているのは11本です。

 

全世界株式インデックスファンドのおすすめは?

おすすめ1!eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

 

おすすめ2!楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド)

 

信託報酬・実質コスト

[全世界株式インデックスファンド]
信託報酬・実質コストランキング
順位ファンド信託報酬実質コスト
MSCI ACWI(除く日本)
1eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)0.1144%0.209%
2野村つみたて外国株投信0.2090%0.250%
3三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド0.2750%0.418%
4eMAXIS 全世界株式インデックス0.6600%0.748%
MSCI ACWI(含む日本)
1eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)0.1144%0.216%
2たわらノーロード全世界株式0.1320%0.315%
3SSGA 全世界株式インデックス・ファンド0.5280%0.619%
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
1SBI・全世界株式インデックス・ファンド0.1102%0.306%
2楽天・全世界株式インデックス・ファンド0.2220%0.311%
先進国・新興国・国内株式均等型 (3地域均等型)
1eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)0.1144%0.204%
2ニッセイ・インデックスパッケージ(内外・株式)0.3564%0.707%

MSCI ACWI(除く日本、含む日本)、そして3地域均等型ではeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本オール・カントリー3地域均等型)の信託報酬実質コストが低くなっています。

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスSBI・全世界株式インデックス・ファンド楽天・全世界株式インデックス・ファンドの2本、SBI・全世界株式は2019.9.26に信託報酬を引下げた事もあり、圧倒的に低くなっています。ただ、2期目決算を迎えた楽天・全世界株式は実質コストが大きく下がり、実質コストでは両者殆ど差がありません。

 

運用結果

2019年12月末時点の1年騰落率と実質コストの関係をプロットしたのが下図(3地域均等型を除く)
*騰落率 : ある期間中にファンドの基準価額がどれぐらい上昇(あるいは下落)したかを%表示で示したものです。
*グラフでグレーの点線上にプロットされているファンドがベンチマークとの乖離が少ないファンドと推測されます。

つみたてNISA 全世界株式インデックスファンド

[注意]ベンチマークによって騰落率に大きな差がありますが、これは「たまたま」この期間のパフォーマンスが異なっていたという事であり、この短期間のデータをもって各ベンチマークの優劣をつけられるものではありません。

MSCI ACWI(除く日本)では信託報酬最安値のeMAXIS Slim全世界株式(除く日本)の騰落率が高くなっています。野村つみたて外国株投信との差は僅かですが、eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)は2019.8.9、及び2019.11.12と2回にわたり信託報酬を引き下げましたので、今後はその差が広がっていくと推測します。

日本を含むMSCI ACWIではeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の騰落率が高くなっています。
*たわらノーロード全世界株式は設定から1年経っていない為グラフにはプロットしていません。

FTSE Global All Cap楽天・全世界株式インデックス・ファンドSBI・全世界株式インデックス・ファンドは、騰落率と実質コストの関係が明確ではありません。両ファンドとも依然ベンチマークとの乖離が生じているようです(各ファンドの月報より)。現時点で優劣をつけるのは難しいでしょう。

(図では示していませんが)3地域均等型ではeMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)の騰落率が高くなっています。

 

資金流出入額・純資産総額

2019年1年間の資金流出入額、及び2019年12月末日時点の純資産総額をまとめます。

*資金流出入額でランキングをつけ上位5ファンドを示します。

[全世界株式インデックスファンド]
資金流出入額・純資産総額
順位ファンド資金流出入額
(2019年年間)
[億円]
純資産総額
(2019.12末)
[億円]
1楽天・全世界株式インデックス・ファンド122.1327.6
2eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)97.8116.3
3三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド90.5223.9
4eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)71.1119.5
5野村つみたて外国株投信64.4129.2

圧倒的に資金流入額が多いのが楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド)

2位がeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)

3,4,5位にはMSCI ACWI(除く日本)のファンドが入っています。

 

まとめ

最もお勧めできるファンドとして、

購入できる証券会社SBI証券 楽天証券マネックス証券など。

最新の全世界株式インデックスファンドの詳細な比較は下記記事を参照して下さい。

 

 

先進国株式インデックスファンド [MSCI Kokusai]

MSCIコクサイ

投資信託(ファンド)では日本以外の株式に簡単に投資できます。そして株式の時価総額やGDP(国民総生産)で見て10%にも及ばない日本だけでなく、世界に目を向ける必要があります。

そこで投資の核となるのが先進国株式インデックスファンド。

先ずは最も一般的なMSCIコクサイ(除く日本)との連動を目指す先進国株式インデックスファンドを選択する事をお勧めします。

参考記事【外国株式インデックスファンド】各インデックス(指数)、そして先進国、新興国ってどこの国? 

*先進国株式インデックスファンドには為替ヘッジ有無の2種類ありますが、ここでは為替ヘッジ無を評価対象とします。

 

先進国株式インデックスファンドのおすすめは?

おすすめ1!eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

 

おすすめ2!たわらノーロード先進国株式

 

おすすめ3!<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

 

信託報酬・実質コスト

MSCIコクサイとの連動を目指すインデックスファンドでつみたてNISA対象商品は16本(為替ヘッジありを含む)ありますが、信託報酬の低いファンド7本を示します。

[先進国株式インデックスファンド]
信託報酬・実質コストランキング
順位ファンド信託報酬実質コスト
1eMAXIS Slim先進国株式インデックス0.10615%0.184%
2たわらノーロード先進国株式0.10989%0.159%
2<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックス0.10989%0.195%
4i-SMTグローバル株式インデックス0.2090%0.257%
4iFree外国株式インデックス
(為替ヘッジなし)
0.2090%0.277%
6(三菱UFJ)つみたて先進国株式0.2200%0.295%
6Smart-i先進国株式0.2200%0.393%

信託報酬の低さで他社を凌駕するeMAXIS Slim 先進国株式インデックスたわらノーロード先進国株式<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの3本。

信託報酬だけで、この3本に絞られるといっても過言ではないでしょう。

信託報酬では若干eMAXIS Slim 先進国株式インデックスが低く、実質コストではたわらノーロード先進国株式が低くなっています。

 

運用結果

2019年12月末時点の1年騰落率と実質コストの関係をプロットしたのが下図。
*騰落率 : ある期間中にファンドの基準価額がどれぐらい上昇(あるいは下落)したかを%表示で示したものです。
*グラフでグレーの点線上にプロットされているファンドがベンチマークとの乖離が少ないファンドと推測されます。
*期中に信託報酬引下げを行ったファンドは、その期間に按分した実質コストを使用

つみたてNISA 先進国株式インデックスファンド

信託報酬最安値のeMAXIS Slim 先進国株式が騰落率でも順当にトップとなります。

尚、たわらノーロード先進国株式の騰落率が若干低くなっていますが、これは信託報酬を大幅に引き下げたのが2019.10で、上図評価期間の平均信託報酬が最新値よりかなり高くなっているからです。今後は騰落率でも同等になると推測されます。

また、各ファンド図中グレーの点線上に乗っている事から、(コスト要因以外での)ベンチマークとの乖離が殆どない安定した運用になっています。

*インデックスファンドでは、ベンチマーク(この場合はMSCIコクサイ)にどれだけ忠実に連動しているかが重要な要素になります。そのベンチマークと実際のファンドの運用結果の差を乖離と呼んでいます。ベンチマークより下回るのは勿論、例え上回ったとしても良い事ではありません。

 

資金流出入額・純資産総額

2019年1年間の資金流出入額、及び2019年12月末日時点の純資産総額をまとめます。

*資金流出入額でランキングをつけ上位5ファンドを示します。

[先進国株式インデックスファンド]
資金流出入額・純資産総額
順位ファンド資金流出入額
(2019年年間)
[億円]
純資産総額
(2019.12末)
[億円]
1eMAXIS Slim先進国株式インデックス361.5750.3
2<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド258.91536.3
3たわらノーロード先進国株式117.9470.9
4つみたて先進国株式53.686.1
5Smart-i 先進国株式インデックス14.722.3

資金流入額トップはeMAXIS Slim 先進国株式インデックス、純資産総額トップは資金流入額2位の<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

この2ファンドで人気を二分している状況です。

そして、実質コスト最安値のたわらノーロード先進国株式が3位になっています。

 

まとめ

以上、信託報酬実質コストベンチマークとの乖離資金流出入額純資産総額から判断してeMAXIS Slim 先進国株式インデックスを最もお勧めできるファンドとしました。

eMAXIS Slimシリーズは、常に業界最低水準の信託報酬を目指すと公言しており(但し、それを保証するものでありません)、他社の動向を気にする事無く将来にわたって安心して投資できます(実際、他社類似ファンドが信託報酬の引下げを行うと、それに追従し信託報酬引下げを数回実施してきました)
また純資産総額500億円以上、1,000億円以上の部分については信託報酬が低くなる受益者還元型信託報酬を採用しており、コスト的には今後も優位に立つであろうファンドです。(2019.7.8に純資産総額500億円を突破し、すでに受益者還元型信託報酬が適用されています)

ただ、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド、そして2019.10に信託報酬を大幅に引下げ実質コストでは最安値となったたわらノーロード先進国株式を選んでも、そう大きな違いはないでしょう。

購入できる証券会社SBI証券 楽天証券マネックス証券など。

最新の先進国株式インデックスファンドの詳細な比較は下記記事を参照して下さい。


 

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米国株式インデックスファンド

上記、先進国株式インデックスファンド(MSCI KOKUSAI)でも米国が約65%を占めますが、さらに米国株式比率を高めたい方、米国に集中投資したい方には米国株式に投資するインデックスファンドが7本、つみたてNISAにラインアップされています。

(*)金融庁分類でアクティブファンドとなっているeMAXIS NYダウインデックスは本記事ではインデックスファンドに分類し評価の対象とします。

 

米国株式インデックスファンドのベンチマーク

米国株式といっても3種類のベンチマークがつみたてNISAにラインアップされています。

  • S&P500
    米国株式の大型株500銘柄から構成され、米国株式の約80%をカバーする時価総額加重平均型指数。
    つみたてNISA対象はeMAXIS SlimSBI・バンガード、iFree、農林中金、SSGAの5本
  • NYダウ
    米国を代表する優良企業30社から構成される株価平均型株価指数。
    つみたてNISA対象はeMAXIS NYダウインデックスのみ
  • CRPS U.S. Total Market Index
    小型株をも含む約3,600銘柄から構成され、米国株式のほぼ100%をカバーする時価総額加重平均型指数。
    つみたてNISA対象は楽天・全米株式・インデックスファンドのみ

各ベンチマークの詳細は下記記事を参照して下さい。

 

米国株式インデックスファンドのおすすめは?

おすすめ1!eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

 

おすすめ2!楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド)

 

今後の注目ファンドSBI・バンガード・S&P500インデックスファンド

 

信託報酬・実質コスト

米国株式インデックスファンドでつみたてNISA対象商品は7本ありますが、その信託報酬実質コストを下表にまとめます。

[米国株式インデックスファンド]
信託報酬・実質コストランキング
順位ファンド信託報酬実質コスト
1SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド0.0938%決算前
2eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)0.0968%0.180%
3楽天・全米株式インデックス・ファンド0.1620%0.225%
4iFree S&P500インデックス0.2475%0.299%
5農林中金つみたてNISA米国株式S&P5000.4950%0.705%
5SSGA米国株式インデックスファンド0.4950%0.587%
7eMAXIS NYダウインデックス0.6600%0.709%

信託報酬1位は2019.9.26に新規設定されたSBI・バンガード・S&P500インデックスファンド

僅差の2位が2019.11.12に信託報酬を引下げたeMAXIS Slim米国株式(S&P500)(税抜きではSBI・バンガードと同率)

3位は楽天・全米株式インデックス・ファンド、1位、2位との差はかなり大きくなっています。

 

運用結果

2019年12月末時点の1年騰落率と実質コストの関係をプロットしたのが下図。
*騰落率 : ある期間中にファンドの基準価額がどれぐらい上昇(あるいは下落)したかを%表示で示したものです。
*グラフでグレーの点線上にプロットされているファンドがベンチマークとの乖離が少ないファンドと推測されます。
*期中に信託報酬引下げを行ったファンドは、その期間に按分した実質コストを使用

図中○印がS&P500、△がCRPS U.S. Total Market Index。NYダウはプロットしていません。

つみたてNISA 米国株式インデックスファンド

[注意]ベンチマークによって騰落率に差がありますが、これは「たまたま」この期間のパフォーマンスが異なっていたという事であり、この短期間のデータをもって各ベンチマークの優劣をつけられるものではありません。

S&P500との連動を目指すインデックスファンドについては複数のファンドがあり、これらの実質コストと騰落率の関係はあまり明確ではありませんが、その中でも順当に信託報酬最安値のeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の騰落率が高くなっています。

尚、SBI・バンガード・S&P500インデックスファンドは未だ設定から日が浅くプロットしてありませんが、(ここでは示しませんが)3カ月騰落率を見る限り、まだeMAXIS Slim米国株式(S&P500)に騰落率で負けており、ベンチマークとの乖離が生じているようです。

NYダウに関しては、(つみたてNISA対象外の)他ファンドとの比較からeMAXIS NYダウインデックスが乖離のない安定した運用になっていることが確認出来ています。ただコストが高すぎます。

楽天・全米株式インデックス・ファンドは同じベンチマークのファンドが他になく、この結果からベンチマークとの乖離を知ることは出来ません。

 

資金流出入額・純資産総額

2019年1年間の資金流出入額、及び2019年12月末日時点の純資産総額をまとめます。

[米国株式インデックスファンド]
資金流出入額・純資産総額
順位ファンド資金流出入額
(2019年年間)
[億円]
純資産総額
(2019.12末)
[億円]
1楽天・全米株式インデックス340.6741.7
2eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)296.5443.9
3SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド61.082.5
4iFree S&P500インデックス17.897.3
5eMAXIS NYダウインデックス4.4106.6
6農林中金つみたてNISA米国株式 S&P5001.225.6
7SSGA米国株式インデックス・ファンド-2.316.8

資金流出入額トップは楽天・全米株式インデックス・ファンド、僅差の2位がeMAXIS Slim米国株式(S&P500)

そして設定されたばかりのSBI・バンガード・S&P500インデックスファンドが早くも3位に入っています。僅か3カ月間でこの数字ですので大きな人気を集めている事が分かります。

 

まとめ

以上、信託報酬実質コストベンチマークとの乖離資金流出入額純資産総額から判断してeMAXIS Slim米国株式(S&P500)楽天・全米株式インデックス・ファンドの2本をお勧めできるファンドとしました。

後は、ベンチマークのお好み(中小型株の要不要)で選択すれば良いかと。

尚、楽天・全米株式インデックス・ファンド楽天・全世界株式インデックス・ファンドと同様、米国ETFに投資するFOFですが、楽天・全世界株式とは異なり全てを米国に投資するため、配当に対する税金が不利になる事はありません。

信託報酬の低さでeMAXIS Slim米国株式(S&P500)と概ね同率のSBI・バンガード・S&P500インデックスファンドは、まだ運用が開始されたばかりですので、今後の注目ファンドとして暫く様子をみてからでも遅くないでしょう。

購入できる証券会社SBI証券 楽天証券マネックス証券など。

*SBI・バンガード・S&P500インデックスファンドはSBI証券のみの取り扱いです。

最新の米国株式インデックスファンドの詳細な比較は下記記事を参照して下さい。


 

 

新興国株式インデックスファンド [MSCIエマージング・マーケット・インデックス]

MSCIエマージング・マーケット・インデックス

新興国株式で最もポピュラーなインデックスはMSCIエマージング・マケーット・インデックス

参考記事【外国株式インデックスファンド】各インデックス(指数)、そして先進国、新興国ってどこの国?

 

新興国株式インデックスファンドのおすすめは?

おすすめ!eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

 

信託報酬・実質コスト

下表に主な低コスト・ファンドの信託報酬実質コストのランキングをまとめます。

[新興国株式インデックスファンド]
信託報酬・実質コストランキング
順位ファンド信託報酬実質コスト
1eMAXIS Slim 新興国株式インデックス0.2079%0.388%
1<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックス0.2079%1.620%
3i-SMT 新興国株式インデックス0.3630%0.589%
4(三菱UFJ)つみたて新興国株式0.3740%0.569%
4たわらノーロード新興国株式
0.3740%0.830%
4三井住友・DC 新興国株式インデックス
0.3740%1.078%
4Smart-i 新興国株式インデックス
0.3740%0.874%

MSCIエマージング・マケーット・インデックスとの連動を目指すインデックスファンドでつみたてNISA対象商品は10本ありますが、信託報酬だけで上記7本に絞られます。

そして圧倒的に信託報酬が低いのがeMAXIS Slim新興国株式インデックス、<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンドの2本。

しかし、<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンドは実質コストが非常に高く、コストの点からはeMAXIS Slim新興国株式インデックスの1強と言って良いでしょう。

 

運用結果

2019年12月末時点の1年騰落率と実質コストの関係をプロットしたのが下図。
*騰落率 : ある期間中にファンドの基準価額がどれぐらい上昇(あるいは下落)したかを%表示で示したものです。
*グラフでグレーの点線上にプロットされているファンドがベンチマークとの乖離が少ないファンドと推測されます。
*期中に信託報酬引下げを行ったファンドは、その期間に按分した実質コストを使用

つみたてNISA 新興国株式インデックスファンド

同じマザーファンドで運用するi-SMT、SMTの騰落率が最も高くなっていますが、他のファンドの騰落率からみてプラス側に乖離している可能性があります。

この2本を除くと、信託報酬実質コスト最安値のeMAXIS Slim新興国株式インデックスが騰落率でもトップとなります。そしてコスト要因以外でのベンチマークとの乖離もありません。

 

資金流出入額・純資産総額

2019年1年間の資金流出入額、及び2019年12月末日時点の純資産総額をまとめます。

*資金流出入額でランキングをつけ上位5ファンドを示します。

[新興国株式インデックスファンド]
資金流出入額・純資産総額
順位ファンド資金流出入額
(2019年年間)
[億円]
純資産総額
(2019.12末)
[億円]
1eMAXIS Slim新興国株式インデックス108.0247.9
2つみたて新興国株式22.539.2
3たわらノーロード新興国株式11.968.5
4<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド5.614.6
5三井住友・DC新興国株式インデックスファンド5.023.6

圧倒的に資金流入が多いのがeMAXIS Slim新興国株式インデックス、2位以下に大きな差をつけ純資産総額も順調に伸びています。

 

まとめ

以上、低い信託報酬、安定した運用、そして大きな資金流入純資産総額から判断して、文句なしにeMAXIS Slim新興国株式インデックスが最もお勧めできるファンドと言って良いでしょう。

完全に一人勝ち、他のファンドを選択する理由が見つかりません。

購入できる証券会社SBI証券楽天証券マネックス証券など。

最新の新興国株式インデックスファンドの詳細な比較は下記記事を参照して下さい。

 

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国内株式インデックスファンド (TOPIX)

TOPIX

国内株式には代表的なインデックスとしてTOPIXと日経平均株価がありますが先ずはTOPIXから。

TOPIXと日経平均株価の違いについては下記記事を参照してください。

 

国内株式(TOPIX) インデックスファンドのおすすめは?

おすすめ!eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

 

但し、eMAXIS Slimに加え、<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスiFree TOPIXインデックス、どれを選んでも大きな差はないでしょう。

 

信託報酬・実質コスト

下表に主な低コスト・ファンドの信託報酬実質コストのランキングをまとめます。

[国内株式(TOPIX)インデックスファンド]
信託報酬・実質コストランキング
順位ファンド信託報酬実質コスト
1eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
0.1540%0.159%
1<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックス0.1540%0.157%
1iFree TOPIXインデックス0.1540%0.162%
1Smart-i TOPIXインデックス0.1540%0.180%
5三井住友・DCつみたてNISA・日本株
インデックスファンド
0.1760%0.195%
6たわらノーロード TOPIX0.1870%0.190%
6i-SMT TOPIXインデックス0.1870%0.193%
8(三菱UFJ)つみたて日本株式(TOPIX)0.1980%0.202%

TOPIXとの連動を目指すインデックスファンドでつみたてNISA対象商品は12本ありますが、信託報酬だけで上記8本に絞られます。

そしてeMAXIS Slim国内株式(TOPIX)<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスiFree TOPIXインデックス、2020.2.28より引き下げるSmart-i TOPIXインデックスの4本が同率で最安値となっています。

ただ、上表にあげたファンドであれば先進国株式や新興国株式のように大きな差があるわけではありません。

 

運用結果

2019年12月末時点の1年騰落率と実質コストの関係をプロットしたのが下図。
*騰落率 : ある期間中にファンドの基準価額がどれぐらい上昇(あるいは下落)したかを%表示で示したものです。
*グラフでグレーの点線上にプロットされているファンドがベンチマークとの乖離が少ないファンドと推測されます。
*期中に信託報酬引下げを行ったファンドは、その期間に按分した実質コストを使用

つみたてNISA 国内株式(TOPIX)インデックスファンド

信託報酬最安値のeMAXIS Slim<購入・換金手数料なし>ニッセイiFreeの3本は概ね同程度の騰落率となっています。

 

資金流出入額・純資産総額

2019年1年間の資金流出入額、及び2019年12月末日時点の純資産総額をまとめます。

*資金流出入額でランキングをつけ上位5ファンドを示します。

[国内株式(TOPIX)インデックスファンド]
資金流出入額・純資産総額
順位ファンド資金流出入額
(2019年年間)
[億円]
純資産総額
(2019.12末)
[億円]
1三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド95.2320.4
2eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)57.1131.7
3<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド30.9268.7
4iFree TOPIXインデックス4.914.8
5Smart-i TOPIXインデックス3.66.1

資金流出入額で見ればトップは三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド純資産総額も最も大きくなっています。

2位、3位が信託報酬最安値のeMAXIS Slim国内株式(TOPIX)<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックス

同じく信託報酬最安値のiFree TOPIXインデックスは4位に入ってはいますが、資金流入額純資産総額とも決して大きな額ではありません。

 

まとめ

現時点では信託報酬最安値の3本、eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスiFree TOPIXインデックスのどれを選んでも大きな差はないでしょう。

ただ、常に業界最低水準の運用コストを目指し、将来も信託報酬最安値の座を維持するであろうという安心感から、お勧めのファンドはeMAXIS Slim国内株式(TOPIX)としました。

購入できる証券会社SBI証券 楽天証券マネックス証券など。

最新の国内株式(TOPIX)インデックスファンドの詳細な比較は下記記事を参照して下さい。

 

 

国内株式インデックスファンド (日経平均株価)

日経平均株価

国内株式(日経平均株価) インデックスファンドのおすすめは?

おすすめ!eMAXIS Slim国内株式(日経平均)

 

おすすめ!<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックス

 

おすすめ!iFree 日経225インデックス

 

信託報酬・実質コスト

下表に主な低コスト・ファンドの信託報酬実質コストのランキングをまとめます。

[国内株式(日経平均株価)インデックスファンド]
信託報酬・実質コストランキング
順位ファンド信託報酬実質コスト
1eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
0.1540%0.162%
1<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックス0.1540%0.158%
1iFree日経225インデックス0.1540%0.162%
4野村つみたて日本株投信0.1870%0.194%
4i-SMT 日経225インデックス
0.1870%0.194%
4たわらノーロード 日経2250.1870%0.193%
4Smart-i 日経225インデックス
0.1870%0.217%
8(三菱)つみたて日本株式(日経平均)0.1980%0.205%

日経平均株価との連動を目指すインデックスファンドでつみたてNISA対象商品は15本ありますが、信託報酬だけで上記8本に絞られます。

信託報酬最安値は同率でeMAXIS Slim国内株式(日経平均)<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスiFree 日経225インデックスの3本、実質コストもこの3本で大きな差はありません。

ただ、TOPIX同様、上表にあげたファンドであれば先進国株式や新興国株式のように大きな差があるわけではありません。

 

運用結果

2019年12月末時点の1年騰落率と実質コストの関係をプロットしたのが下図。
*騰落率 : ある期間中にファンドの基準価額がどれぐらい上昇(あるいは下落)したかを%表示で示したものです。
*グラフでグレーの点線上にプロットされているファンドがベンチマークとの乖離が少ないファンドと推測されます。
*期中に信託報酬引下げを行ったファンドは、その期間に按分した実質コストを使用

つみたてNISA 国内株式(日経平均株価)インデックスファンド

概ね信託報酬最安値の3本が騰落率でもトップとなっていますが、第2グループとも言える野村つみたて、たわらノーロード、i-SMT、三菱つみたて等との差はそう大きくありません。

 

資金流出入額・純資産総額

2019年1年間の資金流出入額、及び2019年12月末日時点の純資産総額をまとめます。

*資金流出入額でランキングをつけ上位6ファンドを示します。

[国内株式(日経平均株価)インデックスファンド]
資金流出入額・純資産総額
順位ファンド資金流出入額
(2019年年間)
[億円]
純資産総額
(2019.12末)
[億円]
1(三菱)つみたて日本株式(日経平均)57.792.2
2たわらノーロード日経22530.2167.0
3iFree 日経225インデックス21.767.4
4野村つみたて日本株投信19.136.9
5eMAXIS Slim国内株式(日経平均)8.927.7
6<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド6.873.6

資金流出入額のトップはつみたて日本株式(日経平均)、純資産総額トップはたわらノーロード日経225。

信託報酬最安値のeMAXIS Slim国内株式(日経平均)<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスiFree 日経225インデックスの3本はそれほど売れていません。

 

まとめ

信託報酬最安値で、今後の信託報酬引下げ競争でも優位にたつであろうeMAXIS Slim国内株式(日経平均)をお勧めとしました。

ただ、他のアセットクラスのようにeMAXIS Slimの独壇場という訳ではありませんので、eMAXIS Slim国内株式(日経平均)と同じ信託報酬、そして純資産総額が大きい<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスiFree 日経225インデックスもお勧めファンドとしました。

購入できる証券会社SBI証券 楽天証券マネックス証券など。

最新の国内株式(日経平均株価)インデックスファンドの詳細な比較は下記記事を参照して下さい。

 

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バランスファンド

つみたてNISAでは個々のインデックスファンドは株式に投資するファンドしか認められていません。

そこで、債券やREIT(リート)にも投資したい方、あるいは株式だけではリスクが高いと感じる方はバランファンドを選択する事になります。

(*)金融庁分類でアクティブファンドとなっているセゾン・バンガード・グローバルバランスファンド世界経済インデックスファンドは本記事ではインデックスファンドに分類し評価の対象とします。

 

つみたてNISA対象バランスファンドの人気ランキング

2019年年間の資金流出入額で人気のファンドを見てみます。また2019年12月末日時点の純資産総額も記載します。

*資金流出入額でランキングをつけ上位10ファンドを示します。

[バランス型インデックスファンド]
資金流出入額・純資産総額
順位ファンド資金流出入額
(2019年年間)
[億円]
純資産総額
(2019.12末)
[億円]
1eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)191.9420.4
2セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド139.32004.9
3つみたて8資産均等バランス98.6161.1
4DCニッセイワールドセレクトファンド(標準型)64.1319.1
5iFree 8資産バランス60.9189.5
6野村6資産均等バランス58.593.5
7たわらノーロード バランス(8資産均等型)39.562.2
8Funds-i・内外7資産バランス・為替ヘッジ型38.7133.9
9三井住友・DC年金バランス50(標準型)34.3326.0
10(りそな)つみたてバランスファンド33.652.4

最も人気があるのはeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)、そしてセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドと続きます。

 

多くの資産クラスに分散したい、そしてコストを重視する方にお勧めの【8資産均等型】

バランスファンドは、個々のインデックスファンドを組み合わせるよりコスト的に割高の傾向がありますが、その中でも比較的低コストなのが8資産均等型。

多くの運用会社から設定されている事からコスト競争も激しく、今後の信託報酬引下げも期待できます(保証は出来ませんが)

8資産均等型は、国内債券・株式、先進国債券・株式、新興国債券・株式、国内・先進国REITの8資産に均等に投資します。

バランスファンド8資産均等型

8資産均等型のおすすめは?

おすすめ!eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

 

信託報酬・実質コスト・純資産総額 

各社の8資産均等型の信託報酬ランキングです。

[8資産均等型 バランスファンド]
信託報酬・実質コストランキング
順位ファンド信託報酬
実質
コスト
1eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)0.1540%0.221%
1たわらノーロード バランス(8資産均等型)0.1540%
0.249%
3<購入・換金手数料なし>ニッセイインデックス
バランスファンド(8資産均等型)
0.1749%
0.336%
4iFree 8資産バランス
0.2420%
0.331%
4(三菱UFJ)つみたて8資産均等バランス0.2420%
0.309%

*<購入・換金手数料なし>ニッセイインデックスバランスファンド(8資産均等型)はつみたてNISA対象ファンドではありません。

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)が他社を大きく引き離し信託報酬最安値(2019.10からたわらノーロードも同率)、そして最も売れているバランスファンドです。

また、純資産総額はファンド、マザーファンドともに大きく、その運用も安定していますので、お勧めのファンドはeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)としました。

最新の8資産均等型の詳細な比較は下記記事を参照して下さい。

尚、8資産均等型の資産配分がお好みでない方は、8資産均等型をベースにお好みの個々のインデックスファンドを組み合わせるのも良いかと思います。

購入できる証券会社SBI証券 楽天証券マネックス証券など。

 

1本で全世界の株式・債券にGDPや時価総額比率で分散投資したい方

若干コストは割高となりますが、全世界の株式、債券に時価総額比率やGDP比率で投資できるファンド。積立設定さえすれば、後は、ほったからしでOKの便利なファンドです。

コストより利便性を重視する方にお勧め。

 

お勧め(1):セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

おすすめ!セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

株式50%・債券50%で、時価総額を参考に投資配分を決定するファンドです。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

信託報酬 0.57+-0.02%、実質コスト 0.556%

2019年に2番目に売れたバランスファンドです。

尚、つみたてNISAセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドに投資できるのはセゾン投信等です。

購入先セゾン投信

参考記事セゾン投信「つみたてNISA」 申込開始。「セゾン・バンガード・グロバールバランスファンド」と「セゾン資産形成の達人ファンド」。

 

お勧め(2):楽天・インデックス・バランス・ファンド (楽天・バンガード・ファンド)

おすすめ!楽天・インデックス・バランス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド)

2018年7月20日に設定された新しいファンドで、1本で世界中の株式・債券に投資できます。

株式:債券の比率を50%:50%とした均等型、株式 70%:債券 30%の株式重視型、株式 30%:債券 70%の債券重視型の3本がラインアップされていますので、それぞれのリスク許容度に応じて選択できます。

楽天・インデックス・バランス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド バランス均等型)

株式はバンガードのETF VT、債券はバンガードのバンガード・グローバル・ボンド・インデックス・ファンド(為替ヘッジ有)に投資します。それぞれのベンチマークは時価総額加重平均の指数ですので、概ねセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドと同様の資産配分となります。

但し、債券部分は為替ヘッジを行う点が、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドと異なります。

楽天・インデックス・バランス・ファンドの最大の魅力は信託報酬の低さ(下表参照、税込み)

 楽天・インデックス・バランス・ファンド
債券重視型均等型株式重視型
投資先経費を
含む実質的な
信託報酬
0.2610%0.2470%0.2330%
実質コスト0.448%0.483%0.484%

圧倒的な信託報酬の低さ、そして債券部分を為替ヘッジ有りとした点に魅力を感じる方にはお勧めとなります。

但し、未だ資金流入額純資産総額も小さく実質コストも高めですので(それでもセゾン・バンガードよりは十分低コスト)、慎重を期す方はもう暫く様子を見た方が良いでしょう。

 

最後に ~つみたてNISAを始める金融機関(銀行・証券会社)の選び方~

以上、(管理人の主観で)つみたてNISA対象ファンドの中で、各資産クラス別の「おすすめファンド」をご紹介してきました。

殆どの資産クラスでおすすめとしたeMAXIS Slim等の超低コストファンドはどこの金融機関でも購入できるわけではありません。

つみたてNISAでは金融庁が認定したファンドしか購入出来ないとはいえ、その認定ファンドの信託報酬に大きな幅があるのも事実です。

残念ながら多くの銀行・店頭証券では、金融庁認定ファンドの極一部のファンドしか取り扱っていません。そして、その取扱いファンドは信託報酬最安値のファンドではなく、また、本記事でお勧めとしたファンドも購入する事が出来ません。

一方、ネット証券なら金融庁認定のファンドの殆どを取り扱っています。勿論、信託報酬が低く、本サイトがお勧めとするファンドも取り扱っています。

つみたてNISAで投資するならネット証券

尚、既に銀行などでつみたてNISAを始めた方でも金融機関は毎年変更する事が出来ます。この機会にネット証券の口座を開設しては如何でしょうか?

代表的なネット証券はSBI証券楽天証券マネックス証券松井証券など。

公式サイト SBI証券楽天証券マネックス証券松井証券

楽天証券なら楽天カード(クレジットカード)で投資信託を積立購入する事が出来ます。勿論ポイント還元があり事実上1%割引で購入出来るようなものです(上限5万円/月)。さらに、そのポイントで投資信託を購入する事も出来ます。
公式サイト楽天カード

証券会社の選択に迷っている方は下記記事を参照して下さい。

 

繰返しになりますが、今回、管理人の独断と偏見でお勧めファンドをまとめましたが、あくまで投資、及びファンドの選択は自己責任である事をお忘れなく。

 

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